クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

狙っているのはだれ

2010-10-31 06:10:20 | ネコ
台風も昨夜半には、大きな被害も出す事無く過ぎ去り、予報では関東は、夕方迄は台風一過の晴天になるらしい。
先程朝刊を取りに出る時、家内のベッドを見ると、クーの目が光っていた。僕が居間に戻って新聞を読み始めると、扉がノックされクーが入って来た。勿論朝ご飯の催促。クーとココの茶碗にカリカリを入れ、パソコンに向って写真の取り込みを始めると、クーが台所から駆けて来て、3歩でカーテンレールに飛び上がった。人間の年齢に直すと中年になるのに身軽である。
さて、そのクーを毎日追い掛けるのがココである。昨日の朝も、ガスレンジの横のねこ椅子にクーが座って、口の周りを綺麗にしていると、ココがトースターの上に座って、ココの様子を覗っていた。ねこが獲物を見詰める時の目は、真丸に大きく開き、見逃してはなるものぞと瞬きもしない。その姿は仔猫のみならず、大人のねこでも可愛い。獲物に飛びつく前には足踏みをするが、昨日のココは、クーの後ろに付いて行くのが目的で、首を伸ばし様子を見ていた。この首を伸ばした姿も猫らしくて好きである。
昨日と違って今日は晴れて温かくなると言う。彼らはどんな可愛い姿を見せてくれるのか楽しみである。

台風接近

2010-10-30 06:01:17 | ネコ
台風の外側の雲が東京にもかかって来たようで、外は強い雨が降っている。インターネットの予報を見ると、我が街は午後3時頃から雨風共に強くなり、気温も12度程度だと言う。
明後日から11月だと言うのに、何と遅い台風の接近である。これも今夏の猛暑の影響なのであろうか。
台風で思い出すのが、7年前の彼岸である。この日は夜半に台風が東京に大接近。強く吹く風の音に混じって、仔猫の声が小さく・弱く聞こえて来た。「可哀想に!身を隠す場所を探しているのか」と思いながらも、大して感心がなく、晩酌の勢いもあり、僕は眠ってしまった。その2日後、僕達家族は仔猫を家族の一員として家に入れた。クーである。
僕の推測だが、貰い手がなく、2ヵ月過ぎの仔猫を持て余した人間が、嵐の闇に紛れて、我が家から2軒先の児童公園に捨てたのであろう。クーは家に入れた直後から、猫砂を入れたトイレを使っていた。ねこの習性と言っても、多分人の家におり、母ねこに教えられていたのだと推測出来る。
今晩も強く冷たい雨・風を、野良のチビニャンが無事に過ごして欲しいと祈るものである。

寒い日は

2010-10-29 05:57:54 | ネコ
最高気温が10度に届かなかった昨日、我が家は終日暖房を点けていた。エアコンの温風が上から降りてくると、ニャンズは温かな風が直接当たる場所で寛いでいる。寒いのだい嫌いのクーはエアコンの真下のプリンターテーブルの上で、少し暑がりなココは、パソコン椅子の上に。バトルをする事無く過ごしていた。そして僕は、急な寒さで腰が猛烈に痛み、午前中は椅子に座っていられたが、昼食後は完全にダウンし、ソファーに横になった。腰は左側が痛く、腕は右側が痛いと言うねじれ。溜息の連発であった。
午前中静かにしていたクーとココは、昼を過ぎると運動会と探検に。普段ならカメラを手に、彼らの様子を見るのだが、昨日はその気力全く涌かずにへばっていた。
外が寒くても部屋の中はヌクポカ、そんな場所で過ごせる家ねこは幸せである。

何よあの子

2010-10-28 06:09:24 | ネコ
秋晴れとなった昨日、我が家には庭師が入った。庭師のおじさんが植木の剪定を始めると、クーもココも興味津々で、廊下のガラス戸から作業の様子を眺めていた。特にクーは、ガラスに顔をくっ付けて見ていた。それは現場監督のように。ココは時々身に行く程度で、居間で紐で遊んでいた。
10時の休憩後、突然エンジン芝刈り機の大きな音が響いた。廊下の床に転がっていたココは「この音何だ!」と立ち上がり、居間の僕の足元に飛んで来た。その時クーは廊下の本箱の上で香箱を組み悠然と構えて「何よあの子、弱虫ね。こんな音何でもないは」と白けた目でココを眺めたのであった。
昨日はクーの健康診断日。バッグ型のケージに入れられて、家内の自転車に載せられ、動物病院に。健康上の問題は何もなかったようである。そして体重は4.6キログラムと少し増えていた。このところココに釣られてか、カリカリのお代わりをねだる事が多く、食欲旺盛である。
庭師が仕事が終わる少し前「柿の実どうしますか?」と。「柿の実の皮を剥き1センチ位の厚さに切っててんぷらにすると上手いよ」と教えてくれた。甘柿だけでなく渋柿でも良いとの事だ。昨夜試しに作ったが美味しかった。僕と同年輩の庭師、食糧難の子供の頃、母手作りお八つとして食べたのだろう。

