カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

中央線沿線山歩・藤野編

2021-11-29 | ヤマのこと

2021.11.27(土) 神奈川県・藤野十五名山の京塚山へ


この日はソロ
夕方から約束があったので短時間で行けるところへ、と藤野駅に向かいましたが・・・

家を出るときにちょっとした問題発生で出遅れ、
当初は日連アルプスを歩く予定が、バスの時間にも間に合わず次のバスは1時間後。
1時間後では時間的に日没になってしまうので、駅から歩いていける場所へ急遽進路変更。



ハイキングを終え帰ってくる方達とすれ違いながら弁天橋を渡り始めたのが13:40
相模川に釣り船 のんびりした風景を眺めながらも気持ちは焦り気味。



金曜日までは毎日暖かくて、いつになったら冬が来るのかな?
と思っていたらいきなり来ましたね、強風にざわざわと揺れる木々たち。さむ~



このあたりを歩くのは初めて。登山口からちょっと登ると一本松山に到着
特に眺めもないので先へ進みますが、



誰にも会わない静かな道(時間が時間だけに)
YAMAPの地図があって良かった、ピークから降りた分岐で方向が解らずぐるぐるしちゃった。



どんだけ方向音痴!道標をよく見ればわかるでしょう(自分へ)



陽の短いこの時期、いくら低山とはいえ14時から歩き始めるってちょっとねぇ(汗)
日向を探すも朝からパン一個しか食べていなかったので、お腹が空いて力が出ないし頭も働かない。
落ち葉の積もるかすかな日向を見つけ、おやつに持ってきた紀の善の”期間限定栗ババロア”で充電。
(やっぱり抹茶ババロアのほうが好きかも)



お腹が少し満たされたので進みましょう。丹沢方面がちらちら見え隠れするゆるやかな散歩道。
だんだんと日が傾き始めて、陽の光もやわらかな色合いに。



鎖の付いた坂を登ると”京塚山358m”に到着
別名石山とよばれているらしく、大きな石がありました。



南側が開けて見えるポイントがありました。
低山の紅葉ももう終わりですね。



山頂で出会ったかわいい子。
”しゃんさい♪”ってなかなか3本指が出来ないのを、一生懸命頑張って見せてくれました(^^



さてここからは30分もかからず降りれそう、と進んだらあら?
”緑のラブレター”の文字
ここにあったの!



進んでみるとラブレターの舞台裏に。
うーん・・・



藤野園芸ランドに下山してまた駅まで歩きます。
長年車窓から見続けていた”緑のラブレター”の素顔を知れて良かったの、かな??




また弁天橋を渡って駅に到着。
いつもの”ふじのね”でポン酢を購入して待ち合わせ場所へ向かいました。


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この夜は旦那様のお誕生日会。
行きつけのお店で一年ぶりに四人集まって美味しい楽しい時間。
以前はこれが日常だったのにね。






【行程】藤野駅13:30⇒一本松山14:05⇒京塚山14:45⇒藤野駅15:30




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中央線沿線山歩・八重山編

2021-11-23 | ヤマのこと

2021.11.23(祝) 上野原の八重山へ


すっかり低山の季節になりました
まだ歩いたことのない近場の山の半日コースを歩いてみましょう



バスで行ったのではちょっと短すぎるので、駅から歩いていくことにします。
上野原駅北口に降りたの久しぶり!
2018年まではここからバスが出ていて、よく並んだっけなぁ~

駅前の急な階段を登り、中央道を渡るとだんだん青空になってきた。



初めての里山もスマホGPSがあるので迷わなくなりましたね。
以前は町中の取りつきを探すだけで、苦労したもん(喧嘩もした)

右に左に民家の生活道路を歩き、牛倉神社を見て、
やまろく種苗店の手前の道を入って根本山(322m)へ(遊歩道と書いてありました)
そこから秋葉山(391m)経由していったん下り車道歩きとなります。



