小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



2019年11月の小田原は不穏な事件があったり、長年営業してきた店舗がいくつか閉店したりと少し陰りを感じることがあったが、下旬まで暖かな陽気が続き過ごしやすかった。例年よりも紅葉が遅かったが、散策やランニングの途中に晩秋を感じる風景に触れることが出来たのでまずまずのひと月だった。 11月1日、正午前の花王小田原事業場横の土手道。長年見慣れたカネボウの看板は撤去が進み足場だけが屋上に残されていた。小田原の11月の始まりはすっきりとした秋晴れの一日だった。 12月3日、本町の国道1号沿いの風景。秋口から解体工事が行われていたテナントビルは工事が終わって更地へ。宮小路界隈もだんだんと街並みが移り変わっていく。 11月6日、閉館間際のダイナシティイースト。入口にクリスマスツリーが飾られていた。イベントとしてのクリスマスは年々、力が抜けて質素になっていくように感じる。 11月10日、昼前の板橋の山根公園の風景。野球場に繁殖している雑草は枯れ色が目立ち、公園の木々も色づいて晩秋らしい眺め。 11月12日、久野にある総世寺境内の風景。数年前からこの時季にザル菊の飾り付けが行われ、今年も本堂前の広場は鉢植えが並んで華やか。お寺なので菊の花がよく合う。 11月16日、昼過ぎの曽我丘陵からの眺め。みかん畑の先には冠雪した富士山。曽我丘陵のハイキングコースは所々に富士見のビュースポットがある。 11月18日、国府津の国道1号沿いの風景。看板建築の書店だった店舗で解体工事が始まっていた。以前は味のある看板建築の店舗が軒を並べていた国府津駅近くの国道沿いは、だんだんと昔からの店舗が少なくなっている。 11月23日、石垣山農道からの風景。たわわに実ったみかん畑の先には早川や板橋の街並み。散策途中に見かける果樹も秋のものから冬へ移り変わっていく。 11月24日、昼過ぎの小田原城址公園二の丸広場。紅葉した木々の下には各々の落ち葉の絨毯。紅葉と落葉の晩秋らしい眺め。 11月30日、桑原の農道からの風景。少し枯れ始めたひこばえの田んぼの先には5合目くらいまで冠雪した真っ白な富士山。富士山は一足早く冬の眺め。
いよいよ2019年も残り1ヶ月となった12月。小田原ではどのような風景を眺めることが出来るだろう。

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