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「靖国参拝」を急きょ逃げた稲田防衛相の姑息な口実 ”海外へ ”

2016-08-14 23:10:00 | ヤスクニ 靖国神社 慰霊 

日刊ゲンダイ http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/187727?utm_content=buffer75dd5&utm_medium=social&utm_source=facebook.com&utm_campaign=bufferより転載

急きょ海外へ 稲田防衛相「靖国参拝」見送りの姑息な口実

2016年8月14日

 稲田朋美防衛大臣が、8月15日の「靖国参拝」を見送るために、13~16日の日程で急きょ、ジブチを訪問することが分かった。

 稲田防衛相はこれまで、行革担当相だった2014年も、自民党政調会長だった15年も「A級戦犯」が合祀されている靖国神社を参拝している。

 しかし現職の防衛大臣が終戦記念日に靖国神社を参拝したら、中国や韓国が強く反発するのは確実。中国政府は稲田大臣の名前を挙げて、閣僚が靖国神社を参拝しないように申し入れていた。一方、靖国参拝を見送ったら、支持層である“右派勢力”から批判を浴びるのは必至。

 参拝すべきか中止すべきか迷いに迷い、最後まで判断がつかず結局、海外訪問を選んだ格好だ。

 稲田氏は12日午後、訪問先の航空自衛隊小松基地で、記者団から15日に参拝するかどうか聞かれると「心の問題だ」と声を詰まらせて答えている。ジブチ訪問は海賊対処活動をしている自衛隊を激励するためとしているが、防衛省内は「寝耳に水だ」と驚いている。

 

 <関連>

【外交防衛】稲田防衛相 海賊対策の部隊視察でジブチへ出発(動画)

稲田防衛相 海賊対策の部隊視察でジブチへ出発

稲田防衛大臣は、就任後、初めての外国訪問として、ソマリア沖の海賊対策のために派遣されている海上自衛隊の部隊を視察するため、13日夜、自衛隊の活動拠点があるアフリカのジブチに向けて成田空港を出発しました

 

 

 

 


天皇アキヒトとリベラリズム 〔Anno Kazuki 怨霊ナショナリズム論(37)〕

2016-08-14 23:09:18 | 昭和天皇 平成天皇 天皇制
 

Anno Kazuki
さんFBより

怨霊ナショナリズム論(37)天皇アキヒトとリベラリズム
               .

 アキヒトは頑強なリベラルであり、過激右派の安倍政権に危機感をいだき、民主主義をまもる最後の砦となる、という妄想が自称リベラルおよび反安倍政権派だけでなく、左派にさえひろまっている。
               .
情けない。自由も権利も市民が勝ち取るべきもので、だれかからあたえられるものじゃない。しかも「象徴」にたすけられて、ありがたがるというのはどういうことか。...
               .
そもそもリベラリズム(経済思想としての自由主義は除外する)に関する誤解がある。たとえば、朝日新聞はリベラルを任じているだろうが、

朝日が奉じているのはリベラリズムではなく、戦後日本の「良識」にすぎない。その「良識」とは、昭和天皇ヒロヒトの戦争責任を糾弾しないまま、朝鮮戦争の勃発からサイゴン陥落までつづいた合衆国による反共産主義25年戦争のあいだに、復興をとげ、高度経済成長をなした日本の「良識」だ。
               .
合衆国の世界戦略に全面的に協力しながら、一発の弾丸もうたず、一滴の血も流していないとほこる「良識」であり、たんなる欺瞞にすぎない。
               .
同様に、天皇制を認めるリベラリズムなどあり得ない。天皇制はおよそリベラリズムの対極にある。平和憲法の最大の矛盾は第一条にちがいない。
               .
ここでリベラリズムの復習をしましょう。
               .

