カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

スミレで始まる春高尾

2014-03-30 | ヤマのこと


  
2014.3.29(土) またまた一人で高尾へ。


今日の目的はもちろんお花探し。まずは二輪草を求めて日影沢へ。



緑っぽいニリンソウさんがぽつり




ピンクっぽいニリンソウさんもポツリ・・・




やっとお目覚め!ニリンソウ!
まだ朝早かったので完全に開いた子は1,2輪でしたが、会えてうれしかった。




さてここからはスミレ探しへ。





ナガバノタチツボさん?ナガバノスミレサイシン




アオイスミレ



コスミレ?




フイリヒナスミレ(v´∀`*) ♪
大好きなヒナスミレに会えてひとりハイテンション(・∀・)♪♪♪




エイザンスミレ





今にも咲きそうなつぼみが可愛くて!(画像が大きいのでクリックしてください)
これが全部咲いたらキレイだろうな~~と一人ニヤニヤ。





きれいな顔立ちのエイザン姉妹




こちらは真っ白なエイザンスミレ




ナガバノスミレサイシン




(アカフっぽい)タチツボスミレ




タチツボスミレも群生してるとかわいいですね。




アカネスミレ?




おなじ?アカネ?別のスミレ??




・・・あぁ、もう一人じゃわかんなーーい




ヒナスミレ♪
確実にわかるのはヒナさんとエイザンさんだけ(笑)





南高尾の見晴台からはまだ丹沢の白馬が見えていました。





スミレのほかにも・・



ナツトウダイ





キブシ




アブラチャン




カントウコミヤカタバミ




ヨゴレネコノメ




「もう咲いちゃう?」
「いやいや、もうちょっと隠れていようよ~」
ささやきあうようなシュンランちゃん(*^。^*)




だいぶお疲れな感じのヒオドシチョウ?




山からおりて最後の目的地へ。




アズマイチゲ



カタクリ




午前中黒い雲が出て天気が悪くなるのかな・・・と心配していたのですが、
晴れ間が出たせいか?元気に咲いていてくれました!
斜面いっぱいのカタクリは見事です!(単焦点しかもってなくて広角画像がなくてスイマセン)
それでもまだ半分ぐらいなのでもう一度会いに来れたらいいなぁ。




夢中で歩いてたら気が付かなかったけど、車道に出て歩き始めたら足が痛かった(^_^;)
ついつい歩きすぎたかな。それでも心は満たされたお花探しの一日でした。



おしまい


※花等の名前に間違いがありましたらご教示くださいませ。



【行程】高尾駅北口BS7:12→日影沢→高尾山(巻き)→大垂水峠→大洞山→三沢峠→草戸山→高尾山口駅14:30



ヒトリゴト:望遠レンズがほしくなりますた・・・





目指せ西天狗岳

2014-03-25 | ヤマのこと

2014.3.22(土)~23(日) 北八ヶ岳の天狗岳へ。今季二度目。

 
この土日は当初他の山へ行く予定でしたが、週末荒天予報に早々に予定変更。
さて、どこへ行こうか・・・天気予報を見れば関東周辺は晴れらしい。
急に思いついて小屋に電話するとまだ空いてます、とのことで黒百合ヒュッテ泊天狗岳リベンジすることにした。
土曜日、珍しくピーカンな朝。あずさで茅野駅へ。
渋ノ湯行きのバスは2台出るほどの人気。登山口では樹氷がお出迎えしてくれました。


 
今回は前回の失敗を踏まえ、とりあえず晴れている今日のうちに登れたら登ろう、
と写真も撮らず渋ノ湯から黙々とまずはヒュッテを目指します。
3月は雪の量が増えると聞いていましたがこんなに違うとは。実際見てみないと解らないものですね。
ヒュッテの玄関前は1月に来た時は平坦だったのに、傾斜がつき、テント場側に行く雪の回廊も出来ていました。


 
頑張った甲斐あってか?渋の湯から2時間ジャストで到着。でも急ぎすぎてハラペコ度MAX。
ベンチでおにぎりをほうばり、ザックを小屋の前にデポして14:10、大急ぎで東天狗岳を目指します。
中山峠、こんなキレイだったのねー(笑)前回はグレーの世界だったからね、嬉しいです。



