まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

自民党県議団の分裂

2009年11月20日 | ニュース・関心事
川勝平太知事の誕生、国政における政権交代、参議院補欠選挙そして、空港部の廃止を直接的きっかけとして自民党県議団が分裂、昨日の記者秋県で18名の新会派が結成されました。

政治の変化は、国政における政権交代で日々実感しますが、盤石を誇った保守王国、静岡で起きている現実です。18名のうち、静岡市葵区からは、山田誠議員、天野一議員、清水区前沢侑議員が参加しています。

問題は、その結集軸に「チェック機関の使命の全う」がありますが、私の経験で言うと「よくいうよ」。しかし大事なことです。新しい県議団がその姿勢で臨むのであれば、新たな道も生まれると思います。

国会では「返済猶予法案」が、自民党・公明党の欠席する中、民主党・与党は強行採決。財務・金融委員長も納得していない様ですが、小沢、鳩山隠し、と朝スバ!みのさん番組では指摘されています。

果たして、自民党は再生できるのか。

静岡県内初の新型インフルエンザワクチンによる死亡事例!21日の緊急勉強会へ

2009年11月18日 | ニュース・関心事
ついにというか、全国8例目、静岡県内初の新型インフルエンザワクチンによる死亡者がでました。インフルエンザによる死亡者は55人、このまま行くとワクチンによる死亡者数もどんどん増大しそうな雰囲気です。

本日、厚生労働省は5人目から8人目の死亡事例を公表しましたが、その前文が以下のものです。

「新型インフルエンザワクチンの接種後の副反応報告において、死亡事例が報告されたため、情報提供します。これらの死亡事例について、主治医等は、(5例目)別の要因の可能性が高くワクチンとの因果関係は評価不能、(6例目)評価不能、(7例目)関連なし、(8例目)明らかなワクチン接種との関連があるとはいえないが関連は評価不能、としています。今後、専門家による検討を速やかに行い、ワクチン接種の安全性を評価する予定です。」

新型インフルエンザによる55人の死亡事例については「因果関係は不明、念のために専門家による調査を行う」との趣旨の声明。しかし、ワクチンの死亡事例については、あまりにも異なる表現です。

55人の方々がなくされた命は、新型インフルエンザに罹ったら「最悪死亡」を認識させる表現となりますが、上記は「ワクチンによる死亡はありえない」かのような表現となっています。どう理解すべきなのか。

21日の14:00から16:30市民文化会館第3会議室にて母里啓子さんによる「新型インフルエンザって何?」という講演会が開催されます。参加費は無料ですので是非ご参加ください。

米日韓中国家首脳外交と東チモール支援という市民外交

2009年11月17日 | ニュース・関心事
オバマ大統領の日本、韓国、中国訪問によるアジア外交が目の当たりに繰り広げられましたが、中国に4日間も滞在するという姿にアメリカ外交の戦略的中心環がどこにあるのか理解されようというものです。

オバマ大統領の東京演説がプラハ、カイロと並び称せられる程にアメリカ外交は大きく転換してますが、何故に普天間基地をめぐるオバマー鳩山合意にずれが生じてしまうのか。一方、オバマー胡錦涛合意も同様。

そう考えれば何も完全一致する必要も無く、寺島実郎氏主張する「一年かけてじっくり日米同盟を見直す」でいいわけで、普天間WG対する「辺野古前提にせず」の首相コメントはなかなか、ということになります。

この国家レベルの外交戦展開される中、東チモールへの医療支援を続けるNGO「地球のステージ」とアメリカ人医師ダン氏らの国際協力は国家外交とはいかなる関係なのか、国家外交補完か新たな主体なのか。

本日「地球のステージ」関係者は急遽の松村静岡副市長の表敬訪問。ダン医師がベトナム戦争当時の「兵役拒否」者との話に、市民外交の基底を支える「国の壁こえた」68世代存在に大いなる納得感がありました。


急遽、東チモールで活躍する「地球のステージ」支援の医師ダンさん、静岡に立ち寄り

2009年11月16日 | ニュース・関心事
突然の下記にあるNGO「地球のステージ」が支援する東チモールでの医療活動の中心メンバーであるダン医師が静岡に立ち寄ることになりました。神戸→広島→仙台と多忙の中、交流の機会を得ます。

11月17日11:30~13:30 静岡市議会会議室にて。関心のある方は、交流会に参加できます。連絡先は、静岡市議会(054-254-2111)で市議会会派・虹と緑 松谷 清まで。

※尚、下記の内容は、神戸での呼びかけチラシの抜粋です。


心で感じる 世界の素顔
         「新たなるステージ」へ

1996年1月15日から始まった「地球のステージ」。世界の紛争地や被災地での緊急医療と心のケアに携わる桑山紀彦さん(代表理事)が案内人。 今回は、ステージ開催から2000回を記念しての記念公演です。

◆プログラム◆
    第1部   ダン医師のライブトーク

    第2部   ミュージカル調に綴る東ティモールの素顔
             「バイロピテ診療所」

◆ダン先生プロフィール◆
ダニエル・マーフィー。アメリカアイオワ州出身。1998年から、東ティモール・バイロピテ診療所にて医療活動にあたっている。

◆桑山紀彦さんメッセージ◆
「その場の雰囲気をどうやって臨場感をもって伝えるか」ということについて、今回はこれまでのステージとは違い、演技でそれを表現したいと思っています。そのことにより、その「時間」に流れていた本当の雰囲気や心のやり取りを感じとっていただけたら、人間同士が出逢うことの大切さ、人間がそこにいることの大きさを感じとっていただけるのではないかと思っています。東ティモールでの診療の日々を舞台に、忘れられない出会い、忘れたくない想いを再現します。乞うご期待!!