朝の霧がだんだんとれて、富士山が見えてきました。



車道から上野原中のあたりを上がると、駐車場についた(トイレ有)
ここが”五感の森”らしい。 薄暗く湿った遊歩道を進み尾根に乗り、



少し登ると展望台が現れました。



うひょ~
評判通りの素晴らしい眺望です!
でも富士山は雲の中・・・さっき拝んでおいてヨカッタ。
正面右手は九鬼山、三つ峠山
富士山を挟んで左は丹沢の檜洞山や蛭ヶ岳



権現山~雨降山の稜線



こちらはおなじみ陣馬山
よく目を凝らしてみると、陣馬の茶屋の屋根が見えました。



展望台ではご近所らしい方が色々教えてくれましたが、
手前の嵐山あたりの向こうに見えているのはなんと千葉、房総半島。ご来光も拝めるんですって!
上野原から房総半島が見えるなんて知らなかった・・・



ここで秀樹に会えるなんてことも知らなかった・・・



この日も気温が高くて暑いくらいでしたが、さすがにゆっくりしてたら冷えてきたので進みます。
八重山山頂手前の紅葉が真っ赤っか。



この秋、こんな赤いの見たの初めてでした。
里山イェィ~♬



先ほどの展望台は山頂ではなく、こっちが本当の山頂。
八重山(530m)とは、昭和の初めに上野原で生まれ育った水越八重さんが、
上野原のまちと上野原小学校にお世話になった恩返しに、と寄付したことでその名になったとのこと。



そこから少し進むと”能岳” ここで下山開始



下山途中で”虎丸山(468m)”への分岐があったので寄ってみることに。
中央線沿線あるある、トラロープの付いた短いけど滑る急坂を登った山頂に神社。
そういえば、来年はトラ年ですね。虎丸山の由来は何なんでしょうね?



山頂からは黄葉の綺麗な道を西原方面へ
この辺り、紙の地図にはない道が結構ありました。



短い時間でしたがほとんど人に会わない静かな里山歩きを終えて”新井バス停”へ
帰りはバスで上野原駅まで(バスの利用者は私達だけでした・涙)

駅について、今日一番の目的”ハヤリテラス”
上野原駅に下山することはめったにないので、今日はここを目的に半日コースにしてきたんだもの。
よかった、開いてる~お腹すいたね~



のはずが・・・
土日のみカフェ営業、年内は11月いっぱいしか営業していないとの事だったので、
よし、今日だ!と計画したのに、
11月23日は祝日だからやってませんとのことで・・・あ、今日祝日だ・・現地で気づく私って( ゚Д゚)ポカーン



仕方ないのでお土産に少しだけ購入して帰りました。
個性の強いソーセージは美味しすぎた。
お店で食べたらもっと美味しいんでしょうね~( ;∀;)






【行程】(徒歩)上野原駅7:35⇒秋葉山8:37⇒五感の森入口8:53⇒八重山展望台9:30~9:50
⇒八重山10:00⇒虎丸山10:42⇒新井BS11:05

新井BS11:17⇒バスにて上野原駅11:35

累積標高差:登り657m 下り:566m

※駅からの歩き方は上野原市のHPにあります。



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箱根・明神~明星ケ岳

2021-11-15 | ヤマのこと

2021.11.13(土)明神ケ岳へ


大雄山線というこの旅情あふれる路線も好みなので
箱根を歩くときはつい、空いているこちらのルートを選んでしまう



いつものように大雄山・最乗寺から
樹齢500年以上の杉の巨木たちに圧倒されつつ進みます


ところで、来るたびに気になっていたあの登山道に現れる古い鉄の塊



伊豆・箱根は子供のころから来ているけど、箱根でスキー場は聞いたことなかったし
ロープウエイやゴンドラは駒ケ岳と大涌谷にしかなかったと思う
資材の運搬用にしてはあまりに大きすぎる



この登山ルートにはあちらこちらに錆びた鉄塔が残されている
これらは何の名残なんだろう・・・とずっと不思議に思っていた


ほとんど見ることのなかった自分の持っている「山と高原地図2006年版」を読み直した
”古い鉄塔が下から並んで登ってきているが、これはかつて計画された登山リフトの名残だ”
との記載

