クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

感度明良

2010-09-30 06:02:57 | ネコ
今朝は曇り空だが、部屋の中は22度とパジャマ1枚でも快適に過ごせる。ねこにとってもそれは同じようで、ココも居間の真ん中で伏せて、手をⅩに組み静かに過ごしている。静かではあるが、耳レーダーは絶えず回っている。「お背中撫ぜてよ」と家内に甘えるクーの越えや、隣から聞こえる孫と嫁の話し声、孫達の駆け回る足音にも耳レーダーを回して、情報をキャッチしている。写真のように、お昼寝をしている時でも、横に座った僕が立ち上がっただけでも鋭く反応し、時には「ぼくも」と直ぐに起き上がって付いてくる。
ねこがキャッチ出来る音域は人よりも広く、また、かなり離れた場所からの小さな音も聞き取る事が出来ると言う。ねこの耳は体が小さく、敵の襲撃からいち早く逃れる重要な情報収集器官である。
昨日の夕方、夫婦の携帯電話が緊急地震速報を受信した。あの独特な大きな音を聞いたクーとココは、すり足で居間のテーブルに近寄ったのであった。

威嚇されても

2010-09-29 06:00:02 | ネコ
今朝の我が街は南風が吹き、昨日の朝と違って、モワモワと生暖かい。
今朝はクーが先に起き、カリカリを半分程食べると、茶の間に置かれたプラレールの線路をチョチョイと触りながら「これ何だろう?」と言う顔で見ていた。そこに寝室から出て来たココが真後ろに座って「クーちゃん不思議だね」と言う顔。ココの息が届いたのかクーは振り返りざまに「シッァー」と耳を寝かせて威嚇した。しかしココは威嚇される意味が分からないのか、しょっちゅう怒られ続けて慣れてしまったのか僕には分からないが、平然と座っていた。これではクーの怒り損である。ココは「クーちゃん、涵養な心で過ごすと、毎日のカリカリが美味しく食べられるよ」とでも思っているようだ。
そんなココであるが、孫2人や夫婦以外には人見知りをする。昨日のブログにも書いたが、一昨日マーが来たら、ダイニングテーブルの下に隠れて、マーの様子を見詰めていた。今日の写真は、テーブルの下に隠れたココのすがたである。そして日曜日、久しぶりにココを見た息子は「あのねこ別のねこかと思った」と一言。今年に入ってからのココは、去年より一回り大きくなった。別の言い方をすれば、デブねこになったのだ。クーとは1キロ以上太り、胴回りは50%以上太くなったのである。
ココには何時までも大らかな心で過ごして欲しいと願うものである。

見守り

2010-09-28 06:02:55 | ネコ
今朝も強めの雨が降り続いている。天気予報では、今日の午前中は気温が20度以下と。
昨日の午後嫁から家内に電話が掛かって来た。下の孫が突然38度越えの熱が出てしまい、上の晃を幼稚園に迎えに行く間預って欲しいと言う事だ。嫁に抱かれて来たマーのおでこには熱冷ましのシートが張られていたが、比較的元気であった。この子は奇声を発する事が少なく大人しい。我が家のニャンズは、マーの声が聞こえるとさっさと非難。ココは食堂テーブルの下に潜り、クーは冷蔵庫の上に飛び乗った。マーがクーを見付け「ニャンニャン、ニャンニャン」と言いながら冷蔵庫に近付くが、クーは写真のように、下に居るマーの様子を静かに見守る優しいお姉ちゃんになっていた。
マーは兄のコーと比べると大人しく、お留守番中でも「ママ、ママ」と嫁を探す素振りは余り見られず、前記のように奇声を発する事は余りしない。そしてねこが大好きなようである。自分達の部屋では、大人しいお兄ちゃんねこのマイクと毎日遊んでおり、ねこが好きになるのも当然である。我が家のクーとココも一応非難はするが、コーに対する程の警戒はしていないようである。

