小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



2021年12月の小田原は、特に大きな事件事故も無く穏やかに暮れていったように感じる。師走の風物詩である飯泉観音だるま市は以前とほぼ同じように開催されたが、量覚院の火防祭や菅原神社の納め天神は昨年に引き続き中止や規模縮小となってしまい残念だった。個人的には2021年最後のひと月も地元小田原で過ごす時間が多くてまずまず充実した師走となった。12月1日、午前7時半過ぎの小田原駅前。早朝まで降り続いた雨がやんで青空が見え始めていた。小田原の12月の始まりは雨上がりの穏やかな一日だった。12月4日、正午前の西大友地内の田んぼ脇からの風景。藁たての並ぶ田んぼの先には冠雪した富士山。足柄平野の初冬の原風景。12月5日、都市計画道路小田原山北線の穴部側の工事現場。路肩の整備が始まってだいぶ道路らしくなってきた。車で通行出来るようになるのは20年代のいつ頃になるのだろう。12月12日、正午過ぎの板橋地蔵尊境内の風景。強風にあおられて銀杏の落葉が乱舞してとても素晴らしい眺めだった。動画で撮影しなかった事を後悔。12月17日、夕暮れ時の飯泉観音だるま市。今年は街道沿いに露店が並んで、長年見慣れただるま市の風景が復活。明かりが灯った露店とひんやりとする冬の空気と雑踏がなんとも言えない風情を感じる。12月19日、西大友の小田原消防西大友出張所跡地。解体工事がほぼ終わり、敷地内には井戸がぽつんと残されて更地に。時代の移り変わりを感じる眺め。12月25日、午後3時半の国府津の安楽院境内の風景。隣接する菅原神社の納め天神は、露店の出店が無くて今年も規模縮小のため参拝者が少なくて静かなだるま市となった。12月29日、成田地内の畑の風景。穴部国府津線脇の畑の一角で菜の花が花を咲かせていた。慌ただしい師走の中、心和む花の眺め。12月31日、午後1時前の松原神社門前の風景。境内では初詣の準備が行われ、門前では縁起物の露店が開店準備。大晦日らしい一コマ。
明けて2022年1月の小田原ではどのような風景を眺めることが出来るだろう。

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