カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

物欲モードスイッチON

2009-06-25 | カメラ

先日のニコンプラザにはもちろん手にとって見れるたくさんのカメラやレンズが置いてあり、
説明してくれるスタッフも常駐しているのでありがたい。
量販店みたいにざわついていないので静かでいいんです、居心地もいいんです

そこでつい、以前から欲しかったもののこと、スタッフさんに聞いてみちゃったんですよね。

「このカメラで使える広角のレンズありますか?」
「はい、こちらが5月に出たばかりのです、どうぞお使いになってみてください。



といわれ、使わせていただく事になり窓際で撮ってみた。
「こちらはFXフォーマット35mm判換算で15-36mm相当の撮影画角です」

そ、この意味が未だに解らない。セミナーの時図で説明を受けたんだけどチンプンカンプン・・・
ま、解らなくてもいいか。

おっと確か・・そういえば前回もこのお兄さん・・・
あの時は自分のカメラを持って行き、なんとか使い方を教えてもらおうと、
置いてある写真のサンプルを見て、
「買ったばかりで使い方解らなくて・・・(実は一年以上経過)
こういうのが撮りたいんですが、ピントがどうも合わないんです・・・」
と言って教えてもらった。

「じゃあレンズもMに切り替えて、ピント合わせてみてください。」
「はい。ぐりぐり・・・」
「・・・お客様、ピント合わせはそこではなく、レンズの先端を・・・」

マニュアルで撮ったことのなかった私は、ピント合わせる時、
レンズの先端ピントリングを動かす、ということを知らなくて(取説理解出来てない)、
レンズ本体のズームリングを廻してた・・・。

彼から見たら「あ~あ」なヤツだったことでしょう。
その時「カメラの初心者セミナーに通おう」と決意したんですけどね。(それ以前という気も)
今回もアホアホなことを聞いて、「またあいつか・・・」と思われたくなかったので、
ちょこっと写真だけ撮って即退散


自分の18-55mmのレンズで撮ったもの


10-24mmのレンズで撮ったもの

あ~こんなに違うのね
このレンズなら、あの雄大で感動的な自然の風景を、
今までよりもっとダイナミックに切り取ることが出来るじゃないのーー(あぁ、単純)

自転車<レンズ(約¥90,000)
レンズ換えても腕が変わらなきゃねぇ<より良いものを撮ってみたい!気持ちが大事

さあ、どちらに軍配が・・・




1週間のにゅういん

2009-06-24 | カメラ


先日、尾瀬でお花の写真を撮ろうと思い、
「やはり尾瀬に望遠レンズは必須よね」
と半年振りくらいにレンズを持って出かけた。

いよいよお花ちゃん撮影タ~イムとレンズを付け替えると?
あ れ ?
ぜんぜんピント合わせに入ってくれないレンズちゃん。

今まで何回もレンズが動いてくれないことはあったので、またそれかと思い、
一旦諦め、しばらくしてまた着けてみたが、やっぱり動かない。
やむなく、尾瀬では単なる「荷物」となってしまったレンズちゃん。

最近望遠レンズ使わないし、何が原因か解らないし、そのままでもいっかな~~、
と思ったものの、そんな時に限って急に使いたくなるものだから、
やっぱり見てもらいに「ニコンプラザ」へ持ち込んでみた。

状態を話してみると・・・

「あ・・・・ダメですね。見積もりしましょう。」

ということで、ものの1分で1週間の入院決定。


(動きをやめた私のレンズちゃんはこれ)

一応原因等色々聞いてみたが、やっぱり予想通り私の使い方が悪いのが有力。

「雨の日の撮影とか皆さんどうされてるんですかねぇ?」
「雨の日は撮りません・・・」
「え?」
「カバーをつけるとか。濡れたら即、タオルで拭いたりとか。カメラは精密機械。
水、湿気、ホコリ、振動には弱いんですよ」
「あーーーーーーーそ・・・そうですよね

