クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

ねこ的な1年

2010-12-31 06:07:28 | ネコ
今年もあと18時間余で終わる。みなさんの今年1年はどうでしただろうか。夫々の中の1年。苦難の中で過ごされた方、愛する家族を失った方、幸せに恵まれた方、可愛らしい家族が増えた方等色々であろう。
僕のこの1年は、60余年の人生の中でも、1番平穏に過ごせた年であった。年金暮らしも板に付き、大病もせず、孫の成長を身近で感じながらの暮らし、つまり「ねこ的な暮らしが出来た1年」と言える。僕はこのような起伏の少ない生活を50過ぎ頃から望んでいた。20歳代から我武者羅に働き続け、心身が発する悲鳴も無視し続けたが、定年を迎えると心底「休もうよ」と心が言い始めたのである。勤めていた会社のOB会に参加すると、今の年金暮らしに満足している方が多い。僕達の時代は、家庭生活や趣味の生活を押し殺してでも「働き続ける」事が美徳であり、その反動で定年を過ぎると「ねこ的な静かな生活」を求めるのである。
その中でも癒しをくれた、クーとココに1年の感謝をしながら、今年のブログを終わろう。
みなさま拙いブログをご覧下さり、ありがとうございます。良いお年越しを。
明日元旦も書く予定です。

聞く耳を

2010-12-30 06:22:12 | ネコ
昨日も書いたように、今日12月30日は、ココを神戸から東京の我が家に引取った記念の日である。写真は神戸のビートさんのお宅で、家内が始めてココを抱いた時のスナップ。
この日僕達夫婦は、東京駅8時前に発車の、新幹線広島行きのぞみ号に乗車した。しかもグリーン車で。この日の引取りが決まったのが、1週間前であり、勤務先近くの川崎駅の券売機で空いていたのが、グリーン車しかなかった。しかも喫煙車。僕達が乗車して間もなく若いカップルが乗って来た。手には小型のケージが。発車後カップルはケージを目の前のテーブルに置くと、2人揃って煙草を吸いだした。その煙は狭いケージの中にも容赦なく入る。突然仔犬の鳴き声が車内に響いた。その声を人間語に訳せば「煙いよ。煙草を吸わないでよ」となるだろう。このカップルはそんな仔犬の悲鳴を無視して、その後も京都で下車する迄の間テーブルにケージを置いたまま、煙草を吸い続け、その都度仔犬の悲鳴が聞こえて来たのであった。折角ココに会えると言う事で高揚していた僕の気持ちは、この若いカップルのお陰で怒りへと変わった。
勿論僕もヘビースモーカー。帰りののぞみでは禁煙車に乗り、煙草を吸いたくなると、隣の喫煙者で吸っていた。
僕達はワンニャンが発する声に聞く耳を持ち、その声の意味を理解し、無視して仕舞う事がないように努めたいものだ。ワンニャンだって心があり、感情を声でも表現する。その声の意味を理解し、対応したいものだ。

大きくなったね

2010-12-29 06:25:42 | ネコ
明日12月30日で、ココを我が家に迎い入れて4年になる。神戸のビートさん宅で生後2週間頃から育てられ、約1ヶ月半。神戸で始めて抱いた時、クーを最初に抱いた時よりも小さかったのを今も思い出す。完全に手の平サイズであった。しかしサービス精神が旺盛で、その場に居る人々に愛嬌を振り撒いていた。連れて帰る時の新幹線の中では、大人しく眠ったままであった。そして1夜明けると、新しい住まいの探検を始めた。
あっと言う間の4年。今はクーよりも体重が1kg以上大きく育った。心も少し大人になったのか、「ピンポン」が鳴ると「ぼく何処へ行こう」かと隠れが探し。隣の嫁や孫達と分かれば顔を出す。年明けの定期健診でドクターから何を言われるのかと、戦々恐々となっているのは我が夫婦である。
さて今日は1冊の本を紹介しよう。先日新潮文庫から刊行されたエッセイ集「お父ちゃんのげげげな毎日」。著者は漫画家水木しげる氏の娘の悦子さん。この中で一緒に暮らした雷とクロと言うニャン子が登場し、しげる氏の2ニャンの似顔も可愛い。また、氏の作品「ねこ忍」の一部も掲載されている。妖怪漫画の苦手な方でも楽しく読めそうである。

