事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

今月の名言2020年9月号PART2 いつものあの人

2020-09-30 | ニュース

ゲスト,斉藤和義 リリー・フランキー スナックラジオ 2020.09.12 BABI

PART1はこちら

「恥を知れ」

「目の前の重要な課題ではなく、政治的な恨みに焦点を当てている理事国を恥ずかしく思う」

「米国のコロナ対応の失敗は完全に自分が悪いということを理解すべきだ」

「米国は今、国際社会に背を向け完全に孤立している。目を覚ます時だ」

国連安全保障理事会における米中の応酬。もう、なんというか子どものケンカである。まあ、それぞれのトップがあの調子だから仕方ないのか。そういえばアメリカの大統領は例によってかましていたなあ。

「なぜ負け犬だらけの墓地に行かないといけないのか」

2018年のフランス訪問時に第一次世界大戦で戦死した米軍兵士の墓参をとりやめたときの発言。わたしは不思議なんだけど、アメリカ大統領というのは軍の最高司令官でもあるわけよね。現役の兵士たちが、こんな司令官に我慢できるあたりがよくわからない。あるいは、そんなものだとあきらめているのか。

リリー・フランキーのスナックラジオはいつ終了してもおかしくない。歴史に残しておきたい(笑)ので斉藤和義ゲストの回を。すごい。

2020年10月号PART1「アウト・オブ・サイト」につづく

 

コメント (2)
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今月の名言2020年9月号PART1 遊撃手

2020-09-30 | スポーツ

2020年8月号PART3「遊びとしての教養」はこちら

「オフの自主トレで坂本に守備を教えてやってくれないか」

2011年、ヤクルトの宮本慎也に巨人の原監督がリクエスト。日本代表の監督とキャプテンとはいえ、同一リーグの内野手に依頼する原も原なら、それを受ける宮本もすごい。坂本は彼らの作品とも言えるわけだ。にしても、こんなにすごい作品に仕上がるとはなあ。

「力不足で入らなかったので、しっかりご飯を食べてホームランになるように頑張ります」

スタンドにわずかに届かず、3塁打になった松原がヒーローインタビューで。育成からレギュラーにいきなり駆け上がったイメージ。巨人の若手はそれにしてもタレントがそろっている。みんな走れるのが強みかな。ただ多くは下位指名あるいは育成出身なのよね。増田に至ってはとび職出身。ドラフト上位指名者たちはどうしたもんだか。

PART2「いつものあの人」につづく

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うまい店ピンポイント 今年も刈屋に梨を買いに行くぜ かなや

2020-09-30 | 食・レシピ

花や篇はこちら

この季節、わたしたち酒田市民は刈屋の梨をどう確保するかに翻弄される。とにかくうまいから。

それなのに、

「そろそろ行くぅ?」

「そうね」

こんな夫婦に待っていたのはこんな貼り紙でした。

他の店も予約のみとか。

どうすっかなあと思っていたら、マイナーな場所に知り合いがいる。

妻走る。

「親戚なんですって。“あきづき”って品種を売ってもらったわ」

帰ってぱくつく。

「んんまいね」

「でしょー」刈屋の梨にはずれはありません。

その後は例年どおりにラーメン。観音寺にある「かなや」へ。なぜこれだけの老舗にこれまで行かなかったかというと、どこだ駐車場はと思ってたから。あんなに広いんじゃん!

あ、肝心の梨画像忘れた。

照月篇につづく

 

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「コンフィデンスマンJP ロマンス編」(2019 東宝=フジテレビ)

2020-09-28 | 芸能ネタ

劇場版第1作。

このシリーズの強みは古沢良太の圧倒的な脚本にあるわけだけど、主役の長澤まさみがその期待に十分に応えているかは微妙なところではないかと思う。どこかに、一生懸命な部分が透けて見えるというか。

かつて三谷幸喜の「ステキな金縛り」を特集したときに、このヒロインに深津絵里は向いていないのではないかとしたのと似たような意味。あのとき、余裕しゃくしゃくだった竹内結子と役を交換すべきと思ったが、今回もそう。邪悪さと美しさが共存し、しかもやはり余裕たっぷりの彼女こそ天性のコメディエンヌではないか。

今回の訃報には心底驚いた。彼女の心の中にどんな闇があったかはきっと誰にもわからない。しかし、スクリーンのなかでは常に余裕を感じさせたのだから、やはり嘘を演じるという意味で並みの“女優”ではなかったわけだ。

