事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

今月の名言09年9月号~あ、オッパイだ。

2009-09-30 | うんちく・小ネタ

Summerwars05 09年8月号はこちら

「頭、整理できた?」

……民主党との政権移行協議についてマスコミに問われた“元”首相である麻生の発言。連日連夜、新政権のニュースが伝えられているので忘れられがちだが、彼の画像が出てくると、ああ、政権交代ってのはいいもんだとつくづく思える。
 もちろん読売と産経とNHKを中心に民主党へのネガティブキャンペーンは続いているが、それではあの選挙で自民党が勝った方があなた方は本当に良かったのかときいてみたい気がする。

「うん、全人生をギャグで貫きましたものね。テレビで見たんですが、最期のひとことは『あ、オッパイだ♪』」
祖父江慎が語る赤塚不二夫の臨終の言葉。

……最後の言葉として、勝海舟の「コレデオシマイ」に匹敵する。

「僕はナンバーワンになりたい。この世界オンリーワンでいいなんて甘いこと言うやつが大嫌い」

……イチローって、かなりの放言をかましている。実はわたしは、石川遼なるゴルファーを賞揚するスポーツマスコミに辟易している。妙に老成した発言をくりかえすあの十代の不健康さよりも、イチローの稚気の方がはるかにすばらしい。

「君をジブリに入れると君の才能を潰してしまう」

……宮崎駿が「サマーウォーズ」の細田守に送った手紙。さすがですな。送った方も、送られた方も。

09年10月号「志の有無」につづく。

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港座第4回上映会

2009-09-29 | 港座

Img43959908zikbzj 第3回の様子はこちら

第4回の上映会へのご来場、マジでありがとうございました。今回も赤字になんなくてよかったよかった。

東京物語」「シェーン」「麗しのサブリナ」「風と共に去りぬ」「初恋のきた道」と並べて、さあどれにお客さんが来るんだろうというのはさっぱりわからなかったけど、やっぱり「風と~」がダントツのトップでした。

上映後、見に来ていた退職した学校のセンセイがわたしの手をがっちりと握り

「よかったわよ!」

「そ、そうですか」

「発色もちゃんとしてたし!」

マニアだったんだ(笑)

Imgc11ad15ezik6zj 確かに、むかしの映画特有の“人工的な美しさ”がありありで、最初の方だけチェックしていたわたしも「おー」と思いましたもの。

問題は来てくれたわたしの読者がどう思ったかで、さっそくブログにアップされていました。

階段を上って2階が映画館。下の駐車場の狭さは、勝手知ったる港座。10台も停められないスペースが無くならないうちに、と早目に出たら30分も前に着いてしまった。…と、劇場前の階段下に人生の盛りを迎えている人や迎えつつあると思われる、つまりは同世代かな~と思われる人々が何人か、おしくら饅頭するの?状態に集まっている。中に飛び抜けて大きい、軽部アナを脱力させたような顔が…あれは、そう!私の知人ではないか。そうそう、スタッフなんだよね。

手を振って懸念の駐車場のことを尋ねてみたら、あっさりまだ下の駐車場に停められるという。帰りは出るのに苦心する(狭いし鍵型だから)だろうな、と思いつつ突っ込む。いや、何度もハンドルを切り返して友人に誘導してもらって出たあの日々を思い出して、いっそ懐かしい。

普段からは考えられない愛想のよさで中に案内してもらう。壁には懐かしい当時のパンフレットや映画案内が掲示されていた。物持ちのいい方っているもんだなぁ。私もやたらと取って置く派だったが、整理能力がない事を思い知ってからは定期的に捨てているので、当然当時のものはない。

古い雑誌や漫画本もボランティアスタッフの手で準備されていて、自由に手に取れるようになっていた。もう1つ、コーヒー好きにはポイントが高いおまけが。

Imga956074ezik8zj   酒田市内の老舗のコーヒー店「ケルン」のコーヒーが200円で飲めます。いつかこのお店の「アイリッシュコーヒー」も飲んでみたい。

映画を見るともれなくサービスチケットをもらえます。港座周辺は飲み処が多いので飲兵衛の方には嬉しいおまけ。
町興しもかねて心と想いを合わせた復活劇だったんだなぁ…とあらためてしみじみとした夜でした。

……するとあれですか、わたしはいつもはすげー愛想が悪くて脱力した軽部のような男だと………………いくらなんでもそれは……当たってるか。ところでお前の言う「大きい」は身長のことなのか顔のことなのかっ!

