カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

スマホGPSで山歩き

2012-04-26 | モノのこと

携帯からスマホに変えて約1ヶ月、ようやく慣れてきたのでやってみたかったことのひとつ、
”GPS機能を使った山での位置情報確認”を試してみました。


iPhoneなら「山と高原地図」のアプリが出ているので簡単で良さそうだけど、
私はAndroidなので「山と高原地図」は使えない、違う方法を探して辿り着いたのがこれ。

ダウンロードするアプリは「地図ロイド」と「山旅ロガー」
どちらも無料なのが嬉しい。(Androidマーケットにあります)


まず「地図ロイド」で行く予定エリアの地形図(国土地理院)をあらかじめ閲覧しておきます。
最初は「富士山」が表示されますが、menuボタンより「地名検索」で「山名」を入れます。
今回は奥多摩の「大岳山」同名の山があった場合はしっかり住所まで表示されます、賢いです。


表示されたら自分が行動予定しているルートの範囲を全て表示・閲覧しておきます。
また自分が使いたい縮尺がある場合は、欲しい縮尺でも全て表示・閲覧しておきます。
これは電波の届かない場所でも使えるように、キャッシュにデータを記憶させておくための作業です。
自宅で準備しておくと楽かも。

尚、キャッシュにデータを記憶させるのは、スマホの弱点である”電池の消耗が激しい”を最小限で抑え、
山行中は「機内モード(通信機能OFF)」に設定して使用する為です。
これで準備は終了です。



(養沢神社)
登山口に着いたら「山旅ロガー」を起動します。
”測位開始”ボタンを押し、GPS電波を受信します(GPS OFFにしてたらここで聞かれます)

”地図を開く”が表示されたらそのまま「地図ロイド」起動で・・・



おおっ!現在地、ピタリと当っています(当たり前・笑)

その後は「機内モード」に変更して山行開始。

今回のようにバリルートで山地図に実線のないような場合は(私の地図が古かっただけらしい)
自分の位置確認に役立つと思うのですが・・・


ええっ!まだこれしか歩いていないのね
と、ガッカリしたりもします。

でもちゃんと自分の位置が赤い丸で表示されています。そして測位動作が早い。

現在地確認する都度、左上から2番目の測位ボタンを押します。



そんなこんなで「大岳山」直下に到着。現在地ピタリ赤丸。
いやー、なかなか素晴らしいではないですか?コレ無料ですよ?
何よりいつも見慣れてる「国土地理院」の地図が使えるのが良いですよね

そのまま下山(この日の行動時間約8時間)まで使って、私の機種は電池残量は70%以上。
2日間の山行なら充電ナシでもいけそうかな。

今回は初歩の初歩しか試していませんが、他にも軌跡表示等、機能も豊富なようです。
(詳細は下のリンク先へ。使い方については自分が試した以外はお答え出来ませんのであしからず)

※次回、違うエリアに行かれる場合は、
メニュー→設定→キャッシュ管理→”内蔵の操作(地形図)の下の表示をクリア”
キャッシュ容量には限りがある為です。ある程度はそのままでも大丈夫?



これで私があまり使っていないうちに液晶壊して半分見えない”GARMIN GPS”ちゃんを、
修理に出さなくて済むかなーと期待しているのですが・・・どうかなぁ
(まだ出してなかったの?という突っ込みはナシで。)


以上、実験レポでした。


山旅ロガープログラマー'sペイジ




岩団扇に会いに行こう。

2012-04-23 | ヤマのこと

2012.4.21(土)
テント泊の予定をしていたこの週末、またしても土日の天気予報は下り坂。
GW前に雨に濡れて風邪でも引いたんじゃシャレにならない、とあっさり予定変更して、奥多摩へ。

 
どこへ行こうか?悩んだ結果、以前sanpoさんのレポで見た「サルギ尾根」を
歩いてみたかったのでここに決定(sanpoさん、いつも勝手にスイマセン)
武蔵五日市駅7:05発上養沢行きのバスに乗り、「大岳鍾乳洞入口」下車。
ここで降りたのは私たち4人のみ。秋川渓谷はちょうど桜が満開のようでキレイでした。


 
養沢神社は「狛犬」ではなく水にちなんで「石竜」ということらしい。
(神社に小さな公衆トイレ有)


 
まずは高岩山を目指しますが、登り始めがいきなりの急坂。
前日の雨で濡れているので転ばないように進みます。そこを越えるとなだらかに。


 
おや?あの後姿は??? 春蘭(シュンラン)ちゃんでした。
今年初見、嬉しい~



おや?今度は3姉妹?



