CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

神戸・岩国の最新情報を中心に紹介していきます。歴史や時事について調べた結果を紹介。

淡路島 洲本市街地の散策記 on 2022-11-4 その1 洲本市の概要

2022年11月06日 06時44分05秒 | 神戸市以外の兵庫県
2022年11月4日、淡路島 洲本市街地を散策してきましたので写真紹介します。
本日はその第1回として城下町洲本の概要を紹介します。

洲本市の概要

洲本市は神戸市、姫路市、尼崎市、明石市、西宮市に次ぐ兵庫県6番目の市として、昭和15年に市制を敷いた(飾磨市と同日)。

平成の大合併以前の淡路島の地図を添付しておきます。
出典:今がわかる時代がわかる日本地図 2005年版 成美堂出版Page169部分


洲本市は平成の大合併までは淡路島で唯一の市であった。
現在の淡路島は北側より淡路市、洲本市、南あわじ市に区分されています。
現在の洲本市の市の総面積は182.38㎢で、淡路島(595.99㎢)の約30.6%占有
人口は42,781人(2021年1月1日現在、住民基本台帳より)。中央部の先山
(標高448m)を中心にした山地が続き、その東側の洲本市街地には平野が広がり、
島内でも有数の流域面積を誇る洲本川が大阪湾に注いでいます。また、
西側の五色地域にはなだらかな丘陵地帯が広がっており、農業用ため池が点在しています。
市の花:水仙、菜の花
市の木:松  

江戸時代は洲本城の城下町で、徳島藩の淡路島支配の拠点となる「須本府」が置かれていた。

洲本の自然
出典:洲本市立「淡路文化史料館」の展示
読み難いので文章を転記しておきます。
洲本の自然
洲本は淡路島の南東部に位置し、地質学的にはおよそ7,000万年前の和泉層群を基盤としています。
市街地の背後にある三熊山(標高124m)は古くから植物の宝庫として知られ、
木本(樹木)類だけでも200種近く生育しており、この山から発見された菌類も
ヤスリタケを筆頭に233種を数えます。
一方、市内を流れる洲本川の河口では、レッドデータ・ブックにも掲載されている
ミサゴの勇壮なダイビングが見受けられ、紀淡海峡に面する成ケ島では県下で最も自然度の高い
海浜植物群落が残存し、アカウミガメも産卵に訪れます。
また、北西部に位置する先山(標高448m)には、この山が模式産地となっている
アワジヒメオサムシが生息しています。

和泉層群は5つの層(西淡層、阿那賀層、北阿万層、灘層、下灘層)に分かれ
ヤマトサウルス・イザナギイ(恐竜)をはじめ、翼竜、カニ、エビ、ウニ、
アンモナイト、植物などの化石が見つかっています。

恐竜に関しては次のブログで記載しています。



上の2枚の写真はヤマトサウルス・イザナギイ(恐竜)に関する洲本市立
「淡路文化史料館」の展示
化石についても淡路文化史料館でたくさん展示されています。

上の写真は洲本城本丸売店(2022年3月12日にプレオープン)に掲示のパネル



洲本城址からの洲本市街地の眺望




洲本市街地の地図
上の写真は洲本市街地の地図(洲本市立「淡路文化史料館」周辺案内図)
この地図では洲本市の市街地を下記の3つのゾーンに分けて記載されています
  1)国史跡洲本城跡ゾーン(安土桃山時代)
  2)城下町ゾーン(江戸時代)内町と外町
  3)近代化産業遺産ゾーン(明治大正時代)

江戸時代の絵図



出典:洲本市立「淡路文化史料館」の展示

鐘紡洲本支店の煉瓦工場群
上の写真は鐘紡洲本支店第二工場の建物 昭和10年代
出典:洲本市立「淡路文化史料館」の展示
現在は洲本図書館、洲本アルチザンスクエアとして活用されています。
上の写真は鐘紡洲本支店 第三工場発電所 大正6年(1917)
出典:洲本市立「淡路文化史料館」の展示
現在は「淡路ごちそう館御食国(みけつくに)」として活用されています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする