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ショートステイを長期で連続利用している場合、介護報酬単価が下げられるかも?

2014-12-26 17:53:16 | 介護
みんなの介護より転載
ショートステイを長期で連続利用している場合、介護報酬単価が下げられるかも?
2014/12/25 20:00
ショートステイの連続利用で介護報酬単価を下げるという提案について
ホームヘルパー、デイサービスは在宅介護生活を行なっていくための重要な社会資源ですが、それに加えて重要なのがショートステイ。在宅介護で疲れた家族の休養を目的としたり、冠婚交際など家をあけなければいけない用事ができたときに一時
的に介護施設に預けたりというサービスで、介護保険上の正式名称は「短期入所」と言います。

「短期」という名前が示す通り、ショートステイの利用期間は数日か1週間程度の短期間が想定されていました。しかし、現在のショートステイは本来の姿からどんどん離れていっているようで、ショートステイ施設の利用定員の約半数が長期利用者になっているという施設が少なくありません。

というのも、本来は数日から1週間程度に想定されていた短期入所が、「長期連続」利用者で埋められるようになったから。数か月連続いて利用している人や、中には年単位でショートステイを利用している人もいます。

こういった現状から厚生労働省は、長期ショートステイを利用している利用者の介護報酬の単価を低くすべきという提案をしています。ショートステイは入退所にかかる業務も頻雑。長期利用者はその入退所にかかる業務が省略されているので、その分を減収すべきだというロジックです。

しかし、これは根本的な問題のすり替えとなっているという考え方も。なぜなら、本来短期間の入所を想定している「ショート」ステイがなぜ「ロング」になるのか?それは在宅生活が困難になった高齢者が安心して入居できる介護施設が絶対的に足りないからです。この論点について議論を深めず、長期のショートステイ利用の報酬単価を引き下げる論議をするのは本末転倒だという意見もありますが、さて、皆さんはどうお考えですか?

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