クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

呼んだー

2010-04-30 05:58:48 | ネコ
今朝は快晴、少し気温が低いようだが、先週に比べれば温かくなって来た。今日は幼稚園に通う孫の初遠足。近くの植物園自由広場に、お弁当を持って親子で出掛けると言う。1日中お日様が出ていそうで、光を沢山受けて元気に駆け回って欲しい。
昨日、お昼ご飯を食べ終えたココがテーブルに乗り、庭を眺めていた。「ココ」と呼ぶと振り返って「ぼくの事呼んだ?」と言う顔。ココは呼べは振り返る事が多い。遠くに居ても「ココこっちへお出で」と言えば「なあーに」と言う顔をしながら走ってくる。
それよりも、ココの毛模様が気になって仕方がない。手足と首は縞模様があるのだが、背中の模様は何と言うのだろう。そして毛の色も。茶系統だが、ある所では黒にも見える。ご存知の方がおられたら、是非お教え戴きたいと思っている。毛模様は複雑だが、心は単純な甘えん坊。僕や家内に付き纏うのが大好きで、眠るのも僕やクーの側でなくては寂しいのだ。夫婦に構ってもらえば嬉しくて、体を摺り寄せて来るのである。

無防備

2010-04-29 06:10:00 | ネコ
今朝は早くから小鳥の歌が良く聞こえる。空は高曇りながら気温も高くなってきた。今日からゴールデンウイークがスタート。今朝の高速道路は渋滞も無く流れているようだ。僕は運送会社に勤めていたので、この期間に長く休んだ経験は殆んど無い。運行管理をしている時には、トラックの延着や事故を心配し、普段よりも長い時間会社にいたものである。
孫達とお隣の子供さんが、この4月から幼稚園や保育園に行くようになり、午前中の我が家の周りは静かである。クーとココも夫々の場所で朝寝をしている事が多くなった。ねこは元来警戒心が強いはずだが、家の中で暮らすクーやココは、仰向けに引っ繰り返り、ソファーの肘付きを枕にしたり、写真のクーのように手足を思いっ切り伸ばして寝たりと、無防備な姿で寝る事も多い。時々はいびきも聞こえて来る。敵に襲われる心配が無いから出来る事で、外で暮らす野良さんには出来ないだろう。
何回も書くようだが、他の動物より体の小さいねこは人と一緒に生活し、このような無防備で寝る姿を曝す事が、一番の幸せであろう。

何時まで使う気??

2010-04-28 05:59:40 | ネコ
今朝は強い雨が降る朝を迎えた。先程見た鉄道情報では、伊豆半島東海岸を走る、伊豆急行が大雨で運転を見合わせていると言う。家の中で暮らすクーとココには無関係で、ココはクーの残したカリカリを摘み食いし、家内に怒られたが全く気にせず、クーを追い掛けたりと遊び回っている。
そのココであるが、昨年の12月、僕の誕生日に息子の嫁からプレゼントされた、部屋着が気に入ってしまい、午前中のお昼寝の時は、必ずこの部屋着に包まり、ソファーの僕が座る場所で寝るようになってしまった。一昨日や昨日のように温かい朝でも、ニュースを見ている時に僕の膝に乗り、手を部屋着に掛けて「これを何時もの所に敷いてよ」と催促する。部屋着を広げ定位置に敷くと、僕の太股を踏み付けて部屋着の上でマッタリとし、その内に寝てしまう。
明日からは天気も回復し、春らしい晴れの日が続くようであるが、この部屋着を使うのは何時まで続けるつもりであるのだろうか。ココが人間語を喋れるのなら「ココ、君は何時までこの服を使う気??」と聞いてみたいのである。「洗濯が出来ないんだけど」。

狙ってる

2010-04-27 06:05:11 | ネコ
今日の写真の左側の黒い部分は、クーのお尻である。
クーがプリンターテーブルの上に登って庭を眺めていると、ココが足音を忍ばせてその横に接近する。クーは庭の観察に夢中で、ココの事は眼中にない。そこがココの狙い目で、手を伸ばしてクーのお尻を触る。触られたクーは突然の事でビックリ。振り返りココに高速パンチで反撃し、テーブルから飛び降り、台所に一目散。ココは「クーちゃん逃げるな」と追い掛ける。2ニャンは夢中で追いかけっこを始め、時には僕や家内の太股を踏み付ける事も。
兎にも角にも遊びたくて仕方がないココは、毛繕いをしながらでもクーを遊びに引き出すのを考えているようで、昨日は、椅子で寝ていたクーが、手足を一杯伸ばして伸びをすると、その足をペロリと一舐め。クーに「ふうーっ」と怒られても全く気にせず、お日様が一杯入っている廊下に出て、ゴロンゴロンと転がり回っていたのである。