▽ リベラリズムと保守主義
               .
リベラリズムの源流は18世紀ヨーロッパ社会に生まれた啓蒙主義です。そして啓蒙主義の反動として18世紀の後半に起きたのがイギリスのエドマンド・バークやドイツのヨハン・ゴットフリート・ヘルダーにはじまる保守主義でした。
               .
いま日本では「リベラル保守」などというものがあるそうだから、混乱はいかにもふかい。
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啓蒙主義を継承するリベラリズムは人と人をむすびあう理想を訴える。自由・平等・普遍的人権・博愛である。これに反して、保守主義は人と人を分かつ原理を尊ぶ。歴史・傳統・文化・言語・宗教・郷土などだ。
       

人類を分断する原理を奉じるとき、普遍的な価値は意味をなさず、あらゆる価値は相対的なものとなる。人と人を分かつ原理は差別を肯定し、多数派とはことなる人々を分離・隔離・迫害し、やがて虐殺も可能とする。
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すなわち、保守主義こそファシズムの源流である。いま日本社会に鎌首をもたげてきたファシズムに対抗できるのはリベラリズムしかない。
               .
人と人を分かつ原理ではなく、人と人をむすび理想がいま求められている。

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▽ 玉音放送
               .
アキヒトの「おことば」は平成の玉音放送だった。広報(プロパガンダ)の手法が駆使されている。退位願望のニュースはあらかじめリークされた。おことば放送があると予告があった。
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この玉音放送を数多くの知識人が試聴し、感銘をうけている。アンケートによると、アキヒトの要望に理解を示した市民は93%にのぼるという。
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ヒロヒトの玉音放送に、あの信じがたいほど醜悪な文言に、ほとんどの臣民が理解を示したこととよくにている。これでは、その凶暴性と破壊力において、ナチズムをもしのぐかもしれない尊皇ナショナリズムがいつ復活しても不思議ではない。
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アキヒトはこう言っていたでしょう。「日本の皇室が,いかに伝統を現代に生かし,いきいきとして社会に内在し,人々の期待に応えていくかを考え」と。いきいきと社会に内在する「象徴」とはなにか。すでに象徴を越えた実在ではないか。

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また「国内のどこにおいても,その地域を愛し,その共同体を地道に支える市井の人々」という。
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傳統・郷土・共同体・同胞とは人と人を分断する原理です。アキヒトはリベラルじゃない。保守主義だ。さらに、架空の傳統である皇統と幻想としての天皇制を守ることを使命と感じている。妄想と幻影のうえになにがなりたつというのか。
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▽ 国民の期待
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わたしたちにも期待はある。退位や譲位ではなく、廃位にしてもらいたい。天皇制は自分限りで止めにすると宣言してもらいたい。いや、その前に、父親である天皇ヒロヒトの戦争責任を認めてもらおうか。
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そうすれば、情けない知識人(新聞をふくむ)たちも議論は避けられなくなる。
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天皇制を批判する人びとのなかにも、「天皇制は自然消滅するのが望ましい」という意見があるらしい。現実的かもしれないが、それはそれで、情けない。
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天皇ヒロヒトの戦争責任を追求するのも、天皇制を打破するのも、安倍政権を倒すのも、ファシズムに抵抗するのも、わたしたち市民に課せられた責務である。

 

 

 

 


<写真報告>8/13、2016「平和の灯を!ヤスクニの闇に」キャンドルデモ 【動画あり】

2016-08-14 20:56:14 | 案内 情報 デモ 集会 逮捕

 平和の灯を!ヤスクニの闇へ キャンドル行動「戦争法の時代と東アジア 『戦死者』とヤスクニ」  2016.8.13


2016/08/13 に公開

11回目を迎えたヤスクニキャンドル行動、今年のテーマは 2016 戦争法の時代と東アジア -「戦死者」と靖国 - 、午後1時30分から6時近くまで、シンポジウム、各団体のアピール、各国の遺族の証言、ソンビョンヒさんイジョンヨルさんノコンサートなどが行われました。