にしても、この映画では彼女と三浦春馬がきわどいシーンを。なんてことだ。

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うまい店ピンポイント “いち”が閉店してるのでPART2 花や

2020-09-28 | 食・レシピ

PART1「華煌(げっこう)」篇はこちら

今年度初めて年次有給休暇をとりました。働き方改革もへったくれもない、映画館に行く以外に年休をとる理由ってなんだよ。

ミッドウェイ」で味を占め、こりゃ大丈夫だと「TENET テネット」(手間がかかったろうなああの撮影は)へ。あ、お昼はどこで食べよう。

そうだ今まで何度もその店に行きながら常にお休みだった(月曜定休なのにいつも振替休日に向かってたから)広野の「花や」へ。

2号店である「花や2nd」(今は店名を変えているらしい)には行ったけど、本店は初めて。

こってり中華。びっくりした。

近ごろの常識とは全然違うぐらいの麺のかたさ。おー。いいんじゃないの。

ここにいつも通っている若手に言うと

「だから速く出てくるでしょ」

そういう問題?確かにすごく速かった(笑)

三川イオンシネマまわりの店として、ここはありだな。

「かなや」篇につづく

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麒麟がくる 第二十五回 羽運ぶ蟻

2020-09-27 | 大河ドラマ

第二十四回「将軍の器」はこちら

将軍が惨殺されるという前代未聞の事態。朝倉には次の将軍候補が庇護されている。性は善なる人物で、器として将軍に適しているかは明智光秀の意見に……

つまりは評論家なのよね光秀。そんな存在の意見がひたすら重要だったかもしれない時代。評論家が現政権にすり寄るような話を放言していればいいような場合ではなかったわけよね。田崎なんとかという福相の人がこれからどう生きていくかをやっぱり見ていかなくては。

どうやらコロナ騒ぎでいろんなキャストが出てこれないのが影響しているのがありあり。でもそれってこの業界では当然のことじゃないですか。わたしは石川さゆりの大芝居が見れたことがうれしかったですけど。

朝倉(ユースケ・サンタマリア)の手の中に、雛のようにだいじにしなければ、あるいはすぐにも殺せる存在として足利義昭(滝藤賢一)がやってくる。その雛を、朝倉はどう遇するか。タイトルにシンクロするような小説「三体2」を読んだばかりなので驚愕。

そんなところへ竹内結子の訃報。

大河ドラマファンとしては、やっぱり「真田丸」の淀君でしょ。小日向文世の秀吉よりもさらに、幼いころのトラウマそのままに狂気を爆発させた若き愛人。

現実の彼女の心の底は誰にもわからない。ただ、評論家的に言わせてもらえれば、朝ドラに出ていたころ、わたしは佐藤仁美のほうがビッグになると思っていた、そりゃあルックスは竹内結子のほうが(でもよく見て!彼女って実は美人なんだよ)。

でも彼女のコメディエンヌとしての才能は抜きん出ていた。余裕を感じるほど。彼女をベースに日本の芸能界は動くはずだったのに、結果としてそうはならなかった。

だからこそわたしは佐藤仁美にいろんなことを期待している。にしても、芸能界で“生き残る”ってこんなにシビアなことなんだっけ。うーん。

第二十六回「三淵の奸計」につづく

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うまい店ピンポイント “いち”が閉店してるのでPART1 華煌

2020-09-27 | 食・レシピ

馬場篇はこちら

ようやく映画館通い再開。でも鶴岡まちなかキネマは閉館。必然的に三川イオンシネマが中心になる。なのにすぐ近くの、いつも辛味噌ラーメンをいただいていた「いち」まで閉店

どうすんだよ。

ケンチャンラーメン三川店は混雑必至だしなあ。

ということで「ミッドウェイ」の帰りは、なんと旧平田町の華煌まで足をのばしました。月曜日だから休みかもしれない、でも一応向かってみよう……連休なので開いてました。よかった。

意外に空いてるな……あとからワラワラとお客さんが。お休みの日はこうなるよな。さあ、まずはしのいだ。つづいて……「花や」篇につづく

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「TENET テネット」(2020 WB)