 
稜線に出たら雪の量がすごくてまたビックリ!前回きつかった傾斜は更に壁のようになっていたけど、
ルートが山腹側についていたので滑落の危険性はなく、安心して登れました。(どこ歩いてもOKな感じですが)
ダンナはぐいぐい登りますが、鈍足の私は途中でタイムオーバー。今日はここまでで引き返します。
なぜなら小屋に16時には到着しなければならない約束だからです。急ぐのは苦手、楽しくないからね(と言い訳)




夕方15時過ぎても日が伸びたしお日様燦々なので、風のないところでは案外寒くなかった。
途中で引き返した私は前回曇で何も見えなかったから見えるだけでも嬉しくて、ただ景色を眺めて待っていました。
もし明日またグレーの世界になったとしても、今日はちゃんと両天狗の姿を拝めたからそれだけでも良かった。
その後、ダンナだけ東天狗岳のピークを踏んで戻ってきたところで合流。一緒に16時ギリギリ小屋にはいりました。




今日は前回の3倍くらい?の宿泊者で座るところもやっとな感じ。食事も全テーブルを使って2回戦でした。
メインはハンバーグの夕食。大皿はだいこんじゃがいも人参ちくわの煮物と野沢菜漬け。ふりかけも有。
1月に来たときはなかった「ワッペン」が販売されていました。
今宵も暖かくて私は毛布一枚で就寝。外は既にマイナス5度なのに不思議とこの小屋は暖かいんですよね。



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翌朝


天気予報通り今日も晴れらしい、ほっ。今朝は冷え込んだらしくマイナス14度くらいとか?
よーし!今回は行けそうだ! 6:10、ヒュッテから昨日と同じく中山峠経由で進むと、今日も東天狗が見えました。




朝日が昇ったばかりの稜線は風が強くほっぺたがビリビリ痛いほど寒い。まだ目覚めない身体で息を切らせ登っていく。




振り返ればすぐそこの蓼科山や、遠くの白い峰々もはっきり見えていた。



じきに傾斜は緩み、岩稜帯を抜けて、




天狗の鼻を越えれば・・・




 
東天狗岳到着。
やった!ド・ピーカン!!快晴ですよ!!雲一つありませんっ!たまには言わせて(笑)やっぱり山は晴れがイイ!
でも風が冷たくてじっとしていられません!写真だけ撮って次へ。




西天狗岳へ向かいます。
前回まったく見る事が出来なかった西天狗はこんなホイップクリームみたく美味しそうだったんだ(笑)




南のスター硫黄岳赤岳阿弥陀岳。西天狗岳への鞍部からは風がなくてゆっくり眺めることが出来ました。
うん、夏に来てるから何が見えるかは解ってはいるけど、
やっぱりこの足でここに立ち、このピーンと張りつめた空気の中で見るのは格別だね。
これを感じたくてまた、雪の山に登りたくなっちゃうんだろうなぁ。



 
西天狗岳山頂、これました。これましたよ、快晴の中。ただただ嬉しい。



西天狗岳から東天狗岳。てっかてかです(・∀・) ずっと見てても飽きないけど・・名残惜しいですが降りましょうか。




帰りは東天狗岳を登りかえさず分岐まで、山頂を目指す人々を見上げながらトラバース道を行きます。
アイゼンひっかけないようにゆっくりゆっくり。まだ日が当たってないからこの区間も風が冷たくて寒かった。




下山は前回同様、天狗の奥庭経由。
雪がしまっていたので埋まらず前回より格段に歩きやすく、時間もかかりませんでした。





降りてしまうのがもったいなくて、山頂が見える場所でしばし立ち止まり振り返る。
私は冬期、これ以上の高く険しい山には登れないから、今日こんな素晴らしい雪山の世界の一部を見ることが出来てホント、幸せでした。
雪山ってやっぱり素敵!やっぱり青空が似合う!こんな日に登らせてくれてありがとう、天狗岳!!