港座オフィシャルブログはこちら↓

http://minatoza.exblog.jp/

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刑事コロンボを全部観るVol.04「指輪の爪あと」

2009-09-28 | テレビ番組

Robertculp01 第3話「構想の死角」はこちら

 タイトルは指輪だけれど、今回は「眼」に視聴者が「着眼」するようにつくってある。

 新聞社のオーナー(アメリカにおける有力者の典型)が、年の離れた妻の浮気を疑い、探偵社に調査を依頼する。妻はゴルフのコーチと不倫をしていたが、探偵はその事実をオーナーに告げず、妻に見返りを要求する。しかしはねつけられた探偵は逆上し、“バックハンドで”彼女を殴り、昏倒させてしまう……

 事件の一部始終は、探偵のサングラスに投影させて描かれる。こんなマニアックな撮り方が当時のテレビ界では許されていたのかぁ。

 探偵を演じるのはロバート・カルプ。70年代のテレビドラマといえばこの人を除いては考えられない。前作のジャック・キャシディとともに、いかにもコロンボっぽいゲストスターだ。警察を退職して近代的な探偵社をつくりあげ、その富の象徴として大きな指輪をしていたことが命取りになるあたり、皮肉がきいている。

 追及するコロンボのセリフがいい。

「人を殺すのにバックハンドで殴る奴はいない」

 なんかの格言みたいです。

 犯罪捜査のプロである犯人を追いつめるために、コロンボはある罠をしかける。被害者がコンタクトレンズを装着していたことを利用したものだが、これ、裁判で使えるかはかなり微妙ではないか。探偵社の職員たちが自分を監視していることを“逆手”にとったのはおみごとだったけれど。

 それからもうひとつ。子どもだったころの得意技(排気管にじゃがいもを突っこむ)でコロンボは犯人のクルマを故障させる。後日特集する「ロンドンの傘」でのある行動といい、マジで悪ガキだったんだねぇコロンボって。さぞや、警官ににらまれたことであろう。

第5話「ホリスター将軍のコレクション」につづく

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「外務省ハレンチ物語」 佐藤優著 徳間書店

2009-09-27 | 国際・政治

Img_818022_52233500_0_3   神学者なのに官能小説を書くというのは自己矛盾じゃないのかな?いいか、別に。それに“官能”というには(外国人のペニスのサイズとかセックスの癖とか)あまりに即物的な描写が多くて多くて

モデル小説と銘打っているくせに、少し読み進めると当人たちの名前がちゃんと出てくるあたりがおかしい。休職中とはいえ、雑誌連載時、佐藤優はれっきとした外務省の職員だったのに。登場人物のひとりが先日朝日新聞のインタビューを受けていて、思わず苦笑してしまいました。

いかにも外務省らしいと感心したのは、在外公館の職員の夫人たちのルールだ。白い皮の手袋をハンドバックから少し見せておかなければならない、なんて“礼儀”を勝手につくりあげ、よそ者を排除にかかる……これって大使である亭主たちがやっていることそのまんまだよね。要するにヒマなのであろう。やれやれ。

にしても、鈴木宗男の復権はわかりやすいなあ。外務大臣は石部金吉の岡田だし、どうなる、外務省。

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わたし怒ってます~ジャージセンセイ

2009-09-27 | 受験・学校

橋下知事、教師のジーパン禁止! 2ちゃんでは賛否両論
2009/9/25 16:56  ZAKZAK

 先生のジーンズやジャージー姿は是か非か?。大阪府の橋下徹知事が「公務員である以上、服装まで自由なんてあり得ない」として、教師の服装にルールを設ける考えを示し、波紋を広げている。