木枯らしが吹く朝

2010-10-27 05:54:39 | ネコ
今朝の居間の温度計は、17.4を表示していた。この秋1番の寒さ。エアコンを暖房に設定し、スイッチON。昨夜は木枯らし1号が、北側の窓を音を発てて揺すり、今朝は、中央高速道路からトラックの走行音が絶え間なく響いてくる。北風が吹くようになると、この走行音が大きく聞こえるようになって来る。
そんな木枯らしが吹く朝でも、家の中で暮らすクーもココも、ねこ風邪の心配も無く、美味しい物を充分に食べ、温かな風が頬を撫ぜる一番快適な場所で、王子・王女様のように、暮らしていられる。外で冷たい風に当たりながら、食い物を探し続けている野良さんとは雲泥の差。そんな幸せな生活をしているのに、今朝もクーはご飯が足りないと文句を言い続けた。そして不貞腐れて自分の寝室に戻ってしまった。今頃は写真のように、家内の掛け布団の上で、ぶつきさと文句を言いながら、毛繕いをし「今日はお父さんには撫ぜさせないんだから」とでも言っている事だろう。

冬の椅子

2010-10-26 06:20:33 | ネコ
今朝は4時頃手洗いに起き、2度寝をしてしまい、家内が洗濯機を回す音で目が覚めた。それ故、ブログを書き始めるのが、普段よりも30分も遅くなり、ココは僕の足元に来ては「僕のご飯は?」と言う顔で強請り、今にも足首にガブリ攻撃を始める構えであった。
ところで、ここ数日秋本来の気温に戻り、涼しい日が続いている。夏の間クーとココに見向きもされなかった、パソコンの椅子にココが座り、マッタリとする姿が見られるようになって来た。この椅子はどう言う訳だが、クーもココも5月頃から9月頃の暑い間は全く登らない。置き場所を変えても同じ。そして、10月に入るとねこが使い始めると言う、不思議な椅子である。
これから温風器やエアコンの温かな風が、部屋の中に流れ始めると、人気度が高くなり、クーとココは争ってこの椅子に乗ろうとする。しかし、この競争に勝つのはクーが多い。クーはチビニャンの頃から「あたしの椅子よ」と占領し、僕達が座っていても「邪魔なの。お父さん退いてよ」と言うのである。後1ヶ月もすれば、クーとココの先陣争いが見られるようになる事だろう。

光る目

2010-10-25 06:08:21 | ネコ
外は雨、しかし元気なニャンズ。ココはご飯を食べ終えると何時ものように、パソコンの前に立ち、ブログを書くのを妨害だ。邪魔だから本体の上に退ける。
昨晩、ココを寝室に連れて行こうとすると、その気配を素早く察知し、台所の隅に隠れてしまった。薄暗い中でココを探すと目が緑色に光っていた。クーの目は金色だが、ココの目は深い緑色。僕が抱こうとすると、食堂テーブルの下に入り「こっちだよ」と挑発する。奥の手はマタタビの粉。これを手に擦り付けてココの前に差し出す。手の平を舐め始めた所を誤用にし、抱き上げて部屋に連れて行った。
パソコンの上で大人しくし、ブログを書くのを待っていたココが手を出し、僕の顔を撫ぜ初め「遊んでよ」の合図を送って来た。今日はこれで終わり。
写真はストロボに光るココの目である。

