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永六輔さん、大橋巨泉さん逝去で僕が考えたこと~日本が戦争ができる国にならないよう…田原総一朗〔BLOGOS2016.8.1〕

2016-08-03 18:49:58 | 平和 戦争 自衛隊

意見をつなぐ、日本が変わる。BLOGOShttp://blogos.com/article/185525/より転載

記事 田原総一朗

   2016年08月01日 13:13

永六輔さん、大橋巨泉さん逝去で僕が考えたこと

永六輔さん、そして大橋巨泉さんが亡くなった。昭和のラジオ、テレビ界で活躍されたおふたりが、相次いで世を去った。同年代の僕としては、たいへん感慨深い。彼らと僕には、考え方において細かい違いはあった。だが、共通点もあった。それは、「戦争を知る世代」として、平和は必ず守らねばならないという思いを貫いてきたことだ。

永さんは、憲法9条を守るべき、という信念を最後まで強くお持ちだった。一方、大橋さんは当時、民主党幹事長だった菅直人さんに依頼され、参議院選挙に出馬。「小泉フィーバー」で自民党が圧勝するなか、見事に当選した。しかし、大橋さんは、アメリカ同時多発テロの際の国会決議で、「アメリカを支持する」という一文を理由に、党で唯一反対に回った。自衛隊のインド洋派遣についても、事後承認に異議を唱え、結果的に議員を辞任することになる。おふたりとも、「絶対に戦争はダメだ」、その思いを貫いた信念の人だった。

先日、僕は黒柳徹子さんと、『トットちゃんとソウくんの戦争』という本を出した。終戦のとき、黒柳さんは12歳、僕は11歳だった。黒柳さんは父上が出征していた。そして終戦後、シベリアに抑留された。父上が帰国されたのは1949年のことだ。

帰国後の黒柳さんの父上は、以前と変わらずやさしかった。が、シベリアについては口をつぐんでいたという。シベリアでのつらい体験を、子どもたちには聞かせたくなかったのだろう。「もし父がシベリアの地で死んでしまったら、(中略)私は父を死に追いやった誰かを憎みながら、その後の人生を生きることになっただろう」と、黒柳さんは書かれている。

僕の従兄弟は、海軍兵学校に通っていた。彼の立ち居振る舞いと白い制服に、僕は憧れた。当時、少年だった僕の夢は、海軍兵学校に入り、「名誉の戦死」を遂げることだった。見事な軍国少年だったのだ。

そして、11歳で終戦を迎えた。玉音放送があった日のことを、よく憶えている。自分の夢が破れたことが悔しく、泣いて泣いて泣き疲れて眠ってしまった。しかし、夜になって目を覚ますと、街が明るい。前夜まで、空襲に備えて灯火管制が敷かれていた。それももう必要なくなったのだ。複雑な思いを残しながらも、不思議な解放感が僕の心を照らしたのだ。

黒柳さんも僕も、あの戦争を肌身をもって体験している。ともにテレビという世界で生きていながら、立ち位置はだいぶ違うけれど、「平和を守る信念」と「テレビのもつ力」を信じているという点では、共通していると思う。

黒柳さんは、子どもの頃、スルメの足をもらえるというので、出征する兵士を旗を振って見送ったそうだ。そのことに、今でも罪悪感を持っているという。

また、俳優の芦田伸介さんがおっしゃった、「無力の罪」という言葉を、黒柳さんは深く記憶しているともいう。「戦争に向かう巨大な力の前では、私たちは無力だったかもしれないが、だからどうすることもできなかったではすまされない」と。

黒柳さんはその信念のもと、ユニセフ親善大使として、世界各国を、紛争地域もものともせず飛び回っている。大変なバイタリティだ。

僕も安穏としてはいられない。これからも生涯一ジャーナリストとして、日本が戦争ができる国にならないよう、しっかりと発言していくつもりだ。戦争を知っている世代が、どんどん少なくなっている。残された僕らにできることを、やり続けたい。

 

 

 


橋下維新は戦々恐々 “暴走”上西議員が暴露するカネと醜聞 /<関連>腐敗政治「橋下・大阪維新の会」不祥事リスト

2016-08-03 08:05:58 | 政治 選挙 

日刊ゲンダイ http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/186853より転載

橋下維新は戦々恐々 “暴走”上西議員が暴露するカネと醜聞

2016年8月2日

上西小百合議員と橋下徹前大阪市長(C)日刊ゲンダイ
上西小百合議員と橋下徹前大阪市長(C)日刊ゲンダイ

 

「浪速のエリカ様」こと上西小百合衆院議員(33)が、「おおさか維新」のスキャンダルを暴露し始めた。31日のツイッターでは、安倍首相と橋下徹前大阪市長が会談し、「改憲」で意気投合したとの報道を取り上げ、「議論などしない予定調和」と怒りをぶちまけると、止まらなくなった。

