お気楽忍者のブログ 弐の巻

ミニカー収集/お魚採取/動植物フォト/行楽記・・・趣味のごった煮ブログ

リニューアル 赤目滝水族館(2)

2024年05月10日 13時00分00秒 | 水族館・動物園紀行

5月4日

三重県名張市の景勝地、赤目四十八滝の登山道入り口にあった日本サンショウウオセンターがリニューアルされ、4月20日に赤目滝水族館として生まれ変わりました。

元々、オオサンショウウオやサンショウウオの仲間に特化した展示施設でしたが、施設の老朽化や集客数の落ち込みにより、水族館プロデューサーの中村元さん(元 鳥羽水族館副館長)の助言のもと、サンショウウオだけでじゃない水族施設となりました。

赤目渓谷にも生息しているオオサンショウウオ

最近は京都水族館がオオサンショウウオを目玉の展示に据えているから、こんな小さな水族施設がサンショウウオだけに特化してても太刀打ちできないというのもリニューアルのきっかけとなったようです・・・。

過去記事<思い出の京都水族館1(2012年)

過去記事<思い出の京都水族館2(2012年)

東南アジアに生息するビカーラウナギは、お腹を上にしてひっくり返って寝る習性があるそうです。。

タウナギがいました。

昔、奈良の河川で採取したタウナギの稚魚を数年間育ててました。人にも良く慣れ、餌喰いも良いお魚でしたが、残念なことに水槽から飛び出して死んでしまい、あの時はかなりショックを受けました

ナガレヒキガエルは北陸地方から紀伊半島の渓流域に生息する日本固有種のカエルです。

リニューアルした赤目滝水族館は規模は小さくて、正直期待していたほどではありませんでしたが、アカメやナガレヒキガエルが見れたのは面白かったですね。

サンショウウオの手水鉢(笑)

中村元さんは、この水族館のコンセプトは『赤目四十八滝の自然と繫がる水族館』とし、この施設だけでなく、赤目の渓谷と川や滝のすべてが水族館の展示物であり、日本唯一の巨大水族館と言えると話されているそうです。

それでは、赤目滝水族館を出て、11年ぶりに赤目の渓谷を少しだけ散策してみます

過去記事<リニューアル 赤目滝水族館(1)

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リニューアル 赤目滝水族館(1)

2024年05月09日 15時00分00秒 | 水族館・動物園紀行

5月4日

三重県名張市にある日本サンショウウオセンターが赤目滝水族館として4月20日にリニューアルオープンしたというので妻と出掛けてきました。

「日本の滝100選」、「森林浴の森100選」、「遊歩100選」、「平成の名水百選」にも選ばれている三重県名張市の景勝地、赤目四十八滝登山道の入り口にあります。

元々は1982年に開館した日本サンショウウオセンターでしたが、施設の老朽化や観光客数の落ち込みにより、サンショウウオ類だけでなく、様々な生き物を展示する水族館として生まれ変わることになりました。

過去記事<日本サンショウウオセンター(2013年)

鳥羽水族館の副館長を務め、今は水族館プロデューサーとして独立して活躍している中村元さんが名張市の地域力創造アドバイザーに就任し(2023年5月~2024年3月)、この水族館リニューアルに際し、助言されたようですね。

中村さんの水族館に関する著書は過去に何冊か読んだことがあります。

何かいるのかな?・・と思ったら、苔だけの水槽でした

以前はオオサンショウウオや世界のサンショウウオの仲間だけが展示された施設でしたが、魚類や両生類、水生昆虫も展示されるようになってました。

赤目に因んで、アカメがいました。

日本三大怪魚(アカメ、イトウ、ビワコオオナマズ)のひとつで、成魚になると1mに達する魚です。生息場所としては、四国の四万十川が有名ですね。暗い場所で光を反射すると角度によっては目が赤く光って見えることが名前の由来です。

サツキマスの河川残留型(陸封型)のアマゴ

神奈川県西部以西の本州太平洋側、四国、九州の瀬戸内海側河川の中上流域に生息しています。

つづく

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伊勢シーパラ タツノオトシゴのくに

2024年03月29日 12時00分00秒 | 水族館・動物園紀行

3月20日

およそ4年半ぶりに訪れた三重県伊勢市にある伊勢夫婦岩ふれあい水族館(伊勢シーパラダイス)の様子を紹介しています。

ブルーライトに照らされて、まるでバーのような施設は、ふれあい魚館。

カウンターは、チンアナゴの餌やりやタツノオトシゴ巻き付きふれあい体験などの受付にもなってるみたいでした。

ちょっと時期外れ感は否めませんが、こんな水槽がありました。

チョコレートを作る道具が入った水槽

泡だて器や計量カップにタツノオトシゴが巻き付いてました(笑)

