カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

のーすふりーす・インプレ

2014-01-28 | モノのこと

山に行くと、登りですぐに大量の汗をかいてしまう私。
それはどんなに寒くても同じで、雪山だろうがなんだろうが絶対に汗をかく。
よく”汗をかかないように登るんだ”とか本などに書いてはあるけど、体力のない自分には実際無理。
その為冬場は特に汗冷えで困って、下着を全部ウールに変えたりと色々試しています。

先日の八ヶ岳でも同じでした。
黒百合ヒュッテまで、アンダー&フリース&ハードシェル、のレイヤーで歩いたけど登りはじめ30分でアウト。
身体が暑いと歩くスピードも急速に減速するので、早々にアンダー&ハードシェルだけになったのでした。

でも実際稜線ではそうはいかない。
暑いけど寒い、特に雪山では気軽に衣服の調節をザックを下ろして・・・はほぼ無理。
そんな中でハードシェルのベンチレーターは、汗っかきの自分にはとてもありがたい機能だった。

そういえば・・・

昨年末にSHOPで見かけたフリース、脇下にベンチレーターがあったような・・・
あの時は高いから買ーわない、と無視してたけど、実際八ヶ岳に行った時「あんなフリースだったら・・・」
と思ったのも事実。

1万円以上のフリースはもう買わない、と決めていたのに・・・セールだし・・・急に思い出してSHOPへ(笑)



そして買ってしまいました、ノースフェイスのVersa Loft Jacket(バーサロフトジャケット)




フリースにベンチレーター。ありそうでなかったですよね?私が知らなかっただけかも?




手首は風が入りにくく保温できるランバージャック仕様、襟は高く雪山の寒さにも耐えられる仕様。

これを先日の赤城山で着てみたら・・・結構よかった。いや、かなり気に入った。
モン○ルのフリースは自分の持っているホグロフスには脇がもたついてちょっときつかったのだけど、
これは細身で脇下にピタリと収まるので邪魔にならない。
登り斜面で暑くなってもザックを下ろすことなく、グローブしたままでファスナーを下ろすことができる、Nice♪

気に入らないのは色だけで機能には大満足。
5色展開なのでほかの色もプロパーではあったのですが、
セールで残っていたのは黒とこのピンクだけでしたのでしかたありません。

このフリース、今年かなり売れたらしいので(SHOP情報)来シーズンはもっと種類も増えるかもしれませんね。
これを着て、もっと雪の山に行きたいんだけどなぁ。
休日出勤やら所用やらでなかなか思うように動けないのがつらい・・・。





青くて白い赤城山

2014-01-21 | ヤマのこと

土曜日は当初お気に入りの奥多摩「三頭山」へ行く予定でしたが、南関東の天気予報がイマイチ。
ま、近場だから曇でも雪遊びできればいいかな、と思っていた木曜日の夜に読んだpalletさんの記事。

以前、赤城山に行ったとき、とても遠くて日帰りはキツイと思い込んでいたから目から鱗。
今年中に行けたらいいな・・・と思いながら天気予報を見れば、なんと土曜日北関東は晴れマークではないですか!
それを見たら居ても立ってもいられなくなり、行くなら今でしょ!と急遽真似っこして行って来ました。
palletさん良い情報をありがとうでした!


2014.1.18(土)

 
電車バスを乗り継いで着いた「あかぎ広場」で身支度を整え登山口へ行くと、
バスツアーで来た団体さん等もいたりで大賑わい。
大沼方面から吹く風が冷たくて、手袋しててもアイゼン着ける指先が冷たくなるほどなので早々に出発。



そこそこ急な登りを終えると、しばらくはなだらかな尾根歩き。
雪屁の先にツララ。向こうの山肌が白いのは多分霧氷かな?あの中歩いたら気持ちいいだろうなぁ。



なんて思いながら進むと、ほんの少しだけど霧氷っぽい木も残ってて嬉しいな。
北側から吹く風が強く、頭上から霧氷が風に飛ばされてバラバラ顔にあたる、ひゃー冷たい!でも楽しいからマル~♪
もう少し早い時間にこれてたら霧氷のトンネルだっただろうけど、天気が良すぎて溶けちゃったみたい。



