事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「有栖川有栖の鉄道ミステリー旅」「マレー鉄道の謎」 有栖川有栖著

2010-06-30 | ミステリ

51g05jcetal 鉄ちゃんという存在がどうにもよくわからない。関川夏央にしても、みずからがそんなマニアであることに含羞を隠そうともしない。まったく有用ではないことに耽溺していることを意識しているからだろう。もちろんマニアとはそんなものなのであり、マニアであることで社会的価値が高まったり、高額の収入を得るのだとすれば、それは単に仕事になるわけだから。

有栖川有栖も関川も、分類すれば乗り鉄。鉄道旅という時代遅れの(照れ隠しの意味もあってか彼らは必ずそう規定する)楽しみが、実は退屈であり、同時に退屈であることがうれしいのだとするあたりがやっぱり複雑。わたしは鉄ちゃんになるには即物的すぎる。

「マレー鉄道の旅」は、そのオープニングがあまりにもみごと。でも、途中からマレー鉄道が物語に有機的につながっているわけではないことに気づかされる。まあ、さぞや鉄道旅が楽しかったのだろうなとは(笑)

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史劇を愉しむ~第12章「栄光への脱出」Exodus

2010-06-29 | 国際・政治

Exodus01 第11章~「グリーン・ゾーン」はこちら

 1947年、キプロス島にはイギリス軍によってユダヤ人たちが収容されていた。彼らは祖国イスラエルへの帰還を目指すものの、イギリスがアラブ諸国を刺激させないため、そのような措置に至ったのだった。

 別の件で現地を訪れていたアメリカ人女性キティ(エヴァ・マリー・セイント)は、そんなユダヤ人の現状に心を痛め、彼らの援助を買って出ることに。一方、アリ(ポール・ニューマン)をリーダーとするユダヤ人地下組織が島に潜入、収容されている同胞たちを貨物船エクソダス号で脱出させる計画を実行していた。

 そして、世論を味方につけ脱出に成功したユダヤ人たちは、晴れてイスラエルの地に到着。パレスチナに入植し、束の間、平穏な日々を過ごすのだが…。

 監督オットー・プレミンジャー、脚本ダルトン・トランボ(変名で「ローマの休日」も書いてます)、主演ポール・ニューマンというユダヤ人トリオ(ポールは両親のどちらかが確かユダヤ人)で描くイスラエル建国のお話。吹奏楽をやっていた人ならアーネスト・ゴールドのテーマ曲を聴いたことがあるはず。原題は「エクソダス」。まもなく特集する「十戒」で描かれた出エジプトの現代版というわけだ。3時間半の大長編。

 イスラエルの建国と、その後のアラブとの軋轢を考えると、「アラビアのロレンス」でも描かれたように、当時のイギリスの政策がいかに優柔不断で二枚舌、三枚舌だったか。パレスチナの民もいい迷惑だったはず。

 逆に、流浪の果てに約束の地を手に入れようとするユダヤ人の気持ちもわかる。この映画でも、アラブとの平和的共存を求め、アラブの側もみんながユダヤ人と敵対しようとしていたわけではないことが描かれてはいる。初期のイスラエルが共産主義的であることにも驚かされた(キブツの実態について、わたしはほとんど知らなかったのだ)。なんでも、勉強です。

しかし、ハンストなどで世界の同情を集めたエクソダス号の物語は確かに盛りあがるが、現在のイスラエルが、ガザへの補給船を襲撃している現状を考えると、今度はパレスチナの側からの「栄光への脱出」が描かれなければならないのではないかとすら……

第13章「風とライオン」につづく

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明細書を見ろ!2010年6月ボーナス号「懲戒処分2」

2010-06-28 | 明細書を見ろ!(事務だより)

Kokuhaku03 2010年6月号~懲戒処分その1はこちら

……おめでたいボーナス号なのに、こんな特集ですみません。さて、わたしたちに下される処分には、具体的にこのようなものがあります。

1.訓告……口頭によるものと文書によるものがあります。お小言、ととらえることができるでしょうか。昇給にもまったく影響しません。しかし教育委員会などに頭を下げに向かう情けなさはひとしお(経験者談→わたしです)。

2.戒告……厳にいましめる、という意味の処分。ここから上の処分はすべて文書によって行われ、履歴書に残ります(一定年数が経過すれば削除可)。『その責任を確認し、及びその将来を戒めるものとする』(昭和31年9月30日施行 市町村立学校職員給与負担法に規定する学校職員の懲戒に関する条例)ためのもの。昇給が遅れる効果があります。これが、意外に効く。

