まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

長野県知事選挙と豪雨被害

2006年07月22日 | その他
 8月20日から告示の長野県知事選挙の候補者は、元国家公安委員長の村井仁さん(69歳)と、現職知事の田中康夫さん(50歳)の2人で1対1対決は長野県では14年ぶりとの事です。この選挙は、今後の地方政治に大きな影響を与えます。

 ただ、選挙ははじまりましたが、豪雨被害。職務代理者を置かなかった事もあり、1日目、2日目、田中知事は公務を続けているとのことです。あれだけの被害の中でどんな選挙戦が繰り広げられるのか、応援団は困惑気味のようです。

 私自身は、田中康夫知事のこれまでの業績を高く評価しています。一時の世論調査支持率は下がっているとはいえ、一定の支持率を確保しています。問題は、これまでの応援団であった中心メンバーが離反している現状をどうみるかです。

 私自身が呼びかけ人の一人である全国都道府県議会議員の政策研究会で知り合った長野県議会議員の北山早苗議員に言わせれば、伝えられる田中知事批判は的外れということになります

 田中知事の第一声は、信濃毎日新聞によると
「(現在の)県の財政状況をつくったのは、無駄な大型公共事業と決別し、利益誘導型の県政を脱却することを誓い合った「脱ダム」宣言だ。地域でできることは地域の企業や人々で-という、参加希望型競争入札や木製ガードレールの導入にもつながった。環境だけでなく、循環型の雇用と経済を生み出していく。
 岡谷市の土石流災害では、すべての避難所に職員を派遣し、水や物資を届けている。ゼロ予算事業の精神で、職員がお手伝いさせていただく。
 30人規模学級の実現や、小学校入学前の子どもたちの医療費の無料化などは財政改革を実現すればこそできた。この流れを戻してはならない。」

 今日、社会活動に参加する女性の皆さんとの食事会を開催していただきました。パワー溢れるメンバーの発言、心の内面を率直に語るそのスタイルに、とても励まされました。頑張らないといけません。