心地良い疲れ

2010-10-24 06:25:54 | Weblog
昨日は前の会社のOB会。久しぶりに大都会、東京へ。午前中は、東急と横浜市営地下鉄を乗り歩いた。
最初は、下高井戸から玉電に。玉電は現在では世田谷線と呼ばれて、三軒茶屋と下高井戸の間の世田谷区内を走るチンチン電車。僕の子供の頃は、本線は渋谷から二子多摩川の国道246号線を走っていた。三軒茶屋から下高井戸へ枝分かれした区間が残った。電車も綺麗になり、ステップレス。昨日乗った電車は、写真のように女性の車掌が乗務していた。この電車に乗るのも数年ぶりで、街も少しづつ変わって来た。田園都市線、横浜市営地下鉄と乗り継ぎ日吉に。日吉からは東急目黒線に初乗り。田園調布から目黒迄の区間は、都会のローカル線から大きく変わった。
五反田でのOB回には、80歳を越えた元会長や元社長も元気な顔を見せられた。元の役職名では呼ばず、さん付けであるのがこの会の良いところ。良く飲みよく食べ、良く語った2時間半。僕は唯一の女性出席者で、クーを家に入れた頃に、猫との暮らしに教えを請うたFさんと猫談議。今も7にゃんと暮らすと言う。次の会は来年5月に。元気に再会する事を約束して分かれたのであったのである。
山手線が新宿に到着すると、ホームや改札口付近には人の渦が出来ており、久しぶりの僕は圧倒されてしまい、中々前に進めなかった。美味しいフランスパンを買い求め、京王線のホームに入ると、発車ベルが鳴っていても扉が閉まらぬ。家に帰ってからインターネットで調べると、駅での発車時指を戸袋に挟まれると言う事故があったとの事だ。普段は18分で走る区間が30分も掛かってしまった。
少々疲れたが、苦楽を共にした昔の仲間と語り合い、「心地良い疲れ」の1日であった。

美ねこを続けるには

2010-10-23 05:57:35 | ネコ
今朝の部屋の温度計は、18度とこの秋1番下がり、長袖シャツ1枚では肌寒く、先程から立て続けにくしゃみが出、鼻水も。
昨日のクーは、朝ご飯を食べ、僕がブログを投稿し終える頃には、穴蔵の基地で寝てしまった。そして、9時半過ぎに出て来て「ああ良く寝たわ」と屈伸運動をしながら居間に入り、ブログを見ている僕の足元で「ご飯の残りを出してよ」と一言「ミャー」。それを食べると、パソコンテーブルに登り、カーテン越しに庭を見ながら、手で顔の周りを拭い始めた。さも「美ねこを続けるにはこうして毎日のお手入れが大切ニャの」と言う様に、かなり長い時間胸の白い毛と共に、入念に手入れを続けていた。その様子をココは、ソファーに寝転んで見「クーちゃんもお年だからお手入れ大変ですね」と言う様にチョッカイも出さず、少し覚めた目で見ていたのであった。
今日は秋晴れとなりそうだ。午後から五反田で前の会社のOB会が模様される。僕の勤めていた会社は、親会社からの天下り組みと、僕のような直接採用組みの仲が良好。みんなで楽しく飲み、語り合って旧交を温める。その前に少しだけ、電車の乗り歩きを楽しむ事にしよう。

小さかった

2010-10-22 06:22:00 | ネコ
隣街にホームセンターが新規開店した。その中にはカットの店(床屋)も出店しているというので、昨日の午前中出掛けた。カットの店と言うふれ込みだが、本業は美容院のようであり、店員は全員女性。近頃駅の近くに出来た、男性用のカット店とは違うようで、髪を切りながら飛んで来た髪を盛んに掃っていた。おじさん世代の僕からは違和感を違和感を感ずる。床屋が白衣を着ていたのには、髪の毛が付くのも気にしないで、仕事が出来ると言う、ユニホームであった。
ところで、このホームセンターには、ペット売り場も。カットが終わってから覗くと、可愛いワン・ニャンに会えた。仔犬は1ワンづつショウケースに入れられていたが、仔猫は大きなへやの中に6ニャンが遊んでいた。その中に、ココとそっくりな毛模様の仔猫も。千葉で生まれ、生後2ヵ月と掲示がしてあった。やんちゃで、他の仔の尻尾に悪戯をしていた。小さいが元気一杯。ココを引取った頃を思い出していた。我が家に連れて来た翌々日の元旦、直径22センチのおもちゃ入れのバケツに入って遊んでいた。今のドエンなココでは入れない。変わらないのは、遊びの心だ。まもなく4歳になるというのに、このバケツを転がして、おもちゃを取り出して遊ぶ姿は、生後2ヵ月の頃と変わらないのである。