伊勢シーパラダイスはタツノオトシゴ飼育種数日本一の水族館で、「タツノオトシゴのくに」というコーナーもありました。

手作り感満点な看板はご愛嬌ですね

ポットベリーシーホースは大きなものでは35cmにもなり、世界最大のタツノオトシゴです。

独特な配色のクロウミウマ

これも25cmほどになる大きなタツノオトシゴで、自然界では絶滅の恐れのある種であることから、他の水族館とも協力して繁殖を行ってるそうです。

伊勢シーパラダイスのアイドルだったアカンベーをするミナミゾウアザラシの丸子の像の前で記念撮影

丸子は、飼育日数世界一を記録したものの、2013年に残念ながら亡くなってしまいました。

2019年8月に訪れた時も丸子の前で写真撮ってました。

この時はまだ中学生だったのに、4月からは大学生・・・時の経つのは早いものです

おしまい

過去記事<伊勢シーパラ  ふれあい魚館

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伊勢シーパラ ふれあい魚館

2024年03月27日 14時00分00秒 | 水族館・動物園紀行

伊勢夫婦岩ふれあい水族館(伊勢シーパラダイス)の海底ごろりんホール

大型回遊水槽の前にソファや相撲の桟敷席みたいな板の間があって、座ったり寝ころんだりしながら休憩することができるエリアです。ここでは飲食もOKですよ。

前日は息子の引っ越しもあって、疲れてたから、こんな所で寛いだら寝てしまいそうです

桟敷席にあるテーブルも水槽になってて、中にはクマノミがいました。これ、どこから餌をあげるんだろうね?

2019年に完成したふれあい魚館に入ってみます。

海獣類とインタラクティブなふれあい体験ができ、その分野では他の水族館の見本ともなったシーパラダイスが、次に手掛けたのは、お魚たちとのふれあいスペースでした。

ただ、アシカーショーが行わるステージの裏手にあった水族エリアは閉鎖されちゃってました。2019年に訪れた時はまだあったのに。。。

鯵(アジ)の若魚もこうして観ると、綺麗ですね。

赤いお魚に飼育員さんが餌をあげてました。スポイトでオキアミを入れてあげてます。

黄色が鮮やかなヒフキアイゴは、アイゴ科のお魚なので、背鰭には毒があります。

突き出た口が火を吹いているひょっとこのように見えることからこの名が付きました。

ひょっとこは漢字で書くと「火男」で、火を吹く男の姿を表してます。

煮付けにするとめっちゃ美味しいカサゴ(笑)

しばらく海釣りにも行ってないなぁ~

干潟の上を這いまわったり、飛び跳ねたりするトビハゼは管理人が好きなハゼのひとつ。

1日に数回、トビハゼの餌やり体験(有料)なんていうのもあるみたいでした。

ロングノーズエレファントは、ナイル川流域に生息する吻が象の鼻みたいになってるお魚です。

管理人は初めて見ましたが、熱帯魚ショップなどでは割とポピュラーだそうですね。尾の付け根に発電器官があって、発生させた微弱な電流を泥底の中の獲物を感知するために使っているそうです。

