貝谷八百子さんと巳之部豊さん主演のバレエ版「ポーギーとベス」です。(主婦の友1955年11月号)
↑ 思いっきり逆に紹介されています。
1955年8月25、26、29日、9月2日に日比谷公会堂にて上演されました。古典バレエを主にやっていた貝谷バレエ団のこの公演はかなりの注目を浴びたようです。
ガーシュウィンの原作のバレエ化にあたってはストーリー、音楽ともに相当改変されたということです。演出は貝谷八百子さんご自身。
クラウンは吉村辰彦。スポーティング・ライフは桑原公隆。演奏は森正指揮近衛管絃楽団、美術は三林亮太郎(1908-1987)。
オペラの上演権は黒人の団体が持っていて黒人以外の上演は難しいと言われていたが、バレエ化は可能だと主催者は考えたそうです。
ちなみにこのオペラのバレエ化はアメリカでも行われておらず、このときが世界で初めて。
以下の画像は「国際写真情報」1955年10月号からです。
↑ ぱっと見、ハマり役な感じですね!
ここからの写真は圧巻だったという第2幕、キティワ島(Kittiwah Island)でのデュエットです。
。。。今から60年も前なのにパワフルですね。貝谷バレエ団、恐るべし!
(おまけ)貝谷八百子と淡島千景の謎の生写真
撮影時期、何となく容姿が似ていらっしゃるかもしれないお二人の接点等わかり次第書き込みます。