私と言えばいつも雨オンナとかガスオンナぶりを発揮してばかりですが、
久しぶりにお腹の底からスカッとできた、私にとってめったにお目にかかれない快晴の二日間。
こんな晴天の山は久しぶり、と、大満足の笑顔でしらびその森をあとにしました。(v´∀`*) ヤッタネ♪



おしまい。


【行程】1日目:新宿8:00→スーパーあずさ→茅野駅10:06 茅野駅BS10:25→渋ノ湯BS11:30
       渋ノ湯登山口11:50→八方台分岐12:40→黒百合平13:45~14:10→東天狗岳(ダンナだけ)
       15:05→黒百合ヒュッテ15:50
    2日目:ヒュッテ6:10→東天狗岳7:00~7:07→西天狗岳7:20~7:28→ヒュッテ8:27
        ヒュッテ8:50→渋御殿湯9:48 10:00(入浴) 渋ノ湯BS11:35→茅野駅12:35
        茅野駅13:33→スーパーあずさ→新宿15:33

    久しぶりに入った渋御殿湯の冷泉はやっぱり最高。筋肉の疲労がスッキリ♪



ハナネコノメオメザメ

2014-03-21 | ヤマのこと

2014.3.21(祝)


また一人で高尾に行ってきました。



今日は寝坊したのでバスの時間が関係ない高尾山口駅から稲荷山コースへ。




高尾山頂から富士山と白馬が並んでいるところを見ることが出来ました(*^_^*)




一丁平へ。ここももう少ししたら山桜のきれいな道になりますね。



にゃんと!城山のなめこ汁でランチしようと思ったら、2店とも開いてなかった!祝日なのに?
もしかしたら日影沢林道がところどころ雪で封鎖されているから、茶屋が開けられないんですかね・・・?


スミレも全然見つけられずに日影沢林道をてくてく降り、お楽しみのあの場所へ・・・



いましたいました!



ちっちゃいサイコロネコノメ、お目覚めです。



はーい



はいはーい



はいはいはいはい



まだ数は少ないですが、4か所ほどで群をなしていました。
約2週間前に来たときにお彼岸頃かな・・・?と予測した通り、咲き始めてくれてて良かった♪


来た甲斐があった、大満足でバス停へ。




もう雪はほとんど消え、車道脇にオオイヌノフグリがわしゃ~~~っと咲いてたり、



タチツボスミレもちらほら。



ん?いきなりこれはわからないぞ・・・
ノジスミレですかね?


いよいよ春本番かも~(v´∀`)ハ(´∀`v)



【行程】高尾山口8:20→稲荷山コースで高尾山頂9:25・・9:40→一丁平→城山10:30・・10:50
    →日影沢林道→日影沢11:50→徒歩で摺指→高尾駅北口






初めまして、セリバオウレン

2014-03-18 | ヤマのこと
 
2014.3.15(土)まだ見たことのなかった花、セリバオウレンを求めてあきる野市へ。


 
二度の大雪で色んな予定がすっかりくるってしまった2月。所用や体調不良が続く3月ももう半ば。
セツブンソウにも会えなかったからせめて春を感じる花を見たい、と小峰公園へ友人と二人出掛けました。



ひんやりした空気の中、ビジターセンターで教わった場所へ進むと、たくさん咲いてる!間に合った!




初めまして、セリバオウレンさん。セツブンソウより小さいんだね。
杉の木広場の林床に、ミルク色の小さな花たちが風に揺れふわふわり。カワイイー♪



(ご存知の方は説明文スルーしてくださいね)
セリバオウレンには両性花・雄花・雌花があり(もう1種あるとも言われる)この子は男の子。
花粉を出し始めると外に向かって花火のように雄しべを広げていく、3種類の中では最も多く見られるそうです。
雄花には雄しべだけをもつ花と、退化しためしべが花の中心部に見られる雄花があるらしいです。う~ん、難しい!



この子は雄しべとめしべどちらも持つ両性花。全体的に緑っぽいですね。




こちらの両性花は紫っぽい。




花粉が見える?雄花




ここ小峰公園のセリバオウレンは1週間前が見ごろだったらしいので、
私たちが見たこの日はもう終わりかけでしたが、その中でもまだこんな小さいこれからの子もいました。





 
紫っぽい子、あずき色っぽい子・・・両性花も数多く、あちこちでいろんな子がいますが、女の子が見つからない・・・
それもそのはず、雌花は雄花と両性花に比べるとかなり数が少ないそうなんです。


でも、そこは花好きの友人、根性で探しましたよ!




