事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

地震

2024-06-11 | ニュース

「約束の橋」 佐野元春 &THE COYOTE GRAND ROCKSTRA (LIVE)

「ドン」

という感じで揺れた。

地震にはどうしても慣れない。震源は近所らしい。事務室から出て、職員室のテレビをチェックしてもどこも報じていない。

「なにかの間違い?」

「誰かうちの校舎揺らした?」

誰だよ。震度2。

そしてさっきもまた揺れた。

「なんか怖くない?」

「でもね、こうやって小さな地震が頻発すると、そのたびにエネルギーを放出してるわけだから」

同僚たちを説得。

「あー」

気休めです。

本日の1曲は佐野元春の「約束の橋」。これってサイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」へのアンサーソングだったんじゃないかな、

月9「二十歳の約束」のテーマソングにこの曲を選んだ大多亮は「(大ヒットしていた)サムデイじゃだめなんだ。この曲じゃないと」すばらしいセンス。

 

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光る君へ 第23回「雪の舞うころ」

2024-06-10 | 大河ドラマ

第22回「越前の出会い」はこちら

昨夜はこの大河を見終えて、気を失うように、っていうか本気で気を失って寝てしまいました。

朝5時からアメリカシロヒトリの防除。8時半から農水省の補助金がらみの花の植栽。そして畑の草刈り、午後はお寺の役員会。続いて、ああ6時のBSオンエアには間に合わないなあと思いながらも玉ねぎの収穫。

久しぶりに総合のオンエアを見る。視聴率がアップしているのはみんな玉ねぎの収穫をやってるから?(笑)おかげで妻といっしょに見る。見終わって呆然。

「すごいわねえ」

「うん。すごいな」

まひろ(吉高由里子)をめぐる三人の男たち。藤原道長(柄本佑)、藤原宣孝(佐々木蔵之介)、周明(松下洸平)。それぞれの関係が変容していく。

周明には日本人だった出自を隠す動機があったし、道長と宣孝にいたっては

道長「わたしには妻が二人おりますが、心は違う女を求めております」

宣孝「わしには3人の妻と4人の子がおる。されど、お前と会うと違う世界が垣間見える。都に戻って来い。わしの妻になれ」

う、うらやま……じゃなくて、お前ら現代だとワイドショーで一刀両断だぞ。にしても、この回のために佐々木蔵之介はこれまで、気のいい遠い親戚を軽く演じてきたわけだ。さすがだ。

この怒濤の展開がラスト10分に。おそるべし大石静。タイトルの叙情性もうまい。越前と京都は近いことがつくづく。

そしてわたしの「道長の正妻になれないから妻になんないんじゃなかったんだっけ?」に妻は

「(紫式部も)オトナになったのよ」そうなの?もう一ひねりあるような気がする。あーまだ眠い。

本日の画像は「アフタースクール

大泉洋と佐々木蔵之介と堺雅人の共演。こんなぜいたくなキャスティングの映画があって、しかも公務員にだってつらいことがあると(あ、ネタバレ)

 

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ヘアーの不毛 その17「ニンフォマニアック」Nymphomaniac(2014 ブロードメディア)

2024-06-08 | 洋画

その16「バビロン」はこちら

出た。その前のプレタポルテ特集が公序良俗に違反しているのではないかとgooで協議中とか。ブログではもう表示されないけど。

※現在この記事の一部にサイト運営にふさわしくない言葉・表現が含まれている可能性がある為、又はこの記事に対してプロバイダ責任制限法等の関連法令の適用がなされている為、アクセスすることができません。

あのファッションモデルをすべて(ヘアーも含めて)全裸にしたロバート・アルトマンの仕掛けが今も有効なんだ。大好きなアルトマンを少しは応援できたかも。わたしのブログが公序良俗に反していないはずがないでしょ。

