2.2倍に

月日の経つのは早いもので、ココが我が家に来て今日で３ヶ月が過ぎました。そして、生まれて約5ヶ月(ココの誕生日は１０月３０日と決めました)。昨日家内が、ココの体重を量ったところ、2200ｇあったとの事です。１２月３０日我が家に来た時が980ｇでしたから、2.2倍に増えていました。生後２週間目にBEATさんのお嬢さんに保護された時から比べると6.6倍になっております。毎日一緒に居る目からはそんなに大きくなったのだとは分かりませんが、今日の写真のように、背丈は確実に大きくなっております。遠くから「ココいらっしゃい」と呼ぶと「ニャーに」と言う感じで、走って側に来ます。
たった今このブログを書くのを中断して、ココを抱いて玄関を出ました。ココにとって、外の空気を吸うのは暫らくぶりの事でしょう。緊張して僕の腕にしがみついておりました。しかし、外の空気が心地よいのか、深呼吸を何回も何回も繰り返してしておりました。
家の中に入れば、何時ものように、部屋の中に何かおもちゃにならないかと、探し回り、くわえて来てはそれで遊んでおります。

おんもへ

桜の花も８分咲きとなり、春が来た事を実感できるようになりました。童謡のミヨちゃんではありませんが、クーちゃんもおんもへ出たいとおねだりをするようになって来ました。昨日の朝、出勤前にクーにねだられて、抱っこして玄関を出ました。外では小鳥達も春の歌を軽やかに唄っており、流れる風も春の香りがしていました。数分で家の中に戻ろうとすると、ものすごい顔で怒り始めました。「クーちゃんもっと・もっとおんもに居たいの」と言っていました。一寸延長しましたが、怒りは収まりませんでした。そして、外のお気に入りのお母さんの自転車の籠に入りたかったのです。「クーちゃん、今度の日曜日晴れていたら、長い時間ここに居ようね」とクーに話しました。家の中に入るとクーパンチが、僕の顔にヒットしました。本気のパンチなので、「痛って」と声が出たほどです。
クーは自転車の籠の中に入り、お向かいの鉢植えのパンジーを見たり、小鳥達のさえずりを聞くのが大好きなのです。時には小鳥達と一緒に唇をバイブレーションさせて歌う事もあります。
ココは今洋間で運動会をしていました。それでPCを２回も消されてしまいました。ココの走り回る姿にクーは「ココ君いい加減にしなさい」と威嚇しますが、全く聞き入れる様子がありませんでした。
クーもココも家の可愛い子供です。

元気いっぱい

おはようココだよ。元気だよ。クーちゃんも元気だよ。さっき少しだけどクーちゃんとかくれんぼしたよ。今まで広いお部屋で遊んでたよ。お父さんがお仕事の予定表を印刷してる時、ぼくねプリンターの側でずうーと見てたの。クーちゃんも言ってたけど、これ不思議だニャー。白い紙がしたから出てくる時は、絵が写ってるでしょ。色も付いてるしね。お父さんのお仕事が終った後もずーうっと見てたよ。どうして出てくるのかニャーって考えていたんだ。中に手を入れようとしたら、「危ないからダメ」って抱っこされちゃったの。
テーブルの上に置いてあった、お父さんのおつまみの入ったコップも転がして遊んでたよ。直ぐに下に落ちちゃった。でもこわれないよ。紙で出来ているから。面白いから、ケリケリしたり、上に投げてたんだ。おつまみ壊れちゃったかな？それからネ、お部屋のゴミ箱にも入っちゃったよ。それをお父さんパチリしてたの。「本当にどこにでも入っちゃういたずら坊主」だってさ。仕方ないよネ。ぼくは元気いっぱいの少年ニャンコのココだもの。
今日も暖かくなるからお廊下でいっぱい遊ぶんだ。じゃーバイバイ。

モニターの上で

パソコンのモニターの上は、クーのお気に入りの場所である。以前にも書いたように、我が家の子供となった翌朝からこの場所で、僕がブログや仕事をしているのを見ている。子供の頃からこの場所に来ると、箱座りでくつろいでいる。時には１時間以上も居る。そして居眠りをしている事さえある。モニターの周囲には、ＣＤが置いてあったり、フロッピーの読み取り機が置かれてあり、障害物が多いのである。クーはパソコンテーブルの端に上がると、一寸考えて、物が落ちない道を探してから、モニターに登る。しかし、同じ場所に上がるのでもココは違う。障害物なんて関係ない。「ぼくは目的地に向かってまっしぐらだ」とばかりに、ＣＤを蹴落とししたりしながら上がるのである。そしてモニターの上で静かにはしていない。シャカシャカと歩き回り、奥の百科事典の上に移ったりと忙しい。
二人を見ていると、性格の違いが良く分かる。クーは考えてから行動を起すタイプてあり、ココは何事にも一直線に突進するタイプのニャンコである。それが個性なのだろう。

