クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

赤い首輪

2007-10-31 05:01:46 | Weblog
昨日僕が帰って来ると、新しいクーの首輪を出して、大きさを調整しいた。白黒の毛模様のクーには、赤い色が良く似合う。オチビの頃からクーの首輪は、赤系統である。今迄していたものは、1年近く前に替え、大分くたびれていた。新しい首輪にも鈴が付いていたが、耳の良いニャンコさんには、この音が煩わしく、ストレスになるようだ。そこで家内はこの鈴をとった。クーにとっては初めての鈴無しの首輪である。
家に入れた当時は、鈴を付けていないと、大男2人の足元に来ても分からず、危険であり鈴付きの首輪を選んだ。成長するに付けクーは、足音をさせずに、鈴も鳴らないように、静々と歩くようになった。鈴は不要である。一方ココは、1歳になる今でも、駆け足か、割合大きな足音を立てて歩き回る。これまた鈴は不必要だ。時に静かに歩いていて、僕に蹴飛ばされても、ケロリとしているか、お返しに足首をカブリとするだけである。
今日の写真でお分かりかと思うが、クーの左目の上に小さな腫瘍が出来ている。ここ数ヶ月大きさは変わらぬが、月曜日ワクチンの接種に行った折、ドクターから涙腺異常(ドライアイ)になるので、切除した方が良いと言われた。5日の月曜日に1泊して手術を受けさせる。その後暫らくは、カラーを首に巻かれるだろうが、彼女にとっては初めての経験、どんな反応を示すか楽しみである。

静かな朝

2007-10-30 04:49:53 | Weblog
今朝は静かである。僕と一緒に目覚めたクーも、1時間ほど掛けてご飯を食べ終わると、自分の部屋に戻ったようだ。ココも珍しく起きて来ない。一寸静か過ぎて、今日のブログの構想がまとまらない。昨日は違っていた。ココがクーの居る台所のガラス戸を開けて侵入し、クーの所に近寄り、身体をくっ付けた。クーは「うるさいわね」とシャーをし、手を出し、パンチでココの頭を叩こうとするが、ココはボクサーのように頭を振り、パンチは全く当たらない。暫らくするとクーも諦め、二人は寄り添うように、台所の床に並んでマッタリとしていた。その後クーは冷蔵庫の上に登ったが、僕が手を出しても、怒った様子はなく、僕の手を舐めていた。
たった今ココは起きて来た。中廊下で猫体操をして身体を解し、台所に小走りで行く。「あれれ、クーちゃん居ないの」と言う顔をしながら、クーの食べ残したカリカリをつまみ食いをしていた。まだ半分寝ぼけているのか、全く大人しい。紐をソファーに投げると、手でチョチョイをはじめた。ニャンコさんは、手遊びの出来る紐が大好きである。あまり遊ばなくなったくーでさえ、紐を投げられれば、夢中になって手遊びをする。
それにしても、物足りないような静かな朝である。

宝物クーとココ

2007-10-29 05:31:23 | Weblog
クーが来たのも、ココを引取ったのも、決して偶然ではありません。目に見えぬ神様の力が働いたのです。住む家がなくなったクーを、ニャンコの事等全く分からない僕達に示し、その愛らしさを見せて、住む家を与えられました。クーを賜った事で僕達の猫への偏見はなくなり、猫の持つ素晴らしさを教えられました。クーは我々と話の出来る猫です。我が家に来て1週間ほどで「クーちゃんこっちにいらっしゃい」と言うと「あーい」と言ったのには驚きました。返事が出来る。何て素晴らしいのだろうと。今も一服付けに台所に行くとくーが「ニャオ・ニャオ・ニャオ」とおねだりをしました。煮干を少し茶碗に入れると「ニーオー」と言うのです。翻訳すれば「ねえねえ煮干頂戴よ」「ありがとう。美味しいわね」となります。
ココだって決して偶然ではありません。里親募集の可愛い写真を見た時、神様は「未だに誰も応募して来ないんだ。可愛いだろう。」とささやかれたのです。やましたさんの写された写真は、僕も家内も引き付けられ、躊躇する事無く、両手を挙げました。そしてビートさんとは、久しくお付き合いをさせて頂く事になりました。ココの誕生日は分かりませんが、11月1日としました。ココはやんちゃ坊主ですが、非常に寂しがり屋です。だからクーを追い掛けるのです。
クーとココは性格が全く違うニャンコですが、どちらも可愛い宝物です。神様からの賜った、ニャンコさんです。これからも宝物のクーとココの様子を書き続けたいと思っております。