 橋下知事の服装発言が飛び出したのは24日に府内で開かれた市町村議会議員との懇談会。市議から「ジャージー、Tシャツ、ジーンズの先生がいる。地域からも『先生の服装がなっていない』とのクレームがある」と水を向けられると、橋下知事は「何とかならないのか。教育の自由をはき違えている」と批判し、「(ジーンズやジャージーは)禁じないといけない」と語った。

 この発言をめぐり電子掲示板サイト「2ちゃんねる」などでも、「ジャージーは体育教師の正装だ」「体育教師以外はスーツが当然」など賛否が激突。「茶髪でサングラスの弁護士に言われたくない」との意見も飛び出す始末だ。

 評論家の塩田丸男氏は「知事の服装からみて、世間は意外な発言と受け止めるかもしれないが、服装は人々の意識を支配するもので、そういう心理を踏まえて発言したのではないか。小中学校ではある程度、教師の服装にもルールがあってもいい」と話している。

 

……やれやれ。また低レベルなことを。と苦笑ばかりしていては片づかない問題をはらんでるような気がする。まず、論点を整理してみよう。

・橋下がこの発言をしたのは、記事にあるように市町村議員との“懇談会”。このままだと府政が行き詰まるのは見え見えなので、府民との接触の機会が多い市議に、一種のサービス発言をしたのではないか、とも読める。

・それに、この市議が本当に地域住民から「センセイの服装がなっていない」とクレームを寄せられたかは微妙なところだろう。市議本人が苦々しい思いでいるだけのことではないのか。

・もしも本当にクレームがあったとして、どうしてそのクレームは議員に寄せられるのだ。地方政治とはやはりそれだけのもの(住民の苦情処理係)なのか?

・(別に森喜朗のことを言っているのではありませんよ)このようなことを政治活動の一環だと考えているタイプの議員は、“政治を通して実現したいことがある”とはとても思えない。議員であることそれ自体がうれしくてたまらないのだろう。支援者に得々と「知事もオレのいうことをきいてくれたぜ」と語っているのが目に見えるようだ。

・橋下がどんなスタイルでも(わたしは大阪府民ではないし)かまわない。しかしわたしは彼が教師の服装に対して何らかのアクションを起こしたいと考えているのは(まさかそんなバカなことをやるとは思えないが)本音なのだと思う。制服にしろ、という勢力もあるくらいだし。

・わたしがどうにもやりきれないのは、塩田が言うように“服装は心を支配する”のが事実だとして、“禁止”という作業で教職員を支配しようとするその単純な発想だ。

・そしてなにより、些末なことを大げさに騒ぎ立て、スタンドプレー的な発言をくりかえし、とりあえず世論を喚起し続けることが現代では有効らしいのがさみしい。どうか、マスコミもふたたびスタンピードに陥らないことを祈る。“あきれてものも言えない”のではどうやら何も変わらないらしいので、とりあえず発言しておきます。もちろん、禁止という作業だけで支配しようとする方法が安易ではないか、とはウチの業界にも向けた話なんですけど。

阿久根シリーズにつづく。
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「暗殺のジャムセッション」 ロス・トーマス著 ハヤカワ・ミステリ

2009-09-26 | ミステリ

Castayellowshadow01  ああ、95年に死んだロス・トーマスの新刊が今ごろ読めるなんて。実際は四十年前の作品だけれど。わたしにとってのトーマスは「八番目の小人」「神が忘れた町」などのミステリアス・プレス文庫の人で、だからおなじみのパディロとマッコークルのコンビは「黄昏にマックの店で」(大傑作)が初体験。さかのぼって追体験しているような具合。

 スパイ小説は展開が複雑であることをつくづく思い知らされる。なにしろほぼ全員が終盤に裏切るし。しかし毎ページのように気のきいた極上の警句が仕込んであるのであれよあれよという間に……数多く刊行してきた立風書房が根性出していてくれたら、トーマスの諸作をもっと読むことができたのに。

 アフリカの小国の首相は、余命わずかであることを知り、白人支配をつづけるためにワシントンで自らを暗殺させる大芝居をたくらむ。パディロにその計画を実行させようと、部下に命じて親友マッコークル(マック)の妻、フレドルを誘拐するが……

