小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



2014年7月の小田原は、特に大きな事件事故もなく平穏に過ぎていった。そんな中で長年見慣れた箱根登山ベルジュや小田原城内高校などの建物が解体により姿を消し、時代の移り変わりを感じる出来事もいくつかあった。個人的には富士登山競走に出場したりとまずまず充実した一ヶ月となった。 7月1日、早朝の小田原駅東口。予定では箱根登山ベルジュの地上階部分の解体はこの7月で終了。順次パネルが外され低くなっていくベルジュの様子を7月中はこまめに撮影した。小田原7月の始まりは蒸し暑い曇天の一日だった。 7月3日、早朝の錦通り。ドンキホーテ入口横のクリーニング店跡で改装工事が始まっていた。次はどのような店舗になるのだろう。 同じく7月3日、南鴨宮の鴨宮自動車学校。近頃教習車が新しくなったようで、教習コースにはポップなロゴが入ったアクセラが停まっていた。 7月4日、小田原ラスカのスカイガーデンから駐車場施設ゾーン建設予定地を撮影。7月に着工予定だったが、計画の延伸が発表され7月中には着工しなかったようだ。 7月11日、午前中の小田原駅東口。未明に台風8号の接近が心配されたが、大きな被害もなく朝から台風一過の青空。 7月13日、足柄5号踏切からの風景。NTT東日本神奈川小田原サービスの屋上にある鉄塔がシートに覆われ始めていた。緑色のシートに覆われるだけで存在感がかなり増す。 7月16日、浜町の袖ヶ浜海岸。浜では早朝からお精霊流しが行われている。小田原の浜で行われる夏の行事は、花火大会も大松明も線香まつりも無くなってしまい、残るのはお精霊流しくらいになってしまった。 7月19日、小田原駅東口の小田原地下街エスカレーター建設現場。フェンスの中を覗くと型枠にコンクリが打たれていた。 7月20日、足柄5号踏切からの風景。NTT東日本神奈川小田原サービスの屋上にある鉄塔は先端までシート覆われて緑色のタワーのようになった。シートの設置風景を撮影したかったのだが残念ながら設置も撤去も撮影することが出来なかった。 7月21日、午前中のお堀端。お堀では小学生の制作した提灯の飾りつけ作業が行われていた。個人的には、一つ一つ直列に城址公園を取り囲むように飾ったほが綺麗なのではと思うのだが。 7月26日、夕方の松原神社前。小田原屋台フェスタ2014が開催されていて、神社前の路上にはラーメンの屋台が出店していた。 同じく7月26日、午後7時の小田原城址公園二の丸広場。ちょうちん夏まつりのメイン開場では櫓のまわりで盆踊りが行われていてなかなかの賑わい。デジタル掛け軸が行われた本丸広場も混雑していた。 7月27日、小田原市新屋の蓮乗寺裏手の田んぼ。5月初めの頃は一面ベニバナツメクサの赤い花が咲いていた田んぼは、だいぶ大きくなった稲の柔らかい緑色で覆われていた。あと1ヶ月半もすると黄金色の稲穂の風景に変わっていることだろう。 7月29日、諏訪の原公園の管理棟前。炎天下サルスベリの花が満開だった。水辺と花と抜けるような青空で少しばかり涼やかな景色。 7月30日、昼過ぎの小田原駅東口。長年見慣れた箱根登山ベルジュの地上階部分の建物はこの7月でついに無くなってしまった。ベルジュが無くなりぽっかりと開いた空間にはまぶしい夏の空。いつもの夏と比べ街並みが移り変わることをより感じる今年の夏。8月はどのような景色を見ることが出来るだろう。

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