孫の誕生日

2010-09-27 06:10:49 | Weblog
25日の土曜日は、孫の晃の4歳の誕生日であった。その日の喜びは、06年9月25日のブログに綴ってある。誕生日プレゼントを何にするか少々悩んだが、息子が小さい頃から男の子に人気のプラレールを買う事にした。但し、息子達の住まいではこれを広げると、寝場所が無くなり邪魔であるし、我が家にはチビ共が来た時に遊ぶおもちゃが何も無い。そこで、このプラレールは我が家に置く事にした。
トイざラスの通信販売を検索すると、新型の機関車トーマスのセットがかなり割引され、手頃な価格で出ていたので、即決・即断し24日の朝に発注。25日の午前中には届いた。発送先の住所を見ると神戸のココの生まれ故郷と同じ区であった。おそらく、特急貨物電車の佐川急便号に乗って来たに違いない。
昨日の夕方、息子一家全員で我が家に来て、キットを組み立て、シールを貼り、茶の間に作ったのである。息子に買い与えた頃より色々な趣向が凝らされ、大人も楽しめるようになっていた。勿論2人の孫は大喜び。今度は1日の都民の日の幼稚園が休みの日に遊ぶと言う。

カリカリサッカー

2010-09-26 06:00:45 | ネコ
やっと秋らしくなり、今朝の室温は20度を切り、パジャマ姿でブログを書いていると、少々肌寒い。
さて、ここ数日ご飯を食べ終えたクーは、ココが居間に行ってしまうのを待って、ココの茶碗からカリカリを1粒取り出して、台所の床に転がしてねこサッカーを始める。それが楽しくて仕方がないようだ。写真は台所の床で、カリカリに狙いを定めているクーであるが、写真をパソコンに取り込む際に、90度反転するのを忘れてしまった。大変申し訳ないが、皆さんの頭の中で方向転換して頂ければと思う次第である。このねこサッカーに使うカリカリは、自分の茶碗からは持ってこず、ココの茶碗に入っているのを、器用に手で挟んで取り出す。
居間の中から台所を覗くココも「クーちゃんのサッカーまた始まった。クーちゃんでも遊ぶんだね」と、日頃のクーからは考えられないと言う顔で、クーが遊ぶのを終える迄見続けているのであった。何でもクーの真似をするココであるが、このカリカリサッカーだけは真似をしないのであるのも、ニャンとも不思議な事である。

姉弟合和し

2010-09-25 06:00:27 | ネコ
今朝は冷たい雨が降り続き、室温も19度しかない。半袖で我慢して来たがついに長袖を着る。
我が家のねこ姉弟は、この肌寒い中でも元気に追い掛けっこをし、家の中を飛び回っている。ご承知のように2ニャンは実の姉と弟ではない。一つ屋根の下で一緒に住む内に互いの存在を認め合うようになった。ココがやんちゃをすれば、クーは怒り、ソファーの背での爪研ぎや、洗い桶からの水飲み等楽しい事は真似をし合う。
クーの後を追いかけるのはココ。先日も棚の上で2ニャン連結になり、同じ方向を見ていた。僕の目には見えなかったが、床に蜘蛛でもたいのかもしれない。
これからも姉弟合和し、猫生を楽しんで欲しいと願っているのである。

寒くなったので

2010-09-24 06:08:27 | ネコ
「暑さ寒さも彼岸迄」とは真に名言。今朝の室温は21度6分、昨日の朝より5度以上下がっている。昨夜からココはテレビの横でマッタリとしている。深夜寝室に連れて行ったが気に入らず、寝室の中をウロウロし、何回も僕の背中に飛び乗ったり、廊下に出ても障子に手を掛けて「テレビの横に行くんだ」と言い続ける。僕がウトウトし眠りに入るとまた現れ、顔を舐め、手首にガブリをしながら歩き回っていた。
4時頃ついに諦めて僕は起き出し襖を開けると、ココはテレビの横に飛んで行き、写真のように箱座りをして瞑想していた。しかし眠い。とうとう寝そびれて朝となってしまった。
朝刊を取りに出た時クーの寝室を見ると、家内の掛け布団の上で香箱を組ん出いた。クーとココがこの姿を見せるのは寒くなった証拠である。だがココは朝ご飯は何時ものように食べ、元気で動き回ろうとしているのだ。