3.減給……『一日以上一年以下、給料の10分の1以下を減ずる』もの(同条例)。ただし、期末手当などの算定給与月額には影響しません。

4.停職……『停職の期間中、いかなる給与も支給されない』(同条例)とはっきり明記されています。期間は一日以上一年以下。職は保有するが職務には従事しないこととされています。つまり、公務員でありつづけるわけだから、バイトをするわけにもいかず、要するに一切の収入を絶たれます。

5.免職……要するに、クビ。退職手当も支給されず、あらゆる意味で放り出されることになります。

 他にも降格失職など、微妙な処分もあるようです。ちなみに、年金にも停職以上の場合は影響します(職域年金部分の25/100~50/100)。この場合、最高の50%減額されるのは禁錮以上の刑に処せられた場合。禁錮というのは、単に拘束される刑罰のことで、労働をしなければならない懲役との差はその部分だけとのこと(Wikipediaより)。

 さあ、次号はどんな処分がどんな行為に待っているのか見てみましょう。

※画像は、現役の学校職員が見るのは根性いるけど今年度ベストワン確実。「告白

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龍馬伝~第26話「西郷吉之助」

2010-06-27 | テレビ番組

Takahashikatsumi01 第25話「寺田屋の母」はこちら

前回の視聴率は20.3%。久しぶりに的中。いやそれどころではなかった。W杯のオランダ戦を59%と読んだのにわずか(というのも何だが)43.0%。時間帯がよかったのにカメルーン戦にもおよばなかった。テレビ朝日の嘆きが聞こえるようだ。

でもちょっと視聴率に関しては不思議なことがある。巨大な影響を各業界に与え、わたしのような視聴率オタクだけでなく、マスコミの恰好のネタになるというのに、調査方法とその発表の仕方が古くさいまんまなのだ。

調査世帯の母数が少ないのは前から言われていたことだけど、発表はビデオリサーチ社が独占しているものだからどうにも融通がきかない。W杯でいえば、オランダ戦の視聴率の発表は翌週になったし、デンマーク戦が30%越えしたといっても、それは午前5時までの数字で、あれ以降の分も加えればもっと上昇するだろうにその発表も明日まで待つことになる。なんか、いかにもお役所仕事みたいじゃないですか。

それに、ことここに至っても衛星放送などの視聴率が公表されないのはなんで?ま、本来の顧客であるテレビ局やスポンサーにはきっちり提示されているんでしょうけどね。

さて「龍馬伝」。海軍操練所が閉鎖されて、勝海舟(武田鉄矢)に向かって「センセーイ!」と訓練生たちが訴える姿はまるで別のドラマを見ているかのよう。

山内容堂(近藤正臣)、武市半平太(大森南朋)、岡田以蔵(佐藤健)などの土佐組は、それぞれに次の一手が打てずにいる。岩崎弥太郎(香川照之)が以蔵の自害に協力できないのは、いくらドラマの世界とはいえ三菱の創始者を殺人者にはできなかったということか。有薗芳記が演じる佐藤与之助の出番は今回で終わりかなあ。佐藤は遊佐の出身なので、あの庄内弁は毎回うれしかったんだけどな。

現実主義者として存在感ありありの西郷隆盛に、トリビアやレッドカーペットなどのバラエティで軽いイメージのある高橋克実をキャスティングした妙味は、これからのお楽しみだろうか。

さて、いくら何でも何もしなさすぎだった龍馬(福山雅治)だが、西郷に向かって

「太ったおなごがお好きだとか?」

と問いかけるあたりはそろそろ調子出てきたか。次回はもっとトリッキーな動きを見せるようだし、純情で、愛されるだけの存在だった龍馬の、違う面を見せてくれそうだ。そうです、わたしは腹黒い人間がけっこう好きなんです。

今回の視聴率は、やはり20%台とよみました。再放送や衛星での放映も含めれば、もっと上なんだろうけれど、それを言ってもせんないですわね。

第27話「龍馬の大芝居」につづく。

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解説者を評定する 江川 VS 張本

2010-06-27 | スポーツ

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YouTube: 江川紹子vs張本勲-サンデーモーニング-10年05月23日(日)

星野ジャパン篇はこちら

ものすごく久しぶりにこのシリーズを。こんな“事件”があったからだ。

 オウム事件の取材で知られるジャーナリストの江川紹子さん(51)が、コメンテーターとして出演中のTBS系情報番組「サンデーモーニング」(日曜午前8時)で、野球解説者の張本勲さん(70)と意見がぶつかり、TBSから20日の出演を見合わせるよう求められたことが分かった。江川さんがミニブログ「ツイッター」で明かした。

