小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



酒匂川河口は大雨や台風によりたえず海との合流部の場所が変化している。数年前のアザラシ騒動の際には酒匂川河口は東側に大きく迂回して海へ合流していたが、今年の梅雨明け頃に久しぶりに訪れると河口は西側へ移動していた。昨日改めて酒匂川河口へ。まずは左岸側から河口を撮影。アザラシ騒動の前後数年間は東側に迂回してから海へと合流していた酒匂川の印象が強いので、現在の河口の形状は少し違和感を感じる。しかし、帰宅後に年代ごとの空中写真で酒匂川の河口付近を調べると西側に迂回している年が多かった。海と酒匂川との間には砂が体積していて砂州のようになっている。波が穏やかだとその上を歩いて海との合流部分へ行くことができる。河口中央部分から西湘大橋方面を撮影。数年前に河川工事が行われまっすぐ海と合流するための工事が行われてたが土砂が体積してしまい河口は西側へ移動。酒匂川側の岸部には雑多なものが漂着しているが、その中でも目につくのがゴルフボール。そのほか空き缶類も多い。海と酒匂川との間の砂州を150mほど歩き海との合流地点へ。飯泉取水堰あたりの川幅を思い浮かべると合流地点の川幅はずいぶんと狭く見える。砂州を引き返して右岸側へ移動。左岸側から酒匂橋を渡り右岸側へ。右岸側は大きく削られていて以前と比べるとかなり風景が変化している。増水時の流れによって削られた海岸の高低差は大きなところで4mくらい。今年に入ってからの増水で削られたようで断面は所々鋭角な部分がある。右岸側の海との合流部分へ。今年の夏は晴天続きで当分は雨の予報がないが、河川敷が冠水するような大雨が降ったら河口の形状が変わりそうだ。今年の年末にはどのようになっていることだろう。

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