「クーちゃんとココ君のお家ニャの」

2010-12-28 06:18:52 | ネコ
師走の寒波は今朝も続き、今朝5時の居間の室温は12度少々。僕の腰は大きな重りを付けられたように、重い痛みがあり、座ったり立ったりがしんどい。
こんな寒さでも2ニャンは元気で、先程はパソコンテーブルの上でバトルをしていた。パンチを浴びるのは勿論ココである。ココにパンチをした後クーはさっさと台所へ駆けて行き、茶碗の前で一言「ミャー」と言い、家内にカリカリのお代わりを催促していた。
昨日の昼過ぎ、クーとココがパソコンテーブルの上で並んで寛いでいる時、三毛野良さんが庭に現れた。それにクーが鋭く反応し、床に飛び降り野良さんに向って「シッァー」「ここはクーちゃんとココ君のお家ニャの」と威嚇した。ココもテーブルの上から目を鋭くして、野良さんの様子を覗う。しかし三毛野良さんも「こんな事私慣れていますニャ」とでも言うように2ニャンに1回鋭い目線を投げ掛けただけで、悠々と息子宅の玄関を通り過ぎたのであった。
クーはチビニャンの頃から縄張り意識が強く、庭や台所に面したブロック塀の上を野良さんが歩いていると、鼻息も荒く「ここに入っちゃダメ」と威嚇するのである。

今朝も寒~い

2010-12-27 06:01:52 | ネコ
朝5時前に居間に入ると、温度計は13度を表示していた。直ぐにエァコンをON。30分以上経っても17度台にしかならぬ、今朝も寒い朝である。朝ご飯を食べ、水をたっぷり飲んだクーは、パソコンテーブルの上で、真上から下りて来る温風で「この場所最高よね」と言う顔。一寸遅れてやって来たココは、その下の棚に座って温風を受けている。
今回の寒波で、福島の会津地方が大雪だと言う。磐越西線や只見線、会津鉄道に運休が出たり、国道では300台以上の車が閉じ込められたままだとか。一人の愛猫家として気になるのが、会津鉄道芦ノ牧温泉駅のバス駅長の事である。駅員のお姉さんと一緒に暖かな事務室で暮らしていれば良いのだが。あとでブログを覗いてみようか。
一般には「ねこは寒さに弱い」と思われているが、氷点下何十度はともかく、東京の冬の気温程度なら、暖房無しでも過ごせるのでは。現に野良さんが問題なく冬を越している。寒さに弱いのは我々人間の方だろう。
それにしても今朝は寒い。

閉められちゃった

2010-12-26 06:06:26 | ネコ
昨日はクリスマス=キリスト教の大祝日と言う事で、修道院のお手伝いをしている家内は休み。我が街は最低気温が氷点下迄下がっただろうが、陽射しがあり、絶好の大掃除日和。家内は台所の換気扇の大掃除を始めた。ニャンログを見ていると、大掃除に“お手伝いしたい隊”が付き纏っているが、我が家も同じ。特にやんちゃ坊主はパソコンの椅子で猫丸になり寝ていたが、家内が換気扇を外そうと、ダイニングチェァーを動かしただけで目を覚まし大急ぎで台所にすっ飛んだ。「お母さん何してるの」と?を幾つも付けて、家内が上がっている椅子に乗ろうとする。羽を外し洗い始めると、その足にスリスリを。強力洗剤を使うので、抱いて居間に戻された。家内は台所へのガラス戸を閉めてから洗い始めたのであった。ガラス戸を閉める音で、本箱の上で寛いで成り行きを見守っていたクーも床に飛び降り「アーア閉められちゃった」と言う顔で、2ニャンはガラス戸越しに掃除を見ていたのである。