明らかに他の2種類とは違うよね??ね???雄しべもないし!




この子が雌花じゃないかな~と二人の出した結論。
当たりだったらいいんだけど、実物を見たことないから解りません。
あんなにたくさん咲いていて、端から端から見たけれど、違うのはこの1株しか見つけられませんでした。
正面から見えない位置にあったので、写真におさめるのもこれが精一杯。




気が付いたら1時間近くここで花見てました(笑)あー楽しかった。


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さてこれだけで帰るのではさすがに物足りない。一応山歩きましょ、とまずは小峰公園内の最高地点(336m)へ。
ここの階段が急できついのなんの。運動不足の身体にこたえる登りでした。



尾根に乗ると植林の中のアップダウン。何も咲いていないし景色もない、変化が欲しい(^^;;


 
”金剛の滝”という文字に惹かれ進んでいくと、今にも朽ちそうな木の階段があったりあまり歩かれてなさそう。
ぐぐっと最低鞍部に降り、滝方面に進もうとすると結構な水量の沢、歩ける場所は雪の上しかない。
濡れてまで滝を見る必要もないね、と滝はパスして”今熊山”方面へ登り返し。


 
下った分登る急坂。ふくらはぎが伸びる~と言いながらようやく変化が見えて山頂到着。


 
ここがイマックマ(今熊山)かぁ~ 大熊猫のまさきブラザーズも嬉しそう。
標高は505mだそうです。山頂は広く眺めもよく、スカイツリーが見えました。

ベンチでお昼を食べながら考える。いや、考える必要もないくらい時間が押せ押せ。
本当は”刈寄山”までいくつもりで来たけど、このまま行ったら戻る頃には日没してしまう。
小峰公園が9時開園でスタートが遅かったし、お花を十分見れたのだからいいでしょ、と下山することにしました。



表参道側も開けていてとても眺めが良かったです。
この日朝、車窓から富士山がくっきり見えていたので見たかったのですが方向違うのでざんね~ん。



 
伐採されて日当たりの良い斜面で、今年初めてのタチツボさんに会った。


 
里に降りるとまだ雪がいっぱい合ってビックリ。
コアラの親子が雪の斜面を滑り降りてきてまたビックリ(笑)



民家の庭先で今年初めての福寿草に会えたり、




マンサクや




オオイヌノフグリ


 
里に春を感じながら、ビジターセンターに立ち寄り武蔵五日市駅までゆるゆる歩いて戻ります。
あそこが今歩いた今熊山あたりかな。


 
電車の時間までちょっと余裕があったので”やまねこ亭”さんでお茶。
いつもこのエリアの開花情報など、ブログを参考にさせて頂いているお礼を言って帰りました。


おしまい。



【行程】武蔵五日市駅BS9:08→小峰公園BS9:20・・・花・・・杉林10:30→沢11:40→
    今熊山頂12:35~13:10→今熊神社鳥居14:00・・・ビジターセンター見学経由武蔵五日市駅15:30

    ※今熊山へ金剛の滝経由ルートはよく見たらエアリアの地図にはなかったです。
     今回こちらの地図を参考に歩きました。
    












愛すべきオールド食器たち

2014-03-16 | モノのこと

yakoさんのブログで見覚えのあるDハンドルを拝見した日、あれ?そういえば私も持ってたよね・・・
と思い出し、久しぶりに陽の目を浴びさせてあげることにしました。




こちら3点はオールドパイレックスのミルク色マグたち。
正面のが”コーニング 20thアニバーサリー マグ”
オハイオ州にあるコーニング社20周年記念として製造されたもの。
こららのマグはいわゆる”プロモーション”用に作られたものでさまざまな種類があり人気も高いものです。

右側は”PYLEX ONLY FROM   at home in your lab”
という文字プリントのパイレックスの自社アドバタイジングマグ。
パイレックスの関係者に配られたマグらしく、希少価値のあるレアマグです。

