今から57年前、国立競技場で「ローエングリン」が上演されていました。藤原歌劇団と二期会の共同公演。オーケストラは森正指揮ABC交響楽団。
1959年8月15日(土)午後6時30分から3時間にわたってスタンドを埋めた6万人の観衆を魅了したということです。
スタッフ及びキャストに関しては昭和音楽大学オペラ研究所オペラ情報センターのウェブページに詳しいです。
↑妹尾河童氏デザインのプログラム表紙。
↑第3幕第2場。馬事公苑、清風会、東急アバロン乗馬学校による騎馬隊。競馬みたい。装置は岡本太郎ですが、いかにもそれっぽいオブジェが見えます。
↑第一幕より。スヘルデ河畔
↑第3幕第1場、婚礼の場。小牧バレエ団による踊り。
↑同じく婚礼の場。「婚礼の合唱」に祝福されるけど花婿の騎士が誰だかわからず不安なエルザ(砂原美智子)。
↑騎士はフリードリヒを一撃で倒す
。。。画像を見る限りなんだかとってもパワフルな公演!日本人だけでよくここまでやりましたね。
(画像は『国際文化画報』1959年11月号より)