事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

今月の名言2024年4月号PART2 わたしの娘は左利き

2024-04-30 | 日記・エッセイ・コラム

Paul McCartney Wanderlust

PART1「静岡の人」はこちら

「3個セットのうちひとつは右手にはめる左利き用なんです。数の上では生徒の約3分の1が左投げと想定したプレゼントです。予算の都合の結果というのは横に置いて、左利きの存在を十分に配慮した善意で、大変喜ばしいと考えています」

日本左利き協会の発起人、大路直哉さんの発言。

わたしは大谷翔平には有能なスタッフがついているのだろうと思っている。まあ、あのような人もいたわけだけれども。翔平グラブのひとつが左利き用だというのは素晴らしいことだ。

わたしの娘は野球はやっていないけれども左利き。オヤジは

「矯正さねぐでいいあんが!」(しなくていいのか)

と怒っていた。なわけないだろ。確かに包丁とかハサミとか、あるいは改札とか毛筆とか、左利きの人間にとってしんどいことはたくさんある。

でも、そうやって娘は生まれた。それを言祝ぐ。しまった。左利きのアンダースローのピッチャーに育て上げればよかったのかしら。野球狂の詩かよ(笑)

本日の2曲目は世界でいちばん有名なサウスポーの人の曲。「ワンダーラスト」

PART3「ネネ」につづく

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今月の名言2024年4月号PART1 静岡の人

2024-04-30 | ニュース

Queen - Another One Bites The Dust (Live)

2024年3月号PART3「ばかやろう」はこちら

「県庁はシンクタンク。野菜を売ったり、牛の世話をしたり、モノを作ったりとかと違い、基本的に皆さんは頭脳、知性の高い人たち」

静岡県の川勝知事の、新規採用職員たちへの訓示。真意は他にあるとか言いながら、これはさすがに完全な職業差別だ。職員のなかには野菜を売ったり、牛の世話をする人の子もいたろうから複雑だったはず。

そしてあっさり辞職するのだという。これまでにも失言が多かった知事だが、リニア中央新幹線の建設に強硬に反対するなど、面白い存在だったのでちょっと残念かな。お辞めになったら、畑仕事などをおすすめします。あれって、けっこう頭を使う作業なんですよ。

本日の1曲はクイーンの「地獄へ道連れ」

久しぶりに聴いたらやっぱりいい。映画「ボヘミアン・ラプソディ」で、おれはディスコなんか歌わないぞ!と切れたフレディが、ジョン・ディーコンのあのベースラインを聴いた途端に(笑)

PART2「わたしの娘は左利き」につづく

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光る君へ 第17回「うつろい」

2024-04-28 | 大河ドラマ

第16回「華の影」はこちら

ああそうですか補選のためにオンエアは15分遅れると。んで、わたしとしてはこの選挙に今日のうちに言わせてもらおう。

どう考えても自民党の失態のためにあったこの選挙。これで勝てなかったら野党の存在が問われる。んで、わたしは立憲民主党の党首を信頼していない。よりにもよってあの維新と組もうと考えた人なのだ。

馬鹿げた人気取り政党と、馬鹿げた与党に“票を入れる”という行動には確かに違和感あるよなあ。でもやっぱり投票という制度は利用しようよね。できない、あるいはその制度を利用される危ない国家もあるわけだし。

おっと「光る君へ」だ。

ブーフーウーのうちのブー(井浦新)が亡くなります。問題は、彼がすべてをウー(玉置玲央)に自分の全てを委ねようと必死になるくだりで……


 ふたつ理由が考えられます。

・家の存在が最優先なのだから、自分の弟は必然。

・自分の家の悪い部分を全て知っている次男なのだから、やらしとけ。

さあ、三男に権力が集中する下地はつくられた。


妻とこのドラマを見ていて、

「この人本当にいいよね。」

「なんていう人?」

「本多力」

第18回「岐路」につづく

 

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「ブラックライト」Blacklight(2022 クロックワークス)

2024-04-27 | 洋画

設定がなかなか凝っていて、FBI長官直属の主人公は、潜入捜査官の危機を防ぐという困難な業務にあたっている。しかし、組織内の陰謀をマスコミに知らせようとした途端に、娘と孫娘が何者かに誘拐されてしまう……

まあ、犯人は最初からわかっているようなものだけれど、テンポのいい演出で飽きさせない。それにしてもリーアム・ニーソンは働き者だなあ。まだまだ元気でがんばってるもんな。トム・クルーズもいい先達をもったなあ。

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「タクシー運転手 約束は海を越えて」택시운전사(2017 クロックワークス)

2024-04-26 | 洋画

光州事件のお話である。ご存じない方も多いだろう。そしてこの事件は、地元の韓国人たちも、当時からほとんど知らされていない。時の政権によってかん口令が敷かれたからだ。

光州事件とは、1980年に韓国南西部の光州市において、民主化を要求する民衆と全斗煥ら軍部の衝突したもの。かなり複雑な背景があるようだ。

映画は東京の記者クラブから始まる。ドイツ人ジャーナリストのピーター(トーマス・クレッチマン)は、韓国に不穏な動きがあることを聞き、ソウルに飛ぶ。しかしそこから事件の現場に向かうことができない。戒厳令。