左側はハッピーバースデーマグ
オールドパイレックスはマグ以外にもいろいろ持っていましたが、一番好きなのは・・・




このレフシリーズ。
カラフルさがたまらなくかわいくて、グラデーションで並べたくて揃えたっけ。

これらのほとんどが1940~1970年代に製造されたヴィンテージです。
(すごく久しぶりに引っ張り出したので情報が間違ってたらゴメンナサイ)





こちらは”ファイヤーキング”のスヌーピー9オンスマグシリーズ。
物置にしまったままにして使っていなかったのですがキレイなままでした。
このぽってりしたかたちがいいんですよ~スヌーピーは今でもまだまだ人気があるようですね。





こちらはマグの底。
コレクターはこの「刻印」でその価値がわかるそうです。


今から10年ほど前、山歩きなどまったく興味のなかったころにはまっていた、これらのアメリカンヴィンテージ食器。
だいぶ売ってしまったので、今手元に残っているのはマグやお皿、グラスなど50点くらいでしょうか?
ファイヤーキング、パイレックスのほかにもグラスベイク、ヘーゼルアトラス、フェデラル、スワインキースイグス等もあります。
興味のない方には「なんのこっちゃ?」ですが、どの世界も夢中になるのは楽しくもあり苦しくもあり、ですね(笑)


久々に出してあげたマグたち。
日差しが柔らかくなった窓辺で、ゆったりコーヒーなど飲んで・・・みたいものです(^_^;)








ちらっと高尾

2014-03-12 | ヤマのこと

2014.3.9(日)

2週連続結婚式出席を終え、ようやく自由な時間ができましたが、
風邪からの後遺症がなかなか抜けずどんよりな日々が続いています。

今年は大雪の影響でまだだろうなぁ、と思っていても、やっぱりどんな感じになってるか気になる。
体調は優れないけど気持ちがおさまらないから、一人でさくっと偵察に出かけました。

高尾駅北口バス停の屋根が大雪で崩壊したのは聞いていましたが、あれから来るのは初めて。
壊れた屋根はすっかり取り去られていました。



日影沢バス停で降り、いつもの場所へ。
雪がたんまり残っていて驚いた。やっぱりすごい降雪量だったんですね。沢沿いはあたり一面残雪だらけ。




それでも諦めずいつものハナネコノメポイントへ行くと、雪解けした木の根の1箇所で発見。
だけど本当に小さくて、蕾は固く閉じたまま。直径3ミリ程度でした。




いつもイチゲが咲く斜面には、雪かき後のどろんこ雪が大量に積み上げれらていた。
あの状態で今年は咲くのでしょうか・・・?しーんぱい。



こっちは北側なのでまだまだ雪がいっぱい。
いろはの森コースへ踏み跡を辿って進むけど、歩いているのは私一人。
誰にも会わない静かな道。一人だと歌うたいながら歩けるから気持ちいいのよね(^^♪




4号路と合流したらどっと人が増えましたが、そこから山頂までのアスファルト道も
部分的にまだ雪の上を歩く状態。山頂にはもう雪はありませんでした。



いつも見る風景なのにいつもと確実に違うのは、丹沢全体がとっても白いということ。
金曜日、都内で雪がちらついた時、丹沢でまた積もったのかな?じーっと見つめていると・・・



あれ?


あれあれ??





白馬だ!! 蛭ヶ岳に白馬現る!わぁ~い゜.+:。(ノ^∇^)ノ゜
蛭ヶ岳の白馬尾根に現われるという白馬の雪形、初めて見ました。(南山からがいちばんキレイに見えるらしいですが)
富士山は見えなかったけど、珍しいものを見れて感激♪眠くても来た甲斐がありました。






いつもならそろそろお花の季節だけど、高尾の春はもう少し先のようでした。




【行程】日影沢BS8:45→花探し→日影沢キャンプ場9:10→高尾山頂10:00~10:10→
    ケーブル駅(天狗焼き購入)→蛇滝口経由高尾山口駅11:30
【残雪情報】■日影沢キャンプ場からいろはの森方面日陰は一面雪の中。林道から上は部分的に積雪少し有。
       ■十一丁目茶屋からの2号路上部は日当たりがよいのか雪はナシ。
        びわ滝から6号路分岐~車道までは沢沿いに大量の雪、スニーカーでは危ないかも。 
       ■ケーブルカーは4/10頃まで運休。リフトは運行中。  




