週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

林立するキリン~雨はやがて上がる~

2007年09月17日 | アルビレックス新潟

昨日の柏戦のゴール裏に、予定通り2枚のゲーフラを掲げさせていただきました。「貴章にこの思いが通じたかどうか」はともかく、僕ら夫婦の貴章に対する「代表戦お疲れ様、そしておめでとう」の気持ちは表現できたと思います。人生っていうのは自己満足の連続なのだ!

「週アル」常連のひよさんが、オーロラビジョンに映ったキリンゲーフラの画像を送ってくださいました。ひよさん、サンキュー。早速使わせてもらいました。いい記念になりました。家宝にします。

さて昨日の柏戦。「ローソンマンの咆吼」と「勲の先制ゴールと覚醒の予感」には興奮しましたが、いろいろとストレスの溜まるゲームでもありました。

「連敗しない神話の崩壊」とか「ホーム3連敗」とか「点を取れないFW」とか「千葉、ポーッとしているな」とか「声の出ないG裏」とか「ゲーム途中で帰るアルビサポ」とか「G裏に座席でマンガ読んだりゲームしたりしてるだけの子どもを連れてくるなよ」とか「緩和されない渋滞に腹が立つぜ」とか、いろんな思いが負のスパイラルで増幅され、強大なエネルギーになりそうなところです。

観客っていうのは現金なモノで、勝っている時には「イケイケどんどん」なんだけど、負けが続いたりすると「コラ~どうなってんねん!」と怒って興奮しちゃうのであります。まぁこんな言い方も何だけど、人生っていうのは「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」と「痘痕(あばた)も靨(えくぼ)」の繰り返しなんであります。恋愛だってそうなんだぜ、若い諸君!(以下省略)

でもまぁ、これはある意味しょうがないことでもあります。サッカーで生活をしている選手と違って、日頃それぞれの仕事に精を出して生活を成り立たさせている僕ら多くのサッカーファン(あえてサポーターとは言わないけど)は、サッカーのゲームに非日常を求めてスタジアムに足を運んでいる人がほとんどです。スタジアムで大声を出して選手を鼓舞するサポーターが、平日は会社で実直でおとなしいOLだった…なんてよくある話ですもんね。「勝つアルビを見てスカッとしたい」「勝つアルビの姿にみんなで喜び合いたい」「アルビの勝利でスタジアムの一体感を味わいたい」みんなそんな思いでスタジアムに足を運んでいるんです。

でも、残念ながら「いつも勝つ」なんて、もちろん無理なことです。勝つ時もあれば負ける時もある。それでもスタジアムに足を運ぶのは「勝った時の感動」が忘れられないからですよね。麻薬みたいなモノです。さらにサッカーという競技の持つ「不思議なサポーターと選手の一体感」も特筆しなければなりませんね。「俺たちが後ろで支えているぜ、ガンバレよ」「一緒に闘うぜ」っていう気持ちは間違いなく僕らの胸の中にあります。ローソンマン駒形さんの言うとおり。

サポーターやファンにはそれぞれの「濃さ」がありますから、「どんなに負けてもついていくっていう人」も「ブームに乗って騒ぎ立てる人」がいてもいても、それは当然。それを互いに批判したり否定し合うことは間違っています。願望はあって然るべきだけど、強制であってはいけないのです。もちろん「毎日アルビについてのブログを書くっていう変わった人」も「それを毎日チェックするのを習慣にしているマニアックな人」も、人それぞれ。「自由」なのであります。ありがとうございます。

結局、何が言いたいのかというと、今は負のスパイラルに陥いりはじめているアルビだけど、正のスパイラルに転換するチャンスはこれからもまだまだいくらでもあるっていうことです。「アルビレックス」っという求心力が、とんでもないパワーに発展する可能性を秘めているのは、ちょっと連敗したくらいで色褪せることではありません。

雨はやがて上がり、晴天が続く可能性が大いにあります。そして、そのきっかけは次節の鹿島戦かもしれません。さぁみんな、「そうだ、アウェイに行こう!」であります。「美味しいモツ煮」という付加価値もつきますぜ!

コメント (20)
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