私の使い方と来たら、そりゃーもう・・・
移動中も軽量化のためタオルにも包まずスタッフバックにじかに入れ、
歩いている最中はザックとともに肩からナナメにかけっぱなし。
よほどの強い雨でない限りザックにはしまわない。
雨の時は、いつでも撮影できるよう合羽の中(お腹側)にしまい込んで、
私の汗で湿気てレンズが曇って、いざ撮ろうとすると役に立たない状態。
冬の乾燥した土煙舞い上がる林道でもナナメかけっぱなし。
急な登りは本体がガッツンガッツン岩にあたること多数。
(あまりひどくぶつかる時はナナメかけしたままやや後ろに廻す)
おまけに汗っかきだから、滴り落ちる私の汗がカメラにポタポタと落ちているのを何度も目撃。

全部あてはまってるやん・・・
よくぞこんな目に合わされながらも今日まで耐えてくださいました。
ありがとうD40ちゃん(生産終了だってね)

そういえばカメラセミナーの時も、むき出しでカメラをカバンから出すの私だけだったな・・・
ニコンプラザでもカメラを出す時も、カメラバックに入っていないの私だけだったな・・・

・・・・・・・・・・・

次回使用時のために、とりあえず雨よけのグッズをぽちっとしました。
本体が動きをやめる前に、反省し、いたわりの気持ちを持ててヨカッタです


(多分、入院費用は¥10,000くらい?)




ゆったり尾瀬ケ原・アヤメ平 その3

2009-06-22 | ヤマのこと

その1 その2

6/14(日)
【行動】見晴十字路5:00→山ノ鼻6:40→鳩待峠7:40
【交通】シャトルバス鳩待峠8:20→戸倉バス停8:50(¥900)---温泉入浴(¥500)
戸倉バス停10:10→沼田駅(¥2,100)JR沼田11:58→12:43高崎13:14→新宿14:59(¥2,520+湘南新宿ライングリーン¥750)
<交通費合計@¥10,870>



翌朝まだ暗い3:00頃からテント場は動き出す。
私も目が覚めて、急ぐ旅ではなかったものの、道中長いので今日も早めに帰ることに。


5:00、見晴出発。ゆっくり歩いて帰るだけなので山登りの緊張感はなく(笑)
サンダル履きの小屋の皆さんが大勢、木道に佇み朝もやの風景を見ていた。


山ノ鼻に向かう人は私たちだけ。
何度も振り返りながら進んでいくが、刻々と変わる朝の風景はいつ見てもフォトジェニックなところばかり。


燧ケ岳の向こうから、朝日が昇りそうで・・・見えなさそうで・・・


右も左も、もやに包まれ、美しい朝の風景を見せてくれた。


竜宮まで来ると、厚い雲の切れ間に朝日が見え、
一瞬、目の前が墨絵の世界になった。


自然が作り出す幻想的な風景は、まったく同じ一瞬はたぶん・・・ない。
だから何度でも感動し、何度でも来たくなる。


牛首あたりまでくると、木道が新しいものに架け替えられてキレイになっていた。
(山の鼻までの途中にはまだ、水没した木道があって懐かしかったけど)
尾瀬中にたくさんの木道があるけれど、ここ尾瀬ヶ原の鳩待峠~竜宮までは特に寿命が短いそうだ。


帰りたいような帰りたくないような・・・
新しいベンチでのびのび休憩。うっすらと至仏山の残雪が見えていた。

至仏山が大きくなると、山ノ鼻は近い。
見晴とはだいぶ雰囲気が変わってくる、軽装の人が増え、この時期デカザックを背負う人は少ないようだ。


山ノ鼻山荘前で休憩・・・一日で1163個って・・・それはすごいね!