ずっと斜面だったからなかなか休憩とる場所がなくて、気が付いたらもう山頂への分岐に着いちゃった。


 
わーい!快晴の黒檜山山頂到着!青空の山頂はいつ以来でしょう?
ってほど青空に見放されている私でしたが、今日は天気予報を信じて交通費奮発してきてよかった。
山頂は次から次から来る人で賑やかでした。

不思議と山頂は風がなかったので、のんびり腰掛けてのランチが出来ました。
今日は時間もたっぷりあることだし、食後にその先の展望所(?)まで足を伸ばしました。



武尊山方面、遠望はイマイチでしたがこれだけ見れれば贅沢は言えません。
だけど山頂と目と鼻の先なのに、北側は風が強くて痺れる寒さ!!Wao!
シャッター押す為にオーバーグローブ取っただけで指先の感覚が危うくなりました。




あまりの寒さにここではゆっくり出来ず、写真だけ撮って退散。せっかくいい眺めだけど残念。




カリンコリンに凍ったツツジ達。この寒さに耐えて花を咲かせるのだから人間よりずっとすごい、ずっとエライ。



 
山頂に戻り、黒檜山大神へ。あまりの青空に嬉しくて手を合わせてから思わず鳥居のポーズ。
そこからおっかないくらいの急斜面をへっぴり腰で降りて、今来た道を振り返る。こちらは風もなくポカポカでした。




鞍部に着くと、そこからしばらくはなだらかな散歩みち。ああ、なんて良い日に来れたんだろう。




駒ケ岳で太陽いっぱい浴びながらひと休み。山の神様もたまには晴れさせてやるか、と思ったのでしょうね。




駒ケ岳から先は雪が深くなっていたけど、さらっさらのもっふもふだから気持ちよいったらない。




お手軽なのにすごく楽しい、雪いっぱいトリコロ~ルのお山♪




下山するのが惜しくなるほど、久々に気分がスッキリする山歩きが出来ました。




下りは鉄製階段の手すりに沿ってゆるゆる降りて・・・



あかぎ広場前の登山口に戻ってきました。ここにいてもお店はみんな閉まってて寒いので移動。
赤城山ビジターセンター前の子供用スキー場?で一人、そり遊びしながらバスを待ちました。




前橋駅行きバス接続場所「富士見温泉」で下車し、前回入れなかったので念願の温泉へ入ってから帰ります。
露天風呂からちょうど沈む夕日が眺められ、ナトリウムのすべっとしたいいお湯でポカポカに。

この温泉から見える夜景もとてもきれいで、日が長くなったなぁ、
なんだかんだもうすぐ節分草の季節なんだなぁ、なんて雪山歩いたばかりなのに、空気に春を感じました。
こんなに色々楽しめる日帰り雪山、今まで知らなかったのがもったいなかった気分。


        



富士見温泉に併設する道の駅で、地方へ行ってあると必ず買う大好物”手作りコンニャク”GET。
翌日早速おでんにして頂き、美味しいオマケもつきました。


おしまい。



私の端折ったレポではなく、とても為になる詳細記事はこちらからご覧下さいマセ。

そらいろのパレット palletさん
ぽつぽつ山レポ、ときどき休み、ところにより道草 ゆきさん


教えてくださったお二人に感謝です。



【行程】東京駅7:08(とき305号)→高崎8:07 8:18→両毛線前橋駅8:32 バス8:45→あかぎ広場前BS9:45
    黒檜山登山口10:45→黒檜山山頂12:10~12:50→駒ケ岳13:40→黒檜山登山口14:20
    赤城山ビジターセンターBS15:15→富士見温泉BS16:00~~富士見温泉BS17:32→前橋駅18:05 
    快速アーバン18:18→赤羽19:58→新宿

    ※新幹線を使わなくても行けますが、連日の仕事疲れで早起き出来ない為今回は新幹線にしました。











志の輔らくごinPARCO・2014

2014-01-20 | ラクゴ

2014.1.19(日)

毎年これを見ないと新しい年になった気がしない、大好き志の輔師匠のPARCO公演。
PARCO公演とは毎年年始に行われる志の輔師匠が一人で前座・二つ目・真打をやるという公演のことであります。

※ここからネタバレ注意!