愛する家族

2010-12-25 06:13:05 | ネコ
御子の御降誕おめでとうございます。
クリスマス寒波の襲来で、でっかい冷凍庫に入ったようである。空気が乾燥しているのか、霜は下りていない。
先程息子の住まいの台所に灯りが点った。今日も仕事のようだ。この寒いのに「ご苦労様」と声を掛けて、励ましてやりたくなる。息子の1番力になるのは、嫁と2人の幼い子供達だろう。愛する家族が居るから、少々きつい仕事でもやりおうせる力が涌いて来る。妻も愛する夫の背中を押して、苦労に立ち向かう勇気を湧き出させるのだ。僕も家内と息子から力を貰った。それが家族だろう。
勿論家族の中にペットも入る。無心に毛繕いをする様子を見たり、足元に擦り寄ってご飯を強請る姿は、家族だから出来る事。今朝の朝刊に26歳9ヶ月の雑種のワンちゃんが、世界一の長寿犬とギネスに認定された事が報じられていたが、写真を見ると福々しく優しい顔をしている。家族の一員として愛されているから、このような優しさが滲み出る顔になるのだろう。

聖夜

2010-12-24 06:20:06 | Weblog
いよいよクリスマスイブ=聖夜である。ローマカトリック初め、聖公会、プロテスタント教会等世界中の多くのキリスト教会では、今夜ご降誕前夜の礼拝が行われる。聖公会の教会では、御子の誕生の喜びを伝えようと、クリスマスキャロルを歌いながら街を回る。世田谷砧の聖愛教会でも、午後8時30分頃からキャロリングを行う。また、三鷹台の立教女学院側の聖マーガレット教会では、午後3時頃と6時頃の2回街を回ると言う。
クリスマスは主イエス・キリストの誕生をお祝いするお祭り。近年は華やかなイルミネーション等が強調されるが、多くのキリスト教徒は祭壇の前にぬかずき、目を閉じて静かに祈りを捧げる。僕も教会には行かぬが、この世に生を受けた事と孫やニャンズが元気に過ごしている事の感謝の祈りを捧げよう。
特に静岡のなかちゃんと暮らす、あさり君の回復を願う祈りを捧げよう。人間の蛮行で両足を切断され、それでも元気に過ごしていたが、その患部から大出血を起こし、昨日入院したと言う。人間ならば殺人未遂の大罪。仔猫だからと許されるものではない。命は人も猫も変わらぬ。あさり君のけなげで元気に遊ぶ姿を早く見たいと願うのは僕だけか。
写真は08年キャロリングに出掛ける前の様子。聖愛教会で写す。

冬至だけど

2010-12-23 06:06:25 | ネコ
昨日は冬至だが、雨の上がった日中の廊下は、お日様ニコニコ御機嫌よう。昨日も書いたが、年賀状の制作を始めた。始める前に、僕の横で遊んでいたやんちゃ小僧を接写していると、ストラップに手を伸ばし、爪を掛けて遊び始めた。暫らく遊ばせ、廊下に連れて行き、障子を閉めて、小僧が部屋の中に入らないようにしてから、年賀状の宛名から印刷を始めたが、何ともかんともプリンターの調子が悪い。プリンターのプロパテーを開け、インクヘッドのクリーニングを繰り返し、綺麗な印刷が出来るようになった。
約2時間で宛名と一部は本文も印刷を終えた。その間ココは廊下で、クーは西側の出窓でお昼寝をしていた。お邪魔虫が近寄らないと仕事がはかどる。
夜は家内が修道院の庭からもいで来た柚子を入れたお風呂で、肌からビタミンCを吸収させたのである。
先程朝刊を取りに外に出たが、まだ南風が弱く吹き、生暖かい朝を迎えた我が街である。

今日からは

2010-12-22 06:05:50 | Weblog
今朝は雨が時折強く降っている。予報では昼前には上がると言うが。
昨日はプリンターのインクを買って来た。年賀状の印刷を始めなければ。しかし問題は我が家のニャンズ。写真のように、2ニャンが上と下に陣取られていれば能率が極端に落ちてしまう。特にココである。赤ニャンの頃からプリンターを動かすと、紙が吸い込まれて行くのが面白いようで、手で紙を押さえてしまう。はがきのような厚い紙でも押さえてしまい、印刷機は空回り。途中で力を抜かれると、ぐちゃぐちゃになったはがきが出て来る。1枚50円の損となる。
今日は午後から日も出て暖かくなると言う。クー子とチョコには廊下で日向ぼっこをしてもらい、先ずは宛名をプリントし、明日と明後日で本文を印刷の予定である。本文には1枚づつ簡単な添え書きをするのが僕の流儀。家内は手書きで、添え書きを書いている。
今日からはニャンズ、特にココとの戦いが始まるのである。