川上川を渡り、鳩待峠への木道を登っていく。
熊よけの鐘が新しいものになっていた。

まだ6時台なのに、昨日同様上から団体さんがいっぱい降りてくる。
汗かいて登っている自分がちょっと恥ずかしい

このエリアで見かけた花は・・・


?・シラネアオイ・スミレもあった。


ツツジが鮮やか・巨大なカタツムリ?殻の直径4cmくらいだった。


7:40、汗ビッショリで鳩待峠へ到着すると、至仏山が見え隠れしていた。
あそこも7月になるとお花畑になるとか。いいなー・・・・又来たいけど無理だなぁ。


もうおなかが空いてしまって、誰もいない食堂でうどんの朝食をとる(4:00にも食べたんだけど・・・)


始発のバス時間までたっぷりあったので、花豆ジェラートも食べる。
人と逆の時間帯に動くと、やっぱり空いていて気持ちいいな。


その後、シャトルバス(タクシー)に乗って戸倉へ戻る。
今日は事前に調べておいた温泉「旅館・玉泉」¥500
9:00前だったけどけど気持ちよく案内してくれた。

湯ノ花の浮く温泉は美人の湯、と言われるそうでなるほど肌がつるつるする。
もちろん貸切でゆっくり朝風呂、は~気持ちいい。

ロビーでバスの時間までくつろぐ。
若女将さんが明るく気さくな方で、とても好印象な温泉でした。
バス停の目の前、というのも公共機関利用の私たちには嬉しい。

路線バスに乗ると、同じように沼田駅に行く尾瀬帰りの人が4組。
ゆっくりバスに揺られ、あー、やっぱり尾瀬はいいな、と、うとうとと・・・。



JR沼田駅のベンチには、地元のおかあさんたちが作ってくれたらしい手作りの座布団が引いてあった。
温かい温もりを感じながら電車を待ち、数年ぶりに思い出に残る誕生日となりました。


おしまい。


吉祥寺にて

2009-06-21 | オデカケ

6/20(土)はmono galleryで開催中の「みっつのボタン」展へ。

 
土曜日の午後、ギャラリーの中はお客様で一杯。
次々売れてスカスカになる棚の補充に、作家本人達も大忙し。

 
そんなお忙しい合間にも美味しい紅茶を頂き、作品を眺める。
細やかな手仕事の服や、シックで個性的なのアクセサリーはさすがだ。
HPを見た瞬間からホレボレしていた本田さんの作品は既に売約済みだった・・・

でもまだまだ他にも素敵なものありますよん。
素晴らしい作品に触れ、久しぶりに作家魂(そんなものあったの?)に火が着きかけた土曜日でした。
(本館からお越しの皆さん、サボってばかりでホントゴメンナサイ


 
(左:「月和茶」 右:連れて帰ったホホホししょー作ツイード犬二匹目)
その後、約束していたmichiさんと、偶然再会したTANAKAさんくもそらさんと4人で、
吉祥寺の喧騒をよそに比較的静かな台湾カフェで、
美味しいスイーツとお茶を頂きながら4人の作家達のモノに対する熱い思いを語り・・・

いつしか話は「餅つまらせ老人の呪い」と変化し・・・
大爆笑な土曜の午後は過ぎていったのでした。

++++++++++++++++++++++++++

「みっつのボタン」展
6/18(木)~6/22(月)12:00~18:00まで(最終日は17:00)。

場所>>モノギャラリー
詳細は>>ホホホの本田




ゆったり尾瀬ケ原・アヤメ平 その2

2009-06-20 | ヤマのこと

その1



(コバイケイソウ)
テント設営を済ませ、まだ行った事のない「三条の滝」まで行って見よう、ということになった。
こういう思い付きが出来るゆったりさが尾瀬のいいところでもある。


赤田代に向かう途中、リュウキンカがいっぱい咲いていた。
燧ケ岳をバックにいい眺めです。(望遠レンズが動かなくなってた・・・ので寄れません(~_~;))

 
リュウキンカ・ニリンソウ・スミレ

 
面白い形!これナンダロウ?  ・ミツガシワ

 
開いてきたタテヤマリンドウ・ミヤマツボスミレ

 
ミヤマキンバイ?・地糖(花じゃないけど)




 
リュウキンカ&水芭蕉・白くて小さいのは何?