今年は志の輔師匠、還暦だとか。めでたいですけど複雑な想いのある歳でもありますね。



今年の新作落語は去年大いに話題になった”ゆるキャラ”をテーマにしたもの。
行政やお堅い仕事の方々が「えー?そんなバカな?!」と思うような行動をとり、まさかのオチがつく物語。
その真面目がゆえに現れる滑稽さがたまらなく面白い、志の輔師匠の描く人物描写が大好きな私です。

かつての名作「身代わりポン太」や「みどりの窓口」を彷彿とさせる、今回2014年は「モモリン」
いやぁ、笑った笑った、やっぱり志の輔師匠天才♪

このゆるキャラは実在する師匠の出身地、富山県射水市の「ムズムズ」君。



今年の演目はこちら。
あー堪能した。真打が井戸の茶碗だったのはちょっと寂しかったけど、師匠がやると面白いから◎
来年も当りますように。


ほぼ自分の備忘記録でスイマセン(^^;;





奥鬼怒温泉で雪あそび

2014-01-15 | タビのこと

2014.1.12(日)~13(月・祝) 

第三回”秘湯に泊まろうちゅーりずむ企画”は奥鬼怒温泉の旅となりました。
第一回第二回はこちら)


さて、今回目指す日光国立公園・奥鬼怒温泉郷といえば”日光澤温泉”が有名ですね。
通常の山のぼらーなら遊歩道をスノーシュー等で歩いて行く方が多いと思いますが私達は歩きません・笑

理由はなにしろ日光エリアは我が家からはるか遠いということ!
女夫淵駐車場に着けるのが最高に早くて12時、家からなんと片道6時間!
歩いて行くのでは宿につけるのが15時頃、温泉にゆっくり入りたいし・・・と悩んだ結果、
今回は送迎つきにしたのでした。


 
浅草駅から鬼怒川温泉駅の間にいくつかの山々が見え、どれも白く輝いてとても綺麗でワクワク。
鬼怒川温泉駅から市営バスに乗り換え1時間30分、駅前は雪がなかったのにどんどん景色が変わっていき・・・


 
さらっさらのパウダースノーと頬を刺す冷たい空気、静かな山あいの村は秘湯ムードいっぱいです。
家を出てから6時間、やっと女夫淵駐車場に到着し宿のバスに乗り換えました。


 
 
今宵の宿に到着するころには辺り一面雪雪雪!
秘湯を守る会の宿「八丁湯」は昔ながらの風情を残しつつ、ログハウス部屋もある広い敷地の宿。
早い時間からチェックインさせてくれるのがありがたい、早速部屋に荷物を下ろし散策に出かけます。



この日はとても天気が良く(我々にはめずらしく)青空一杯の気持ちの良い日、夜の星空撮影に期待が高まります。



加仁湯から先は車も通りません。きゅっきゅっと踏みしめる音も心地よくのんびりお散歩。



川には美味しそうなホイップクリームやホワイトマッシュルームがいっぱい!




そこここにふわっと自然のドライフラワーが落ちていました。


 
宿から15分ほどで「日光澤温泉」につきました。
ここの有名なワンちゃん達に会いに来たのですが、事前情報通り午後のこの時間はおもてにいませんでした。



宿泊客じゃないししょうがないね、次回のお楽しみ~ということで鬼怒沼方面もちょっと覗いてみることに。
急斜面を登ると温泉神社があり、先へ進むと・・・・




わんわんわん!!!すごい勢いで吠えられたと思ったら、眼下に会いたかったわんちゃんたちが♪
宿の裏で休憩していたんですね。とってもおりこうさん!しっかり吠えられました(^^♪



トレース頼りに進んでいくと、八丁の湯からちょっとの距離なのに急に雪深くてビックリ。
滝を探して歩き始めましたが、宿から手ぶらで来ていたのでワカンもなく埋まる埋まる・・・
GPSで見るとまだまだ先のようなので、装備も時間もないので早々に撤収。


 
その後はお馴染みソリ遊び!今季初なのでおおはしゃぎ!