居眠り

2010-04-26 06:00:11 | ネコ
今朝も清清しい春光が庭を照らしている。今朝はココよりも先に起き、居間の電灯を付けると、クーも眠っていた本箱の上から飛び降り、台所へ駆け足で入り昨夜の残りのカリカリを食べ始めた。僕の後を追うようにして起きたココも、カリカリを食べる。2ニャンの食欲は旺盛。元気な証拠。
カリカリを食べ終えたクーは、走ってパソコンテーブルに上がり、欄間から庭を見渡し、異常のない事を確認し、テーブルの先端で食休み。一方ココは、ご飯に夢中になり、パソコンテーブルにはクーに先を越され、乗ろうにもクーの鋭い視線に押され、書棚の猫道に退散。パソコンから目を離し、ココを見ると僅か15㎝幅の猫道に座って居眠りをしていた。部屋の中は16度位にしかなっておらず、暖房を入れたので、ココの体には温風が当り、眠気が出たのだろう。時々首が上下し、目は半開き、猫のレーダーの耳は、クーの方向に向いている。居眠りをしていても、クーの動きは察知しているようだ。
暫らくしてクーがご飯のお代わりをねだりに来ると、ココも一緒に付いて来て、茶碗の前に座ったのだ。「ぼくも」と言う顔をして。

自然の美

2010-04-25 06:02:58 | ネコ
今朝は5時に起きた時の部屋の温度が、15度5分しかなく寒い。居間のカーテンを開けると、日の光が入り、息子の部屋やお隣のモルタルの白い壁が、オレンジ色に輝いていた。朝ご飯を食べ終えたクーは、早速プリンターテーブルの上に登って、庭を眺めている。寒いせいか小鳥はまだ来ていない。しかし庭には春の花が咲き、1年中で1番綺麗な季節に入った。花の大好きな女の子、クーはご機嫌で庭を眺めている。光はクーの胸にも当り、胸の白い毛が輝いている。お風呂に入れた事もないのに、白い毛は輝く。これぞ自然の美、人の力では絶対に出せぬ色である。背中の黒い毛も艶々で、お日様が当ると輝く。
クーやココの背中を撫ぜると、手ににじみ出た油がしっとりと付く。ココのこげ茶色の毛は、光の当たり方によって、茶色に見えたり、黒く輝いたりと微妙に変化する。特に鉤尻尾は、歩いている時ゆさゆさと揺れ、一歩進むごとに色が変化する。こんな事もねこと暮らしていて楽しみである。



今朝の我が家

2010-04-24 06:25:00 | Weblog
今日は土曜日。街は静かである。先程6時、咳払いが聞こえ、息子が仕事に向ったようである。そしてカラスの声がすると、パソコンテーブルの上で休んでいた、クーとココが揃って庭に顔を向けた。小鳥達の可愛い歌声も聞こえ、雨の上がった事を喜んでいる。庭には藤の花が8分咲きになり、つつじも咲き始めた。今日は天気も回復し、久しぶりにお日様も顔を覗かせると言う。クーはプリンターの上に座って庭を見詰め「もっと小鳥さん来ないのかしら」と一緒にさえずりたいようだ。
お日様が出れば、クーもココも廊下でゴロンゴロンをし、太陽光充電で遊び、孫達も直ぐ近くの児童公園で、砂遊びや滑り台で遊べる。午後からは子供達の元気な声が賑やかに聞こえて来るだろう。

願いと祈り

2010-04-23 06:01:34 | ネコ
本日、この投稿でこの「クーたんとココ君のお家」も開設以来1461日、1430話。4周年を迎える事が出来た。我ながら、良くここ迄続けて来られたと思う次第である。やはりクーとココと言う書きたくなる素材が、身近に居たためであろう。彼らを見ていると、一見日々同じような暮らしであるが、実は毎日違う顔を見せてくれるのである。それはみなさんのニャン子ブログも同じで、その事が見ていて楽しいのだ。今日の写真は、クーとココがプリンター棚の上下に座り、クーは台所で昼食の準備をしている家内の様子を「お母さん何作っているのかニャー」と眺めており、ココは隙あらばクーに悪戯をしようと考えている時のもの。
本ブログのテンプレートは、07年1月より四葉のクローバーを使っている。変更した折にも述べた事だが、クーやココのように人に捨てられたり、虐待されるねこが無くなるようにとの僕の願いと祈りがある。今でも毎年30万頭前後の可愛い子や年老いたニャンさんが殺処分され、あるいは心無い人から虐待を受けて命を落としている。クーと共に暮らすようになり、ねこは人と共に安らかに暮らすのが1番幸せであり、争いを好まぬ「平和主義」の生き物である事を教えられた。その「願いと祈り」を持って、これからもブログを書き続ける所存である。みなさんのご支援とご教示をお願い致す次第である。

