『 下関戦争と高杉晋作の活躍 』 大工園 望 ・ 大工園 昭則
開国後の日本は物価が上昇し、人々の生活を大きく苦しめた。
また外国人の怒りも強くなり、
日本から追い出そうとする「 攘夷 ( じょうい ) 」 思想が広まった。
1863年、関門海峡を通航する外国船に砲撃を行うが、
アメリカやフランスを中心とした4カ国連合艦隊による反撃を受けた。
この戦いの和議交渉をまとめ上げたのは騎兵隊を組織し、
下関を守っていた高杉晋作であった。
高杉はその後、長州藩の中心人物として、幕府に対する討幕運動を推し進めた。