忘れないよ

2014-03-11 | イワテケン

3.11

あれから3年。この3年間いろんなことがありました。



岩手県・野田村
津波で全てなくなってしまった海岸線にはまだなにも再建されていない。
復興の実感が得られないのは、はたで見ているだけのものにも解る。
離れて暮らす私でもあの時の映像を見ると辛くて胸が締め付けられるのだから、
あの日からずっと同じ地域に住んでいる人の中には、身を引き裂かれる様な悲しみに今も耐えて、
先へ進めない人もいるだろう。

目に見えた変化は、途中で切れてなくなっていた三陸鉄道のレールが繋がったこと。
まっすぐに伸びるレールが力強く感じられた。
もっともっと力強く、先を照らす何かが必要と思うけど、じゃあ自分には何ができる?
今の自分にできる支援をしたつもりだったけど、たいしたことはやっぱり何も出来なくて、
震災をきっかけに出会った  たち から逆に今も強さと元気をもらい続けている。





震災のあった日から1週間は岩手の家族の安否が解らず、仕事をしていても毎日上の空だった。

その後生きてて良かったと喜んだのもつかの間、夏、お義母さんが吐血し癌がみつかった。
もう少し早ければ・・・手遅れといわれた。
震災であれこれ大変だったから、痛くても病院に行かず我慢していたのだろう、
早く気づいてあげれなかったのが残念でならない。
2年近く病と闘い、去年のお盆に永遠のさようならをした。
「おかえりなさい」と言ってくれたお義母さんの声が今も耳の中で響く。




震災当時、岩手の家にはワンコが5匹いたが、その年の秋、母犬のるみ子が亡くなった。
そして今年、関東が大雪だった2月7日、息子のタロウが亡くなった。

本当におりこうさんの可愛い子で帰省中の私の一番の友達だった。
「タロちゃーん」と呼ぶとどこからでもすぐに私の元に駆けて来てくれた。
今年1月には相当弱り、よろよろ歩きになってしまってもなお、私の後をついて歩いてくれた。
あれが一緒に歩いた、最後のお散歩になってしまったね。




でも寂しがってばかりもいられない。
春になれば木々は芽吹き、季節はいつもと同じようにまた巡ってくる。
日が沈み、眩しい朝がきて、暗い夜がきて、まいにちがあっという間に過ぎていく。




いきいきと輝いていた命があったことを忘れずに、自分がもらったたくさんのありがとうを忘れずに。
時々は立ち止まって、明日もまた生きていきます。






ご当地アルプスin沼津

2014-03-01 | ヤマのこと



2014.2.22(土)初めての沼津アルプスヘ。


22~23日の土日は去年から長野県の温泉を予約していてとても楽しみにしていたのだけれど、
大雪の影響で路線バスが走らないので無理、とのことで宿からキャンセルの連絡があった。
生活するのも大変な場所へ遊びに行くのも今一つ気が乗らなかったから仕方ないけど、やっぱり残念。
諦めて代替え案を・・・あちこちの除雪作業の邪魔にならないところ・・・と考えて閃いた、
そうだ、まだ行ったことのなかった”沼津アルプス”に行ってみよう。


沼津アルプスとは・・・





 
うちから熱海までは日帰りエリアだけど、熱海を過ぎるとなぜか旅気分
片道4時間近くはちょっとしんどい、ズルして新幹線に乗り、沼津駅に着いたらまさかの雨
雨マークなんて一つもなかったのに・・・
少し悩んで雨宿りして、せっかくここまで来たのだから行こう!と狩野川を渡ったら今度はまさかのあられ・笑
もう雪は見たくないから雪のない場所を選んで来たのに~




でも行くと決めたからには進むのだ
ほんの少しの車道歩きで公園のような小高い丘に着いた
ここからいくつかのピークを越えて歩くルートが”沼津アルプス”らしい
キョロキョロしていたのか、地元の方らしいオジサマが「東京から来たのか!ちょっと待ってて」
と休憩所?から地図を持ってきてくれた  優しい気遣いにココロが温かくなる