つづく

過去記事<伊勢シーパラ  イルカのひとり遊び

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伊勢シーパラ イルカのひとり遊び

2024年03月25日 16時00分00秒 | 水族館・動物園紀行

3月20日

三重県伊勢市二見にある『伊勢夫婦岩ふれあい水族館(伊勢シーパラダイス)』の屋外にある海獣広場。

風が強くて寒いし、まだイベントの時間じゃないから、屋外の展示エリアにはお客さんもほとんどいませんね。。

バンドウイルカがひとりでボール遊びをしてました。

気分が乗ってくると、お客さんとキャッチボールをしたりしてくれますが、この時は気分が乗ってないようです

すると、イルカがボールの壁当てを始めました。

咥えたボールを放り投げて壁に当て、跳ね返ってきたボールをキャッチするひとり遊び・・・。

イルカのこんな姿、初めて見たよ

ゴマちゃんタッチのイベントが始まる時間らしく、海獣広場にお客さんやゴマフアザラシたちが集まって来ました。

距離感ゼロの水族館を売りにしている伊勢シーパラらしいイベントですね。

ただ、残念ながらいくつかの定番ショーはこの日は開催されておらず、タッチ体験や餌やり体験などのイベントのみでした。

ゴマフアザラシにタッチしたり、一緒に写真撮影できるイベントにはお客さんの長蛇の列が出来てました。

窓越しではあるけど、セイウチもこんな間近で見ることができます。

公式HPによると、セイウチお散歩タイムは当面の間中止するとのこと。とても面白いイベントだっただけに残念ですね。。

餌をねだるツメナシカワウソ

名前の通り、手には爪がほぼなく、大きなしっぽと白と茶色のツートンカラーが特徴のアフリカ大陸に生息するカワウソで、日本では仙台うみの杜水族館と高知のいち動物公園、伊勢シーパラだけで出会うことができます。

ボールでひとり遊びをするツメナシカワウソ。

2008年、息子が3歳だった時に伊勢シーパラを訪れた時の写真にも、当時のツメナシカワウソが写ってました。

つづく

過去記事<伊勢シーパラ  重鎮のコロソマ

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伊勢シーパラ 重鎮のコロソマ

2024年03月24日 06時00分00秒 | 水族館・動物園紀行

3月20日

三重県伊勢市二見にある『伊勢夫婦岩ふれあい水族館(伊勢シーパラダイス)』

その歴史は1966年にドライブイン二見浦観光センターの施設内にできた水族館に始まります。

水族館の規模としては決して大きくありませんが、ふれあい水族館の名前の通り、色んな海獣と触れ合ったり、間近で見ることができる水族館です。

吠えるトド

夫婦岩水槽(笑)

最初は薄暗い洞窟水槽エリアからはじまります。

南米アマゾンに生息するピラニア

こちらもアマゾンのお魚たち

大きな魚はコロソマで、シーパラダイスに来て既に30年以上経っている重鎮だそうです。

独特な配色のシグリット科のアストロノータスも南米原産のお魚ですね。

暖房と加湿器付きの小屋で後ろ足を投げ出しいてくつろぐイグアナ。

トロピカル広場

この日は全国的に大荒れの天気で、屋根や壁のパネルを通して、外では強い風が吹いてる音が響いてました。

水から上がってきたコツメカワウソくん。

この撥水性が高く、保温効果も高い毛皮を目的に乱獲されたことが、ニホンカワウソの絶滅原因のひとつでした。

因みに、コツメカワウソは東南アジアに生息していて、カワウソの中では小型の種類です。

ニホンカワウソは未だに目撃情報や遺骸発見などもありますが、そのほとんどは外来のユーラシアカワウソのようです。でも、どこかで生き残っていて欲しいものですね。

つづく

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デンキウナギのクリスマス(2019年)

2023年02月18日 17時00分00秒 | 水族館・動物園紀行

2019年の12月に家族で訪れた鳥羽水族館での様子を再録しています。

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鳥羽水族館の2Fにあるカフェテリアタイプのレストラン「ベイサイド」でお昼ご飯。

入口のソフトクリーム抱えたラッコもクリスマスモードになってました 

このラッコ、昔は公衆電話機が置かれてたんじゃなかったっけ(笑)

管理人はカレーライス、妻は炒飯、そして息子はきつねうどんをチョイス

このカマボコ、鳥羽水族館のジュゴンのキャラクターだとを気づくのに時間がかかりました(爆)