ヘイヘイホー

2007-10-28 12:00:57 | Weblog
台風一過の秋の陽射しが眩しく入る、廊下でココと遊びました。この陽射しで、ココも上機嫌で、椅子の下で転がったり「ヘイヘイホー獲物見つけたよ。ソレエィー」と僕の足に飛び掛り、ガブリと楽しそうでした。遊びが終った今は、机の上のベットでお昼寝をしています。
昨日は台風の嵐の中、夫婦で教会に出掛けました。息子より2歳年上のK君の聖婚式に列席するためです。Kご一家とは、30年来のお付き合いがあります。彼が小学生の頃から知っているなかです。教会に来ては、息子や同年代の男の子4人が、芝生の上で転がっていたのを、昨日の事の様に思い出します。兄弟のない息子にとって彼は兄の存在でした。昨日は感謝を込めて、彼の門出をお祝いしました。司式は、大阪時代お世話になった司祭様です。お説教は、当教会の前の牧師で、香蘭女学校のチャプレンも勤めるT司祭でした。息子の聖婚式の説教もお願いした方です。浅草育ちのT司祭は、時々鋭いジョークを発しますが、誰も怒りません。K君を子供の頃から見守って来ただけに、心のこもったお説教でした。
新婦はすらりとした美人。K君とお似合いのカップルです。彼は「ヘイヘイホー」の心境だった事でしょう。
礼拝前祝福の鐘を突く人がいません。今ある事情から教会に、遠ざかっている僕ですが、この日は鐘のひもをK君の前途に、神のご加護があるように祈りながら引きました。
この日会った教会の方々から、是非教会に戻るようにとの話がありましたが、現在の牧師とは、信仰上の意見の隔たりが大きく、僕が復帰すれば、教会にも、牧師にも混乱を起しますので、簡単には参りません。
但し、全うな信仰を持つ事は、命を大切にする心を育む事は、声を大きくして叫びます。

生かされる幸せ

2007-10-27 08:07:44 | Weblog
一昨日25日の東京新聞朝刊最終面に、多摩川河川敷に暮らす、ワン・ニャンの写真を撮り続けている、小西修氏ご夫妻の事が、猫の写真と共に紹介されていた。早速小西氏のホームページを開くと、お知らせ掲示板に、多摩川河川敷の猫があり、その中に、衝撃的な写真と記事があった。
この河川敷に捨てられた猫たちを、散歩に連れて来た犬を放し追いかけさせるやつがいる。小西氏が何度も注意しても止めぬ。また、ボランテァの方々が猫の住処を作り、食事を与えている場所で、犬をけしかけるやつ。とんでもないやからである。この二人は、餓鬼ではない。ものの善悪をわきまえた、70過ぎの老人である。
また、猫達に向かって、散弾銃を打つ40過ぎの男の写真も。絶対に許せない。無論犬や猫を捨てるやからも。こんな事をして、何が面白いのか。うっぷん晴らしか。この連中の家庭はどんなになっているのか、僕は知りたい。この3件は何れも犯罪である。動物愛語法、銃刀法違反である。
この連中に言いたい。特に老人に言おう。お前が今迄生きて来られたのは、世の中全ての人々に支えられ、愛を受けたからではないのか。それに感謝しないのか。お前の犬がこのような目にあったら、どうするのか。俺達はみな神様や仏様によって生かされている事を知っているであろう。神・仏を恐れぬこんな戯けは即刻止めて欲しい。
小西ご夫妻は、保護した猫の里親探しの活動もされておられる。そして多くの小さな命が救われた。小西氏のホームページはhttp://www10.ocn.ne.jp/~kabuto
今朝もココは、洗濯物を干す家内に付きまとって、籠の中に顔を入れたりするやんちゃをしていたが、可愛いおイタである。その前は、遊び疲れたココは、椅子の中で、幸せな顔をして眠っていたのである。思わず頬ずりをしてしまったのである。

