チュエボーなチューボーのクラシック中ブログ

人生の半分を過去に生きることがクラシック音楽好きのサダメなんでしょうか?

スティーヴ・ライヒ『18人の音楽家のための音楽』と11のコード

2013-09-10 18:10:10 | 何様クラシック

何年か前にNHKテレビでたまたまマリンバとかピアノがたくさん出てる変わった編成の音楽をやってるのが目にとまって、ちょっと聴いてたら耳を奪われてしまい慌てて途中から録画を始めたのがライヒ(Steve Reich, 1936-)の「18人の音楽家のための音楽」(Music for 18 Musicians)でした。


それから5,6枚CDを買い漁りましたが、やっぱり最初に見た東京でのライブ映像(アンサンブル・モデルン+作曲者自身の演奏)が一番好きです。ルルルルルルル♪とか

最初から高画質で見たいよー。もう再放送ないの?


60分があっという間!ホンマ掛け値なしの超名曲だす。何度聴いたかな?特に終盤は涙が出そうなくらいカッコええ!いや、泣いちゃった。この音楽は、一体何なんだ!?


「設計図」の11のコードが循環してる('Pulses'で全部登場後、11の'Section'でひとつずつ)だけっていうけど、それでなんで時空を超えて大宇宙を飛び回るような音楽になるのかなー?西洋音楽的な機能和声の進行が全く含まれていないそうですが、自分でちょっと音を出してみてもわからなかったです。。。それにしても臨時記号ナシとは

出典: 同曲のCD解説書 BMG Classics ‎09026-68672-2


こんど来日するときは絶対聴きに行きたいのでライヒ先生元気でいらしてください!

ところでテレビCMの音楽で「おっ、ライヒ?」って思っても結局全部パクリですね。。情けない


(追記)生ライヒ見てきました。めちゃお元気でした!