まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

秋葉忠利広島市長の平和宣言

2006年08月06日 | その他
広島市では、毎年8月6日、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現を願って平和記念式典を行い、広島市長が毎年「平和宣言」を世界に向けて発表しています。秋葉忠利広島市長とは、国会議員の時代からの交流で、いつも「宣言」に注目しています。

 今年の「宣言」は、自治体の立場からの世界への平和戦略とでもういうべきものを明確に示されています。私達の住む北東アジアの非核地帯化に向けて広島市の役割に大いなる期待をするものです。

 実は今日は、特別養護老人ホーム・カリタス21の夏祭りで恒例の「座 鼓竜」和太鼓グループで太鼓叩きに行って来ました。2曲だったのですが、1曲が新曲で散々でした。覚えた楽譜の繰り返しの所を誤って理解していました。

 入所されている皆さんから手拍子、喜びに満ちた表情を見せていただきました。ありがたかったです。戦後を生き抜いてこられた方々そのもです。61年目の8月15日を目前にどんなことを考えておられるのか是非お話をしたかったです。

※※秋葉市長の宣言抜粋

 「10年前、世界市民の創造力と活動が勝ち取った国際司法裁判所による勧告的意見は、彼らの蒙(もう)を啓(ひら)き真実に目を向けさせるために、極めて有効な手段となるはずでした。

 国際司法裁判所は、「核兵器の使用・威嚇は一般的に国際法に反する」との判断を下した上で、「全(すべ)ての国家には、全(すべ)ての局面において核軍縮につながる交渉を、誠実に行い完了させる義務がある」と述べているからです。

 ・・・加盟都市が1403に増えた平和市長会議と共に、核軍縮に向けた「誠実な交渉義務」を果すよう求めるキャンペーン(Good Faith Challenge)を「2020ビジョン(核兵器廃絶のための緊急行動)」の第二期の出発点として位置付け展開します。さらに核保有国に対して都市を核攻撃の目標にしないよう求める「都市を攻撃目標にするな(Cities Are Not Targets)プロジェクト」に、取り組みます。

 ・・・この取組の先頭を切っているのは、米国の1139都市が加盟する全米市長会議です。本年6月の総会で同会議は、自国を含む核保有国に対して核攻撃の標的から都市を外すことを求める決議を採択しました」