日時    2009年11月14日(土)14時開演
会場    コープ゜こうべ生活文化センター2階ホール

オリオンのきれいな夜

2009年11月15日 | ニュース・関心事
オリオンが本当にきれいにみえます。というより今日だけでなくいつもきれいに見えているんだと思います。今日は、地元の城北地区応援する会主催の「市議会報告」の日、30名の参加者の中で終了しました。

主テーマは、私達の住むすぐそばに「麻機遊水地事業」が繰り広げられており、今後の工事日程を睨んで「地域と共存する」遊水地事業を地元住民による勉強会活動として始めることにしました。

国会での事業仕分けの毎日の報道で、とてもこのような莫大な税金を投じる「遊水地事業」が今までどおりに予算が確保されることはなかなか見通しが立ちません。そんな夜にきれいな「オリオン」を見ました。

「オリオン」といえば1972年のテルアビブ空港での乱射事件で逮捕された岡本公三さんです。イスラエル政府に拘束され精神的疾患をもたらされ、捕虜交換で現在はレバノン在留と伝えられます。

「死んでオリオンの星になる」は、イスラム原理主義に影響を与え「自爆テロ」作戦を生み出したといわれています。こんな日にみえるオリオンに今何を語るべきであるのか。とてもきれいな夜です。

新型インフルエンザワクチンで死亡事例、21日に緊急勉強会

2009年11月14日 | ニュース・関心事
60人近い新型インフルエンザによる死者(不明も含め)報道がある中、新型インフルエンザワクチンの接種後の副反応報告において、死亡事例が報告されたことを厚生労働省はマスコミ公表を行いました。

亡くなられた70歳の老人の主治医は、「ワクチンとの因果関係は無い」との見解。厚生労働省は「念のため、専門家による事例の検討を速やかに行い、ワクチン接種の安全性を評価する」とのことです。

これまでの新型インフルエンザワクチンの臨床試験についてはブログでも書いていますが、政府は季節性インフルエンザワクチンよりも副反応が高いと判断を下しているようです。

現在の推定接種者数は最大123万人、副作用の重篤症例は0.0019%と計算されているといいますから、100万人に19人の方に副作用がある、123万人だと20人を越える数字になってしまいます。

21日14:00、市民文化会館第3会議室に元国立公衆衛生院疫学部感染症室長の母里啓子さんをお招きして「新型インフルエンザの基礎知識」緊急勉強会(参加費500円)を開催します。現状の分析をしていただきます。


視察2日目は、ニッサンスタジアム建つ横浜市鶴見川多目的遊水地事業

2009年11月13日 | ニュース・関心事
視察の2日目は、遊水地の中にワールドカップの決勝戦が闘われたニッサンスタジアムがピロティ方式で建てられている横浜市鶴見川多目的遊水地事業です。ビデオで鶴見川のこれまでの状況を見ました。
 
鶴見川42,5キロ、84ヘクタールで390万キロ立法、25メートルプールの4000倍の水を貯留。流域面積は235平方キロ、国管理。横浜市と一部重なる公園整備計画もあります。1700億と1700億という莫大な建設費です。
 
流域面積の人口が、1958年45万→2000年188万、市街化率は10%→85%、ピークの流量 同じ雨でも3倍、時間で10時間→1,2時間。1958年の狩野川台風と同じ規模の10年に一度の水害に備える計画。

2003年に完成してから、既に7回の水害で2004年台風22号で最高125万キロ立法を貯水、1メートルの水位の上昇を抑制できたとのことでした。先月の台風18号の際の生々しいビデもみました。

麻機遊水地事業との比較で言えば、あまりに規模が違いますが、具体的な将来の姿を見せられた感じです。台風時、インターネットを通じて推進などの情報提供が行われているそうです。

これはすぐにでも実現できそう!非常に勉強になりました。

※写真は、グレーのところが鶴見川の越流提です。

茨城県鹿島灘砂丘復活事業の視察

2009年11月11日 | ニュース・関心事
市議会の中の「総合治水・海岸保全特別委員会」による茨城県の砂丘復活事業視察が、雨の中、熱心に行われました。ヘッドランドという海に突き出す小さな島を作ることで砂丘を復活させる成功事例。

千葉県からも視察があり、全国的に注目されている地域です。ただ、この鹿島灘での実験を静岡市の海岸保全に役立たせることが可能か、どうか、となると海岸での砂砂丘形成の条件に違いがあり、悩むところです。

詳細は後日報告します。

総務省・高井崇志衆議院議員、逢坂誠二衆議院議員、福嶋浩彦事業仕分け委員講師に政策研究

2009年11月10日 | ニュース・関心事
政権交代後の総務省の予算編成について総務省官僚と岡山県1区選出の高井崇志民主党衆議院議員、内閣府地域主権室長就任予定の逢坂誠二民主党衆議院議員、事業仕分け委員である福嶋浩彦・元我孫子市長による集中政策研究が開催されました。

主催は、私が代表幹事を務める「自治体議員政策情報センター・虹とみどり」で40名近い自治体議員・市民の参加があり、活発な議論が飛び交いました。政権交代後だけに、官僚と与党の民主党議員を窓口にした政策研究会は緊張が漂います。

脱官僚依存を掲げる民主党政権を構成する民主党の議員が参加する本日のような政策研究会は、地方政治の現場で起きている直接的な問題や市民主体の政策展開を政府関係者が真剣に耳を傾ける新たな政治空間となります。

論点は、国ー地方の借金の解消と疲弊した地方財政の回復をどのような形で進めていくべきか、でした。参加者から繰り出される質問の連続にいかに政権交代過程に国民的関心が集まっているかを如実に示されました。

明日から始まる行政刷新会議による事業仕分け作業に大きな期待です。