クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

美容体操

2009-01-21 05:56:37 | Weblog
寒い日の夕方、食事を終えたクーは、何時ものように本箱の上に登った。一旦マッタリと伏せた後、やおらムックリと起き上がり、逆Ⅴ字に体を伸ばした後、座り直した。体を左右に捻じ曲げながら毛繕いを始めた。その様子は真に美容体操をしている様に見える。クーに聞けば「お食事美味しいのよ。だからついつい食べ過ぎちゃうの。ココと一緒に走っても、太りそうニャの。だからこうやって、美容体操をするのよ」と言うだろう。

攻撃は

2009-01-20 05:58:53 | Weblog
写真のように、ココが少しクーと離れていれば、クーは決して怒らない。
昨夕クーが家内にご飯のお代わりを盛んにねだっていた。その時、ココが何気なくクーの目の前を横切った。するとクーは、ココの頭と背中に数発のパンチを浴びせた。「あんた邪魔なのよ」と。叩かれたココは立ち止まり、???「ぼく何かクーちゃんにしたっけ」と怪訝そうな表情を見せた。
何時もはココから先にちょっかいを出すが、攻撃は最大の防御なりとクーも思っているようだ。先日クーは遊びたくて、箱座りをしていたココの背中を軽く叩いた。それを合図に、二人は家中を走り回り、ココなど僕の足を思いっ切り踏ん付け、クーを追いかけていた。

このバナーが

2009-01-19 07:17:33 | Weblog
今日の写真は、ココの里親募集の時に、テケトさんが作られバナーである。僕はこのバナーを、にゃんぽち君のブログで見て思わずクリック。そこで見たものは、チョコレート色の毛模様で、左右大きさの違う目。写真のキャプションには、おとーさん、おかーさん、誰かぼくの里親になって下さーい。と。僕はこの写真にむかって「直ぐ行くよ。待っててね」と叫んでいた。
その後も多くの里親募集のバナーを見るが、こんな可愛いバナーは無いと思っている。そして、テケトさんがぐりぐら写とは違う特に作られたページは、僕は別の場所に保管して、時々ココの子供の頃の可愛い写真を見ているのだ。

この座布団が

2009-01-18 06:48:21 | Weblog
パソコンの椅子は、冬の間クーのお気に入りのベッドになる。この冬はココもこの椅子が気に入ったようで、早い者勝ち。その上に敷かれた座布団は、クーが来る前から使っており、良い加減くたびれて来た。そこで先日新品と交換した。ところが、クーばかりかココも、この椅子に上がらなくなってしまった。二人は座布団に鼻を付け匂いを嗅いだだけで、床に下りてしまう。何故だか分からぬ。もう一度古い座布団を置くと、早速クーが乗り昼寝を始めた。「クーちゃんこのお座布団が大好きなの」と言う顔で、昨日の午前中は、家内が帰宅する迄寝ていた。
ネコって、新しい物に興味を示すだけではなく、古い物にも愛着する事を発見した。クーたん、ココぼん、お椅子の座布団替えないからね。

あれから14年

2009-01-17 07:16:36 | Weblog
先程テレビに、神戸の震災慰霊式の模様が写された。僕も立ち上がり、胸に十字を切り、命を落とされた方々とニャンコさん・ワンちゃんの魂の平安を神に祈った。今日の写真は、神戸・舞子ビラから見た、明石海峡大橋と淡路島である。写真中央のフェリーが航行している辺りが、大地震の震央だ。
以前にも書いたが、神戸は父の生まれた地であり、僕にとっても故郷。10日目に現地に入ったが、ブルーシート覆われた屋根が続き、真新しい寺の屋根が傾き、線路は須磨で途絶え、道端ではガスの青い炎が揺れる。この光景、今もこの先も瞼に浮かぶ。一生忘れないだろう。
東京も他人事では無い。我家は倒壊の危険は少ないようであるが、水と2~3日分の食料と、クーとココとマイクの3ニャンの食料を持つ必要がある。この大地震から14年経ち、住む三鷹市では、獣医師会と災害援助協定を結んだと言う。「やっと」と言うべきか。しかし、一歩前進だ。この協定があっても、ペットの水と食料を持って置くのは、一緒に暮らす者の責任だ。

鰹節

2009-01-16 06:49:13 | Weblog
大昔から、ネコには小判よりも鰹節と決まっている。我が家ではクー子が鰹節に目がない。少し位食欲が無くても、カリカリに鰹節を一つまみ振り掛けると、魔法が掛かったように、全て綺麗に食べてしまう。例え居間のパソコンの椅子で寝ていても、台所で家内が鰹節の小袋を開けると、瞬間察知し台所へ駆け出す。何で分かるのか僕達夫婦には疑問である。それだけ、ネコの五感が優れているのだろうか。
昨晩6時過ぎ、家内は納豆に鰹節を入れた。側でそれを見て居たクーは「ミャーミャー」と大声を出して、大騒ぎを始めた。居間で寝ていたココも、ムックリと起き上がり、台所に走り家内の足元で揃っておねだり。こんな時は並んで座っている。二人は鰹節を一摘まみづつゲット。食べ終えると、舌なめずりをして、余韻を楽しみながら居間に入って来た。「鰹節美味しいよネ」と話しているようだった。