2020-09-26 | 洋画

夕方のニュース番組は、各局それぞれに固定客がついているようだけど、わたしは絶対にTBSのNスタを選択する。

ホラン千秋が好きだからだろって?何をおっしゃい増位山(すみません、町田康を読み終えたばかりなので影響されまくり)、メインキャスターの井上貴博(独身)とお天気キャスターの森田正光さんのかけ合いもいいし、なによりあの意味不明の、そして泉ピン子が出ていることにまったく気づかなかったエネワンのCMも毎日流れるぞ……

いやそんなことではなかった。サブキャスターとして山内あゆさんが出ているからなのだ。わたし、ファンなんです。

とかいいながら彼女がベトナムとのハーフだって知りませんでしたけど。そして彼女はかつて「うたばん」に出て、回文が得意だと鼻高々だったのに、石橋から「なにそれ?」とつっこまれてかわいそうでした。

「YO EXILE いざ 食えよ」(ヨ エグザイル イザ クエヨ)

傑作だけどなあ(笑)。

おいおいテネットの話になんないじゃないかって?これはもうねえ、観てもらうしかないんですよ。大傑作なんだけど、ストーリーが入り組んでいてよくわからないという人もいるみたい。そこで大ヒントを。実はタイトルにしっかり仕込んであったんです。

「TENET」

右から読んでも左から読んでもTENET(この作品では“主義”と訳されている)。回文になっています

その右からスタートと左からスタートが交差する地点で……これ以上はなにも申しますまい。CGをほとんど使わず(あの、飛行機を倉庫に激突させるシーンも本物)、主人公(デンゼル・ワシントンの息子なんですって)に名前を与えず、ヒロインの背の高さ(191センチ!)を活かした展開と、ブルース・リーのあれとかアラン・ドロンのあれとかハンフリー・ボガートのあれとかを引用した大娯楽作。

最初のオペラハウスのシーンから息もつかせずラストまで。面白かったあ。スパイアクションの極北かも。クリストファー・ノーランはやはりただ者じゃない。ぜひぜひ。

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下妻&北の若

2020-09-24 | スポーツ

「どうしたの?」と妻が。

「いや、あの、この……」

「この楽天の67番?」

「うん。契約が切れたりいろいろあったけど、こうやってヒーローインタビューまで……」

よかった。本当によかった。よかったよー。ほいで北の若も勝ち越し。すばらしい1日。

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ミッドウェイふたたび。

2020-09-23 | 洋画

PART1はこちら

のっけに「キノフィルムズ」と出たのでスクリーンを間違えたのかと思いました。木下工務店グループって洋画の配給にも手を出したのか。

製作はサミット。準メジャーといったところ。予算を食いまくるであろう戦争映画は単体ではしんどかったのか、中国資本など多数の会社が出資してできあがった作品なのがオープニングだけで明らかに。大変だったんだろうなあ。

こちらのニミッツ(♪いざ来いニミッツ、マッカーサー♪の人ね)はウディ・ハレルソン。「ゾンビランド」「ラリー・フリント」「猿の惑星:聖戦記」などで奇矯な役がお得意だったけれど(なにしろお父さんが殺し屋だったってのがすごい)、近年は「LBJ」でジョンソン大統領も演じているのではまったキャスティング。

ハルゼー中将はデニス・クエイド、ドゥーリトル中佐にアーロン・エッカートと渋いところをそろえている。


日本側も周到だ。山本五十六豊川悦司、山口多聞に浅野忠信、そして南雲中将に國村隼である。それぞれ、外国映画で実績を積んでいることと演技力でオファーされたのだろう。

この日本のキャストでわかるように、2019年版の取り柄は敗軍である日本側のこともきちんと描写してあること。

ミッドウェイ海戦における南雲中将の有名なミスについても、序盤に

「あの人はもう一度失敗する」

(真珠湾攻撃が不徹底だったことから)と浅野忠信に言わせているなど、考えた脚本だ。まあ、ちょいと不自然な描写もあるけれど(走る昭和天皇、なんて日本映画ではまずアウトだろ)、満足できる展開でした。そのあたりがマイケル・ベイの「パール・ハーバー」との大きな違い。

監督のローランド・エメリッヒはドイツ人なので、アメリカへの愛憎は複雑なものがあるのだろう。その点もこの映画に幸いした。それに、この人はとにかく破壊するのが大好きなので、ドッグファイトや空母への攻撃などを祝祭のように撮っていて、建前としての反戦なんて毛ほども感じさせない。でも見終わってこれだけは伝わった。

戦争って、つくづくめんどくせーと。

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