我が家

2010-04-22 06:37:16 | ネコ
今日と明日の東京の天気予報は“雨”。気温も6~7度程度で冬の寒さに戻ってしまうとの事。冬のセーターや防寒着が離せない。
我が家は京王線つつじヶ丘駅から深大寺に向う、神代植物公園通りに面した、東京都が昭和35年に分譲した住宅団地にある。この付近一帯は、京王電鉄が宅地分譲を行った折、駅名も「つつじヶ丘」と変更し、市の境を越えて街全体が、つつじヶ丘と呼ばれている。僕がこの街に移り住んだのは、昭和36年7月の事。父が都の抽選に当り、家を新築したからである。今NHKで放送中の「ゲゲゲの女房」の水木夫人が、隣町の調布に嫁がれたのと同じ年だ。この地での生活も来年で50年になる。
僕は1947年12月世田谷の下北沢で生まれ、小、中学校は世田谷区立の学校を卒業した。33年前の秋、友人の紹介で見合いをし半年後、家内は長野の塩尻から嫁いで来、母との同居生活であり、母の晩年には介護をしている。極普通のおばさんだが、結婚以来病気で寝込んだ事が無く、年金生活の今日も不満を言わず、耐乏生活をし、午前中は吉祥寺にある修道院にお手伝いに自転車で出掛ける。
僕達夫婦は6年前迄、ねこには無関心であり、一緒に住む事等考えもしなかった。可愛い仔犬を欲していたのだ。ところが神様は僕達夫婦の前に仔猫を使わされ、夫婦揃ってねこに魅せられてしまった。友人・知人にもねこの素晴らしさを語っている。
息子夫婦は何れもこの地で生まれ育った。息子は高校を卒業すると、小さな建設会社に自分から志願して入り、何時止めるとハラハラしたが、10数年たった今は若い親方として、現場を任されているようだ。子供の頃から年下の者や弱い人をいたわる気持ちが強く、2人の孫の子煩悩な良き父である。
息子の家には、メインクーンの男の子、マイクが暮らしている。マイクは大きな体に似合わず、物静かで孫達にも優しいお兄ちゃん。マイクが息子の家に来たのは、4年前の明日。つまり、僕がこのブログを始めた日である。息子の知人が転居で一緒に暮らせなくなり、ねこ好きな嫁のいる息子夫婦に貰われたのである。マイクは僕の顔も良く覚えており、呼ぶと大きな尻尾をゆさゆさと振りながら出て来るのである。
これが我が家である。

内弁慶で良いのだ

2010-04-21 06:10:20 | ネコ
昨日の続きである。
ココを我家に決まった後、保護主のビートさんからは連日、ココの写真を付けた楽しいメールが、PCと携帯電話に入って来た。先様とテケトさんと僕の3人で話し合い、ココは僕達夫婦が引取りに神戸に出向く事になった。その前日、京阪神一体には雪が降り、出掛けた当日の12月30日も寒い日であった。初めて本物のココと対面した時「えっ!何て小さいの。クーを初めて抱き上げた時よりも小さい」。それで居て物凄く元気で、時々「クシュン」と可愛いくしゃみをしながらも、雪柳兄と遊び回っていた。
ココを迎え入れた事でブログの性格も、クーとの日々の話しだけから、ココの成長記録も併せ持つように変わると思い、題名も現在の「クーたんとココ君のお家」に07年元旦から変更した。ココは新しい生活になれるのも早く、東京に着いた1晩だけ部屋の隅で緊張した表情を見せたが、翌日からは家の中を駆け回り、居間のおもちゃ入れのバケツに飛び込んだりと、生まれてからずうっと住んでいるように振舞った。そんなココも生後半年位から、人見知りをするようになり、隣の嫁や孫が来ると隠れてしまうようになった。そして、僕が抱いて玄関から1歩外に出ただけで、体を震わせて僕にしがみ付き「お父さん怖いよ」と。
家の中では元気に飛び回り、クーにチョッカイを出し、バトルも日課のように行っているが、からっきしの意気地無し。内弁慶なねこである。しかし僕は、ねこは人と楽しく暮らすのが本望であろう。だからココのように、内弁慶で良いのだと思う。これから10数年我家で楽しく暮らす、ココの猫生はそれでよいのだ。幸せニャノラ。