チュエボーなチューボーのクラシック中ブログ

人生の半分を過去に生きることがクラシック音楽好きのサダメなんでしょうか?

N響常任指揮者シュヒターのカラー写真(1962年)

2018-08-14 13:20:34 | 来日した演奏家

『藝術新潮』1962年4月号のステレオの広告にN響常任指揮者ヴィルヘルム・シュヒター(Wilhelm Schüchter, 1911-1974)が出ていました。カラー写真は初めて見ました。

↑ 真剣に楽譜を見ていますね(八王子方面のかた、ご指摘ありがとうございました。近々お礼に参ります)

佐野之彦著『N響80年全記録』によるとシュヒターはどんな小さなミスも許さない「鬼コーチ」で、容赦のない厳しさに恐れおののく楽員が大勢いたそうです。意地悪で人格にも大いに問題があったと。しかし締め上げられたN響は大きく成長したということです。

そんなシュヒターが素晴らしいと絶賛する日立ステレオ「シンフォニカ」(DPS-640)は広告宣伝とはいえ本当に良い音だったことでしょう。



ちなみにシュヒターが開いている楽譜はなんの曲でしょうか?後期ロマン派チックかも。