館内にはふたつのショップがあって、こちらは2Fにあるプラザショップ。

主にオリジナルグッズをはじめ、様々な水族館、海、魚に関するグッズが販売されてます。

伊勢志摩のお菓子や名産品は中央入口近くにあるメインショップがおススメですよ

昼食を終え、『Fコーナー ジャングルワールド』に来ました。

南米のアマゾン、東南アジアの大河、アフリカの河川・湖沼に棲む生き物たちが展示されてます。

ここにもカピバラがいました。

運が良ければ後ろの水槽に浸かってる姿を見ることもできます。因みにカピバラは「草原の主」という意味があるそうです。

頭上には綺麗なこんな赤い鳥が止まってました。

南アメリカ北部に生息するトキ科の鳥、ショウジョウトキだと思います。

南米アマゾンに棲むご存知、ピラニアにピラルク。

ここのピラルクは恐らく2-3m級のサイズで、めちゃめちゃ迫力があるんですよ

アフリカのジャングルの川に生息しているアフリカマナティ。

生憎、あっちを向いて餌の植物を食べてたので、こんな写真になっちゃいました

鳥羽水族館では、オスの「かなた」とメスの「みらい」がペアで暮らしています。

南米に棲むデンキウナギ。

最高電圧600~800V、電流1Aの放電が可能なウナギで、普段は弱い電場を発生させて餌の探知などに使ってると考えられています。

人が感電死するほどではないとされていますが、水中で電撃を受けると溺死の原因には十分成り得るそうです(恐)

そして、クリスマスの時期はデンキウナギの発電ツリーが設置されてます。

右のデンキウナギ水槽内で放電が起こると、その電気でツリーがピカピカ光ります

この時期だけ楽しめる面白い企画ですね~ 

管理人が見てる間だけで2回ほど光りましたが、週4回ある餌の時間は光りまくるそうです(笑)

筆箱にできそうなポーチを探していた息子は、館内にある『お絵かき水族館』でブラックバスの形をしたポーチを見つけてお買いあげ!

お絵かき水族館では自分で色を塗った魚や動物の人形を使ってスノードームを作ることができる子供に人気のショップです。

これにて7回に渡ってお送りした鳥羽水族館訪問記はお終いです。

夕方から用事があったので3時間ほどの滞在でしたが、久しぶりの鳥羽水族館をエンジョイできました

過去記事<鳥羽水には猫がいる(2019年)

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鳥羽水には猫がいる(2019年)

2023年02月15日 17時00分00秒 | 水族館・動物園紀行

鳥羽水族館の3F 『Gコーナー 奇跡の森』にやって来ました。

2019年に訪れた鳥羽水族館訪問記を再録しています。

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ガラス温室のような作りで、水辺にすむ両生類、爬虫類を中心とした展示となってます。

以前、来た時より展示スペースがすっきりしましたね。2015年に改装リニューアルオープンして、新しい生き物も仲間入りしたようです。

ケヅメリクガメ(上)とインドホシガメ(下)

因みに鳥羽水族館と同じく志摩半島にある志摩マリンランドで飼育されてるケヅメリクガメは2006年に公開された怪獣映画『小さき勇者たち~ガメラ』で赤ちゃんガメラとして出演してました。

通称ドクターフィッシュとしてお馴染みのガラ・ルファ。

手を入れると皮膚の角質を食べに群がってきます。

元々、トルコに居るお魚で、餌の乏しい温かい温泉水地帯に生息しているものだけが人の角質を食べたりする習性があるそうです。

中米から南米に棲むハリスホーク(和名 モモアカノスリ)と記念写真

沼地や河口のマングローブ湿地も餌場にしている猛禽類なのでこのゾーンで展示されてるんかな

カエルやヘビの展示エリアですが、ヘビが苦手な妻は速足でスルー(笑)

グリーンイグアナ

えっ 何で水族館に猫がいるの

2015年のリニューアル時に仲間入りしたスナドリネコです。

なんでも、インドやインドシナ半島に生息する動物で、指の間に水かきがある前脚を使って魚を捕まえることから、漁り(すなどり=漁をすること)猫と呼ばれるそうです。

水辺環境に適応した猫ってことで、ここに居るんですね、納得です

奇跡の森にはこんなつり橋もできてました 

後ろのガラス窓からは鳥羽の海も一望できますよ。

過去記事<セレナとカメ吉(2019年)

つづく

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セレナとカメ吉(2019年)

2023年02月11日 17時00分00秒 | 水族館・動物園紀行

2019年に訪れた鳥羽水族館での様子を再録しています。

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『Jコーナー 日本の川』にやって来ました。

国内の河川に棲む淡水魚をメインにしたコーナーで、滝が流れる渓流をイメージした水槽のレイアウトがとても良くって、見ていて飽きません。

淡水生物の採取、観察、飼育が好きな管理人にとって、コイツは気になる存在です。

水生昆虫のタガメは滋賀県では2006年以降明確な採取記録が無く、絶滅したとされています。管理人の市のレッドデータブックでは2017年に絶滅種として記載されました。