 意見の食い違いがあったのは5月23日。大沢啓二さん(78)と張本さんが「あっぱれ」と「喝」を入れるスポーツコーナー「週刊御意見番」で起きた。

 張本さんがプロ野球の楽天・岩隈久志投手(29)の途中降板について「喝ッ!」と一喝した後に「最後までマウンドを守るのがエース」などと精神論を説いた。これに対し、江川さんが「えーっ」「途中降板もありなのでは?」などと反論したという。

 番組では激しい口論にはならなかったが、2人の関係がこじれたため、TBS側は両者らを交えて何度か話し合いの場を設けた。しかし関係修復には至らず、江川さんに20日の出演について見合わせるよう、依頼したという。

……わたし、見てました「江川 VS 張本」(こう表現すると誤解されそうだけど)。微温的なサンデーモーニングなのに、ちょいと場が冷えたのがわかるほどだった。この騒動のほとんどは、野球解説者が“反論されることになれていない”ことに由来する。

 やり取りを聞いていると、江川発言には納得すべき点が多かった。降板する(張本は7回とコメントしたが実際は8回)前の回にもブラウン監督と岩隈は長時間の話し合いをもっており、決して精神が弱いから岩隈の側が降板を申し出たわけではない。

 問題は、この事実を“ど素人”に指摘されたことに明らかに張本は狼狽し「(岩隈は)男前だしね」(←張本自身のコメント)レベルの話しかできない女が何を言う、とカッとなったあたり。

 怒号うずまく男の戦場である野球について、素人がウダウダぬかすな、が彼の本音だったのだろう。以降の反応が男らしくないのはご愛敬。

 張本だけでなく、野球解説において“反論”は、選手のプレーそのものが解説を裏切ったときぐらいで、アナウンサーも(めったに)その裏切りを指摘したりはしない。鈴木啓示がどれだけ気が遠くなるようなコメントを発したり、大島康徳が雑な解説をしたとしても“御説ごもっとも”が常。

 こうなったら江川紹子の遺志をついで、大宅映子や田中優子にバシバシ反論してもらおうではないか。クレバーな女性解説者の登場をうながし、張本本人に喝をいれるためにも。それにしても、ツイッターおそるべしである。おそらくは、どれだけ喝マークを連ねるよりも。

次回は今中慎二篇。

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「白い肌の異常な夜」 The Beguiled (1971 ユニバーサル)

2010-06-26 | 洋画

Beguiled02 南北戦争の時代、深い森の奥にその女子学院はあった。院長以下、教師、生徒たち、料理人にいたるまですべて女性。そこへ、傷ついた北軍の兵士(クリント・イーストウッド)が迷い込む……お好きな方にはたまらないシチュエーション。そして観客が予想するような方向に(なにしろ邦題が邦題ですから)ドラマはすすむ。

女性教師は彼の軽口を信じて愛を育み、女生徒はそれを知りながら若い身体で兵士を挑発する(すぐその挑発にイーストウッドはのっちゃいます)。院長(ジェラルディン・ペイジ)の兄は行方不明になっており、その理由に気づいた兵士は学院に君臨しようとするが……

女性たちがそれぞれにたったひとりの若い男性に心ひかれ、そして嫉妬に狂っていく。こわ。女性たちへの肉体的ハンディとしてイーストウッドは最後まで身体が不自由であり、と同時にそのことで女性たちは彼を“所有”しようとする。それが裏切られたとき、彼女たちがとった行動とは。

監督ドン・シーゲル、主演イーストウッド、撮影ブルース・サーティーズ、音楽ラロ・シフリン。「ダーティハリー」とまったく同じメンツで、ほとんど同時期に製作されたにもかかわらず、この肌合いの違いはなんだ(笑)。セックスがストーリーの核になっているのは確実なのに、そのことを巧妙に隠蔽している。達人の技というべき。

現在は巨匠になっているイーストウッドだけど、心のどこかに女性恐怖があったのは、彼の初監督作が女性ストーカーを描いた「恐怖のメロディ」だったことでもわかる。糟糠の妻と別れてソンドラ・ロックとできてしまい(順序逆だったかな)、彼女と別れるのに苦労したことを考えると、やっぱりイーストウッドは女性が苦手なのかも。

The_beguiled01

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「寝台急行『昭和』行」 関川夏央著 日本放送出版協会刊

2010-06-24 | 本と雑誌

14081384  自分も鉄道オタクであることを吐露しながら、しかし彼らへの嫌悪を隠そうともしていない。あいかわらず関川夏央は造りが複雑な人格。それはこの書でも顕著で、たとえばこんな具合……

