中さん

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日記(2.18)

2023-02-18 07:49:36 | 日常
2月18日 (土曜日)  晴

神戸新聞には
心に残る言葉を三つ、紹介する。
◆「人形といっても、いろんなものがある。
  デパートで売っているような人形をつくったら、
  生活はしやすいだろう。
  でも、お金にはならなくても、難しい創作人形にかけた
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◆「人形制作は、まず目から入る。
人形がなにを思い、どんな形を望み、
  どんな着物を着たがっているかが目に現れる。
  つり上がった細い目は日本人の特徴だろう。
  ほら、平安時代から引き目鉤鼻(かぎばな)と言うじゃない」
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「人形をつくっていると、人々が感情表現を失いつつあるとよく分かる。
  人形ですらほとばしる感情を表現できる。
  生きた人間が、なぜ感情を豊かに表さないのか。
  考えてみる必要があるんじゃないかしら」


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◆お分かりだろう。89歳で亡くなった人形作家、辻村寿三郎さんである。

 銀髪世代にはカタカナ名「ジュサブロー」が懐かしいだろう。
 NHKのテレビ人形劇「新八犬伝」や「真田十勇士」で、
 妖しさをまとった人形群を生みだし、一気に名前が知れ渡った


◆たくさんの芸者を抱える料亭育ちだ。物心がついたときには、
 端切れや割り箸で人形をつくっていた。

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★他に・・人形の出てくる場面は
倉本聰氏脚本の”やすらぎの里”にもあった!
 イヤに記憶に強く残っている。

玩具としてではなく、芸術品としての評価を確かなものにしている「人形」。
それが作家・与勇輝が生み出す作品です。
自ら自立する確かな造形、和服衣裳の縫い合わせから、
 靴の紐やボタンのひとつに至るまで全て手作りで行なう緻密な技、
 そして、何より、はにかんだ表情や何気ない指先のしぐさひとつに、
 まるで本当に血が通っているかのような錯覚を覚える圧倒的な表現力は、
 いまだ他の追随を許しません。「布の彫刻」とも称される与の作品には、
 俳優の故・大滝秀治や黒柳徹子、藤井フミヤをはじめとする、
 あまたの芸能人・著名人が魅了されてきました。

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創作当初、童話の主人公を表現することを試みた与は、
その後、自由な題材や作風を求め、妖精など想像性に富んだ人形や、
大正・昭和の原風景に息づく、たおやかな人形たちを発表してきました。
人形創作を始めて半世紀以上、節目の80歳を迎えてなお創作への意欲溢れる与。
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2018年2月には12年ぶりにパリでの展覧会が開催され、
自らも渡仏し、現地でも高い評判と評価を得ました。
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◆言葉
 いくら絶妙の風味があるワサビでも
 それを主食として飯を食うわけにはいかない。
 どんな名優をもしのぐ演技で名を売る脇役も
 主役に取って代わることはできない。
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 ワサビにはワサビの
 脇役には脇役の生きる場がある。
 彼らがそれを知って ある一線を踏み越えないから
 人はワサビの風味に舌を鳴らし脇役の名演技に酔いしれる。
 分相応とは
 決して越えてはならない一線だけは踏み越すまいと構えて
 自分を求めてくれるものへ
 自分にできる最大級の演技を披露することだ。
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◆言葉
 ジタバタしないで 成り行きに任せるのも
 難局を乗り切る一つの方法だろう。
 力のかぎり抗うのもいい。
 ただ一つ忘れてならないのは
 いずれにせよ 眼前に迫る危機の正体
 間違えずに見抜いておくこと !

 何が今 自分をうろたえさせているのか・・・・
 その正体を見まちがえると
 相手を断ち切るはずの刃が自分に振り下ろされる。 
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コメント
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