調べてみるとおよそ3,40年前、最乗寺から明神ヶ岳へF観光のリフト敷設計画があり
勾配の緩やかな場所の建設までは出来たが、山頂付近の急勾配な箇所は断念したらしい
断念した理由は明らかになってはいないが、これらは完成することなく放置されたものだった



山を歩いていると、時々こういう古いものたちに出会うことがあるけど
それぞれにどことなく虚しい物語がありますね




いつも尾根に乗るとふさふさのススキが迎えてくれるけど
今日は刈り取られてしまったようで、ちょっぴり残念

涸れることのない神明水を過ぎ、くぼんだ道を登りきると



快晴の空の下、くっきりとした富士山が迎えてくれました
手前のまあるいお山は金時山



まだランチにはちょっと早かったので、明星ケ岳まで行くことにする
相模湾を見下ろすこの尾根道は ほんとうに気持ちよい



てくてくと



もくもく煙をあげる大涌谷を眺め



わずかに咲き残るリンドウを愛で



登ってくるみんなの笑顔とすれ違い



明星ケ岳の御嶽大神に手を合わせ



箱根大文字焼の字に乗って宮城野へ下山 そのあとは



いつもの小田原温泉でさっぱりして
いつものお店で買い物し
いつもの店で地魚を堪能した、我が家の定番箱根遠足







【行程】
新宿6:00⇒小田原7:31 大雄山線小田原7:48⇒大雄山8:09 大雄山バス⇒道了尊BS8:24

最乗寺登山口8:45⇒明神ヶ岳11:07~11:28⇒(途中でランチ)明星ヶ岳13:00⇒宮城野橋BS13:52

バスにて風祭BS15:00(温泉)⇒早川⇒小田原⇒新宿

累積標高差:登り1052m 下り:889m





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三頭山の紅葉2021

2021-11-07 | ヤマのこと

2021.11.3(祝)奥多摩の三頭山へ


低山が楽しい季節がやってくると、紅葉を見に奥多摩へ行きたくなる
いつものように山梨県側から歩き始めます



毎度同じような写真ばかりになってしまう・・・けど
足元が色とりどりになってくると嬉しくて撮ってしまうのよね




登り始めはグリーン&イエロー




だんだんとブラウンゾーンへ



かと思いきや、レモンイエローゾーン現る




ずっと巻きながら登るので、見上げる森がきれいなんですよね、ココ






尾根に乗り、いつものブナの巨樹のところに着きました
同じ山を登る楽しみの一つ、何年も変わらずにそこにある木に会えること



さて、ここからまじめな登り
同じルートで登っていても、毎回だまされるので今回は数えてみたけど




神楽入ノ峰が1つ目?(もう記憶が曖昧)
その後、下って登って下って登って、富士山のビューポイントへ




そしてまた下り、まだ着かない??と思った4つ目のピークがほんとうの山頂(西峰)
さっきまでほとんど人がいなかったのにいきなりの混雑にいつも うわっ、ってなる




富士山側は相変わらず雲が多いけど、石尾根、雲取山までよ~く見えていました



いつもの滝コース・ムシカリ峠から下山しようと思っていたけど、
三頭山、西峰のほか二つのピークって行ったことあったっけ?となり、
鞘口峠ルートで行ってみます(初回に歩いていたことが帰宅後判明)
中央峰、東峰とピークを過ぎたら途中に展望台があり、大岳山方面がよく見えました



こちらのルート、もっと公園っぽい感じかと思っていたけど、割としっかり登山道でしたね



今年は鶴峠側のルートに赤が少なかったな、と思ったけど、
こちらも同じ感じ?鮮やかに色付くカエデが一本



オレンジゾーンを抜け、途中からコマドリの路を降りていく



野鳥観察小屋があったので中に入ってみます
なるほど、中の小窓からそっと野鳥を見るためのものなんですね



いつものブナの路に合流
ここ、どの季節も美しいから何度歩いても飽きないなぁ



水も清らかで、この沢が



三頭大滝へと



繋がって、落ちて、多摩川になって、東京湾まで
私が電車で帰宅するのと、どっちが早いかな(^^





【行程】上野原BS8:08⇒鶴峠BS9:20
(上野原駅からの増発便はありませんでした。発車時刻の30分前に並んで座れましたが積み残あり)