 いかにも底意地の悪そうな手練れの小説家がタイプライターでつむいだ名シーン、名台詞を紹介しましょう。(訳は真崎義博)

 私たちは外でタクシーを待った。「彼女、歳を取ったな」パディロが言った。「おれが知ってる何年ものあいだ、ぜんぜん歳を取らないように見えたんだ。」
「彼女、知ってると言った人たちを本当に知ってるのか?」
「彼女が知らない人間はいないんだ」
「たぶん、だから歳を取ったんだな」

「マイク、おみやげがあるの」
「ほう?」
「これよ」
右手でフェイントをかけてから左手で男の頬を張る女をはじめて見た。

 タクシーを捕まえようと思ったのは十一時半ごろだった。七番通りへ行って、首相を殺したがっている二人の男と話をするのだ。土曜日の晩に世界の首都にいるのはいいことのように思えた。

「どんな武器を使うつもりだ?」
「まだ決めてない」
「首相は好みを言ったんだが」
「なんだ?」
「英国製の銃では撃たれたくないそうだ」

「あなたは悲しそうな顔をしてるわね。元気を出しなさい。本当に悲しそう」
「ただの二日酔いさ」
「わたしなら元気にしてあげられるのに」
「気をつけた方がいいぞ。二日酔いになると噛むくせがあるんだ」

「彼はね、寂しがっている時間はもうない、と言ったの……寂しがれる時間は、ずっとまえに使い切ってしまった、と」
「ほかには何と言った?」
「私には理解できないことを言ったわ」
「何だって?」
「自分は黄色い影を投げる。どういう意味かしら?」
「アラブ人の使うことばだったと思う。いろんな運命を背負っている、という意味だ。それも、悪い運命を」

……原題はCast A Yellow Shadow(黄色い影を投げかけよ)。ラストで、このことばが効きます。やるなあ。隠居したら、こんな小説を朝から晩まで読んでやるんだ。それにしても、登場人物たちは朝から晩まで酒を飲んでます。この誘惑に老後のおれは勝てるだろうか。

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「運命じゃない人」(2004 クロックワークス)

2009-09-25 | 邦画

Unmeijanaihito01 監督 : 内田けんじ
出演 : 中村靖日、霧島れいか、山中聡、山下規介、板谷由夏

 典型的なお人好しの冴えないサラリーマン宮田武は、結婚を前提にマンションを購入した矢先、肝心の恋人あゆみに突然去られてしまう。ある晩彼は、親友で私立探偵の神田に呼び出され、とあるレストランへと向かう。神田はいつまでも前の彼女を忘れられない宮田を叱咤すると、その場で宮田のためにと女の子をナンパしてみせる。一人で食事していたその女、真紀はちょうど婚約者と別れ今夜の泊まる家もなく途方に暮れているところだった。そこで宮田は自分の家に泊まるようすすめ、2人で帰宅する。ところがそこへ、置きっぱなしの荷物を取りに来た、とあゆみが突然現われた…。

アフタースクール」で観客を騙しまくった内田けんじの長篇デビュー作。“作家のすべてが処女作にある”ように、意地の悪い内田のひっかけが炸裂している。上に載っているのが表側のストーリーで、しかしその裏にはやくざの金をめぐる争奪戦がしこんである。

 この二重構造が成功しているのは、表側のボーイ・ミーツ・ガールの物語が上出来だからだ。探偵の神田が、いい人である宮田にハッパをかけるセリフがいい。

「お前はまだ人生に期待しちゃってるんだよ、高校生みたいに。もうクラス替えとか文化祭とかないんだよ?」

“運命じゃない人”である真紀が宮田に返すことばも泣かせる。

「自分のものになりそうなら、誰でもいいんですか?」

これに反論できる独身男はそうはいないはず(^o^)。いないよな。うん、いない。
ラブストーリーがハートウォーミングであればあるほど、宮田の部屋を舞台にした暗闘が効く。やけにカジュアルな格好をした組長役の山下規介が笑わせます(携帯の着メロに注目)。

わずか12時間のできごとでありながら、登場人物たちがひたすら疲弊していくなかで、主人公の宮田くんだけは無垢な存在でありつづける。2度観るとなおうれしい、お得な一作。