まるで”Choo Choo TRAIN 



山中は真白く展望も何もないけれど、足元に時折咲いてる花を見つける楽しみがあります。


 
段々と尾根が細くなり、イワイワしてきました。


 
第一ベンチ、第二ベンチ?を越え”炭焼き窯跡”を越え、809ピークを過ぎると・・・



みーっけた★



色白岩団扇(イワウチワ)ちゃんと・・・



ほんのり頬をピンクに染めた子・・・よかった、間に合った。
数は少なかったですが、ご対面できました。


 
ちょこちょこアップダウンしながら「高岩山920m」到着。
そしてその後は今日一番の急登、ふくらはぎが突っ張ります。


 
ひーこら言いながら登っていくと、モヤの中に人工的な物体が見えて・・・
そこが「上高岩山」展望台でした。なーーにも見えません。


 
ロックガーデン方面の分岐。ロックガーデンへは悪路?と書かれていました。
サルギ尾根は昔大岳山への登拝路だったのでしょうか、あまり人が歩かなそうでもしっかり石積の階段がありました。


 
芥場峠まで来ると、今までほとんど人に会わなかったのに急に賑やかに。
こんな天気でもやっぱり人気の「大岳山」

雨は小雨程度だったけど、気温が低くとても寒い。
予定では山頂も行くつもりだったけど何度か行っているのでパス。
体が冷え切ってしまわないうちに簡単に昼食を済ませ、馬頭刈尾根で下山します。
思わず手袋、フリースと着込んでしまうほど寒かったです。


 
それにしても・・・今日はどこもかしこもモヤモヤ。



モヤの中からいきなり現れた看板。買っちゃう???


 
富士見台ももちろん何も見えません。確か以前大岳山が見えたような(多分富士も?)
当初は「軍道」まで歩くつもりでしたが、この天気なのであっさりゆるゆるコースに変更して・・・



転ばないように気をつけて・・・


 
滑りやすい鉄階段を下り、つづら岩を見上げ・・・



滝ルートで千足へ降りることにしました。
こんな天気でもクライマーさんたちが岩に貼り付いていました。


 
急斜面をぐんぐん降りると「綾滝」サラサラ流れるような滝。


 
明るい沢沿いの道は夏じゃなくてもみずみずしくて気持ち良い



もののけの森みたいですね。


 
足元に咲く花たちが生き生き。気持ちのよい沢沿いの道を進んでいくと、



「天狗の滝」に到着。こっちの滝は「綾滝」より落差もあり大きいです>>以前のレポ


 
滝つぼでイワナが釣れるらしいですよー



コチャルメルソウや・・・



魚のうろこのような・・・何?


 
姫蓮華(ヒメレンゲ )?  深山黄華鬘(ミヤマキケマン)?

色んな植物に出会え、楽しい道でした。


 
「林道に新しくトイレを作ったから使ってね」と先ほどの釣のオジサマに言われたとおりトイレ発見。
千足に出るとバスは1時間後だったので「払沢の滝バス停」まで歩きます。
檜原小学校の桜が満開でした。



バス停は登山客でいっぱい。
バスの時間まで「ちとせ屋」でうの花ドーナツを買ったり、厚揚げを買ったり(最高に美味しかった!)
そしてお気に入りの「瀬音の湯」へ。
いつも混んでた温泉、悪天候のせいか?空いていてラッキー ゆっくりと温泉に浸かりました。

初めて歩いたサルギ尾根、リョウブ(多分)あせび(花は終わってた)雑木、そして岩、と、
変化があって飽きない尾根、天気が良ければまた違うものが見えて楽しそうだなーと思いました。



