カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

あの旅の続きを【鏡平~新穂高】

2015-09-30 | ヤマのこと


【1日目:折立~太郎兵衛平編
【2日目:黒部五郎岳前半
【2日目:黒部五郎岳後半
【3日目:鷲羽岳

続きです。

鷲羽岳ピストンから三俣山荘に戻ったのが10:20
朝ごはんをろくに食べずに出てきてしまったのでもうおなかペコペコ。
ここでお弁当で大休止、双六岳には登らず双六小屋を目指します。










三俣山荘からは一旦登り、三俣蓮華岳の手前で巻道ルートに入りました

ですが、この巻道ルート、なかなか長い・・・
ゆるゆるかと思いきや登り返しもあったりして、
晴れていれば(この日は11時頃からガスでした)
双六岳経由で行った方が気持ち良いし楽だったのではないかしら?
ここを歩いている方ほとんどがなぜか無言でした(笑)疲れる時間帯?

でも紅葉にはあと少し、という感じでしたが十分素敵なルート(*^_^*)
3年前の黒部源流から見上げた鷲羽の見事な紅葉を思い出しながら、三俣エリアをあとにしました。





分岐まで最後の登り返しで巻道も終わり、小屋が見えました、ほっ。
今日は連休三日目とあってか、双六小屋もそんなに混んでなさそう
ビールもジュースもしっかりありました。

疲れ切ったらここで泊まってしまおうと思ったけど、なぜか今日はまだ元気がある
時計を見れば13:50、鏡平まで2時間くらいだから何とか間に合いそう
双六のべンチで生ビール飲んでる人を横目で見ながら・・・鏡平山荘のコロッケ目指して頑張りますか!




テント場の脇を登り返していきます
前回見た時も曇り空だったけど、ここも紅葉きれいなんですよね~




振り返り見る鷲羽岳、ここで見納めです
ここからの眺めは、何度見ても鷲羽岳が絵のようで素敵です。





だんだん雲が多くなり、花見平に着くころには何にも見えないほどのガス
15:40 予定より早く鏡平山荘に着きました、今日はよく歩きました。




山荘に着いてもガスに覆われ寒いくらいでしたが、空いていたので外ベンチで乾杯
日没直前にうっすらと槍が姿を現しました
これ以上は見れなかったけど、私には十分幸せな山の夕暮れ

今日は比較的空いていて、木の香りのする新館に通してもらい、
美味しい手作りコロッケと美味しい食事、ふかふかのお布団
昨夜の寝不足も一気に解消、ぐっすり気持ちよく眠りました。



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翌朝は快晴
バスの時間があるので5:45出発
池に映る穂高の姿、2回とも朝なので逆光ですが今回も見ることが出来ました。




正面に乗鞍岳と焼岳を見ながら小池新道をぐんぐん降りて
あっという間に下界の人に。
わさび平小屋のバナナがとっても美味しかった、1本100円♪

前日まで仕事が忙しくてヘロヘロだったのに、山に入った途端元気になり、
私にしてはめずらしく元気いっぱいだった4日間、
中崎山荘で汗を流し、楽しかった山旅を終えました。



行けてよかった、行って良かった
山に元気をもらってしみじみ・・・山ってやっぱりいいね(*´∀`*)
   


長々お読みいただきありがとうございました。








■行程■
(9/21)黒部五郎山舎5:10→三俣峠6:30→三俣山荘7:40~8:00→鷲羽岳9:10~9:20→三俣山荘10:40~11:00
→巻道コース→双六小屋13:50→弓折分岐→鏡平山荘15:40

(9/22)
鏡平山荘5:45→秩父沢7:15→わさび平8:10→新穂高ロープウエイ9:20→中崎山荘
新穂高バス停11:55→平湯温泉バス停12:30→新島々14:35→松本14:49→あずさ→新宿17:24




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あの旅の続きを【鷲羽岳】

2015-09-29 | ヤマのこと


【1日目:折立~太郎兵衛平編
【2日目:黒部五郎岳前半
【2日目:黒部五郎岳後半


2015.9.21(祝月)

この日の予定は2パターン
宿泊地は「鏡平山荘」に決まっているのでどこを通って行くか?
もう一度双六岳の槍への滑走路もみたいし、あの時疲れてて登れなかった鷲羽岳も気になる。