この頃には雨も上がって、同じように縦走しようとする団体さんやら人が増えて、もう降らないのかな?
なんだかちょっとほっとした




ひとつめのピークでカラフルな道標が迎えてくれた
手作りの色合いがノスタルジックでなんてかわいいのでしょう
沼ア、って言うんだね。ヌ・マ・ア、イェ~イ♪




さあ、頑張って歩こう~と進むとゆるやかな公園の散歩道のよう
右手に海が見えてきた




おじいちゃん、おばあちゃんが植えてくれたピンクの山椿がいっぱい咲いていて、心が和んだ



光の差すほうへ進んでいきましょう




その後いったん車道に降りて、少しの間急坂を登ると、目の前が明るくなり徳倉山
青空ものぞき、日がさしてきてポカポカ陽気になった
やっぱり静岡だね
この広い山頂があまりに気持ち良くて芝生の上にあおむけになる
早起きで寝不足の私達、ちょっとうとうと
富士山もうとうとしていたのか?出てきてくれない




こんもりと広くて気持ちの良い山頂からはまた、ぐんぐん下る
次はあそこに見えるピークかな?アップダウンしながら進んでいく感じが外秩父七峰に似てる気がした




香貫山から南へ横山~徳倉山といくつもの小さなピークを繋いで




千金岩から眼下に駿河湾が見える場所は、海からの風がカラダの中を通り抜けていくような気持ち良さ





海がキラキラ




空もキラキラ






太陽サンサン浴びて歩く尾根道は思わず鼻歌混じりになる
あそこに見えるのが最後のピークかなぁ





中将岩の先は急登が待っていた




息を切らせて登りきると小鷲頭山、次が鷲頭山
そこから下れば緩やかかと思いきや登り返し、ここからがハイライト?





ここまで鎖があったりロープがあったりポカポカな尾根歩きがあったり、そして岩尾根
沼ア、面白いね






志下山~小鷲頭山~鷲頭山と繋ぎ、分岐までが結構長く感じてちょっと萎えたけど、
ここまで来たならやっぱりピークを踏もう、と大平山をピストンした
これで沼ア、コンプリート(v´∀`)ハ(´∀`v)ヤッタネ☆





さあ、下山しましょう なになに?グルメ街?魅力的な響き  
バス停に向かって降りていきます





みかん畑の中、海に向かって下りていくと伊豆、って感じがするのです
1袋100円のみかん購入して、乾いた喉を潤す
それはそれはみずみずしくて甘くて美味でした






 
旅の終わりは多比BSからバスに乗って伊豆長岡温泉へ
日帰り入浴に選んだのは”温泉駅”から徒歩1分の地元の公衆浴場、長岡南浴場
立て直したばかりのようでとてもキレイな施設、つるっとしたお湯の源泉掛け流し
これで300円なんて長岡の人が羨ましい



 
汗を流したあとはまたバスに乗って伊豆長岡駅へ
そこからローカル線にコトコト揺られ、夕日に浮かぶ歩いた山のシルエットを見ながら三島へ





せっかく三島に来たのだから、おいしいお魚を食べて帰りましょう
日本酒、焼酎が種類豊富に置いてあるお店で、天然カンパチのお刺身や、
桜海老のかき揚げ、あしたか牛、鰻の白焼きetc・・・
丁寧な仕事の施された美味しいお料理を頂き、長い帰路はロマンスカーで二次会
ああ、またいっぱい飲んだり食べたりしちゃったね







ちょっぴり春を感じた、週末プチトリップでした。







【行程】品川駅6:40→新幹線→三島駅7:24 7:42→沼津駅7:47

    沼津駅8:15→香貫山9:30→徳倉山11:05~11:25→千金岩11:50→志下坂峠あたり12:00~12:20→
    小鷲頭山13:10→多鷲頭山13:20→大平山分岐14:08→ピストン→分岐14:30→多比BS14:58

    多比BS15:10→温泉駅15:30~~入浴~~→伊豆長岡駅16:50→三島17:11