まつや清の日記 マツキヨ通信

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厚生労働省ー非正規雇用の拡大を指摘

2006年08月08日 | その他
 本日の朝日、読売、中日、静岡の夕刊で厚生労働省がまとめた「06年版労働経済の分析」に関する報道、特に朝日と中日は1面トップの扱いです。

 朝日ー広がる格差 20代年収150万未満2割 正社員月給30万円以上の差
 中日ー非正規雇用 正社員との収入差拡大 06年度労働経済白書 結婚難で少子化
 読売―20代の収入格差拡大 「非婚 少子化を促進」 労働経済白書
 静岡ー正社員との格差拡大 非正規雇用 少子化加速の原因 労働経済白書

 20歳~34歳で配偶者がいる割合を雇用形態の違いで比較すると、正規雇用と比べて「非正規雇用」がほぼ半分、「パート・アルバイト」は約3分の1とのことで、収入が少ないことが結婚の障害となっているとのことです。(読売)

 そして白書では、人件費抑制を目的とした若年層の非正規雇用増加に対して「長期的視点を欠く」と厳しく批判しているとのことです。と夕刊を読んでいると、さっそく、知人のTさんから、以下のメールが届きました。

 「おりにふれて申し上げましたが、行政機関における非正規職員の問題。また、これを担う人達のかなりの部分が女性であることを考えると、一方で男女共同参画、少子化対策、などといっていることが、そらぞらしいことに写ります。

 国も県も、職員採用については、当分の間、男女同数とするなど、思い切った政策を実施しないと変わらないでしょう。また行政およびその付属機関の非正規職員の雇用については、期間の限られた臨時的な業務にしか認めないとするなど、

 まず魁より始めよ、でなくては、民間も本気には成りません。当然、財源の問題がありますが、給与の2割をカットして、それを正規雇用のための財源とするとすれば、県民の支持はえられるでしょう」。

 確かにいいアイディアですが、みなさんはどのようにお考えでしょうか。