ただ、鷲羽岳をピストンしてから鏡平まで降りるとなると、CT約11時間、推定到着時間17時
私の足で辿り着けるのかな・・・
でもでも!
こんな天気の安定している時に登らないなんて、次はいつになるか解らない・・・ならば


「チャレンジするしかないでしょう」




と、前日に決めたものの、夜中のいびき大合唱と激混みの小屋でほとんど眠れなかった (´ε` )
眠くてフラフラしながらも、とにかく出発しないことには始まらない。
5時、まだ薄暗い中小舎を後にし登って行く。




夜が明けて、振り返れば昨日の黒部五郎カール




しっとり佇む端正な笠ケ岳






登り切るとあとはまた優しい稜線歩き




今日は三俣蓮華岳にはいかず、巻道を行きます
巻道と行っても雲ノ平や祖父岳の雄大な景色を眺めながらなので、
次々迫ってくる大きな山の塊に、わー!とか おーっ!とか言いながらの楽しい道のりです。




まだ雪が残っているところもあったりして・・・




懐かしい三俣蓮華岳のテント場に着きました
ここから見上げる鷲羽岳ってほんとうに大きい!
ガレガレに見えるし、登れるのか?私??





それにしてもここのロケーションは最高ですね♪
以前来た時はのんびり槍を眺めながら”黒部の山賊”読書したっけ
でも今日は違う、頑張らないと。

三俣山荘でジュース飲んで気合い入れようと思ったら、
こちらもビールもジュースも売切れでした・・・・
あとで聞いた話ですと、黒部五郎小舎と三俣山荘はヘリはこないので、物資は双六小屋から歩荷しなければならないらしいです


時計を見れば7:40  往復3時間でギリギリか・・・
行くぞ~!鷲羽岳!!




なぁんて、気合が空回り( ̄▽ ̄)
カメラと水しか持ってないくせに、どんどんダンナにおいて行かれ・・・




団体さんの後ろに着いたりしてさらにモタモタ でも急がないと!
手足フル稼働で無心で岩岩登ってたら・・・




うわーーー山頂みえた!!




1時間ちょっとで鷲羽岳山頂に着きました
山頂は大混雑で登山者のいない山頂写真など撮れないくらい




鷲羽岳からは前回の私のピーク、ワリモ岳がすぐそこに♪
いつか繋げたい裏銀座も見えている

あの時、疲れて登れなくて情けなかった自分にちゃんとけじめがつけられた気がして、
なんだか特別に嬉しいピークとなりました(*´∀`*)




槍ヶ岳と鷲羽の瞳も写真じゃなく、ちゃんとこの眼で見れた(。´Д⊂) ヨカッタ






感動もそこそこ、時間が気になるのでげざーん。
先に降り始めたのに下りは登りより遅い私、またまたあっという間において行かれました。



さあ、これで本当に間に合うの??



後半へ




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あの旅の続きを【黒部五郎圏谷】

2015-09-27 | ヤマのこと

【1日目:折立~太郎兵衛平編
【2日目:黒部五郎岳編



憧れの黒部五郎岳山頂からは剱・立山・水晶・・・眼下に雲ノ平
槍方面は雲に隠れてしまいましたが、これだけ見れれば贅沢言えません。










見たかったのは山頂からのカール
ほんとうに巨人の手でえぐりとったように大口あけている!

ほんのり色づいた黒部五郎カールと、ずっと向こうに赤いお屋根の黒部五郎小舎
この岩山から一滴一滴したたり落ちるしずくが、黒部川を作る最初の一滴となるんですね。






山頂を後にし、





えぐりとられた黒部五郎岳の壁を見ながら、吸い込まれるようにカールの底へ













降り着いたところから、360度ぐるっと眺める
白い巨岩と 錦色に染まり始めた山肌のコントラスト

これぞ、The Japan Alps
自分という人間がいかにちっぽけなのか、
思い知らされるほどに大きな大きな圏谷だった。






深田久弥は、

「三方を岩尾根に包まれて、
青天井の大伽藍の中に入ったようである。
すばらしい景色はどこにでもあるが、
ここはほかに類例のない素晴らしさである。」

と表現している。



あまりにも大きな黒部五郎カール
大きさと美しさにただただ圧倒され、ため息しか出てこない
離れがたく、カールの底で岩に腰掛け、しばらくぼうっと大伽藍を眺めていた。






伽藍の端から向こうへ眼をやる
3年前はあそこからこっちを見ていたんだね、あの時惚れたカールに今いる。

赤い屋根の雲ノ平山荘 ひとっとびで行けそうなくらいすぐそばに見えている
行けるはずもないほど とてつもなく大きく深い山なのに。





五郎平に近くなると、紅葉も程よく色づき初め





一度泊まって見たかった、赤いお屋根の黒部五郎小舎に着きました。



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▽小舎始まって以来の大混雑▽



一度泊まってみたかった憧れの小屋
小さい小屋でSWは混雑するのが解っていたので、断られないうちにと6月末に予約を入れていました。
到着すると受付まで約30分待ちでしたが、
予約の私たちは既に部屋割りが出来上がっていてスムーズに入れました。