ここで登場するのが金に困っているのんきなタクシードライバー、キム(ソン・ガンホ)。彼は政治的動機もなく、単に金のためにピーターを乗せて光州に向かう。

主要道が封鎖されているため、農道などを通って光州にたどり着くふたり。そこで繰り広げられていたのは……

わたしが光州事件のことを知ったのは、白竜の「光州City」という曲のおかげだ。政治の前に音楽は無力だ、なんてことが全然ないことが理解できます。

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「エージェント:ゼロ 漆黒の暗殺者」The Virtuoso(2021 ライオンズゲート)

2024-04-26 | 洋画

用意周到で有能な殺人者に主役が全然見えないのがむしろ面白い。アンソニー・ホプキンスが出演しているから借りたんだけど、わたしの目はアビー・コーニッシュのふくよかな(それ以上だけど)身体にくぎ付けでした。さーせん。

暗殺者なのに、誰を殺すかは現場に行かなければわからない。まず、そんな依頼を受けるなよ(笑)

特に犬好きの人にはおすすめの一本ではないかと。んで、この作品は結局「アサシン・ハント」という名で流通している。名探偵コナン関係からなんか言われましたか。

 

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マイベスト2023 国内興行成績洋画篇

2024-04-25 | 洋画

邦画篇はこちら

今度こそ本当にラストのマイベスト2023。今日は洋画篇。

1 ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(東宝東和)1402

2 ミッション・インポッシブル デッドレコニングPART ONE(東和ピクチャーズ)542

3 アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(ディズニー)431

4 ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(東宝東和)382

5 リトル・マーメイド(ディズニー)340

6 マイ・エレメント(ディズニー)270

7 インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(ディズニー)260

8 BTS:Yet to Come in Cinemas(エイベックス・ピクチャーズ)256

9 ホーンテッドマンション(ディズニー)217

10 MEG ザ・モンスターズ2(ワーナー)145

昨日の邦画篇と比べて気づくことはありませんか。そう、邦画の方がずっと数字がいいんですよ。国内興行成績は邦画2:1洋画という割合になっています。ああもうそんな時代なのか。スーパーマリオがなかったら目も当てられないことになっていたかも。

現実に、SONYやワーナーは邦画で稼ぐ割合が増えているくらいだし。

洋画の低迷の一因に、MARVELにみんなが飽き始めたことが指摘されている。特にアベンジャーズのエンドゲームなどという、客の体力を根こそぎ奪うような超大作のあとでは(そしてあの人を殺してしまったあとでは)作る側も見る側もしんどいことではありますからね。

さて、学校事務職員が青息吐息で働く時期もまもなく終わる。今年の目標は映画館で50本見る、です。それが邦画であれ、洋画であれ。100本以上見ていたころの体力はもうないので微妙な数字。

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マイベスト2023 国内興行成績邦画篇

2024-04-24 | 邦画

世界興収篇はこちら

しまった。いちばん大事なマイベストを忘れてました。国内興行成績篇です。これも実はキネ旬の月刊化が影響していて、ベストテンが増刊号で、業界総決算が4月号にまわっているのでした(前は特大号で一気に特集されていた)。

わたしはこの業界関係のお話が大好きなのです。まあ、知ってるでしょうけど。

それでは日本映画篇。単位は千万円です。

1 THE FIRST SLAM DUNK (東映)1587

2 名探偵コナン 黒鉄の魚影 (東宝)1388

3 君たちはどう生きるか (東宝)896

4 ゴジラ-1.0 (東宝)601

5 キングダム 運命の炎 (東宝=SONY)560

6 ミステリと言う勿れ (東宝)480

7 劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 (東宝)453

8 映画ドラえもん のび太と空の理想郷 (東宝)434

9 「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ (東宝=アニプレックス)416

10 劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD (バンダイナムコ=東映)293

去年のワンピースにつづいて東映の二連覇。まあ、総興収から言えば、去年も東宝が圧倒的に強かったのはランキングに現れている。

2022年はトップテンのなかで「シン・ウルトラマン」一本しか見ていなかったが、2023年もわずかに3本。そのうち2本がアニメなのは、いかにも日本人らしいなわたしは。

驚異的なのは名探偵コナンで、ここに来てなお成績が伸びている。現在公開中の新作もえらい騒ぎだ。見逃してくやしいのはキングダムだな。どう考えても大画面向きの作品だしね。それにしても、山崎賢人はよく働きますねえ。

洋画篇につづく。

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「ボビーZ」The Death and Life of Bobby Z(2007 MGM)

2024-04-23 | 洋画

レンタルビデオ屋の棚をよく見ると、意外な作品が。タイトルからしてドン・ウィンズロウ原作じゃないかと思ったらそのとおりでした。

ボビーZの気怠く優雅な人生」まだ角川文庫にあるのかな。いい小説だったんですよ。近年の脂っこいウィンズロウしか知らない人はぜひ読んでほしい。

あ、映画の方は主演がポール・ウォーカーだからワイルドスピードのファンはうれしいと思います。わたしはオリヴィア・ワイルドのゴージャスさがうれしかったです(近ごろこういうのばっかり)。

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「よろずのことに気をつけよ」川瀬七緖著 講談社

2024-04-22 | ミステリ

法医昆虫学捜査官シリーズでおなじみ川瀬七緒の、江戸川乱歩賞受賞作。

呪い、を研究する学者と、祖父の死に呪いがからんでいるのではないかといぶかしむ学生のコンビが、(軽口をたたきながら)事件に挑んでいく。

……正直に言います。ものすごく面白かった。こっちもシリーズ化してくれたらよかったのに。

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