幸せの図

2010-09-23 06:05:05 | ネコ
昨日の暑さの尾を引いて、今朝の居間は蒸し暑く、クーラーのスイッチを入れた。
7年前の深夜・早朝の我が家には、生きんが為に持てる力を全て振り絞る仔猫の声が響き渡った。ねこの事を全く知らず関心も無い僕にも「お腹空いたよ。寒いからお家に入れてよ」と言う位は分かった。窓を開けると僕の胸に仔猫は飛び込んで来た。無情にも僕は「明るくなったらお家にお帰り」と言い、顔を見る事もせずに、仔猫を車の屋根に置いてしまった。これがクーに言った最初の言葉である。
その後息子が玄関を出た時に後追いするクーを抱き上げ、瞬間変化で仔猫の愛らしさが僕に伝わった。これを僕の信ずるキリスト教では、『聖霊の働き』と言う。目に見えぬ神様の力が僕に伝わったのである。また家内も僕や息子に言われ、クーを抱き上げてソファーに下ろし、その無心な寝顔に心を打たれたと言う。
こうして家族となり7年が。中年ねこになったが元気に昨夜も、チョッカイを出したココに振り向きざまに高速パンチを見舞って反撃し、お姉ちゃんの強さをやんちゃな弟に見せ付けていた。僕が見る限りクーは家族に愛され、幸せに暮らしている。今日の写真はクーの目をはっきりと撮りたくてノンフラッシュにしたら、手振れてしまった。
クーたんこれからも元気で長生きしようね。

ふて腐れココ

2010-09-22 05:56:30 | ネコ
蒸し暑い、熱帯夜がやっと明けた。今朝のクーはカリカリを茶碗半分程食べ、水を少し飲むと、さっさと自分の寝室に戻ってしまった。台所でクーと遊ぶつもりでいたココは当てが外れ、居間の扉の前で何回もミャオー・ミャオー「ぼくもクーちゃんのお部屋に行きたい」と叫ぶが、僕と家内にそれを無視され、ふて腐れて居間の通路にドエンと転がりった。普段なら写真のように、手近なおもちゃで一人遊びをするのだが、つむじが45度曲がったようで、マタタビの小枝を手元に転がしても知らん顔。
先程クーが居間に戻り、ソファーの背で爪研ぎをし、本箱の上の基地に登ったが、何時もなら少し妨害するのが今日はせず、転がって天井を見たままであった。
クーは気難しく、感情をもろに出すが、ココは陽気で、今日のような事は滅多にない。クーの寝室に入れなかったのがそんなに頭に来るとは?。ねこだって人と365日、24時間一緒に暮らせば、人の子と同じような感情を持つのであろう。

新聞娘再来

2010-09-21 06:04:31 | ネコ
昨日の朝の事である。僕がソファー新聞を広げて読み始めると、居間の本箱の上で寛いでいたクーが突然ソファーに飛び降り、新聞の中に潜り込んだ。新聞のページを捲ろうとすれば、少し怒った声で「めくっちゃダメよ。クーちゃんこのままが良いの」と。僕は仕方がないのでインターネットでニュースを読み始めたのであった。先日も書いたように、チビニャンの頃のクーは、毎日夕食後に僕が新聞を読み始めると、その上に乗ったり、ページの中に潜って遊んだものである。大人のニャンになってからは、1年に数回機嫌の良い時にこれをするだけになっていた。昨日は敬老の日で動物愛護週間初日。「お父さんに感謝しよう」とこの悪戯をしたのだろう。ソファーの下ではココが、驚いたような顔をして、クーの成り行きを見ていた。15分位新聞で遊んだクーは、車庫に面した窓から、道路で遊ぶ孫の様子を眺めていた。勿論クーの後を付けて来たココも新しい冷蔵庫の天辺から眺めたのである。
それにしても、新聞に潜る前のクーは、本箱の上から160センチ下で、逆Uの字になったソファーの背に正確に飛び降りる運動神経には感服するものである。