ところがキャパを大幅に超えてしまった当日宿泊者は部屋がなく、食堂を使うとの事。
ただ、ビールもジュースも16時頃には売切れ、食事も6回戦?21時頃までかかり、
居場所のない宿泊者たちが階段から廊下までびっしりと座り、難民状態・・・
小屋の方々も大変だったでしょうけど、部屋のあった私たちもぎゅうぎゅうでよく眠れず。
朝は3:45に電気が一斉に点き、この日ばかりはテントがいいな、と思ったのでした( ̄ω ̄;)


翌日へ






■行程■

太郎平小屋6:30→北ノ俣岳8:40→中俣乗越あたり10:50→黒部五郎岳山頂12:42→肩13:15→黒部五郎小舎15:10
(かなりきままに歩いています)






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あの旅の続きを【黒部五郎岳】

2015-09-26 | ヤマのこと

【1日目:折立~太郎兵衛平編



2015.9.20(日)


天気予報では午前中は曇りだったけど、朝から快晴の清々しい朝となりました
今日は黒部五郎小舎までなので気分もゆったり、
小屋で朝食を頂いてから歩きはじめます。




ここからは雲ノ平へ向かう人、黒部五郎へ向かう人に分かれます
どっちが多かったのかな?なんとなく雲ノ平に向かう人が多かったようだけど・・・私たちは今日は右へ




前回行かなかった”太郎山”の山頂にちょっと寄り道、昨日見えなかった有峰湖を確認します
雲の上に浮かぶ”白山”も見えました。





黒部五郎岳は手前の北ノ俣岳の向こう、あのちょっと尖がったところ
ここから見るとずいぶん遠いなぁ・・・









だけれどもこの稜線、気持ちが良すぎて遠さは全く感じません
自分の周りは山と空しか見えない、とてつもなく大きな台地のど真ん中を行く
右に雲海、左に渓谷 正面に雲ノ平・読売新道~水晶岳~鷲羽岳 
振り返れば薬師岳の奥に剱岳・立山雄山
大きな山脈の向こうに白馬岳や大天井の稜線がちらりと見えている(たぶん)

なんて気持ちが良いのでしょう
こんな素晴らしい日に歩けるなんて、雨の多い私には数年に一度くらいしか経験できない(笑)
気持ちよすぎる稜線歩き、早く歩いたらもったいない!




ね、みんなゆっくりしたくなるよね(*^_^*)




いっぽいっぽ 楽しみながら歩き、北ノ俣岳を越え




正面遠くに槍を眺めながら、だんだんと黒部に近づいていくワクワク感
この楽しさ素晴らしさ、表現力の乏しい私には言葉であらわすことができません・・・




中俣乗越は気づかぬまま通り過ぎ、肩への登り手前まで来ました
少しガスってきたのでちょうどいいかな、と昼食にします
太郎平小屋のお弁当は五目寿司 個人的には前回美味しかったちまきが良かったな。









肩への登りはゴーロゴロ♪








息を切らせながら黒部五郎の肩に着いて
ザックをデポし、山頂へ




やった!憧れの黒部五郎岳2840m到着!
その山頂から見えたものは・・・



後半へ





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あの旅の続きを【折立~太郎兵衛平】

2015-09-25 | ヤマのこと

2015.9.19(土)~9.22(火)
SWはずっと楽しみにしていた、一番好きな山域へ行ってきました。


あれから三年、スケールの大きさに圧倒された黒部源流の山々が忘れられず
必ずまたここへ来ると心に誓った、飛騨山脈最深部
旅の続きを紡げる機会がようやく訪れました。


母の具合によってはすべてキャンセルになるのを覚悟で予定を入れていましたが、
幸い体調も良く、ショートステイも無事スタンバイでき、前日に行けることが決まった時は嬉しかったです(*^_^*)