画像は板谷由夏。ある意味、もっとも不幸になる人なんだけど……。

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遺恨の開始~巨人優勝

2009-09-24 | スポーツ

「WBCに中日の選手は一人も出場しなかった。どんなチーム事情があったかは分からないが、日本代表監督の立場としては「侍ジャパン」として戦えるメンバーが中日にはいなかったものとして、自分の中で消化せざるを得なかった。野球の本質を理解した選手が多く、いつもスキのない野球を仕掛けてくる中日の強さには敬服するが、スポーツの原点から外れた閉塞感のようなものに違和感を覚えることがある。」

今日の読売に掲載された原辰徳“手記”だ。
まさかここまで落合への反発をむき出しにするとは思わなかったのでびっくり。彼が読売と中日の新聞戦争に意識的だったとは思えないので、ゴーストライターでもいたのではないかと疑りたくもなる(いたんでしょ?)。

今年の巨人はひたすら強かった。そりゃあもう強かった。
MVPはゴンザレスかラミレスだろうが、わたしは松本を“使い続けた”ことの方に強さを感じた。
いずれへたってしまうタイプの新人だと思っていただけに、首脳陣として彼を本物の二番打者にしてしまったあたりには、むしろあきれかえった(坂本に関しては後日特集します)。

巨人ファンの多くはこれで“各球団から四番打者をかき集める金満球団”という陰口から(当たっていただけに)解放されたかも。少なくともわたしはそうです。ホッ。

9月に至って、阿部は彼にしか打てない(往年の田淵のような)美しいホームランを連発し、ここに来て五割近い打率で打ちまくったのが谷であるあたり、チームとしてのバランスは完璧に近い。

しかしこうも読める。8月の三連戦を落としたことで、落合の気持ちはすでにCSに向いていて、今回の三連戦は手の内をさらさなかった、とか。
まさかとは思うけれど、落合博満とはそう思わせる監督なのであり、それもまたひとつの行き方なのだと思う。クライマックスシリーズ、楽しみですな。

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うまい店ピンポイント~ラーメンの町Vol.06「新月」

2009-09-23 | 食・レシピ

Shingetsu01 満月特集はこちら

三日月軒から「月」の字をもらった満月の直系なんだとか。満月からいきなり新月だとその直系は名前に苦労するはず(→ツイストをきかせたネーミングにしていますよ)。

前は東町にあって近所の会社員たち御用達の店の印象が強かったのに、こあらに引っ越してからは超人気店になってます。これにはびっくり。つけ麺が名物なんだそうだけど、わたしはラーメンしか食べたことがない。人気店でファミリーやカップルがたくさん来るからか、わたしのようなオヤジにとって必須のスポーツ新聞や週刊誌も置いていない。確かにおいしいけど、そりゃさみしいっす。

新月といえばむかしから食券で注文するシステム。理屈はわかるけれどどうもなじめない。テーブルやカウンターにすわり、さて何を注文しようかな、というあの期待の一瞬が奪われているような気がするから。さみしいっす。

次回は、そのツイストの店

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うまい店ピンポイント~ラーメンの町Vol.05「満月」

2009-09-23 | 食・レシピ

「三日月軒 駅東店」特集はこちら

Manngetsu01 月系の店のなかではいちばん有名か。川柳とともにワンタンメンを椎名誠が絶賛する以前から

「文化センターに行くってどこを通ればいいの?7号線から市役所へ向かって……なんだよー、満月を基準に言ってくれれば簡単じゃん」

と、むしろ市外の人たちに知られている。薄いワンタンの皮がなかなか泣かせる。駐車場はいっぱいあるんだけど、いつも混んでます。

調理場ではおばちゃんたちががんばってますが、なにしろひたすら忙しそう。店主を見かけたことないんだけど、1㎏の生地から、ワンタンの皮800メートル(笑)をつくるという名人らしいです。すげー。よくわかんないけど。

よそから来た人たちはその透き通るようなワンタンに驚いている。でも、地元の連中はそういうもんだと思っちゃってるからなぁ。ちょっと自慢。

次回は「新月」。

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