 
宿の玄関先に”ソリ山”を作ってくれてあったのでそれを利用して思う存分滑ります。
思いがけず新しいソリ(宿の貸し出し)を手に入れた我らに新しい技が生まれたり、
距離レースに発展して、ソチ五輪直前の鬼コーチさながらの特訓あったりと、
そこまで本気になるか?くらい遊びに全力を注ぐのがちゅーりずむ流。腹筋が痛くなるほど笑った~



まるで日が暮れるまで夢中で遊ぶ子供のようでした。



 
さてほどよく汗をかいたあとは温泉へ。源泉ゴンゴンかけ流しのお湯は柔らかくてとっても気持ちがよかったです。
雪見風呂を楽しんだ後は広間でお食事。その後はいつものように部屋で延々と宴会は続きました。

本当は初めての星空撮影に挑戦しようと新しく三脚も買ったり準備して担いできたのですが、
夕方から雪が舞い始めて止むどころか深々と降り続き撮影どころでなく・・・残念。




翌朝、起きてみればベランダの外は一面にごり酒カラー。
夜中にだいぶ積もったようで、昨日遊んだソリトレースは跡形もなくなっていました。

ちなみに今回持参したこの「雪っこ」というお酒はダンナ様の故郷岩手県(陸前高田市)の活性原酒。
(活性原酒とは酵母や酵素が生きたままの原酒のこと)
冬期限定酒で毎年10月から4月までの販売で、とにかく美味しくて度数が高いのですぐ酔えます。
どこかで見かけた際は復興支援も兼ねて是非飲んでみてくださいね~。




雪深い地域だとは解っていましたが、この奥、尾瀬沼地区の雪深さ、暮らしの大変さは相当なものなんだろうな・・・
以前教わったけどやはり訪れてみて実感としてわかりました。
今回は行けなかったあの先の風景を見に、新緑の頃再訪したいと思いました。


そして何より良かったのは、今回は嵐も起きず何事もなく家まで帰れたこと
今年からはハプニングのないちゅーりずむツアーになるはずだ!と確信したのでした(たぶん・・・)。


おしまい。



【交通】往路:浅草駅8:00→(スペーシア)鬼怒川温泉駅9:59 市営バス10:15→女夫淵駐車場11:50 送迎バス約30分 八丁の湯
    復路:宿9:00→女夫淵駐車場9:50→鬼怒川温泉駅11:25 12:15(スペーシア)→浅草駅14:15















スマイルシェラカップ

2014-01-11 | モノのこと

カワイイものを見つけるとついつい買ってしまうのもの一つ、カップ。
男性のナイフ好きと同じ?女性なら誰でも好きだよね~と勝手に言い訳して新しい子を連れて帰りました。



今回はこのチタンのシェラカップ。もうかわいくて一目惚れ。

MADE IN TSUBAME PROJECTのこちらのカップはアウトドアメーカーでお馴染みのユニフレーム×ビームスのもの。
巾着もついていて、軽くてちょっと小ぶりで使いやすい。お気に入りのカップが又増えました。




それからもうひとつ。



ん?いつも見慣れたこのロゴマーク・・・・






この正体は靴の底ではなくて、コースター。あんまりかわいいのでこれも買っちゃいました。
コースターにしちゃうという発想がたまりませんねぇ。VIBRAM COASTER は他の形もありました。


余談ですが大昔・・・20代の頃、私は原宿の某アパレルメーカーに勤務していました。

ご近所さんだったBEAMSはまだ確か原宿にしか店舗がなく、RayとBEAMSだけだった気がする。
BEAMS目線で並べられた商品はワクワクするものが一杯あって、昼休みにしょっちゅう覗きに行ってた。
一生懸命働いたお金でお洋服を買って、大切に着ていた、そんな時代でした。
今は物が溢れ、なんでも手に入るようになったけど、その分ショーウインドウを何度も見に行くほど欲しいものも少なくなった気がする。
でもBEAMSのワクワクをくすぐるスピリットは今も変わらなくて、この年になっても行けば必ず欲しくなるものがあって嬉しいやら困るやら(笑)