北陸新幹線が開通したら、真っ先にここに来ようと楽しみにしていました
3年ぶりに降り立った富山駅はすっかりきれいに♪
電車派にとって富山は夜行か前泊しなければいけない場所でしたが、
新幹線が開通したおかげで、その日のうちに太郎平まで行けるのですから新幹線サマサマです。

東京駅朝一番の北陸新幹線に乗り、富山地鉄に乗り換え有峰口駅
そこからバスに乗り換え折立の登山口へ着いたのが10:30
前回は平日だったので私たちしかいなかった懐かしい有峰口駅も
この日はSW初日なので人で一杯、バスも満席で発車しました
天気予報は富山県だけが雨が残るとのこと、カッパの上だけ来てスタートです。




雨と言ってもすぐに上がり、青空が覗く中、気持ちよく高度をあげます
アラレ平(Sさん命名)のアラレちゃん手書き道標も健在でした
樹林帯を抜けた一つ目のベンチで昼食とします。

前回富山駅で買ったお寿司が美味しかったのでそれを買うつもりで来たけど見つからない?
乗り換え時間が押していたので探せず違う鱒の寿司を買いました でも美味しかった~




とにかく人が多いのと、団体さんも3組ほど一緒だったのでなかなか思うように進めません
広い草原帯に出て、有峰湖を見たいと思っていたのに・・・あの日と同じまたガス(笑)




こんな天気じゃリンドウさんも開いてはくれません





それでもこの先に広がる山々を思い浮かべると何も苦ではなく、
足取りも軽く進んで行くと・・・





おやおや?




うわっ!!出たっ!

真っ白な世界からいきなりドカンと大きな薬師岳が姿を現しました!
そこにいた登山者はみな歓声を上げます(*^_^*)
こんな予期せぬ一瞬も嬉しいから ガスも悪くないかな・・・ね。





この気持よさ、たまらない~





15:00ちょうど、太郎平小屋到着
小屋に着いたときは残念ながらまたガスで、外の気温は8度、寒い・・・
楽しみなビールも寒くて、生は頼む気になれず、外で飲むのは1本が限界
そそくさと小屋に入り、自炊室で3回目の夕飯(18:30)まで待っていたら窓の外が明るくなり・・・






ガスが消えて、美しい峰々が姿を現した
あの日と同じ、優しく微笑んでくれた薬師岳




薬師沢を挟んだ向こうには、とても大きくて登れる気がしなかった水晶岳
小さくとんがったワリモ岳、大きいくせに祖父に隠れて姿を見せない鷲羽岳
ここはオレの台地だよ、と言ってるみたいに静かにどっしりと佇む祖父岳
雲が立ち込める秘境、雲ノ平。




あの日、雲ノ平から見た大きなカールに圧倒された黒部五郎岳
今回は、あれからずっと忘れることのなかったあなたに会いに来ました




スタートラインに立てただけで、とてもシアワセを感じる
雲海と夕日、山では当たり前に見ることのできる一日の終わりが
自由に泊りに来れなくなった今の自分には、とてもありがたく思えた今日


明日からの縦走が楽しみで、あっという間に眠りにつきました。


翌日へ






■行程■

東京駅6:16→富山駅8:26 富山地鉄8:54→有峰口駅9:31 バス9:40→折立10:35
折立登山口10:50→1870m地点12:25(昼食)→五光岩14:05→太郎平小屋15:00


※SW初日の太郎平小屋、布団一枚に2人でしたが、小屋自体が大きいのでさほど混雑は感じませんでした。
夕食は4回戦だったようです。(宿泊予約済)
太郎平のテント場は満員で、張れずに断られた人もいたようです。




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晩夏の茅ヶ岳

2015-09-09 | ヤマのこと

2015.9.5(土) 山梨県の茅ヶ岳へ


久しぶりの晴れ予報の土曜日
日帰り限定だけど行けるだけでも嬉しい、3週間ぶりの山歩き


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韮崎駅から深田公園行きのバスに乗り、駐車場からのコースを行きます
人気のお山だからか?久しぶりの晴れだからか?バスは満員でした
初めての茅ヶ岳、さてどんなお山なのでしょう~


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深田公園駐車場からしばらくはずっと平坦な道を歩きます
風が抜けないので蒸し暑かったですが、木漏れ日が気持ちいい(*^_^*)