クー子とココぼん

2009-01-15 05:57:55 | Weblog
どこの家庭内でもニャン子さんを呼ぶ時、愛称で呼ぶ事が多いと思います。僕もクーにはクー子と言い、ココにはココぼんか、ココ助と呼んでいます。クーは僕にクー子と呼ばれても、顔を僕の方に向け、機嫌が良い時は返事が返って来ます。
今日の写真は、昨日の朝、ブログを書いている僕の目の前で、クー子とココぼんが並んで、顔を見合っている時に撮りました。朝ご飯前でしたから「ネークーちゃん、お父さんに早くご飯頂戴よと言ってよ」とココがクーに催促しているように見えました。その後二人は僕が席を立つと、付いて来てココが「ゴァーン」と催促の声をあげました。

らいおん

2009-01-14 05:23:39 | Weblog
ある草原にライオンの家族が住んでおりました。家長ライオンは初老期を迎え、たてがみにも白いものが目立つようになり、狩の腕も若い時よりも落ちています。子を一人前に育てた夫婦には、少ない獲物でも充分に暮らして行けました。息子ライオンは、狩の腕も父より上がり、嫁と子と父達の隣で仲良く暮らしていました。
ある朝、家長ライオンは昔から仲良く、獲物を分け合ったりしていた群れの住む村に出掛けました。その村では、ライオン達の力比べが行われており、家長ライオンも、無理矢理リングに上げさせられたのです。昔と全く違う群れの姿に、家長ライオンも妻ライオンも戸惑いました。リングでは、負け残りの試合で、家長ライオンは、サンドバックのように打たれ続けられました。夫婦は力強いライオンに囲まれ、逃げることが出来ません。家長ライオンがノックアウトされると、妻ライオンが標的になり、傷付きました。二人は立ち上がれず、群れのライオンが去るのを見ていました。傷の浅い妻は、夫に手を貸して立ち上がらせました。その時天から
「戦い終わりて勝ち主となりぬ」と言う歌が聞こえて来ました。傷付いた夫婦は無言のまま手を取り合い、足を引きずって、草原の我家に向かいました。遠くの山は夕焼けで赤く染まり、明日の晴れを予言しています。二人の歩みに合わせ「日暮れて四方は暗く我が魂いと寂し」言う歌が聞こえて来ました。家長ライオンは「親友と思っていた者に痛めつけられても、手を取り合う妻が居る。俺は一人ではないんだ」と涙を流しながら、家の扉を開けたのです。
二人の傷は大きく、食事も取れません。その夜は二人で寄り添い眠りました。寒くても二人で居れば、温かに眠れました。翌朝妻ライオンは、池の辺に狩に出ました。傷の大きな夫に新鮮な食事を与えるためです。野兎を咥えて帰り、二人は分け合って食べました。食事をしながら孫ライオンの話をし、昨日の事は一切話しません。家長ライオンには、気遣いをしてくれる、妻ライオンの心が愛おしく「これからの生涯も、彼女が居れば安らげる」と思ったのでした。
おしまい。

寒いので

2009-01-11 07:34:07 | Weblog
今朝も我が住む、東京の郊外では、氷点下の気温のようだ。6時の室温も11度であった。こんなに寒くても、我家は人もネコも、風邪も引かずいたって元気である。僕も首・腕と腰の痛みが、秋より強くなったが、寝込む事はない。主に感謝だ。
昨日、ココを保護されたビートさんからメールを頂戴した。実は年賀状を出しても返信が無く、心配していたのだ。メールに寄れば、持病を発症され、年の暮れから入・退院を繰り返されていたとの事だ。ビートさんご本人のお体と共に、お嬢さんのリングちゃんと5ニャンの事も気に掛かる。近くに住んでいれば、直ぐに駆けつけたり、正月にはリングちゃんを、我家に招く事も出来たのに。無念の至り。また、ぐりぐら写のテケトさんも、年末年始体長を崩されたと言われる。後2ヶ月寒さが続く、皆さんお体にご自愛あれ。今日の主日礼拝ではお二人の健康回復を祈ろう。
我が女房、結婚以来31年、病気で寝込んだ事が無い。毎日修道院迄6㌔の道を、全力で自転車を走らせる。帰ってくれば「ああ暑い」と。こんな健康な女房に恵まれた事にも感謝である。

一緒にお昼寝

2009-01-10 06:33:39 | Weblog
今週に入り、クーとココが隣通しでお昼寝をするようになった。それを見た家内は大喜び。何せやんちゃ坊主は、お姉ちゃんにもろに近付こうとする。それをクーは物凄く嫌がる。2年前ココが来た当時、如何にしてクーにココを受け容れさせるかが問題で、夫婦で悩んだ時季もあった。昨春迄、午前中はクーとココだけで留守番をしていた。喧嘩の心配もあり、二人を別々の部屋で過させた。春からは午前中も僕が居る事が多くなり、二人は夜寝る迄同じ部屋で過す。日に何回かは追いかけっこをするが。朝ご飯を食べた後は、写真のように数㎝離れただけで寝ている。勿論一緒に体を付け合って寝る事はないが。
昨夜、夜食を食べた後、僕は二人を置いて布団に入ったが、クーは寝てココは一人で遊んでいたようだ。そして、僕が居間に行くと、クーも起き出し台所に。並んで座り、声を合わせて「ゴァーン」と言った。明日の日曜日、教会に行っている間、クーとココは同じ部屋で留守番をさせよう。