ゲンゴロウも滋賀では絶滅したとされていて、琵琶湖博物館でもタガメ、ゲンゴロウの生体展示は中止となりました(原則、琵琶湖や県内の水環境に生息している生物を展示しているため)。

子供の頃は夏になると川や湿地でタガメやタイコウチ、ミズカマキリ、ゲンゴロウを捕ったのに、まさか数十年でレアな昆虫になってしまうとは思いませんでした

『Hコーナー 人魚の海』では、国内の水族館で唯一飼育されているジュゴンのセレナを見ることができます。

生憎、水面に浮かんだ白菜(?)の葉をひっくり返ってムシャムシャ食べてるところで、こんな写真しか撮れませんでしたが・・・

セレナは1987年に日比友好の印として当時のフィリピン アキノ大統領から贈られ、この鳥羽水族館にやって来ました。

あれっ セレナの相棒のアオウミガメのカメ吉が居ないと思ったら、別の水槽で泳いでました・・・。

セレナとカメ吉は元々一緒の水槽で暮らしていて、過去にカメ吉を離したところ、セレナの食欲が落ちてしまい、元に戻すと再び体調が回復したという話があるほど仲良しコンビで、絵本の題材にもなりました(ふたりはいつもともだち、もいちくみこ作、金の星社、1999年刊)。

どうも、カメ吉君が成長とともにセレナを噛んだりするようになって、1日の大半はこうやって別々の水槽に分けるようになってしまったということです。

ちょっと寂しい話ですね 

『Iコーナー 極地の海』では厳しい極寒の環境に暮らす動物たちが展示されてます。

バイカル湖に棲むバイカルアザラシはその樽みたいなコロコロした身体がめっちゃ可愛いアザラシですね。

そして、管理人が鳥羽水族館でスナメリの次にお気に入りなのが、このイロワケイルカ(通称 パンダイルカ)。

南米チリのマゼラン海峡に生息する冷たい海を好む小型のイルカで、国内で初めて公開したのがこの鳥羽水族館でした(1987年)。

他のイルカと違ってなんでこんなツートンカラーになってるのか不思議ですね。

浮遊性の腹足類(巻き貝)の仲間のハダカマキガイ。

学名のクリオネと呼ばれることの方が一般的かな。 ハダカマキガイじゃあそんなに人気にならなかったと思います(笑)

羽根をパタつかせて水中を漂う姿から、「流氷の天使」とも呼ばれます

ラッコもこのエリアで飼育されてますが、ずっと水中を泳ぎまわっててうまく撮影できませんでした

この写真は2014年に撮影した鳥羽水族館のラッコです。この時はタライ抱えて浮かんでました

ラッコはピーク時には国内で122頭が飼育されていましたが、今は野生のラッコ保護のために輸出入が禁止され、国内ではこの鳥羽水族館と福岡のマリンワールド海の中道にいる3頭だけになってしまいました。

日本でラッコを見ることができるのもおそらくあとわずかです。。

つづく

過去記事<古代の海と珊瑚の海へ(2019年)

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古代の海と珊瑚の海へ(2019年)

2023年02月07日 17時00分00秒 | 水族館・動物園紀行

2019年に訪れた鳥羽水族館を再録しています。

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三重県鳥羽市の鳥羽水族館訪問記第4回目は、『Cコーナー 古代の海』から始めます。

写真はチョウザメ、卵は世界三大珍味のキャビアですね。因みに江戸時代から日本三大珍味と言われるものは「うに、このわた、からすみ」だったんだとか。。

さて、チョウザメは身体の側面中央にならぶ硬いウロコを蝶の羽根に見立ててこの名が付いたそうですが、凄い発想の飛躍ですね(笑)