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以前は車も走っていたという登山道脇には
ヤマホトトギス/カシワバハグマ/キンミズヒキ/ハギ(何ハギ?)などなど
秋のお花がちらほらり


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グリーンシャワーが気持ちの良い森ですが、こんな平坦でいつになったら山頂に着くのかしら?
と不安に思っていたら・・・


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一時間ほどでテープが張り巡らされた場所へ突き当たりました

その突き当りから急に岩や九十九折の登りになり、やっと山っぽくなりました
「女岩」ってどこだろう~?もしかしてあのテープの奥だったのかしら?
どうやら見逃したようで、気が付けば尾根に乗っていました



20150905-4.jpg
尾根伝いに進むと”深田久弥先生終焉の地”


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そこから山頂までは菊や秋の花を見ながら細い尾根を行ったり巻いたり
にぎやかな声が聞こえてきたら・・・



20150905-6.jpg
そこが茅ヶ岳山頂でした
見上げてビックリ!一面トンボだらけ!!

残念ながら曇っていたのと、木々が茂っていたので周りの景色が見えません
かすかに瑞牆山あたりが見えていたようですが、混んでいたしまだ2時間しか歩いていないので
ちょっとの休憩で先へ進むことにしました



20150905-8.jpg
金ヶ岳までは一気に下ったり登り返したりしながら進みます
「石門」をくぐって岩の尾根を歩いたりとなかなか楽しいルートでした
でも、茅ヶ岳から見えていたとんがりが山頂だと思っていたのは南峰?らしくまだ先がありました
振り返ればさっきまでいた茅ヶ岳の△がくっきり



20150905-9.jpg
おなかペコペコで金ヶ岳到着
こちらのほうが狭いですが、人が少なかったので静かでよい感じ
今日は暑くなるかな?と思って担いできたヒエヒエのオールフリーで簡単ランチとします
展望はほとんどありませんでしたが、カワラナデシコが咲いていたのが嬉しかった



20150905-15.jpg
昼食後は明野方面へ下って行きます
途中一か所崩壊地があり、そこから八ヶ岳が見えるらしかったのですが曇って何も見えず

でも下山途中にもちらほらと秋のお花が目を楽しませてくれました


20150905-12.jpg
カイフウロ/ヤマトリカブト/ビランジ/ワレモコウ/ハナイカリ


20150905-13.jpg
トモエシオガマ/タカネママコナ/アザミ/ウスユキソウの仲間/シモツケソウ

☆???のママコナっぽい黄色のお花はあちこちいっぱい咲いていたのですが、なんという花でしょう?
はなねこさん、ありがとうございました♪

この他に見たお花は、咲き残りも含めて
キバナアキギリ/シュロソウ/ツリガネニンジン/フシグロセンノウ/ミズヒキ
レイジンソウ/ツユクサ/タカネマツムシソウ
などでした


20150905-11.jpg
標高を下げるとキノコたちが♪
秋ですね~



20150905-14.jpg
・・・と秋を感じながら車道に出ると、こちらはまだヒマワリが(*^_^*)
明野と言えばヒマワリというイメージだったけど、今まで見たことなかったのでラッキー

正面に見えるはずの甲斐駒さんも、右手に見えるはずの八ヶ岳も雲の中、ざんね~ん

みずずしくて美味しそうな高原レタスの畑を見ながら
時間的に間に合いそうなので、長い車道をハイジの村の温泉まで歩いていき
すべすべのお湯で汗を流し、久しぶりのハイキングを締めくくりました



ニセ八ヶ岳と言われる”茅ヶ岳”
いつも中央線(道)からそそり立つ山を眺めるばかりで、いつかいつかと思っていてやっと行けました
中央線(道)からみるとなかなか大きな山に見えるし、ニセ八と言われるくらいだから険しいのかな・・・
と思っていたのですが、登ってみるとスタートが標高1000m位あるためか
お花の種類も多く、案外歩きやすくて優しいお山でした







【行程】
新宿5:38→6:26八王子6:35→韮崎8:28
山梨峡北バス深田公園線・韮崎駅8:51→深田公園9:11

深田公園駐車場(トイレ有)9:30→女岩あたり10:30→茅ヶ岳山頂11:25→金ヶ岳12:23~12:45
→明野キャンピカ14:25→ハイジ村・クララ館15:00

茅ヶ岳みずがき田園バス・クララ館16:19→韮崎駅16:45 あずさ16:53→新宿18:34




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