週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

貴章への苦言

2007年09月05日 | アルビレックス新潟

オシムがA代表の選手を発表する前になると、不思議と得点をして代表に選出されてきた貴章。さすがに今回のホーム・ジェフ千葉戦での「大はずし」&「無得点」に、「まぁ今回はオシムに呼ばれっこないから、柏戦までの2週間で十分に疲れをとって古巣相手に大爆発だぜ!」「日本でしっかり調整だ!」「まだまだチャンスはあるぜ」これが、ジェフ千葉戦を終わった後の貴章に対するアルビサポの、偽らざる本音だったと思います。

僕ら夫婦もそう思っていました。「今回は選ばれなくても悔しくないね」「あれじゃぁ選ばれっこないよ」「田中達也と大久保だろ?」「播戸や寿人もあるかもね?」「今日のあれじゃぁ巻もダメだね」ジェフ戦から自宅に帰る高速道路を運転しながら、そんな会話をしながら帰ったのであります。

ところがビックリであります。「翌日の午前の練習に貴章の姿が見えなかった」という某情報に、「えっ?でもまさかねぇ…」と思っていたら、「貴章と巻、代表入りでオーストリアへ」のニュースです。

しかも、指揮官オシムの力説したこの言葉です。

「(メンバーに)FWたる者はどういうプレー、言動をすべきかメッセージを出しているつもり。日本にはボール扱いがうまい選手は多くいるが十分でない」

つまりこれって「走れないFW、守備のできないFWはいらない」ってことでしょ?「走る」「守備ができる」っていうのが「点を取る」と並列な条件ではなく、前提条件ってことですよ。大久保や播戸は点を取るテクニックはあるけど走り続けることはできない。だからジャパンのFWとしての前提条件を満たしていないっていうことなんでしょうね。逆に言うと、走って守れる貴章や巻は前提条件を満たしているので「あとは点を取るだけ」ってことですかね。ぜひその点の取り方を貴章に教えてやってほしいですけどね。

とにかく選ばれたからには、貴章にはオーストリアで一暴れして帰ってきてほしいです。さっき「練習試合で寿人がハットトリック」っていうニュースが目に入ったけど、練習試合なんてどうでもいいから、とにかく代表で初ゴールをあげ、自信を持って日本に帰ってきてほしいです。

さて、前置きが長くなりましたが、ここからが今日の本題です。最近の貴章のプレースタイルについて夫婦でいろいろ話をすることがあるんですが、僕らの目から見て、どうしても気になるプレーがあるんです。

それは、貴章がゴール前で倒されると必ずその直後に審判の方を見ること。ノーホイッスルだったりすると両手のひらを上にして水平にあげ、「どうして?ファールじゃないの?」「PKくれないの?」みたいな表情で周りを見たりする。

なんか最近(代表の選ばれるようになってから)やけに、貴章のこういうアクションが目につくのです。皆さん、どう思われます?

あれ、嫌ですね。ボクは大嫌いです。以前からそういうプレーをする「○木○行」とか「○久保○人」とか嫌いでしたしね。そういう選手と同列に、貴章はもちろんアルビのどの選手にもなってほしくありません。

転んでも審判が笛を吹かなければプレーは続いています。ファールをアピールする暇があったら、すぐさま立ち上がってボールを追いかけてほしいです。「おいおい、審判どこ見てるんだよ。ファールをとってくれよ。」なんていう選手ではなく、一瞬でも早くボールを追いゴールを目指して全力プレーする選手になってほしいのです。

そういう意味でボクが感心しているのはマルシオです。皆さん、マルシオが相手選手と競っていてボールを奪われたとき、どんなリアクションをするか知っていますか?「あ~、マルシオ!ボールとられちゃったよ」と僕らが嘆く暇も与えないくらい、その直後には素早く全力でボールを追いかけています。まるで加速スイッチが入ったサイボーグ戦士のごとく。ムキになっている子どものごとく。

他チームにも、アルビにもいますよね。ボールを奪われたりシュートを外したりした後、プレーが続いているにもかかわらず、天を仰いだり悔しがったりうずくまったりする選手。気持ちは分からなくはないけれど、ボクはそれではダメだと思います。ボールが動いている以上、それを追って最善の動きを選択するのがプロのサッカー選手だと思います。

この前の千葉戦の時、「サッカー講座」で若杉さんがワールドカップの映像を解説しながら同じようなことをおっしゃっていました。さすが、アルビレックスサッカーを縁の下で支える若杉強化部長です。

転んでもすぐ起きて走り出せ!
奪われたらすぐに全力で奪い返せ!

これをアルビサッカーに徹底させてほしいと思います。特に貴章にね!

コメント (16)
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