さて「ニンフォマニアック」そんな上っ面な“検閲”を鼻で笑っています。

まったく何の予備知識もなしにレンタル。すんごくエッチな映画みたいだったから。んー主役のこの女性はシャルロット・ゲンズブールに似ているなあと思ったら本人だった。

それ以外にも、DUNEなどでおなじみのステラン・スカルスガルド、ウイリアム・デフォー、ユマ・サーマン、クリスチャン・スレーターなどの豪華キャスト。そして監督は「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のラース・フォン・トリアーだったのである。

エッチではあるけれども、アート系の作品でもあったのです。しかし描写はあからさま。ヘアーどころか……鬱三部作のひとつと言われているけれど……うん、確かにセックスは陰鬱な行動かも。

 

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「特攻サンダーボルト作戦」Raid on Entebbe(1977 日本ヘラルド)

2024-06-07 | 洋画

1976年に起こったパレスチナゲリラによるハイジャックと、彼らを殲滅し、多くのイスラエル人の人質を救出したウガンダのエンテベ空港におけるイスラエル軍大勝利の実話の映画化。もうひとつ「エンテベの勝利」というのも作られたんだけどひどい出来でした。ユダヤのチカラかしら。

でもこちらはスターウォーズの「帝国の逆襲」を撮ったアービン・カーシュナーが監督なのでそれなりに見せる。ウガンダが舞台だからアミン大統領が陽気に登場するあたり、実話なのに映画的。にしても、パレスチナとイスラエルがまたしても微妙な時期に、イスラエル礼賛の映画を選択するわたしって……

チャールズ・ブロンソン、ピーター・フィンチ、マーティン・バルサム、ヤフェット・コットー(もちろんアミン役)、そして若き日のジェームズ・ウッズなど、やけに豪華な出演陣なのでした。

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今月の訃報2024年5月号PART2 唐十郎 84歳没

2024-06-05 | ニュース

ロジャー・コーマン篇はこちら

もちろん紅テントの主催者であり、数々の傑作戯曲をものした人であることは承知していても、わたしは正直、この人のことがよくわからない。

花園神社で彼の芝居を観る世代ではなかったから、味わうとしたら映画。ところが、この人は映画監督として撮ったのが「任侠外伝 玄界灘」だけなのである。

しかも撮影中に本物の拳銃を使ったことで、あの安藤昇とともに逮捕されたことが影響もしたはず。そして彼の年表をチェックすると、手塚治虫の「W3(ワンダースリー)」の脚本まで書いている。どんな人脈?やっぱり、よくわからない人なのだった。

小林薫や根津甚八との関係もよくわからない。

でも妻に「唐十郎ってあなたにとって何?」と訊いたら、

「あたしは紅テントは観なかったけど、黒テント(佐藤信が主催。津野海太郎がかんでいた)は観たのよ。斎藤晴彦が素晴らしかったわあ」

おそるべし妻。

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うまい店ピンポイント 最後のビッグウイング

2024-06-04 | 食・レシピ

四十番篇はこちら

「伍長、久しぶりのまるぶんですねえ。」

「クミアイから会場はそこって言われてたもん」

「嘘つけ。ビッグウイングでしょ。書記の人がどうせ伍長はまるぶんに行くだろうからと気を使って、お弁当いるの?とまで電話もらってたくせに」

「さーせん」

わたしたちの集まりより5分ほど前に、同じフロアにいたお兄ちゃんたちの研修会終了。わらわらと彼らは出ていく。しまった。丸文に並ばれたら……

そういうこともなかったようで丸文ラーメンを行列10分でいただけました。

山形ビッグウイングに来るのはこれが最後になるかもしれない。でも丸文には来るよ。絶対に来る。

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今月の訃報2024年5月号PART1 ロジャー・コーマン 98歳没

2024-06-03 | ニュース

舞ちゃん篇はこちら

B級映画の帝王として知られ、自伝のタイトル「私はいかにハリウッドで100本の映画をつくり、しかも10セントも損をしなかったか」を地で行った人だ。彼の監督作品をわたしは1本も観ていないが、ロジャー・コーマンが高名なのは、多くの映画人を育てたからだ。