日帰りでもテント泊でもやっぱり楽しい山歩き、身も心もリフレッシュして帰りました。


おしまい。



【行程】武蔵五日市駅7:05→上養沢神社スタート7:45→高岩山頂9:50→上高岩山10:25→大岳鳥居11:30~12:00→つづら岩分岐13:10→千足バス停14:55→瀬音の湯→武蔵五日市駅
(花撮影、昼食・休憩含む)








ワイワイすみれオフ会in高尾

2012-04-17 | ヤマのこと

2012.4.15(日)
すみれ&花博士のはなねこ先生から贅沢にも直接教われるチャ~ンス♪
そんな考えただけでもわくわくするような”すみれオフ会”が高尾で開催されました。

高尾駅8:32発小仏行きのバスに乗る為、それぞれに集合。

京王線に乗り、いつものようにひとりtwitterでつぶやいていたら、
高尾に向かっているという山友リンク先のnobuさんのつぶやきを偶然発見!
お会いするのはとても久しぶりなのでこれも何かの縁、「よかったらご一緒しませんか?」
と幹事でもないのに勝手に事を進め^▽^;、急遽nobuさんも参加となり、
総勢7名のオフ会がスタートしました。



 
高尾北口駅は老若男女のハイカーでごった返し。
時間に関係なくバスがどんどん増発され、出発していきました。
「大下」で下車、ここではなねこ先生からお手製の「スミレメモ帳」と鉛筆を配られました。
さすがの心配り♪先生、今日も1日お世話になります。


 
歩き始めた瞬間から花探しのたびはスタートしているのです。
民家の脇に咲くユキヤナギからカテンソウ、クサノオウetc・・・。
生徒の質問に本も見ずスラスラと花の名前が出てくるはなねこ先生・・・ああ、その頭脳を私にも少し分けて欲しい・・。

先生は物を落としたのではありません、こうして写真を撮っているのです。
この「立ったり」「しゃがんだり」「はいつくばったり」がこの先延々と繰り返されます。
これだけの労力をかけなければ良い写真や花の判定など出来ないのです


 
小仏梅林にはまだ咲き残った梅がついていました。
ポカポカの日差しを浴びながら、気持ちのよいスミレ探し。
まずはお馴染み”長葉の菫細辛(ナガバノスミレサイシン)”小菫(コスミレ)


 
クロモジ(?)、エンゴサク(次郎坊延胡索)・・・   
私にはちんぷんかんぷんの木やすみれ以外の花の名前もすぐ解る皆さん。
palletさんやゆきさんもどんどん名前が出てきます。頼もしい先輩方と一緒は楽しいなー


 
右へ行ったり、左へ行ったり。
10m進むのに何分かかるのでしょうか・・・というくらいの歩みですが・・・


 
いーんです、今日はスミレのお勉強会ですから。
えーとこれが・・・立坪菫?丘菫(オカスミレ)
(メモも取っていたのに家に帰ったら解らず)白いのは”丸葉菫(マルバスミレ)”


 
高尾菫(タカオスミレ)と・・・これも立坪菫??葵菫(アオイスミレ)

 
山延胡索(ヤマエンゴサク) 次郎坊延胡索(ジロボウエンゴサク)※逆でした。



まだ初々しいニリンソウ。



ほんのりピンク色の叡山菫(エイザンスミレ)


 
一人静(ヒトリシズカ)、山瑠璃草(ヤマルリソウ)、叡山菫(エイザンスミレ)
ピンク~ブルーの山瑠璃草。



 
立坪菫(タチツボスミレ)?高尾になりたい日影菫(ヒカゲスミレ)
と赤斑立坪菫(アカフタチツボスミレ)


 
そんなこんなで通常なら30分のところ、2時間半かけてようやくザリクボ入口に到着。


 
ハナネコノメで賑やかなこの道も、いつの間にかニリンソウの道に変わっていました。

この先、矢車草さんとおしゃべりしながら汗をかきかき登ったのと、
植樹祭?の団体さんとすれ違うのが大変な登山道になってしまい、写真をまったく撮らず。


 
分岐に来て”寒葵(カンアオイ)”という私だけだったら絶対気づかないようなお花を先生に教えていただき、
順番で写真を撮っていたところ、背の高い好青年が一人同じように写真を・・・。

はなねこ先生がもしかして・・・と声をかけると、なんと私たちがそれぞれによく通っていた、
「たけさんの山あるき」という有名サイトの”たけさん”ではないですか!ビックリ!