シェラカップを眺めながら、次は一緒にどこへ行こうか?次はお金を貯めて何を買いましょうか?
そんなことを考えている時間はとってもシアワセです。









歩き始めは天狗岳

2014-01-06 | ヤマのこと

2014年の歩き始めは北八ヶ岳の天狗岳へ。


1月3日、岩手から戻った翌朝、今度は西へ向かう電車へ乗りました。


 
冬の北八ヶ岳は4年ぶり。いつものように茅野駅からバスに乗り渋の湯下車。
この日は素晴らしいお天気で、登山口から真っ青な空と目指す山が見えていました。身支度を整え11:50出発。
茅野駅7時発のバスには我が家からは間に合わないので、10:25のバスでしかこれないのが毎度の不満。
車だったら天気の良い日を狙って日帰りできるのにね。



1月に来るのは初めて。もっと雪が少ないと思ったら予想より多かった。いつもはどのくらいなのでしょう?




森の中から上を見あげれば真っ青な空。これも雪山の気持ちよさのひとつ。




唐沢鉱泉との分岐から先はなだらかで気持ちの良い道。モンスターもどんどん大きくなって行きました。




無風の快晴だったので登りはやっぱり汗かいて黒百合平到着。ここはつい先日と思っていたのになんと6年ぶり。
ん~~~キレイ&おとぎの国のよう☆やっぱり北ヤツはメルヘンですね。



誰が作ったかお茶目な雪だるま。



こんな良い天気の穏やかな日に登れたら最高だよねー!と思いながら時計を見ると微妙な14:20。
厳冬期の天狗岳に登った事がないのでどのくらい時間がかかるのか?解らず、通常CTでは往復約2時間半。
この時間からではちと非常識&小屋にも迷惑、最初から諦めていたのだから・・・と、今日の登頂は断念。
明日の天気予報がイマイチなのは知っているけど仕方ない・・・。


 
ということで早くも小屋でまったりします。宿泊者は50名ほどだったでしょうか?
小屋の中は暑すぎるほど温かくて、外との温度差がすごかったです。



キーンと冷えた空気の中、沈んでいく夕日。小屋の前ちょっと登れば見えそうだったけど、
もう飲んじゃっているので小屋の前から眺めるだけです。どんどんおっくうになる自分がコワイ^_^;


 
さて夕飯は17時から。まだ三が日なのでちょっぴりお正月を感じるおかずが入っていたり。
どのお料理も優しい味で美味しかったです(左:夕食 右:朝食)



夕食後はお正月と夏に行っているという長岡竜介さん他の南米音楽ミニコンサートがありました。
小屋の中にピアノがあってビックリ。”コンドルは飛んでいく”のアレンジは特に素晴らしかったです♪


岩手からの新幹線移動の疲れもあり、明日に向けて早めに就寝しました。


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翌朝。日の出は6:50頃。7:05、天狗岳ピストンに出発。



まずは小屋の前から中山峠へ。



朝日が昇る・・・けど・・・



稜線に上がってみれば真っ白・・・・・・。



いきなりの急坂に息が上がりますが、風は穏やかな方(だと思う)ですし、
雪は締まっているのでアイゼンをきゅっきゅときかせて登っていきました。




途中は真っ白で何も見えないのでカメラも出さず、黙々と。分岐辺りからは緩やか、岩イワを越えながら・・・




以前夏道を歩いた記憶が蘇りました、分岐からはほどなく山頂。



わ~い!厳冬期初めての天狗岳山頂に到着です!
が、真っ白でなーーーんにも見えません、新年早々またしてもこんな画像でスイマセンということで、
控えめに小さいバンザイ。


本当は西天狗にも行く予定でしたが、あまりの景色のなさと寒さでやーめた・・・また次回のお楽しみとして下山します。



同じルートを帰るのもつまらないかな?と天狗の奥庭方面へ下山。




でもこちらはトレースも少なく、雪深く踏み抜きも多いので時間がかかって失敗(ーー;)
ガスったらちょっとルートを見失いそうな感じなので、中山峠のピストンのほうがいいかな、と思いました。



ヒュッテの上まで戻ってきました。
結局何も見えないまま終了。天気もイマイチなので高見石にも行かず早い時間のバスを目指して下山しました。
戻ってきてみれば中山峠経由なら天狗岳ピストンで約2時間。だったら昨日の晴れの時に登れたかも・・・と思っても後の祭り。
またしてもチャンスを生かせず残念な初山歩きでした


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渋の湯での入浴時間にはちょっと足りなかったので、急遽バスの中で調べ途中下車して初めての「縄文の湯」へ。
お湯はすべすべで気持ちよかったのですが、市の施設とのことでビールの販売がない!ことを後で知り大失敗。
昼食は諦めて(笑)茅野駅へ向かいました。
途中、車道脇にカモシカさんが3頭出てきてくれて、初めて至近距離で会えたのがせめてもの?