ジャック・ニコルソン、デニス・ホッパー、フランシス・フォード・コッポラマーティン・スコセッシ、そしてスティーブン・スピルバーグなど、70年代以降のハリウッドを支えた若者たちに映画製作の“現場”を与え、早く、安くつくるコツを伝授したのだ。

現代で、その教えを最も忠実に守っているのがスティーブン・スピルバーグだろう。彼は早撮りで知られ、予算を余らせることでも有名だ。師匠のドン・シーゲルの薫陶を受けて、ほとんどファーストテイクを採用するクリント・イーストウッドとともに、その職人技は際立っている。

映画は確かに総合芸術だけど、それだけに商売の側面は無視できない。だからコーマンは亡くなったけれども“コーマンのやり方”は、弟子たちによって脈々と生き続ける。

唐十郎篇につづく

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光る君へ 第22回「越前の出会い」

2024-06-02 | 大河ドラマ

第21回「旅立ち」はこちら

朝5時半に起きて地元の小学校へ。運動会のテントを建てに。でも着いたらみんなニコニコと帰ってくる。雷がありそうなので外の競技は中止になったのだとか。

「いやあ、残念だなあ」

「顔が笑ってます」

と体育振興委員。さーせん。いきなりの完全な休日。たくさん本を読み、DVDも観ることができた。準備していたスポーツドリンクを飲みながら。

さて越前へのお引っ越しの回。徳井優が出てくるってのは、引っ越しのサカイ関連のシャレなのか。勉強しまっせってこと?

勉強しなければならないのはわたしのほうで、紫式部が京都以外の場所にいたことなんてまったく知りませんでした。そして、宋の華人たちとの交流が始まる。どうも不穏ななりゆきになりそう。

歓迎の宴に羊肉が出てきて、まひろの父親、為時(岸谷五朗)が苦労しているのを見かねてまひろ(吉高由里子)が「おいしい」とフォローするあたりの展開は、いかにも大石静っぽい。

羊肉はねえ、わたしは大好きだけど、あの臭みがダメな人は多いかも。一時期のとんでもないブームはどうなったんだか。

わたしの妻は北海道の人なので、本来のジンギスカン鍋はどういうものなのかを結婚以来、延々と語られています。沖縄に行った連中からは、山羊鍋の臭みはそれ以上だと聞かされていて、そこまで体験しなくてもいいか。とりあえず、越前なんだから宋人にはカニ食わしとけ。

松下洸平がしばらくドラマを引っ張るのかもしれない。この人は、いい感じ。

そしたら次回はえらいことに(笑)

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今月の名言2024年5月号PART2 女性総裁

2024-06-01 | 国際・政治

The Supremes: You Can't Hurry Love - Original (Take 1)

PART1「つばさ?」はこちら

「この方を私たち女性がうまずして何が女性でしょうか」

静岡県知事選における上川陽子外相の発言。

子どもをうまない女性は女性ではないのかとの批判を受けてすぐに撤回。わたしが注目したのは、この発言が大きく取り上げられるほど彼女の存在感が増しているということだ。

空気として自民党は(というか岸田支持派は)彼女を表に出そうとしている。俺じゃなきゃ彼女にしろってことでしょ。

はたして自民党の次期総裁が誰になるのか想像もつかないが(だってろくなのがいないじゃないですか)、野党の攻勢をかわすという意味では、初の女性総裁が“うまれれば”確かに手ごわそうではある。

そして東京都知事選。蓮舫が参戦してもう何が何だか。

本日の1曲はオリジナルの「恋はあせらず」そうだよね、ママが言うとおり、恋はあせっちゃいけない。でも男はあせる。この女を他の男にとられてたまるか。わたしはあせりました。

 

 

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