映像はその後6時から行われた、キャンドルデモの様子です。毎度おなじみの街宣「右翼」の妨害と、「カウンター」と称する「在特会」のデモに並走した妨害が(今年は警察が許したようです)行われていました。「在特会」の掲げる旗が「日章旗」より「旭日旗」が多くなったことが今年の特徴です。

 

 

                                                                                                          

                                                                                            各写真by中田朗さんFB

 

<参考>***********************************:


2016/08/13 に公開

2016年8月13日 反靖国・反天皇・極左キャンドルデモへのカウンター 2016.08.13

『日本国と英霊を罵るヘイトスピーチを絶対許さない!』
行動する保守運動主催による反靖国・反天皇・極左キャンドルデモへのカウンターになります。
他、民族団体等もカウンター行動を行っております。

 

 

 

 


【戦争体験の継承を】 ひめゆり学徒隊・宮城喜久子さんの証言~命の尊さに心が震える。/ひめゆり平和祈念資料館 | 糸満市

2016-08-14 16:52:55 | 平和 戦争 自衛隊

【戦争体験の継承を】 ひめゆり学徒隊・宮城喜久子さんの証言~命の尊さに心が震える。

<!-- 「命の尊さ」ひめゆり学徒隊・宮城喜久子さんの証言  -->

2008/10/02 にアップロード

2003年5月4日私はひめゆり平和記念資料館を初めて訪ね、その証言者宮城喜久子さんに出会った。
 知ってるつもりだったひめゆり学徒隊の生々しい証言=宮城喜久子さんの話しに心が震えた。ふと思い立ち、2005年4月NHKのラジオ深夜便での宮城喜久子さんのインタビューを手にいれた。
 写真や絵を交えて、証言を紹介いしょうと考えた。証言を起こしていく中で、声と真っ暗な画面に字があるだけの方が、反って伝わるような気がして、黒いバックのままにした。何度聞いても、命の尊さに心が震える。

 

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ひめゆり平和祈念資料館 | 糸満市

ひめゆり平和祈念資料館1

ひめゆり平和祈念資料館2

「ひめゆり学徒隊に関する資料館」

ひめゆり学徒隊

ひめゆり学徒隊とは、1945年3月末、看護要員として沖縄陸軍病院に動員された沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高等女学校の生徒222名と引率教師18名のこと。米軍の侵攻により5月末には沖縄本島の南部へ撤退した。6月18日に突然解散命令が出され、数日の間に死亡者の約80%に当たる100名余りが命を落とした。

 

ひめゆりの塔

ひめゆりの塔は、ひめゆり学徒隊の最後の地の一つである伊原第三外科壕の上に建てられた慰霊碑。同壕は沖縄陸軍病院第三外科勤務の職員やひめゆり学徒隊が南部撤退後に避難した壕で、1945年6月19日朝、米軍の攻撃により、多くの生徒や教師が亡くなった。

 

ひめゆり平和祈念資料館

ひめゆり平和祈念資料館は、戦争の悲惨さや平和の大切さを後世に語り継ぐために、1989年6月23日に開館した。ひめゆり学徒の遺品、写真、生存者の証言映像、南風原の陸軍病院壕の一部や伊原第三外科壕内部を再現したジオラマなどを見ることができる。

ひめゆりの塔や資料館には、現在も多くの人が訪れ、平和への祈りを捧げている。

 

【場所】〒901-0344 沖縄県糸満市字伊原671-1

【TEL】098(997)2100

【FAX】098(997)2102

【HP】http://www.himeyuri.or.jp/top.html

【入場料】大人:310円 高校生:210円 小・中学生:110円(6月23日は入館料無料)

【時間】9:00~17:30(入館は17:00まで)

【休館日】年中無休

 

 

 

 

 


『時事放談』 終戦記念日における政治家の靖国神社参拝問題について(2016.8.14)/みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会