強引に(笑)景信山までご一緒しようと足の速いたけさんに必死で着いていくと、
その先でまたはなねこ先生お知り合いのアッキーマッキーさんと、続いてげんさんにバッタリ!



(画像:矢車草さん相棒さんより)
なんという偶然でしょうか。山頂は大変な混雑だったから、ここじゃなかったら会えなかったかも?
せっかくなので記念撮影。アッキーマッキーさんとげんさんはここでお別れ。



次々繰り広げられるバッタリ大会に大盛り上がりのまま12:50、景信山に到着。
げんさん情報通り、大混雑の山頂でしたが、なんとかテーブルを確保しやっと昼食。


 
今日も矢車草さん、はなねこさんの手料理を頂きお腹一杯♪
palletさん、ゆきさんからもフルーツや旬のソラマメの差し入れ。
私は先週食べ損ねた山菜天ぷらがどうしても食べたかったので念願達成。

と、ここで更なるサプライズ!Hgさんが登場
ここまで偶然ばかりだったので、まさかHgさんにまでお会いできるとは!
と驚いたのですが、ここに来ることを知ってのことでした。それにしてもビックリした~


昼食後、用事のあるnobuさんとここでお別れ。突然でスイマセン、ありがとうございました。




食後はたけさんも覚悟を決め(?)山桜で所々色づいた山肌を見ながら一緒に歩くことに。




雛菫(ヒナスミレ)



かろうじて撮れたちいさな有明菫(アリアケスミレ)葵菫(アオイスミレ)


 
この子たちは・・・もうお手上げです長葉の菫細辛(ナガバノスミレサイシン)雛菫(ヒナスミレ)



頼もしい先生3人に習いながら「城山」到着。気がつけば既に14時40分(^^;;


 
城山で別のオフ会に参加されていたsanpoさんと会えるはずでしたが、
こちらがあまりに遅かったのでもう先へ進んでるね、と諦めて日影沢林道へ下っていくと・・・

なーんと 私たちよりも更に時間をかけて今から「城山」だというsanpoさん、金森さんのグループに会えました
今日はもう会えないと思っていたから嬉しくて大盛り上がり


(画像:矢車草さん相棒さんより)
先生たちはここまでのスミレ情報を交換し合っています、本当に研究熱心でお花が好きな方ばかりですね。


 
ここ日影沢林道では白花筑紫小菫(シロバナツクシコスミレ)や・・・


 
丘菫(オカスミレ)と小菫(コスミレ)立坪菫(タチツボスミレ) 優しい表情の叡山菫(エイザンスミレ)
たくさんのスミレに出会いました。



沢まで来ると寒さの長かった春も終わりに近づいたのか、コクサギの新芽が目に優しく写りました。



 
初めて見るフタバアオイ、すらっとした高尾菫(タカオスミレ)


 
ノビノビ育ったヨゴレネコノメとようやく会えた日影菫(ヒカゲスミレ)



そろそろ日も傾き始める時間となり・・・



日影沢沿い、ついこの間まで何もなかった斜面にニリンソウがたくさん咲いていました。
こうしてビックリ続きの賑やかで楽しい1日が終わりました。


ピンボケ画像や、どれがどれだか解らなくなってしまった菫たちでしたが、
今日見れたのは有明、如意、アカフ、丘、小、丸葉、葵、高尾、日影(自分のメモより・もっとあったかも)
漢字のほうが覚えやすいかも、というアドバイスで今回はあえて漢字表示も入れてみました。


私一人では絶対に見つけられないような花、判定できないスミレ等、
先生方の豊富すぎる知識に感動しながらも、結局新たに頭に入ったのは3種類ほど・・・
と言うデキの悪い生徒に、手取り足取り教えて下さった先生方、本当にありがとうございました。


