クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

アーメン(そうです)

2009-04-30 06:45:52 | Weblog
昨日のマーサメリーのBlogで、マーサメリーさんのお宅で、外ネコの桜ちゃんが、先週の土曜日、暴風雨の中、4ニャンを出産したと書かれてあった。桜ちゃんは本当に良いお宅でお産をしたのだ。このお宅なら絶対に心配なく、子育てが出来る。以前にも書いたが、クーが我家に来て半年後、このお宅に母ネコさんが、仔ネコを連れて来て、家ネコとなり、ご一家はネコに魅了されてしまった。昨日マーサメリーさんはブログの中で『神様、元気に大きく育ち、よい里親さんを見つける力をお与え下さい』と祈られている。本当にその通りである。キリスト者は祈りを聞いた時「アーメン」と合する。そうです。その通りです。との意味だ。僕達も赤ニャンがスクスクと育ち、最良の里親の方が見付かるように祈っている。
今日載せた写真は、ココがリングちゃんに拾われた当日、ビートさんが携帯で写されたものである。我々はココの母ネコも生まれた環境も全く知らない。それに比べれば桜ちゃんはこれから良い家で、子育てが出来羨ましい。チビニャンはきっと元気な子に育つだろうし、僕達夫婦も共に祈っている。

クーたんの指定席

2009-04-29 06:02:07 | Weblog
パソコンの上はクーたんの指定席。やんちゃな弟ココにも譲らぬ。朝と晩にはご飯を食べた後、駆け足でこの席に登る。後からココが来て、目の前を横切れば、パンチ1発頭の上に。残念ながら滅多に当たらぬ。例え当たっても、そんな事を気にするココではない。時々ブログを書いている僕が、開いている左手で、クーの頭を撫ぜるが、煩いと思えば、甘噛みし「煩いわね。手を引っ込めてよ」と退かさせる。この席でマッタリ休んでいる時も、やんちゃ小僧が「クーちゃん追いかけっこしようよ」と、背中やお尻にチョチョイをするからだ。ココが寝ている時以外警戒を怠れない。
クーは「あのモニター良かったのよネ」と思っているだろう。ブラウン管のモニターの上は暖かくクー専用のあんかになっていたのだ。仕方が無いから今は、パソコンを指定席としているのだ。今もオルガンの上からココが「クーちゃん何時も良い所に居るよネ」羨ましそうに見ているのだ。

春光の中

2009-04-28 06:04:07 | Weblog
昨朝も今朝と同じように、春の陽は部屋の中迄入って来たが、気温は上がらず、温風器を点ける程であった。
朝ご飯を食べ終えたクーとココは、パソコンの上と小物入れの上で、洗顔と朝の身繕いをした後、クーは本箱の上に飛び乗り、ココはソファーの上で、暖かい風を受けながら、朝寝を楽しんでいた。10時過ぎ、部屋の温度計を見ると、23℃になっていたので、勿体無いから温風器を止めて、ニャンコブログを見ていたのだ。
すると、クーは本箱の上からクーの寝ている横に飛び降り、すたこらと早足でカーテンの中に入り、お腹をお日様に向けて、日光浴を始めたのだ。突然真横に飛び降りられたココは、驚いて目を覚まし、部屋の中をキョロ・キョロと見回し、クーの居るカーテンの中に入った。クーは全く怒らない。僕はカメラを手にして、庭に下りると、2ニャン揃って気持ち良さそうに、日光浴を楽しんでいるのだった。

赤が似合う

2009-04-27 06:31:11 | Weblog
毛模様のハッキリしている、クーには赤い首輪が良く似合う。最初に付けた首輪は、我家の子になった翌日、今は息子の嫁になったトモ子からプレゼントされた、ピンクの物で、小さな鈴が付いていた。家の中を駆け回ると、チャリン・チャリンと軽やかな音がして、クーたん只今運動中と教えてくれたものである。
ネコに鈴は、定番のアイテムのようだが、耳の良いネコには、非常に迷惑との記事を読み、大人になった今は付けていない。首輪は家ネコの印であり、我家では、万が一の場合に備え、裏側に電話番号を書いてある。
写真はカーテンの中に入り、春の陽射しを全身に受けながら、まどろんでいる時に写したものだ。今日も朝からお日様の光が、廊下の奥迄入って来ている。クーはこれから写真のように、光の中で、昼寝を楽しむ事だろう。

ネコの秘密

2009-04-26 06:09:39 | Weblog
ネコの可愛さの秘密は、人に媚びる事無く、孤高で気位が高い事が良いと言われている。しかしそれだけでは無い。家族には懐くし、一緒に遊びもする。もう一つ忘れているのが、体の大きさではないだろうか。中位のネコである我家のクーとココは、体長60㎝体重4㎏強である。生後数ヶ月の仔犬と同じ位だろう。だから、小さな家で一緒に暮らしていても、邪魔にはならぬ。写真のように、パソコンの近くに座られても、モニター画面が見えなくなれば、簡単に移動させられる。ココなど毎日のように移動している。こんな事もネコの可愛さの秘密であろう。
クーは我家に入れた翌朝から、ブラウン管モニターの上に座り「お父さん何しているの」と画面を覗き込み、僕の顔を見ていた。今もパソコン本体の上でマッタリするのがお気に入りである。これも体が小さいが故に出来る事である。このブログも、画面の真ん前で邪魔に入ったココを、少し横にずらし、背中を撫ぜながら書いているのである。