東電小屋との分岐を右に折れると「温泉小屋」が見えてきた。
こっちも静かでいいところですねー。


無料休憩所では「手荷物預かり・滝まで行き50分」と書いてある。
え?そんなにかかるの?ま、いっか。行って見よう。


手ぶらで来ているのでラクラク気分。
あー!滝だ!着いた!と思ったら「平滑の滝」でした。
500mの花崗岩の川床を滑るように流れる幅の広い滝は見ごたえありました。

さてここから三条の滝へ向かうのですが、下る下る・・・
途中ぬかるんだところもあり、まだ降りるの?ってくらい降りて・・・

下って・・・


下って・・・まだ?と何度も一人突っ込みしながら、やっと着きました。


さてその姿は・・・
すごい水量です!さっきの平滑の滝で足滑らせて落ちたら、ここに来るんだ・・・
間違いなくサヨウナラだなぁ・・・
なんてくだらないことを考えながら・・・すごい水量の滝でした。
でも・・個人的には「平滑の滝」のほうが好き(~_~;)

さてまた下った分だけ登ります。登り途中でまた雷と雨が・・・
合羽を着込んだのでまた汗かいてしまいました。
汗だくで、上りついた先の無料休憩所でつい、ジュースを買ってしまいそうです。


さて、あとはテント場に帰るだけ。
温泉、と聞くと入ってみたくなる私たち。行きに「温泉・・・入ってみたいねぇ」帰りに聞いてみようと決めてきた。

「温泉小屋」では入浴だけできるのかな?とダメもとで聞いてみましたが、
やはりやってないとのこと、残念。混雑する時期ですし、仕方ないですね。


予想より早く戻ってこれたので、また尾瀬ヶ原に出て散策します。
湿原を吹きぬける風が気持ちいいー。


東電小屋のほうまで行き、新潟県の「只見川」を渡り・・・


ヨッピ橋までは時間切れのため、来た道を戻りました。

眠い眠いといいながらも、ビンボー症なのでやっぱりあちこち歩いてしまいましたネ。


見晴に戻ってきました。燧ケ岳を望む、この場所がなぜか大好き。


日が長い時期なので、みんな思い思いにゆっくり寛いでいます。
ここは私にはなぜか「見晴リゾート」に見えます。
オサレでキレイな小屋が多く、燧ケ岳の山と、尾瀬ヶ原の海の両方を眺められる避暑地。
昔は静けさと癒しを求めて海外に出かけたけど、ここ尾瀬はそれ以上に素晴らしいリゾート(心の中の、ね)だなぁ、
と日本の良さを再認識できる場所。今まで知らなくて損していた気分なのです。


水縹(みずはなだ)色に塗られた「弥四郎小屋」の窓枠がノスタルジックでたまらなく好き。

さて、テントに戻り前回出来なかった「弥四郎小屋」テラスでの生ビールタイムです。

 
リゾート気分とはいえ、ここは山の中。
ウッディな山小屋の創りが温かくて、落ち着ける空間を作っている。
ちょっとの不便さと、手作りのケーキやパンが嬉しい。

 
格子木枠の窓から望む尾瀬ヶ原の海は、今日は小さな波が立っている。
いつ見ても違う波が漂っているから、何度眺めても飽きない風景。
日が落ちるまでずっと、見ていたい風景の一つ。


山の鼻の喧騒とは少しだけ違うこの見晴。
ここのテラスから眺める尾瀬ヶ原は本当に美しい。
本来は原点であろうこの風景も、私には非日常。
そんな景色を眺めながら何も考えず、疲れと眠気とビールの酔いがほどよく指先まで行き渡る、
この瞬間がいいのよねぇ・・・。


ルートを変えて歩き、また違った尾瀬を知った1日。
いつもよりずっとゆっくりと、気持ちの良い1日が暮れて行きました。


翌日へつづく



ゆったり尾瀬ケ原・アヤメ平 その1

2009-06-19 | ヤマのこと

6/13(土)~6/14(日) 尾瀬に行ってきました。

【交通】往路:関越交通夜行直行便 新宿22:00→戸倉3:50(¥3,700)戸倉バス停4:30→鳩待峠5:15(¥900)
【行動】鳩待峠6:00→横田代7:10→アヤメ平8:10→富士見峠9:00→八木沢→見晴テント場11:15
見晴12:30→赤田代→三条の滝13:50→東電小屋15:30→見晴テント場15:50