次から次から起きるハプニング?が、いつもの山なのに別の山に思えるほど新鮮でした。
ご一緒頂いた皆様、とーーーっても楽しい1日をありがとうございました



【我らはなねこ組の皆さん】
はなねこさん
Hgさん
矢車草さんご夫妻
palletさん
ゆきさん

【偶然バッタリした皆さん】
nobuさん
アッキーマッキーさん
げんさん
たけさん

【バッタリ出来るかなバッタリの皆さん】
sanpoさん
金森さん  他皆様


ご指導頂きスミレの名前訂正入れました、ありがとうございました。(4/18)

【行程】大下バス停→サリクボ→景信山→城山→日影沢 (行動時間約8時間30分)






景信山で朝食を

2012-04-09 | ヤマのこと
2012.4.7(土)

お花見ウィークの土曜日、午後からお花見の予定の前にどこかを歩きたい・・・
第一候補が時間的に忙しすぎるので諦め、単独でいつもの奥高尾へ。

 
高尾駅始発7:12のバスに乗り、小仏下車。5組ほどが一緒に降りました。

4月にしては寒い朝、手袋をして出発です。
今日は午前中で帰らなければならないので最短コースです。


朝のすがすがしい空気の中、気持ちよくすすみます。

 
樹林帯の中で出会えたのは2種類だけ。ナガバノスミレサイシン?右の子はもしかして・・・?


尾根に乗ると青空が眩しい わりと静かなこのコースは私の好きな道。
ツツジのつぼみが少し膨らんでいました。


 
キョロキョロするけどスミレちゃんにほとんど会えず・・・



8:30、あっという間に景信山に到着。ミツマタはちょうど盛りな感じでした。

 
げーんちゃん リーちゃん
12月に来たときは元気なかったけど、今日はまあまあかな?会えてよかった。


賑わう前の、朝の山頂。



富士山もクッキリ
2月に見たときよりずいぶん雪が増えたような・・・


 
大好きな山菜天ぷらは青木のお母さんが出勤前なのでまだでした。
持参したおいなりさんと、げんちゃんとりーと三人でなめこ汁の朝食。

うまーーー 日本人の朝食はやっぱり味噌汁とごはんですね(なんてね)
一汗かいたあとのこの朝食はたまりません、病み付きになりそうな気持ちよさでした。
(ビール以外の気持ちよさ発見した



さて、げんちゃん達とお別れし、城山へ。



城山の桜は固い蕾と、少しだけふっくらした蕾、両方ありました。



朝はあんなに快晴だったのに、ちょっと雲が増えてきました。
一丁平の温度計は6度でした。どうりで寒いわけだ



10:00、一丁平から見る丹沢は白かった! 富士山は雲に隠れそう。

さてここまでほとんどお目にかかれなかったスミレちゃん。
はなねこ先生に習ったとおり、巻き道を行くことにします。すると・・・


 
いたいた!いました♪


 
今年初めての”エイザンスミレ” (これしか解らない・・・)右はマムシ???



かわいいなーー


 
タチツボスミレ?これは同じ?違う子か? いつものごとく判定は出来ないけれど・・・



先週より少し見つけられた気がして嬉しかった。


 
ところがスミレ探しに夢中になってたら、6号路に行く予定が稲荷山コースに入っちゃって・・・
ゾロゾロ登ってくる皆さんに一人逆走しながら、焦って高尾山口駅まで戻りました。

        


 
14時、地元でお花見に合流。すごく寒い土曜日でしたが・・・お酒は寒くても飲むよん。



そして・・・桜に酔いしれました・・・


        

 
さて翌日曜日は絶好のお花見日和。また同じ場所へ。
花見客も大勢出て盛り上がっていました。
震災後で気持ちが沈んだまま見た桜・・・昨年のこと思い出しますね。



来週末はこの川が花筏で埋め尽くされるのかな。



毎年同じ場所で桜を愛でられるシアワセ、噛み締めた週末でした。




おしまい。




かたくりの里ハイキング

2012-04-04 | ヤマのこと

2012.4.1(日)