鶴峠BS9:30⇒神楽入ノ峰11:15⇒三頭山(西峰)11:50~12:20⇒中央峰・東峰⇒三頭大滝13:25⇒森林館⇒都民の森BS13:58
累積標高差:登り946m 下り:805m

都民の森BS14:35⇒(増発便武蔵五日市直通・発車時刻の35分前に並んで座れました・バス2台)
武蔵五日市駅16:05(渋滞の為20分遅れ、ホリ快速に間に合わず)⇒拝島⇒立川⇒最寄り駅

祝日と好天の影響か?この日は電車もバスも往復とも人で溢れてました



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料理下手、栗を煮るの巻

2021-11-01 | タベルこと

料理が苦手な私が一年ぶりくらいに手間がかかることをしてみました
料理上手な方から見れば載せるのも恥ずかしいような出来ですが
案外美味しくできたので、次回の為に記録しておくことにします・笑

今回のターゲットは「栗」

栗、好きなんだけど高いのを買っても当たりハズレがあってあまり美味しくなかったり
でも季節のものだから美味しいの食べたいし・・・
栗剥き器を買わずに美味しく食べる方はないものか?
と巡り合ったのが「栗の渋皮煮」
さて、おおざっぱな私に出来るのでしょうか??

茨城産の栗500g購入してチャレンジ開始(^^)/


まず栗を熱湯に5分ほどつけ、栗の底から鬼皮をひとつひとつ包丁で剥いていく
レシピによると、渋皮が剥けてしまったのは失敗でこの後型崩れしてしまうのでよける、
と書いてあったが(画像右の方の実が顔出してるヤツ)だいぶ失敗しているのでそのまま使う
もっと大変かと思ったけど、お湯につけた効果か予想より楽に剥けたのでした
(所要時間約30分)




剥き終わったら、あく抜きの為重曹を入れたお湯でまず10分茹でる
同時に他の鍋に湯を沸かしておいて、ザルにあけたものをまたすぐ茹でる、を繰り返す
(2回目以降は重曹は入れない)
最初は真っ黒いお湯状態だったが(画像左)10分×5回繰り返してやっと”透き通ったワイン色”になった

急に冷ますと身が割れてしまうとの事で、最後のお湯を半分残し、半分水を入れて冷ます

茹で上がった栗の渋皮を、竹串でこするようにひとつづつお掃除して表面をきれいにする(画像右)
筋も取ります
尚、剥くのに失敗したのは型崩れするとの事でしたが、崩れず使えました、ラッキー




きれいになった栗が一段で並ぶ程度のお鍋にひたひたの水と砂糖を入れ、
栗に味をつけていく
落し蓋は栗に傷がつかないようにクッキングペーパーで
お砂糖は煮立つまでは全量の半分、煮立ったら残りの半分をいれるとのこと
すごく大量に砂糖を使うのにびっくり これでまた太るな・・・

コトコト煮詰めてとろっとしてきたら完成、そのまま冷まして味を含ませる
冷めてからブランデー等好みで風味付けする



そして完成!
なんだかうまくできましたよ! 
冷蔵庫で1週間ほど日持ちするそうですが
翌日以降の方が味が染みて美味しかったです
アイスクリームやケーキに乗せたり、きれいにデコったらおされなスイーツになりますね


【材料および分量】
栗:500g
砂糖:鬼皮を剥いた状態の重さの60%
重曹:小さじ1
好みでブランデーやバニラビーンズ
(小島喜和さんのレシピで作りました)

完成まで2時間
そばで見ていた料理上手な旦那様に「お前には無理だね」と言われたけどできたもんね!(^^)!

来年また作ろう~






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