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飛鳥池から出土の木簡に「飛鳥寺」

2019年11月25日 05時12分38秒 | 考古学

飛鳥寺の東南部の飛鳥池遺跡(明日香村村岡)で「飛鳥寺」と記載された木簡が出土したと

国立奈良文化財研究所飛鳥藤原宮跡発掘調査部より1997年9月7日に発表されました。

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日本で最古の寺院とされる飛鳥寺の名称が文献以外で確認されたのは初めてで、日本書紀

(720年)の記述をさかのぼる藤原京期(694-710)から飛鳥寺の名称が使用されていた

ことが明らかになりました。 奈良新聞:1997-9-8

上の写真は飛鳥寺の文字が確認できた木簡。

「世牟止言而□□本止飛鳥寺」(~せむと言いて□□本と飛鳥寺)と読める

同時に出土した木簡に大宝元年以前の行政区分を示す「評」の文字があることから。

大宝元年(701)以前に飛鳥寺という名称が使用されていたことが判明した。

 

飛鳥寺は持統天皇(687-697)の時代に大官寺、坂田寺、川原寺、豊浦寺と共に

飛鳥五大寺であった。


飛鳥寺(安居院)の基本情報

 住所:奈良県高市郡明日香村飛鳥682 TEL:0744-54-2126
 宗派:真言宗豊山派 御本尊:飛鳥大仏(釈迦如来) 山号:鳥形山
 法号:法興寺、元興寺
 開基:蘇我馬子 推古4年(596)

 

飛鳥寺への訪問記

  日本最古の大寺院 飛鳥寺 on 2016-10-6

 

 

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