土曜日が仕事で帰りが遅く、この所なんだかんだと疲れが取れない日曜日。
本格山歩きはパスさせて頂き、簡単に花を見れる「かたくりの里」に初めて出かけてきました。

 
京王線橋本駅から三ヶ木行きのバスに乗り(この時期はかたくりの里へのバスもある)
「城山総合事務所入口」下車。
バス停から25分ほど歩いて、目指す場所に到着。入園料500円。

さっそく中へ。


園内は予想以上に広く、梅・ダンコウバイ・キブシ等色んなお花が咲いていました。


 
まず迎えてくれたのがミツマタ。
え?もうそんな時期なの?丹沢にも行かなくちゃと思っていたのに・・・早いものですね。




そしてかたくりの里・・・だけ~にあたり一面カタクリだらけ
まだちょっと早いのか?今朝寒かったからか?ほとんどの子が恥ずかしそうにうつむいていましたが・・・



大きなショウジョウバカマとカタクリ。日当たりのよい場所に来ると・・・



私は目覚めたわよ といわんばかりの元気な子が時折・・・



風に揺られ・・・


元気な姿を見せてくれました


 
白いカタクリちゃんは遠くでまだうつむいたまま。見頃は今週末あたりでしょうか。
オオイワウチワもありました。


 
私は初めて見るかも?雪割草。


 
こんなに色んな形があるの???小さくてかわいいーーー




さて、きりがないのでここは終わりにし、駐車場の方に廻って南高尾方面に向かいます。


 
宝泉寺の横から入っていくと、早速スミレがお出迎え。


 
一旦車道に出て、金刀比羅宮。城山湖を見ながらアスファルトの道を進むと・・・



三沢峠。土の道はやっぱり落ち着きますね。
ここは以前高尾山口駅から歩いたことがあったのですが、まき道ばかりだったので、
今回はたいして歩かないからと尾根を行きます。



尾根歩きのご褒美、スミレちゃん でも・・・



名前が判定できません。
持参したスミレの本とにらめっこするも・・・?違いがわかりません


 
スミレを探しながら先へ進むといきなりの急登。
息を切らして登ると「泰光寺山」という小さなピークでした。何かいわれのありそうな名前ですね。


 
その先の展望地のベンチは満席でしたので、先へ進みます。丹沢方面は雲の中。


 
中沢峠到着。寝不足で疲れていたのでもう今日は無理はせず、ここにて終了。
中沢山の菩薩像の脇で昼食にしました。
もうスミレは見つけられませんでした。



 
大垂水峠まで行くと、帰りが大変なのでここから梅ノ木平方面へ下山。
植林の中を抜けるとあっという間に林道に出て、民家が見えてきました。
ポカポカ陽気に誘われて、ニャンコ~~


 
ニャンコの見つめる方向にはイヌ。足元にもイヌ。イヌだらけ


 
咲いたばかりの小さなニリンソウとかカキドオシ(?)とか・・・


 
スミレとかアズマイチゲとか・・・車道歩きも花を見つけて歩くと楽しいね~。



ふと、土手に目をやるとなんと!完全自生のカタクリが


もちろんかたくりの里のカタクリもカタクリなんですが、
あまりに楽に見れてしまうとなんだかそんなに嬉しくない。ちょっとずるした気分だったのですが・・・



やはり山野草というのは自分の足で歩いて見つけるからこそ、美しいと感じるような気がする・・・
気のせいだけかもしれませんけどね

こっちに下山してきて良かったねーなんて言いながら歩いてたら更に、えーーっ



この・・・後姿は・・・


 
ザゼンソウではないですか 初見な私は大喜び!!
ザゼンソウだけ見に交通費を¥4000近くかけて竹森へ行こうか悩んでいたところだったのでラッキー!
ミズバショウとのコラボが見れるとは全く予想もせず。
怠けて降りてくるのもたまにはいい事あるね


 
駅までの途中、圏央道の高尾山ICを抜けて歩かなければなりません。
ここだけいきなり異様なコンクリートの塊で(イヤナカンジ)・・・現実に引き戻されましたが、
高尾山駅はいつものようにのどかな雰囲気で、ほっとできました。


花を楽しんだ半日ハイキングでした。



【行程】橋本駅→バスにてかたくりの里→金比羅宮→三沢峠→西山峠→中沢山→梅ノ木平→高尾山口駅