去年のGW残雪時に訪れて以来行ってなかった尾瀬。
水芭蕉の時期はちょっと過ぎましたが、雨でも楽しめる貴重な場所

我が家から朝出発すると、一番早くて鳩待峠に着くのが10:40頃。
滞在時間が短くてもったいないので、この時期なら使える夜行バスで初めて行ってみる事に。

金曜出発の夜、そんなときに限ってダンナが残業。
ザックは家においてあるし、2個ももてない私はハラハラしながら待つ。
ギリギリ家に帰ってきて慌てて支度をして、なんとか22:00新宿駅南口に到着。

-------夜行バス体験--------
天気予報が曇り&雨だったせいなのか?幸いバスは空いていた。
ちょうど一人で2席使える程度の人数だったので、ラクラクにくつろげてほっとする。
トイレは着いていないバスなのがちょっと難点だけど。

途中23:30頃「高坂」のPAで休憩。なんとここで40分も時間つぶしなのだ。
そんなことなら新宿を23:00出発にしてくれればラクなのに~と思う。
停車中静かに寝ようかと思いきや、バイクの暴○族のような皆さんがPAで鼓膜が破れそうな爆音でぐるぐる・・・
眠れるはずもない。

その後も1時間おきぐらいに停車(トイレ休憩?)して、この日は先に「大清水」で下車、
とのことで3:00には起こされる。
まったくと言っていいほど寝かせてもらえないバスなのね・・・
もともと眠りの浅い私、夜行バスで山登りは無茶なのはわかっていたが・・・
尾瀬ハイキングでよかったー。

鳩待峠でシャトルバスに乗り換えるも、規制ゲート前ですでに10台以上のバスが待機。
5:00の時報とともにいっせいに走り出す車はなんだか異様でした
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そして鳩待峠に着くと、先に到着したバスやらなんやらでごった返し!
まだ5:20頃なのになに?この混雑?
トイレも長蛇の列、こんな朝から皆さんハイテンション・・・恐るべし尾瀬・・・

まだ頭も体もぼんやりで動けない私たちは、賑わいをよそにコーヒーを沸かして無言で朝食。
あっという間にみんな山ノ鼻方面に消えて行き、私たちの進む「鳩待通り」方面へは誰も行かない様子。ほっ。


静けさが戻ってきた。こちらのコースは初めて。さあ、出発。


ゆるい登りは寝不足のカラダにちょうどよい。
ところどころまだ残雪はあるものの「通り」と言われるほど、ホントになだらか。

 
自然林に囲まれながら、木道を1時間かけてゆっくり進んでいくと、水芭蕉とともに前方が開けた。


ここが「横田代」かー!広くて気持ちよい~~~!


振り返るとまだ雪の残る「至仏山」がすごく大きく見える。
素晴らしい眺めです。

ここの湿原には・・・

 
チングルマ・ショウジョウバカマ

 
ヒメシャクナゲ・ミツバオウレン&モウセンゴケ


攻撃的なワタスゲ?

ここでチングルマに会えるとは思っていなかったので嬉しかった。

 
イワカガミとチングルマのコラボ・タテヤマリンドウ


木道から見るとこんな感じに見えています。写真では見えにくいですが、
実際はちゃんとどこに花が咲いているか見分けることが出来ます。



天気は曇りでも、眺めがよく気持ちよく先へ進みます。
一度来て見たかった「アヤメ平」はもうすぐかな・・・あそこに見えるは・・・ひ・・・


その前に「中原山」。遠くになだらかな木道が見えてワクワクする。


だんだん前方が明るくなり、上を見上げると・・・空へと続くように伸びる木道。
あまりの美しさに思わず「うわぁ~~~」と声を上げた。


その先にはこんな広々とした高層湿原だった。なんて美しい・・・
数千年単位での長い長い営みによってできた湿原、以前は「天上の楽園」と讃えられていたそう。
ここに立っているだけで、なぜだか気持ちがとても穏やかになる。
私の人生よりはるか昔から続いていたこの場所、存在自体がすごいことだ。

