高校時代から20年ほど前まで、落語が大好きで、
しょっちゅう寄席へ足を運んでいました。
ところが、生来のアマノジャク気質だからか、
NHKの朝の連続ドラマで『ちりとてちん』が始まり、
なんとなく周囲の人が落語を聴き出して
天満天神繁昌亭が連日大入り満員になってからは
めっきり聴かなくなりました。
それでも、落語を取り上げた映画があれば、
やはり気になって観に行きました。
特に『寝ずの番』(2006)は、昔よく拝聴した桂吉朝さんが落語指導をされたと聞き、
お亡くなりになったことを本当に残念に思いながら観ました。
なぜか久々にとても落語を聴きたくなって、
先週の平日の昼間、桂米朝一門のチャリティー落語会へ行ってきました。
昼の部=桂南光さん、夜の部=桂ざこばさんか、
ほならやっぱり昼の部やろ。ざこばさん、すんません。
まずは、二乗、団朝、米輔、米團治、南光による落語5題。
南光さんの闘病日記はさすがというしかなく、大爆笑。
心の中で深く詫びたのは米團治さんの噺を聴いたとき。
いつまでも小米朝の印象が抜けず、ろくに聴きもしないでごめんなさい。
めちゃめちゃおもろいじゃないですか。
吉朝さんがご存命なら襲名されていたはずの米團治。
米朝か米團治か、小米朝さんがどちらを襲名することになっても
ものすごい重圧だったにちがいありません。えらかったなぁ。
中入りの後、桂すずめこと三林京子さんの踊り。
米二、歌之助、雀太、小鯛による小噺があり、
続いて、こごろうと雀喜の漫才。
雀喜さんはこのホールでの初舞台が落語ではなく漫才となってしまったそうな。
まさか落語会で泣かされるとは思いませんでした。
ハーモニカ演奏のむ雀さん。
脳梗塞で倒れ、右半身の自由が利かない彼は、南光さんの介添えで登場し、
『赤とんぼ』と『ふるさと』を演奏。
『ふるさと』では客席のみんなが静かに歌を乗せ、涙止まらず。
ばっちり笑いを取っていた南光さんの感極まっていた姿にもグッ。
ざこば一門の雄壮な和太鼓演奏が終わると、チャリティーオークション。
会場にはざこばさんも現れ、南光さんと最高の掛け合い。
いじられ役に撤した米團治さんも可笑しいのなんのって。
車椅子に乗った米朝師匠の姿にまたしても涙ぐんでしまいました。
どうかいつまでもお元気でいてください。
前述の『阪急電車 片道15分の奇跡』も泣けましたが、こっちのほうが涙ぼろぼろ。
また寄席に行きたくなりました。
しょっちゅう寄席へ足を運んでいました。
ところが、生来のアマノジャク気質だからか、
NHKの朝の連続ドラマで『ちりとてちん』が始まり、
なんとなく周囲の人が落語を聴き出して
天満天神繁昌亭が連日大入り満員になってからは
めっきり聴かなくなりました。
それでも、落語を取り上げた映画があれば、
やはり気になって観に行きました。
特に『寝ずの番』(2006)は、昔よく拝聴した桂吉朝さんが落語指導をされたと聞き、
お亡くなりになったことを本当に残念に思いながら観ました。
なぜか久々にとても落語を聴きたくなって、
先週の平日の昼間、桂米朝一門のチャリティー落語会へ行ってきました。
昼の部=桂南光さん、夜の部=桂ざこばさんか、
ほならやっぱり昼の部やろ。ざこばさん、すんません。
まずは、二乗、団朝、米輔、米團治、南光による落語5題。
南光さんの闘病日記はさすがというしかなく、大爆笑。
心の中で深く詫びたのは米團治さんの噺を聴いたとき。
いつまでも小米朝の印象が抜けず、ろくに聴きもしないでごめんなさい。
めちゃめちゃおもろいじゃないですか。
吉朝さんがご存命なら襲名されていたはずの米團治。
米朝か米團治か、小米朝さんがどちらを襲名することになっても
ものすごい重圧だったにちがいありません。えらかったなぁ。
中入りの後、桂すずめこと三林京子さんの踊り。
米二、歌之助、雀太、小鯛による小噺があり、
続いて、こごろうと雀喜の漫才。
雀喜さんはこのホールでの初舞台が落語ではなく漫才となってしまったそうな。
まさか落語会で泣かされるとは思いませんでした。
ハーモニカ演奏のむ雀さん。
脳梗塞で倒れ、右半身の自由が利かない彼は、南光さんの介添えで登場し、
『赤とんぼ』と『ふるさと』を演奏。
『ふるさと』では客席のみんなが静かに歌を乗せ、涙止まらず。
ばっちり笑いを取っていた南光さんの感極まっていた姿にもグッ。
ざこば一門の雄壮な和太鼓演奏が終わると、チャリティーオークション。
会場にはざこばさんも現れ、南光さんと最高の掛け合い。
いじられ役に撤した米團治さんも可笑しいのなんのって。
車椅子に乗った米朝師匠の姿にまたしても涙ぐんでしまいました。
どうかいつまでもお元気でいてください。
前述の『阪急電車 片道15分の奇跡』も泣けましたが、こっちのほうが涙ぼろぼろ。
また寄席に行きたくなりました。