まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

静岡県次世代育成支援対策協議会を傍聴

2006年08月29日 | その他
 21人の委員から構成される静岡県次世代育成支援対策協議会が県庁別館9階で開催され、会長に佐藤克明・財団法人静岡経済研究所副理事長を選任、43項目に渡るプラン目標値の進捗状況が各担当室から説明を受け、協議が行われました。

 資料が1から8まであり、現在の静岡県の次世代育成支援の施策の現状が良くわかります。
1  次世代育成支援対策地域協議会設置要綱
2  少子化の現状と国の施策
3  国の「新しい少子化対策」
4  平成18年度の主な少子化対策関連予算
4-2しずおか子育て優待カード事業
4-3児童手当制度の拡充
4-4乳幼児医療助成
4-5周産期医療施設オープン病院化モデル事業
4-6小児科救急医療体制の確保対策
4-7病院の医師不足への対応
4-8地域における通学合宿推進事業
4-9中小企業における次世代育成支援対策の推進
5-認定こども園制度
6-しずおか次世代育成支援実施状況
7-しずおか次世代育成プラン目標指標等の変更
8-プラン目標数値の進捗状況評価調書

 主な発言を紹介します。
・少子化対策に税が投入されても効果が上がっていない。国のためとか、そうした意識が無くなっているのではないか。
・県民にこうした施策が周知されていない。数値化しにくい指標も付け加える必要がないか。
・2歳児をもつ女性を雇用しているが、子どもの病気とかで休む事が多い。配慮しているが、仕事的にはジレンマがある。こうした女性を雇用する経営者への支援も考える必要がないか。
・熱が出ると母親にすぐに連絡がいくが、父親の責任も同じはず。
・家庭の日をつくって外出もいいが、家族そろって朝食ご飯を食べるのも一案。中学生、高校生が少子化をどう考えているかも指導すべきでは。
・国の少子化対策は画期的。
・大企業はなんとななるが、あれもこれも課題に中小企業への後押しが必要。
・子どもが生まれるためには結婚が必要。結婚費用支援は。
・児童虐待の数値目標を変えることをどう考えたらいか。

 それぞれに担当室の答弁・説明がありました。傍聴しながら、議会の中の少子化対策特別委員会の審議水準との比較を考えてしまいました。今回が第1回目という事で、顔合わせの感がありますが、やはり圧倒的に時間が少なすぎました。

 こうした審議会のレベルアップはどうしたらはかれるのか。次回の宿題として、指標評価のところの課題となっている事柄についてはどうなっているか資料提出する事が求められました。いっそのこと、全てを委員に任せてみてはと思います。