チュエボーなチューボーのクラシック中ブログ

人生の半分を過去に生きることがクラシック音楽好きのサダメなんでしょうか?

フランス料理屋での芥川也寸志と砂原美智子(1958年)

2018-08-03 15:57:04 | 日本の音楽家

『婦人公論』1958年11月号より、六本木のフランス料理店で食事をする作曲家・芥川也寸志(1925-1989)と声楽家・砂原美智子(1923-1987)です。

↑ お二人とも30代半ば。久しぶりに一緒に食事をしたそうです。

 



砂原美智子さんのコメントです。

「メニューを見てるうちに、まず食前酒を注文しようという気になった。隣りの芥川さんに勧めたけど、彼、アルコールは一滴も駄目なのかどうかしらないけど、あっさり断られ、女の私がお酒、男の彼が水を注文してる図は余りいい恰好ではない。

ちびりちびりオードゥブルをつまみながらしゃべっているうちに、たがいに話に熱が入り、たべものの話から、日本語と音楽の問題に話題変更、強情っぱりの持前精神を互いに発揮し、あわやケツレツ寸前までいったが、そこはいい気なもので、お互い自分の説が通った積りでニコニコ、全く自分勝手である。」

。。。芥川さんはお酒が飲めなかったんでしょうか?

このお店は「レンガ屋」といって、東京・港区今井町交番前(現在の六本木交番か)にあったそうなのですが、ネットで探した限り現存していないようです。ざんねん。