まつや清の日記 マツキヨ通信

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石川知事体質が浸透する知事公室職員

2006年08月22日 | 静岡空港
 空港はいらない静岡県民の会など8団体で知事宛て3点の要望書を提出する為、9:30県庁前に40人ほどが集まりました。集会を終え10:00に知事室に向かおうとすると、知事公室長職員2人が「別室が容易してあります」と行く手を阻みます。

 しかし、住民団体としては知事室で要望書を直得手渡したいと5階知事室前に。ところが入り口には庁舎管理室や財産管理室職員15名ほどが防御体制に入っていました。中に入って要望書を読み上げて終わるつもりがこれでは終われません。

 そして、座りこみ。そんな中、知事室には知事が執務中ということがわかり、だったら、本来地権者4人が来ているのだから、知事は会うべきだ。当然です。知事は収用委員会審議が進んでいても「円満解決したい」を公言していますから。

 結局、知事公室秘書長が出先から戻り、代表が知事室には入り要望書を読み上げる事に。それにしても、秘書長のにやけながらの「皆さんは、知事室の中でも外でも同じじゃないですか。だって、こうやって座りこんでいるんですから」発言。

 何故、座り込みが始ったかに「想像力が働かず」、「騒ぎに来ている」レベルの反対派への認識がはからずも暴露されたわけです。これは、まさに知事が本会議で地権者など反対派に対する侮蔑的発言に通ずるものです。

 知事には「住民一人一人の顔」が見えず、まさに官僚として住民を見下す姿勢が露骨です。口先で話合いと言いながら、突然に訪問して追い返されても、これを「誠意ある交渉」として事業認定の際に報告する厚顔さ。

 知事公室職員は、とにかく部屋の中にいる知事を守るためにだけに使命感を感じていたのでしょう。住民に目が向かない、残念なことです。