もしかしたら三途の川ってこんなふうにふわり、と穏やかな気持ちのまま、
木道に導かれ天へ上っていく感じなのかな、
それだったらそんなに怖いことではないのかも、と感じてしまった。
寝不足で弱っているとロクでもないことを考えるものだ(汗)


天気がイマイチのわりには展望が良い。
ここから見る燧ケ岳も素晴らしいが、東西に幾重にも重なる山々が見える。
至仏山の奥の笠ガ岳、右奥に雪のついた越後駒ケ岳(多分)、正面に景鶴山、大きな平ヶ岳もみえる。

 
みんなが大好き、という意味がわかった「アヤメ平」
先のベンチで皆さんゆっくりと寛いでいた。
そう、ここはゆっくり来る場所だね。急いで通り過ぎてはもったいない。
ぼーっといつまでも雲の流れを見ていたい気分だった。


アヤメ平を過ぎると右手が開ける場所に出た。
日光白根山など栃木の山々が見える。


ぐるっと木道に沿って歩くと、富士見田代・・・

 
そして「富士見小屋」についたらなぜかちっさいチワワがよってきた。
ここで少し休憩をします。ここでも出会う人は2,3人、静かです。


八木沢道を通って「見晴十字路」を目指します。
この先も自然林のきれいな森。歩く人も少ないのでのんびりと下っていく。
ツツジが咲いていました。
この先で出会ったお花は・・・

 
ムラサキヤシオツツジ?・ミネザクラ?

 
ミヤマスミレ?・イワナシ

 
エンレイソウ・サンカヨウ


「昼場」までくると雷の音が。先ほどまで見えていた燧ケ岳の耳も雲に隠れる。
この日の天気は雷→さっと降る雨→晴れ間がのぞく の繰り返し。
でも梅雨らしいシトシト&ザーザー雨ではないので、助かったかも。

 
こちらの道は木道はなく、そのかわり所々倒木が有り道をふさいでいた。
単調な下りなので眠くなる・・・が、お花を探しながら歩けば楽しいもの。
紅葉の時期はきれいなのかもしれません。

「八木沢」の橋を渡ると・・・


沢沿いの平坦な道に下りてきた。
平坦になると睡魔が襲ってくる・・・眠さのため無言で歩く二人。
そういえば、去年のGWもこんな感じの平坦な雪の上を歩いたっけ。
GWにはまだ葉っぱのない木ばかりで、トレースと赤ペンキを頼りにしないと、右も左も同じ風景に見えて、
まだかなー、合ってるのかな?と不安を感じながら歩いた記憶がよみがえる。


向こうにカラフルなテントが見えてきた。見晴テント場に到着。

まだ12:00前だというのに、結構な数のテントが。
すでにまったりと昼食を取りながら寛ぐグループもあり。それもいいよね~

私たちも設営して昼食。
昼寝でもしたい気分だったが、ここで寝てしまうと多分夕方・・・
それではあまりにもったいないので、食後すぐ尾瀬ヶ原に散策に出かけた。


文字制限のためつづく



展覧会のお知らせ

2009-06-18 | オデカケ




「みっつのボタン」展覧会始まりました。

今日6/18(木)~6/22(月)12:00~18:00まで。

場所は吉祥寺>>モノギャラリー
我らがししょー>>ホホホの本田

梅雨の時期、しっとりと緑潤う井の頭公園。
美しい街で、おいしい紅茶とステキな作品に癒される休日もおつなもの。
お時間がありましたらお立ち寄りください




週末は尾瀬

2009-06-15 | ヤマのこと



6/13~6/14は大好きな尾瀬に行ってきました。
何度訪れても・・・飽きることはなさそうです。
またすぐにでも、行きた~い


私の仕事は6月から9月までが一番忙しい時期。
夏に忙しいのって悲しいデス・・・

と、ぼやいてしまいましたが、そんな訳でレポはまたのちほど