母を知らぬ子

2009-04-25 06:40:38 | Weblog
ここ数日、東京・晴海運河で、へその緒が付いた子供の溺死体発見されたり、大阪では、もっとも信頼している母に虐待され、奈良で遺体が発見されたりと、子供の悲しいニュースが続いて流されている。ワン・ニャンの世界ではもっと多いだろう。人の身勝手で、生まれたての命が、捨てられたり、処分されてしまう事が。
今日の写真は、生後3~4週間目の牛乳を飲んだ後のココである。この写真は、カリカリ新聞のやましたさんに撮って戴いた。ご承知のようにココは、やっと目が見えるようになったばかりの頃、神戸市内の公園に捨てられているのを、リングちゃんに拾われ、ビートさん一家に溢れる程の愛情で育てられたのだ。ココは母ネコとじゃれあって遊んだ記憶などないだろう。しかし、ココはまだ幸せであった。ビート宅の兄弟ニャンコさんから遊んでもらったのだから。
ニャンコブログの中には、そんな辛い境遇であった仔猫が沢山登場している。例えば、まるまるかじつぽちもん日記のにゃんぽち君は、生後数日でひろみさんご夫妻に拾われ、実子のように育てられている。ココを含めてそんな幸運に出会えた仔猫は一握りである。10中8、9の仔猫は、温かな母の体から無理矢理引き離され、命を落としているのではなかろうか。
今日は冷たい雨が降り続く1日となりそうだ。こんな日には猫捨てが多くなるだろう。捨てる前にもう一度貰ってくれる人を探す努力をして欲しいものである。

パンジー

2009-04-24 06:37:41 | Weblog
今日の写真は、お向かいの玄関に置かれた、パンジーの鉢である。このお宅は1年中門から玄関に上がる石段に、花が絶える事はない。
クーを我家に入れる前日、自宅の前の掃除をしていた家内は、このお宅の玄関で、花の鉢の間で眠る仔猫を見掛けた。その時は「仔猫を飼ったのかしら」と思ったと言う。多分一枚の絵になっただろう。その夜仔猫は、僕の車の下で1晩中泣き通し、翌日家内に抱かれて我家に入り、クーとなった。
ココが来る迄、クーを抱っこして表に出ると、花の好きなクーは、このパンジーの鉢に顔を埋め「お父さん、このお花良い匂いするよ」とうっとりとした表情を見せるのであった。

まだかニャー

2009-04-23 06:01:33 | Weblog
昨夕5時過ぎ、夕食を食べ終えたクーは、タバコを吸っている僕の足元に来て「二ャォ~」と可愛い声で一言。車庫に面した“クーたんの窓”の桟に登り、また「ニャオ~」。クーの言っている事は直ぐに分かった。「このお窓開けてよ。クーちゃんお外見たいのよ」と言っている。窓を開けると、道やお向かいの様子を眺め始めた。やっぱり来ましたココも。「クーちゃん何か見える?」と横の箱の上に座る。ココも外を見たいようで、「まだかニャー」とクーが退くのを待っているのだった。
ニャンズをほっておいて、夕刊を取りに外に出たついでに開けた窓を見ると、クーは下に降り、ココが外を見ていたのだった。そのココは、あまり見られぬ程すごく可愛い顔をしていて、カメラが手元に無いのが悔やまれた。

君達のおかげで

2009-04-22 06:42:06 | Weblog
この拙いブログも、明日23日で4年目に入ります。投稿回数も今日で1051回と4桁となりました。毎日・毎日飽きる事無く投稿しているのが不思議です。今日迄投稿出来たのはクーとココのおかげでしょう。
ブログを始めて3年、僕と家族は大きく変わりました。ブログ初投稿の日に息子夫婦は、大ネコのマイクを迎え、秋には初孫のコーが生まれました。暮れ12月30日に僕達夫婦は、生後2ヶ月のココを神戸・ビートさんから引取り、家族としました。昨年3月末僕は定年となり、24年余勤めた運送会社を退職しました。そして、今年の1月二人目の孫のマーを授かり、人間6人と3ニャンが1つ屋根の下で暮らしております。決して裕福ではありませんが、人生最終幕を迎え、日々楽しく暮らしております。
クーたん、ココぼん、君達のおかげでブログを続けてこられたよ。本当にありがとう。
これからも、クーとココの小さなドラマを綴ってまいりますので、みな様よろしくお願い致します。

毎日のように

2009-04-21 05:44:25 | Weblog
「ココと一緒に寝たら」この言葉は、ココを引き取って以来、家内が毎夕食後に、僕に向けて発する。ココが来る前は「クーちゃん、お父さんとお部屋に行きなさい」であった。夕食の前、僕は晩酌を欠かさない。と言っても、清酒にして2合位だが。ニャンコ程ではないが、大きな欠伸が出て来る。仕事をしていた頃なら分かるが、今も夕食後不思議と眠くなる。
昨夜も夕食後僕がソファーに伸びようとすると、家内から声が掛かった。一寸テレビを見たいのを諦め、ココを抱いて部屋に入る。布団に横になると直ぐに寝てしまった。気が付くと、横にはココが体を伸ばし、足を可愛く丸めて寝ていた。寝顔も可愛い。仔猫のような、安心しきった顔だ。夜中に顔を何回か舐められ、起されて居間に入ると、扉の前にはクーも待っていた。「お父さん遅いのよ」とクーの顔には書いてあり、タバコに火を点ける前に、二人の茶碗にカリカリを入れた。食べ終えたクーは、ネコらしくさっさと自分の部屋に戻り、ココは小引き出しの上で、写真のように居眠りを始めた。