カブトガニって、実はエビ・カニの仲間じゃなくクモやサソリなどに近い仲間(鋏角亜門)なんです。

カブトガニ類は中生代に生息していた頃から形態的にはほとんど変化しておらず、生きた化石とも呼ばれてますね。

小学生の頃、学校の理科準備室にカブトガニの剥製が置いてあったのを思い出しました。

4億年前からその姿がほとんど変わってないサメたちも生きた化石とよばれる生物のひとつ。

この古代の海コーナーの大水槽ではひときわ大きなサメの仲間シロワニが泳いでます。

最大3mにもなって恐ろしい顔貌ですが、性格は温和で、主に小魚と食べて生活してるそうです。

北アメリカに棲む最大の淡水魚アリゲーターガー。

その鋭い歯でカメも噛み砕くとも言われている肉食性の古代魚ですね。

日本国内でも捨てられたガーの繁殖が問題になっており、ガー科の魚は特定外来生物に指定され、駆除の対象になってます。

テレビ東京系の番組『池の水ぜんぶ抜く』でも度々登場する魚です

館内のメインストリートにはザリガニコーナーがあって、色んな種類やカラーのザリガニたちが非常にうまくレイアウトされた水槽で飼育されてました。

お子様やお父さんに人気のコーナーですね~(笑)

『Dコーナー コーラルリーフ・ダイビング』では、サンゴ礁の海を色とりどりの熱帯魚たちが乱舞しています。

水量約800トンの人工サンゴ礁水槽は、天井・正面・左右をアクリルガラスで覆った観覧スペースがあって、まるでサンゴ礁の海に潜ったような体感を得ることができます。

大きなウミガメも泳いでいて、息子も喜んで見てました。

この年は三重県尾鷲に2回釣りに行きましたが、2回とも釣りの最中に野生のウミガメに遭遇できました。2回目は息子と一緒に発見できたのが良かったですね~

メインストリートにある真珠宝飾のお店。

お土産物ショップ2店舗、フードコート、レストラン、ジャンクフード店をはじめ館内にショップが充実してるのも鳥羽水族館のイイところです

つづく

過去記事<完全脱皮ならず(2019年)

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完全脱皮ならず(2019年)

2023年02月03日 17時00分00秒 | 水族館・動物園紀行

2019年12月に訪れた鳥羽水族館訪問記を再録しています。

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深海に生息する世界最大の等脚類(ダンゴムシの仲間)であるダイオウグソクムシを飼育する鳥羽水族館で、10月に確認された脱皮・・・。

ダイオウグソクムシは後半分が先に脱皮するのが特徴らしいんですが、これまで世界で確認されたのは5例のみで、いずれも後半分の脱皮の後に死んでしまったそうです。

なので、今回完全脱皮が起これば世界初

過去、鳥羽水族館では6年間餌を食べなかったダイオウグソクムシNo.1(愛称 1号たん)が話題になり、ニコニコ動画で生配信されるなどして人気を博しました。

その「1号たん」が死んでしまった時は追悼番組も配信され、一時 鳥羽水族館のサーバーがダウンするほどアクセスが集中しました。

2014年にはニコニコ動画を運営するドワンゴからこのダイオウグソクムシの像が寄贈されました。

そのダイオウグソクムシを見ることができるのが、『Kコーナー 変ないきもの研究所』。

みんなあっちこっちに隠れちゃって、どれが脱皮途中のNo.23個体か分からんかったけどね

この変ないきもの研究所では不思議な形や生態を持った生きものたち約55種300点が展示されています。

管理人の好きなショウグンエビもいました。めっちゃ綺麗な色合いでエビらしいエビです

メガマウスの剥製

ネズミザメ目の中でも最も原始的なサメで、その名の通り大きな口が特徴ですね。世界でも40例ほどしか捕獲例がなく、この剥製は三重県紀勢町で捕獲されたものなんだそうです。

セミエビ

房総半島以南のサンゴ礁に生息するエビですね。大きな個体は1kg以上の重さになって、食用にもなります。

ヒトデ綱オレアステル科に属するカワテブクロ。

太いヒトデで、海外ではマシュマロスターとかクッションスターとも呼ばれてるそうです。このヒトデも鳥羽水族館の変ないきもの研究所ニコニコ動画配信で人気を博したそうです。

ちょっとモザイクかけた方がいいような容貌です(謎)

因みに過去、鳥羽水族館限定グッズでカワテブクロのぬいぐるみもあったそうです(激爆)

さてさて、お次はパフォーマンススタジオにやって来ました

鳥羽水族館ではイルカショーはありませんが、アシカショーが1日に数回行われてます。

内容はいたってオーソドックスなアシカショーですが、抜群の安定感ですね 

アシカもトレーナーのお姉さんもグッドジョブです

鳥羽水族館を訪れて2日後・・・

後半分の脱皮に成功したNo.23個体は完全脱皮することなく、死んでしまったことがニュースで流れました。。。

まだ生態もよく解明されておらず、飼育下での繁殖にも成功していない生物だけに死因や寿命など分からないことだらけだそうです。

いつか、世界初の完全脱皮のニュースが聞けることを願って

つづく

過去記事<アクアプロムナード(2019年)