なんだか締まらない登山初めで又今年も天気との戦い??と一抹の不安がよぎる幕開けとなりました。
こんなヤレヤレなブログではありますが、健康で歩けるだけありがたいとも思います。
楽しくマイペースで山歩きができる一年であることを祈りつつ・・・今年もよろしくお願い致します





【行程】新宿7:30→あずさ→茅野駅9:50 茅野駅10:25→バス→渋の湯11:20
    渋の湯 11:50→黒百合ヒュッテ14:15
    黒百合ヒュッテ7:05→東天狗岳8:10→天狗の奥庭経由→黒百合ヒュッテ9:25~9:40→
    渋の湯10:50 渋の湯バス11:35













2014年・はじまり。

2014-01-05 | イワテケン

2014年となりました。
喪中のため年始のご挨拶は失礼させていただきます。本年もどうぞよろしくお願い致します。



年末年始は31日~2日の間、ダンナの実家にお墓参りに行ってきました。
頭では解っていてもお義母さんのいない台所はとても広く感じ、
もう「おかえりなさい」と言ってくれるあの笑顔はないんだな、としみじみ寂しく思いました。



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さて、年末年始の北三陸。



紅白歌合戦をご覧になった方は見覚えのある画像だと思いますが、
ここはあまちゃんコーナーのプロローグで地元からの中継に使われた久慈駅(北三陸駅)前。
私も本当に大晦日の夜ここに来ているのかと錯覚しましたが、吉田副駅長と地元の方とのやりとり場面は、
12/28(土)に収録されたものだったそうです。
昼間駅のセットを作り、日が暮れてからささっと収録してあっという間に終わったとか。
だから本当にあの近くにいた人しか知らなかったらしいです、確かに知られてしまっては面白さも半減ですもんね、
徹底してますね。



久慈駅舎内には11月にめでたく名誉駅長・副駅長となられたお二人の写真が飾られていました。嬉しいことです。





(写真:2013.12.31)
残念なのはドラマの中で観光協会として使われていたこの「駅前デパート」の取り壊しが決まってしまったこと。
せっかく過去に例のないくらいの名所が出来たのに残念、なんとか外観だけでも残せばいいのに・・・と思っていました。

今回の帰省で多分見納めになると思うので、中に入ってみることにしました。
尚、取り壊しが決まったとはいえ、まだ1階は使われているので出入りは可能でした。


 
取り壊しの理由が駅前再開発・ビルの老朽化とのこと。中に入ってみると確かにひどく老朽化・・・
1965年に建設されたのですから仕方ないといえば仕方ないですね。



観光協会長・菅原さんになった気分で4階の窓からの景色を眺めてみました。このアングルも見納めです。



紅白歌合戦でのあまちゃんコーナーは歌を歌って・・・程度にしか想像していなくて、
まさか”あまちゃん157話「おら、紅白でるど!」”がみれるなんて夢にも思わなかった私。
あんな続きがあるなんて、なんて素敵な物語なのでしょう、ただただ嬉しくて楽しくて感動の涙が流れました。
お義母さんの最期の闘病時期と重なっていたため、特別な思い出も加わった「あまちゃん」でしたが、
自分の中でも辛く悲しかった2013年が完結したような気持ちになりました。

この翌日ブログにあがった「橋本愛」さんの言葉が本当に素敵で心に染みました。



だからもう、駅前デパートが取り壊されるのも前に向かう為には必要なんだ、と納得してサヨナラしました。
2014年・4月にはようやく線路が繋がり、三陸鉄道全線開通となる予定です。
今年の3月11日で震災から丸3年、地元の方々が前を向いて進んで行けるよう着実に復興が進みますように。