「これからは、いわゆる団塊の世代がローカル列車の旅に参入してくる。自分もそのひとりとしていうのだが、『団塊』の特徴は『反体制気分』『口先民主主義』『若づくり』、それに『ケチ』である。」

「『オリエント急行の殺人』の場合、その真のテーマは、1920年代に世界の中心となった『アメリカとは何か』である。そうして、ポワロシリーズ全体をつらぬくものは、ゆるやかに落日しつつあるヨーロッパへの哀惜の念と、第一次世界大戦以前の秩序への郷愁である。」

例によって当たっているだけに、どうしたものでしょう(笑)

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「告白」 (2010 東宝)

2010-06-24 | 邦画

Kokuhaku02

主人公(松たか子)が、中学の教員として心に決めていたのは

「生徒を呼び捨てにしない」

ことだった。フレンドリーなつき合いを要求する生徒たちの期待にはそえないが、ひとりの人間として生徒を尊重しようと考えてのことだった。しかし、彼女のセオリーは最悪の形で裏切られる……

 湊かなえの原作は、息子や娘が「すんごく面白い」と言っていたのだが(まだ、息子の本棚にある)、現役の中学校職員として“しんどそう”なので読まないまま。

 こう思っていたのだ。きっとクラスのなかで延々と殺人犯捜しが続くのだろう、背景にはいじめやゆがんだ家庭像があるのだろう。しんどい、と。

 これらの予想はことごとくはずれ、想像もしなかった展開、あ然とするエンディングにジェットコースタームービーとして突っ走る。計算されたカメラワーク(生徒ひとりひとりの顔があまり判別できないように撮ってある)。紋切り型のセリフがあると必ず裏があるか、あるいは粉砕されるみごとな脚本。そして観客に判断をゆだねる微妙な表情で作品をささえた松たか子。眉毛をうすくしただけでここまで怖くなるかー。

下妻物語」「嫌われ松子の一生」「パコと魔法の絵本の中島哲也に「告白」を撮らせようという企画がまずすばらしい。しかも断トツのシェアを誇るメジャー東宝がその企画にOKを出したこと、その作品に数多くの観客がつめかけている事実までふくめて、今年度ベストワン決定。

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港座通信~「黄色いリボン」She Wore a Yellow Ribbon

2010-06-22 | 港座

Sheworeayellowribbon 監督:ジョン・フォード

出演:ジョン・ウェイン ジョーン・ドルー ベン・ジョンソン

「黄色いリボン」She Wore a Yellow Ribbonは、これまで「荒野の決闘」「駅馬車」「静かなる男」と港座でお送りしてきたジョン・フォード監督の“騎兵隊三部作”の代表作。ジョン・ウェインがあいかわらず渋いのでお楽しみに。

※ジョン・フォードの、というか西部劇の魅力とは、結局のところ馬の疾走じゃないだろうか。この作品でも、突っ走る馬がリズムをつくり、作品をもりあげている。

若き日のベン・ジョンソン(ドーピングの人ではありませんよ)が、その馬をあやつって絶妙。それも当然の話で、彼のお父さんは投げ縄の世界チャンピオンだったマジのカウボーイ。自身もロデオの経験者で、映画界に入ったのはハワード・ヒューズに調教師として雇われたため。渋くなってからの「ラスト・ショー」は必見。

港座オフィシャルブログはこちら↓

http://minatoza.exblog.jp/

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港座通信~「青い山脈(正・続)」

2010-06-22 | 港座

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YouTube: 青い山脈 (1949)

原作:石坂洋次郎

製作:藤本真澄

脚色:小国英雄

監督:今井正

主演:原節子 池部良 杉葉子 若山セツ子

「青い山脈」は、東宝において何度も何度も映画化されていますが、もっとも高名な今井正監督、原節子主演バージョンの、正篇・続篇を一挙に上映します。

※「東宝の理想は、『青い山脈』をくりかえし映画化することなんだ」と発言したのは黒澤明だったか。それほどに、東宝という会社のカラーを体現している。戦後民主主義を100%信頼していた時代の作品。“自転車に乗っている原節子”だけでも、戦争は終わったと実感させるに十分だったのでは?

♪古い上衣よ さようなら さみしい夢よ さようなら♪

西條八十がこの歌にこめたものを、はたしてわたしたちはいま実現できているか。

※今井正は、おそらくキネ旬ベストテンでもっともランクインした監督ではないか。1位だけでも5回もとっているのだ(「また逢う日まで」「にごりえ」「真昼の暗黒」「米」「キクとイサム」)。時代だなあ。

港座オフィシャルブログはこちら↓

http://minatoza.exblog.jp/

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