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アクアプロムナード(2019年)

2023年02月02日 17時00分00秒 | 水族館・動物園紀行

2019年に訪れた鳥羽水族館での様子を再録しています。

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鳥羽水族館のセイウチふれあいタイム

大きなセイウチが腹筋したりとなかなかの芸達者です

最近はセイウチショーを見せる水族館が増えてますね。この年だけでも伊勢夫婦岩ふれあい水族館や城崎マリンワールドでセイウチショーを観ました。

水槽のガラス面にもたれかかって、外を眺めるセイウチ・・・何、考えてるんでしょう(笑)

この『L 水の回廊(アクアプロムナード)』では、生物の進化と適応の歴史の中で水や水辺の環境に適応した動物たちが展示されてます。

過去記事<伊勢の海は美味しそう(2019年)

コツメカワウソが暖かいマットの上で気持ち良さそうにお昼寝してました

南アメリカ南部のペル-とチリの海岸などに生息するフンボルトペンギン。

因みに鳥羽水族館の隣りは伊勢湾フェリーの発着場になってます。

管理人も以前、ここから車ごと伊勢湾フェリーにのって愛知伊良湖岬まで行き、渥美半島や浜名湖を巡ったことがあります。

これ、今回撮影した動物写真の中で一番の自信作

ビーバーのいる動物園って実は日本国内にたくさんあるんだけど、いまいちメジャーな感じがしない動物ですね。

フラミンゴやペリカンも間近で見ることができました

水辺に棲む哺乳類で恐らく今一番人気のあるのがこのカピバラなんじゃないかな。

我関せずな感じで、自分の気の向くまま生きてるような雰囲気が何とも言えませんね~、癒されます(笑)

つづく

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伊勢の海は美味しそう(2019年)

2023年01月30日 17時00分00秒 | 水族館・動物園紀行

2019年12月に訪れた三重県鳥羽市の超水族館『鳥羽水族館』訪問記を再録しています。

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2019年は京都水族館、伊勢夫婦岩ふれあい水族館、城崎マリンワールド、丹後魚っ知館、琵琶湖博物館水族施設と巡り、日本最大の1,200種の飼育魚種を誇る鳥羽水族館で締めとしました(笑)

お約束の顔出し看板でパチリ

鳥羽水族館は50年前の子供の頃から何度も来ている水族館で、今の場所に移転する前の鳥羽水族館の記憶もおぼろげに残ってます。

エントランスにはサンタのコスプレをしたクジラがぶら下がり、大きなバルーンクリスマスツリーが飾られてました

この時期にしか見ることができない趣向なのでこれは価値がありますね~

エントランスにも大きな水槽が二つあって、この水槽を眺めているだけでも飽きません。

それでは早速館内に入ってみまーす

鳥羽水族館は見学順路が無く、自分の好きなように移動できるのも魅力ですね。

ただ、館内図をよくチェックしておかないと見忘れてしまう展示コーナーもあるのでご注意を(笑)

まずは、『Eコーナー 伊勢志摩の海・日本の海』から

暖かい黒潮が流れる熊野灘と伊勢湾の魚を中心に日本の海を紹介しているコーナーです。

まぁ、一言で言えば、「美味しそうな魚介類」が泳いでるコーナーです(爆)

アオリイカ

イカの長期飼育は難しいとされるのに、数匹のアオリイカが泳いでました。

3年前に北陸で食べたアオリイカの活け作り、めっちゃ旨かったなぁ~(爆)

伊勢海老とウツボ

スナメリはインド洋、東シナ海、日本沿岸に生息する小型のクジラで、伊勢湾や瀬戸内海でも見られます。

鳥羽水族館では1963年から生態研究に取り組み、世界初の飼育下での繁殖にも成功しました。

その滑らかな身体で水中を自由自在に泳ぐ姿が好きで、子供の頃に初めてスナメリを見た時からファンになってしまいました

つづく

過去記事<佐田浜から鳥羽水族館へ(2019年)