三角おにぎり

2007-10-26 05:11:37 | Weblog
今日は昨日の続き、ココ編です。ココの顔は、どちらかと言うと三角です。家内が上手な、三角おにぎりを握ってもらう事にしました。
お米は米国・カルホルニァの農場で実ったササニシキにしましょうか。アメリカ産のお米も、味は宮城産のササニシキと変わらないと言われております。日本から種籾を持ち込み、アメリカの風土に合わせて、広大な農場で栽培されております。このササニシキを、昨日と同じように、釜で炊きましょう。出来る事なら、バーベキュー炉で薪を使って焚くと、より一層お米の味が引き立ちます。僕は小学校5年生の夏、課外活動で裏高尾にキャンプに行きました。ご飯は近くの農家の方が、釜戸で炊いて下さったのを戴きました。そのご飯の美味しかった事は、50年近く経った今も忘れません。
おにぎりの中には、神戸・垂水の漁港に上がった、明石海峡で獲れた、穴子を押し寿司に使う時と同じように焼き、少し甘い爪をたっぷり塗り、4~5cm角に切った物を入れましょう。穴子は、江戸前では羽田で獲れた物、関西では、明石海峡で獲れ、垂水か明石の魚の棚で売られている物が最高ですよね。神戸に帰ると、垂水の駅前のお寿司屋さんで、穴子の押し寿司を食べる事にしています。
それを赤穂の天塩で握ってもらいましょうか。この塩もほど良くにがりの味も入っている、昔の塩の味です。
おにぎりが出来たら、大阪小倉屋の手漉きの、おぼろ昆布で巻きましょう。酢の味が何ともいえません。おにぎりには、丹波の黒豆を左右に、下には、小さなうずら豆で、ココの目と鼻を付けると、ココ君三角おにぎりが完成です。
クータン丸おにぎりと、ココ君三角おにぎりが並んだ時、僕はどちらを先に食べるか迷います。

おにぎり

2007-10-25 05:22:42 | Weblog
僕がこのブログを書き始めるのは、休日を除けば、午前4時過ぎからです。朝食の前と言う事もあり、クーの顔を見ていると、海苔を巻いたおにぎりを食べたくなる時があります。
それではクータンおにぎりを注文しましょうか。注文は前夜に行います。握り手は家内です。彼女はまだこの時間ベットの中だからです。初めてのデートの時、彼女が握ってくれたおにぎりは、形も良く、塩加減も最高でした。それが結婚する決め手の一つになりました。生涯生活を共にするのですから、美味しい料理は、家庭円満の秘訣です。
クータンおにぎりは、八郎潟産の極上の秋田小町を、秋の陽射しで自然乾燥させたお米を使います。おにぎりの具は、薩摩の硬く金属音のするような、鰹節を薄く削った、おかかと松の実を数滴の醤油で混ぜた物は如何でしょうか。手に付ける塩は、日本海の海水で作られた、白神の藻塩です。この塩は薄茶色をしていて、一寸ザラザラしていますが、ほのかに甘味もあります。真丸に握ります。それに巻く海苔は、木更津か富津で採れた、黒く光沢のある江戸前海苔にしましょう。あぶった後の食感も申し分ない厚手ののりを使います。添えるお漬物は、秋茄子の塩漬けを、縦半分に切った物は如何でしょうか。
一皿目のクータンおにぎりが出来上がりました。今晩は家内に、三角のココ君おにぎりを作っておいて貰う事にしましょう。