〈維新が勉強会と称して有馬温泉でドンチャン騒ぎやった時に、橋下さんが「どうせ法案なんか通らないんだから、宣伝の為にどんどん出せばいいんですよ」って言い出したんでビックリした〉

〈馬場議員が毎月300万飲み代に使ってるって報道が出た時に、党が否定したけど、おかしいと思って維新の党に聞きにいったら(除名の後です)、300万の月もあるけど、そうじゃない月もあるからって〉

 もし、これらが事実だったら大変なことだ。橋下氏は普段はエラソーなことを言っておきながら、ウラでは法案なんて党の宣伝のための“道具”に過ぎないと思っていることになる。勉強会も嘘っぱちで、温泉につかり、酒を飲んで騒いでいただけだったのか。それにしても、なぜ上西議員は突然、維新のスキャンダルを暴露し始めたのか。上西事務所はこう言う。

「上西本人としては、橋下さんが安倍首相にすり寄って改憲に向かうのが許せなかったようです。出身政党がゆがんできたら、正すのは当然のこと。維新について、知っていることは山ほどある。今回ツイッターでつぶやいたのは“序の口”にすぎません。今後はもっとシビアな問題を暴露していくようです」

 上西議員といえば、“国会サボリ疑惑”で維新の会(当時)から除名され、現在は無所属。最近はツイッターやテレビで、アチコチにケンカを売る一方、他党への入党のウワサが絶えない。おおさか維新の会を取材しているジャーナリストの櫻本幸吉氏はこう言う。

「地元・大阪で上西議員は全く相手にされていません。ただ、次の衆院選に出ることは明言している。維新に戻ることは絶対になく、選挙では維新の候補と戦わないといけない。その意味での“維新叩き”で、知名度アップを図りたいのでしょう。橋下さん、維新にとっては、かなりうっとうしい存在だと思います」

 この際、知っていることは洗いざらい暴露すべきだ。 

 

 <関連>

まさに腐敗政治「橋下・大阪維新の会」不祥事リスト - NAVER まとめ

 

橋下維新 主な「不祥事」記録|藤井 聡

 

 

 

 


NHKへの怒りはすごかった!~8/1 「恥を知れ」200人がコール上げる〔レイバーネット 2016.8.2〕

2016-08-03 08:05:09 | 案内 情報 デモ 集会 逮捕

LNJ Logohttp://www.labornetjp.org/news/2015/0801shasin/#0topより転載

NHKへの怒りはすごかった!~「恥を知れ」200人がコール上げる

                   牧子嘉丸

 

 8月1日夕刻、東京・渋谷のNHK放送センター前には2~30人ほどの人が集まっていて、せいぜい50人ぐらいかなと思いきや、定刻の午後6時になるとあっという間に人数が増えて、沿道の両側100メートルぐらいが埋め尽くされ、道路を隔てた反対側にも並んでいた。

 集会には、元NHKプロデューサーの永田浩三さんやジャーナリストの林克明さんの姿も見える。飛び入りのミュージシャン・火炎瓶テツさんがマイクを握ると、一挙にムードが盛り上がった。この人は天性のアジテーターだ。まず、運動には時期をつかむことの大切さを説きながら、主催者の勇気と実行力を称えた。短い演説とコールをくりかえしながら、参加者の発言を求めていく。

 NHKは1990年代に原発事故を予見する番組を作りながら、結局は葬り去った事実をはじめ、今日の戦争法案の報道までいかに自民党の国策によってゆがめられてきたかを、市民によって次々に告発されていく。

 日曜日(7/24)の大集会に備えるために、縮小した金曜集会をわざわざ取材して、こんなにも参加者が減りましたと原発集会を報道した過去もテツさんによって暴かれていく。

 いかにも公平・客観を装いながら 本当はいかさま・ウソ・虚偽・操作・作為をフル活用して、それで視聴者を欺せていると思っているのが笑止であり、噴飯ものだ。

 発言のなかには、「NHKの労働組合は何をやっているんだ」とか、「職員はなぜ立ち上がらないのか」という厳しい声も聞かれたが、内部からの呼応は100パーセントないだろう。そんな放送人としてのプライドなどない。彼らはすべてをモミイ会長のせいにして、ただ嵐が過ぎ去るのを待っているだけである。

 最後に200人ほどの人数で包囲したが、意外に長い列ができた。岐阜から駆けつけた女性は8月後半に1000人規模で、NHKを包囲したいと発言したが、もっと宣伝をすれば可能だろう。いまの情勢なら、1000といわず、2000人、3000人でも可能なのではないか。それほどNHKにたいしてはみんな憤激しているのだ。