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佐田浜から鳥羽水族館へ(2019年)

2023年01月28日 17時00分00秒 | 水族館・動物園紀行

2019年の12月、家族で訪れた三重県鳥羽市の鳥羽水族館での様子を再録します。

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この日は『中日三重お伊勢さんマラソン』開催日だってことを知らず、伊勢自動車道伊勢西ICより先が通行止めになってて、到着までちょっと時間がかかってしまいました

近鉄鳥羽駅前の鳥羽市街中心部。

いつも鳥羽市街中心部の佐田浜港・鳥羽マリンターミナルの公営駐車場に車を止めてます。ここからだと市街地の主だった観光地へ歩いて10~15分で行けるのでとても便利です。

大学時代、研究室の旅行で佐田浜港から答志島へ渡ったのを思い出しますね~。

たまたま、佐田浜沖に豪華客船ダイヤモンドプリンセス号が停泊してました。

間近で豪華客船を見るのは初めてなので、その大きさに衝撃を受けました

この日は5年ぶりに鳥羽水族館に行ってみます。

途中のミキモト真珠島入口前に欧米からの観光客が集まってました。最近は地方都市でも外国人観光客の姿をよく見かけるようになりましたね。

近鉄の線路を挟んで鳥羽水族館の向かいにあるのが鳥羽城跡。

九鬼の家紋である『左三つ巴』が掲げられてます。ここから丘を上がっていくと本丸・天守跡があります。

中世はこの地を治めた橘氏の居館でしたが、文禄3年(1594年)に豊臣秀吉の家臣であり九鬼水軍を率いた九鬼嘉隆がその跡地に築城しました。

真珠を抱えた可愛いラッコのモニュメントが付いた水飲み場。

伊勢志摩と言えば養殖真珠発祥の地!たくさんの真珠宝飾店も並んでます。

佐田浜港駐車場からブラブラ歩いて15分ほどで鳥羽水族館に着きました

前に来た時以降に新しく改装された展示スペースもあるようなので楽しみです

超水族館を名乗り、飼育魚種は日本最大の1,200種を誇る管理人が一番好きな水族館です

つづく

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シーラカンスミュージアム(2016年)

2023年01月27日 13時00分00秒 | 水族館・動物園紀行

2016年の夏に家族で訪れた静岡県沼津市にある沼津港深海水族館の様子を再録します。

こんなマニアックな水族館そんなに混んでないだろうと思ったら大間違い 

クソ暑い中、入場するのに30分並びました。。

深海に生息する魚類や甲殻類が生体展示されてましたが、とにかく水槽の照明が暗めだから、写真を撮るのもひと苦労しましたね(笑)

Nintendo 3DSのカメラで魚を撮影する息子。

ちょうどこの頃から写真撮影に興味を持ち始めたみたいで、この後に管理人のお下がりのデジカメをあげました。

さて、この深海水族館の別名はシーラカンスミュージアム。

そう、ここではシーラカンスの剥製や冷凍保存されたシーラカンスを見ることがきるんです。

今はワシントン条約によりシーラカンスの取引きや商用利用は禁止されてますが、この水族館では特別な許可を得ていて、冷凍標本のシーラカンスを見ることができる世界唯一の水族館だそうです

3億5000万年前からその姿を変えていないとされるシーラカンス。

レプリカじゃなくて本物の剥製っていうのが凄い

そして、これが-15℃で冷凍保存されているシーラカンス。

シーラカンスはこれまでアフリカ(南アフリカ、コモロ諸島、タンザニア)とインドネシアだけで見つかってますが、深い駿河湾や東京湾海底谷にも生息していたりしないんですかね 

色々想像するとロマンを掻き立てられます。

水族館2階の古代の海エリアにシーラカンスの冷凍標本2体、剥製3体が展示されてました。

管理人が好きなラブカ(上)やミツクリザメ(下)の剥製。

1度生きてる姿を実際に見てみたいもんです。

小さい水族館ながら、ミュージアムショップも結構充実してました。

ダイオウグソクムシが外箱にデザインされたホワイトチョコバー(笑)

センジュナマコのぬいぐるみ・・・マニアック過ぎます

水族館の隣りで深海魚バーカーなるものを販売していた沼津バーガーのお店。

海産物を扱うお店やカフェも周囲に色々あって、ぶらぶら歩きするのにもうってつけの場所でした。

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