早いものですネ

2007-10-24 05:08:20 | Weblog
おはよう御座います。クーちゃんです。早いものですネ、私がこの家に来て4年1ヶ月が過ぎました。私ももう“!おばちゃんニャンコ"と呼ばれる歳になってしまいました。この4年間でこの家も大きく変わりました。哲お兄ちゃんと知お姉ちゃんが結婚し、お隣に住むようになり、可愛い晃君が生まれました。その晃君も歩けるようになりましたね。この間お姉ちゃんと来た時、「ニャン・ニャン」と言いながら、私に近付いて来たんです。可愛いし、元気な良い子に成長しましたよ。
それから、今年のお正月からは、弟のココ君が神戸からやって来ました。もう直ぐ1歳になるのに、オチビちゃんの頃からのやんちゃは、全然治りませんよね。ココ君が来た時は、私の事ほおって置かれるのではないかと心配したんですけれど、全く違いました。お父さんもお母さんも、私の事を大切にして、私の甘えも聞いてくれています。ブログに載る回数は少なくなりましたが。
ココ君ですか。元気だし、陽気ですね。私が怒って“シャッー”をしても、こたえないんです。鬼ごっこをしていても、私の目の前で、お腹を見せてひっくり返ったりします。「この子何考えているんだろう」とビックリしますよ。私は一人で居るのが好きなんですけれど、ココ君は全く反対に、みんなと居るのが好きなんですね。今も部屋の中を駆け回っていますよ。私がガラス戸越しに見ていたら、「クーちゃんも一緒に走ろうよ」ですって。駆けないで、歩いている時も、あの子は何時もブツブツ独り言を言いながら、おもちゃを探しています。時々余計な事をして、お父さんに怒られますけれどネ。
今日も晴れるようです。昼間は暖かな出窓でお昼寝が出来るようです。失礼します。

あくび

2007-10-23 05:01:10 | Weblog
ニャンコさんは、あごが外れないかと心配する程の、思いっ切り大きな口を開けてあくびをする。あくびの後はすがすがしい顔になる。我が家では、クーよりもココの方が断然あくびの回数が多い。僕は時々ココがあくびをして開けた口に、指を差し込む。途中で止める事無くパッカっと閉じる。ココは「お父さんまた悪戯したニャー」とわざと甘噛みをする。
ココは赤ニャンの時から、一回の寝る時間が短い。クーは朝6時頃自分のベットに入ると、そのまま夕方4時位迄部屋から出て来ない。大半の時間は寝ているのだろう。家内が昼過ぎに帰宅した時も滅多に起きて来ないと言う。
一昨日も4時頃帰宅すると、クーは出窓から外を眺めていて、僕が「クータン只今」と言うと「ミャーァー」と返事をしてくれた。その時ココは、やはり僕の帰宅に気付き「お父さんぼくと遊んでよ」と言ったのである。
昨日も昼ご飯を食べた後少し静かになったが、2時間ほどで目が覚め、僕と家内の所で遊びたいと大騒ぎをした。部屋の中では、ひもやストラップでチョチョイをして遊んだ後は、家内の横で眠ってしまった。人間の子供と変わらない。これだから可愛いのである。家内が夕食の支度で席を立つと、ココも目覚め、大きなあくびを続けてした。そして遊び再開。台所に入ったクーを驚かし、部屋中を走りまわったのだ。さぞかしお腹が空き、ご飯は美味しい事だろう。夕食後も「遊んでよ」と叫び続けたココであった。

廊下は温室

2007-10-22 12:23:00 | Weblog
ココだよ。今日はお日様ニコニコとご機嫌良いね。お父さん今日は、新しいカメラをいじって遊んでるよ。ぼくもクーちゃんもモデルになってるんだ。先っきね、お廊下温室になってて、暖かだったから、少しだけマットにトンネル作ってお昼寝したんだ。お日様眩しいから潜ったんだ。
今日はお父さんお休みだから、一緒に広いお部屋に居るんだよ。今ぼくとクーちゃんが遊んでる玩具教えようか。ひもやストラップだよ。今朝はね、クーちゃんも新しいカメラのストラップで遊んだって。今朝はひもで遊んでたよ。ぼくも隣のお部屋でストラップで遊んでたんだニャー。クーちゃんに「ココ君これ楽しいよネ」だって。時々お父さんは、遠くに投げてくれるから、取りに行くんだ。ぼくはもちろん駆け足だよ。くわえて来て、遊ぶんだよ。
これからお父さんぼくにお昼ご飯くれるって。食べたら、温かなお廊下でお昼寝しようかな。じゃーバイバイ。