まつや清の日記 マツキヨ通信

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静岡県医師会報での岡田会長発言録

2006年08月27日 | その他
 第2回郡市医師会会長協議会で岡田幹夫静岡県医師会会長挨拶された発言が、8月15日発行の医師会会報で報告されています。その中で、静岡県立3病院の地方独立法人化に対するて考え方が述べられている所があるので紹介します。

 因みに、岡田氏は「県立3病院運営形態検討会」のメンバーで、どのような事情か、最終の第6回検討会には欠席されております。第一回検討会でも、極めて批判的で「的を射た」発言をしています。

 「僕はこの会はどういう目的で、どういうことを背景にして開かれているのか、本当に釈然としないなということを感じています。・・・何となく地方独立行政法人ありきということで、そこへ持っていく理論を我々に求めていると言う感じがないのではない、誘導会議ではないかという感じも受けています。」(検討会)

 「このような医療状況を考慮してか、県立3病院が地方独立行政法人に形態転換することが「県立3病院運営検討会」から県知事に答申される事になりました。運営形態を変えただけで果たして医療環境の改善に役立つのかは疑問であり、県民がより良好な医療を受けられるためには、実質的な医療内容の改善こそが第一義と考えますので、経緯を注意深く見守っていきたいと考えております。この際、一番大切なことは言うまでもなく、病診連携の充実・拡大であり、その施設を要望してまいる所存であります。」(医師会報)