 NHKは真実を報道しろ! NHKは政府の広報局か! NHKは公正な放送をしろ! モミイはアベと一緒に退陣しろ! NHKは恥を知れ! など市民の怒りの声は2時間以上も代々木の杜にこだまし続けたのである。

 国会前の闘いは重要だ。しかし、それを正しく全国に伝えるためにもNHK前での闘争も重大になってきた。ありとあらゆる戦線で時間と体力の許す限り、アベの戦争法案粉砕のために闘おう。

 

 

 

 


【韓国紙】『東京都知事選』~元嫌韓団体会長の桜井誠が善戦・・・なぜ?〔ソース:NAVER/京郷新聞(韓国語) 〕

2016-08-03 07:57:16 | 都知事選 県知事選 市長選

http://hosyusokuhou.jp/archives/48144572.htmlより転載

621【韓国紙】『東京都知事選』~元嫌韓団体会長の桜井誠が善戦・・・なぜ?

 
1HONEY MILKφ ★@\(^o^)/2016/08/02(火) 10:15:25.76 ID:CAP_USER.net

日本で韓国人・朝鮮人を対象に『ヘイトスピーチ(特定人種・民族に対する嫌悪デモ・発言)』を繰り返して来た嫌韓団体の元会長が、先月31日に行われた東京都知事選挙で10万票を超える票を獲得した事が分かった。

1日、東京都選挙管理委員会によれば、嫌韓団体『在日特権を許さない市民の会(在特会)』の元会長である桜井誠(44歳)が今回の選挙で11万4171票(1.7%)を獲得して、21人の候補のうちの5位を占めた。

桜井は当選者の小池百合子、2位の増田寛也(65歳)、3位の鳥越俊太郎(76歳)など、主要の3人の候補以外の群小候補18人の中で2番目に多い票を獲得した。桜井がこのように善戦した事に対し、様々な意見が出ている。

去る6月に日本でヘイトスピーチ対策法が施行され、嫌韓勢力の立ち位置が無くなるだろうという予想が出ているが、嫌韓勢力を支持する人々が日本社会の各所に依然と存在している事を表したという指摘が出てくる。

一角では桜井が選挙運動を口実に事実上の『ヘイトスピーチ』を繰り返したし、今後は選挙の度にこのような事が再び発生するという懸念も提起されている。桜井は2014年11月に会長を退くまでの約8年間、在特会を率いて日本で嫌韓デモを主導した人物である。
28-7-31

ソース:NAVER/京郷新聞(韓国語)
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=104&oid=032&aid=0002718164

경향신문


東京都知事選の結果についての見解 〔市民連合 2016.8.2〕

2016-08-03 07:38:01 | 都知事選 県知事選 市長選

http://shiminrengo.com/archives/1436より転載

 

東京都知事選の結果についての見解

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東京都知事選の結果についての見解

 2016年7月31日の東京都知事選挙において、小池百合子候補が当選し、市民連合が推薦をした鳥越俊太郎候補は増田寛也候補に次ぐ3位に終わりました。鳥越候補が、都知事選における野党候補としては久しぶりに100万票を超える130万票あまりを獲得したとは言え、不本意な結果となったことを重く受け止めています。

 前都知事の突然の辞職を受けて、参議院選挙のさなかから野党統一候補の擁立を模索する関係者の努力がなされましたが、そのプロセスは決して平坦とは言えませんでした。市民連合では、7月13日に宇都宮健児氏が出馬を取りやめられたことを受けて15日に懇談を請い、お話を伺いました。その上で、翌16日に政策協議を経て鳥越候補を推薦する方針であることを表明し、19日に鳥越候補との政策懇談会を持ち、正式に推薦を致しました。

 しかし、7月10日の参議院選挙が終わるまで、市民連合としては都知事選に一切関与する余裕がなかったこともあり、メディアの煽る劇場型選挙に抗することができず、また、野党統一候補への支援体制の構築が大幅に出遅れたことが、残念な結果につながってしまいました。
 都知事選は国政選挙と多分に異なる事情があり、今回、力不足であったことをもって野党共闘そのものを失敗と決めつけるのは的外れであり、それこそ改憲勢力の思う壺と言わざるを得ません。

 しかし今後、市民と野党の信頼関係にもとづく共闘をいっそう深化させるためには、候補者一本化にあたって、充分な透明性や政策論議を担保することが喫緊の課題であることを痛感しています。市民連合としては、10月の衆議院補選そして来るべき衆議院選挙に際して野党共闘をさらに強力なものにするため、原則として公開の政策討論会や候補者と野党間の公開協議などを実施することを、野党に積極的に要請していきたいと考えます。

2016年8月2日

安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合