まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

土地収用事業認定取り消し訴訟

2006年07月13日 | 静岡空港
 本日、静岡地裁で静岡空港・土地収用事業認定取り消し訴訟が開かれました。原告から収用法20条の2号要件の「充分な意思と能力」に関する準備書面、生物多様性条約に違反する事業認定処分に関しての準備書面が提出されました。

 被告からは、情報公開請求では全面非公開=黒塗りとなっている「社会資本整備審議会公共用地分科会議事録」提出要求に対して反論が出されました。原告からの再反論は、8月4日までにとの裁判長指示です。

 裁判官は、自分の任期中の結審・判決を目論んでいるようで、これからの公判促進に極めて積極的な姿勢を示しました。当然、原告側代理人はまず国から反論を聞いてから出ないとあらかじめの審議日程を示す事は出来ない強く主張しました。

 公判終了後に駿府公園で集会が開催され、原告代理人の弁護士の方々の発言、そして、今、世間を騒がせている水谷建設と静岡空港の問題、大成・鹿島の談合問題で運動は出来ないのか、など活発な意見交換が行われました。

 静岡空港反対運動の新たな展開が求められていることを痛感した集会でした。午後からは、浜岡原発のタービン事故に対する市民団体の申し入れが行われる事になっていましたが、先約があり参加できませんでした。