2016-08-14 15:33:29 | ヤスクニ 靖国神社 慰霊 

棚原 勝也さんFBより

『〝靖国の歴史〟を清算しないままに世代が代わって、戦争の犯罪人までがあそこに合祀されているというのは

... 戦争で(愛する人を)失った人にとってはたまらないことだと思っている。』
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今朝(2016年8月14日)の『時事放談』
終戦記念日における政治家の靖国神社参拝問題について

元内閣官房長官の野中広務氏と元自民党幹事長の古賀誠氏が語った。

まともな政治家がいなくならないことを願うだけなら悲しすぎる。
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●野中広務氏
「私は議員がたいろ(ママ=徒党)を組んで靖国に参拝するということを非常に心配していた一人だった。

私は現役の時に、一度もこれをやったことがない。
そっと人に隠れて、一般の人の中に入ってお参りさせてもらうということはずっとやってまいりましたが
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:
ああいう(議員が大勢で参拝する)事が〝靖国の歴史〟を清算しないままに世代が代わって、

戦争の犯罪人までがあそこに合祀されているというのは
古賀さんのようにお父さんを戦争で失った人にとってはたまらないことだと思っている。
:
:
したがって、これからもやはり〝靖国の在り方〟というのはよく考えてほしい。
:
:
特に、年代が代わって、戦争の犯罪人がどういうものであったかということ、その結果がどんな犠牲を強いたということを
考える世代がなくなっていくことを思うと日本の将来のために 今、皆がもう一度考えてほしい。」
:
:
●古賀誠氏「私は
まだ〝戦後は終わっていない〟…と。

残念ながら日本はこのように平和で豊かな国を構築できたが一番大事な〝戦後〟は

私はまだ、総括されていない(と思っている)。
:
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戦後を考えていく中で極めて大事な事だと思います。

その中で靖国の問題というのは極めてそれを象徴する問題ではないか。
:
:
稲田防衛大臣も靖国神社にお参りされるのは『心の問題』だと…。
その通りだと思います。
:
:
しかし、それぞれのお立場というものは十分乗り越えるだけの慎重さが必要。

心の問題は否定しないが防衛大臣として今、靖国神社にお参りするのが良いのか…。
:
:
これは心の問題を超えた…

私は平和を願う政治家として大事な事だろうと、〝お参りいただかないほうが良い〟と私は思っている。」

 

<関連>

みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会 - Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会

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 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-08-05/2016080501_03_1.htmlより転載

自民全閣僚が「靖国」派

日本会議など関連議連に所属歴

図

 3日に発足し、10人が初・再入閣した第3次安倍再改造内閣。安倍晋三首相を含む閣僚20人のうち、公明党の石井啓一国交相を除く全員が「日本会議国会議員懇談会」「神道政治連盟国会議員懇談会」「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のいずれかの議員連盟に所属歴がある「靖国」派の政治家であることが明らかになりました。「神道議連」については石井氏以外19人全員が現在所属しています。

 靖国神社は、1945年の日本敗戦まで陸・海軍両省が管理し、国民を侵略戦争に動員する精神的支柱としての役割を担った特殊な神社です。

 戦後も、東条英機元首相らA級戦犯を合祀(ごうし)しているだけでなく、併設された軍事博物館「遊就館」を中心に、日本の過去の侵略戦争を「自存自衛」「アジア解放」のための「正義の戦争」と美化・正当化する宣伝センターの役割を果たしてきました。

 新閣僚らが所属する議員連盟は、いずれもその「靖国史観」に立って過去の戦争を美化・正当化し、首相や天皇の靖国神社参拝を求めたり、同神社への集団参拝を繰り返してきました。

 3議連すべてに所属するのは10人。「新憲法制定」などを掲げる改憲・右翼団体「日本会議」の運動に足並みをそろえる議連「日本会議国会議員懇談会」所属議員は前回内閣改造(15年10月)の12人から15人に増えました。

 同議連所属の閣僚のうち、安倍首相と麻生太郎副総理は「特別顧問」を歴任。高市早苗総務相は「副会長」、稲田朋美防衛相は「政策審議副会長」などを務めてきました。