何でもおもちゃに

クーに最初に与えたおもちゃは、マタタビの小枝。クーが来た次の日曜日に教会のFさんから赤と黄色の猫じゃらしを頂戴した。これは３年半経った今も健在で、ココの大切な遊び道具である。遊び道具と言うよりも、運動器具と言うべきか。ぼくや家内が、ココに向かってじゃらすと、高く飛び上がったり、横っ飛びしたりと、良く遊んでいる。こちらが疲れて離すと、自分でくわえてお気に入りの場所においてくる。
だが、もっと手軽なおもちゃもある。その代表格は、レジ袋だろう。どこのニャンズもするようだが、クーもココも頭を中に入れたり、思い切って突進したりと大好きである。今ココがすきなのは、黄色のひもを結んだだけの物だ。投げると追いかけて行き、ケリケリをしたり、じゃれたり、放り投げたりと、色々工夫して遊んでいる。ポリ袋も同じだ。先日はココがポリ袋で楽しそうに遊んでいた。
高価なおもちゃより、日常の物のほうが、彼らにとってはおもちゃになりやすいようである。つまり、猫は大変好奇心が強いのだろう。

家族に感謝

昨日は僕達夫婦の29回目の結婚記念日であり、孫の晃が生まれて半年が経った日でした。お昼はお寿司の出前を取り、息子達一家と楽しい一時を持ちました。息子と僕は、ととらちゃんのお酒を美味しく飲みながら、お寿司をつまみました。孫の晃は、ババの作ったジャガイモとにんじんの茹でたのを美味しそうに食べておりました。
この日の主役はやっぱり晃です。息子夫婦の愛の下で、風邪も引かず順調に育っております。体を支えて、立たせるとご機嫌になり、笑みを見せてくれました。晃はニャンコが大好きです。何時もマイクと遊んでいるとの事です。ココの事も大好きで、嫁に連れられて我が家に来ると、廊下でココと一緒に遊ぶとの事です。ココも晃が大好きで、尻尾を触られても怒りません。
食事の後ココを息子が抱いてくると、嫁に抱かれた晃は、ココを撫ぜておりました。晃は「ココちゃんいるよ。ぼくココちゃん好きだよ」と言っているようで、盛んに話しかけているのです。来年の桜の季節には二人のじゃれあって遊ぶ姿が見られるでしょう。ジジもババも楽しみに待っているのです。
家内とは、木曽に住む友人の紹介で出会い、神様の前で、生涯の愛を誓ってからもう29年の年月が流れ過ぎました。息子が生まれ、母の看病、貧乏も経験しました。その間愚痴一つ言わずに、病気もせず、ぼくを支えてくれた家内に心から感謝しています。クーを家に入れる時、ココを迎える時も、ぼくの気持ちを理解し、NOとは言わず、黙って準備を整えてくれました。
息子夫婦も一つの屋根の下で住んでくれております。孫の晃の笑みは、ぼくの心を和ませてくれます。
最後に、クーとココに感謝です。ニャンズは家族の会話を復活させてくれました。その愛くるしい姿を見たり、一緒に遊べば、仕事の憂さも消えて行きます。
小さな幸せですが、これからも続くように、神様に感謝し願うのです。

お父さんお母さん大好き

おはようココだよ。元気だよ。クーちゃん、今日は強い雨だけどどうするの？
「あたしはネ今日はお昼寝するのょ。ココ君邪魔しないでね」「それから、今日はどんな日だか知ってる？」「ぼく知らないよ。クーちゃん教えてょ」「今日はネお父さんとお母さんの結婚記念日なの」「じゃーこのお家にとって大切な日なんだ」「お昼は、哲お兄ちゃん達も来て、お寿司を一緒に食べるんだって」「ぼくにももらえるかなー」「それはないわね。ココは神戸に居る時、リングおねえちゃんの、ちらし寿司の海老取っちゃんだって」「クーちゃん良く知ってるね」「それくらいは知ってるわよ。お魚取っちゃダメよ。あたしは生のお魚興味ないけど」
今日は晃君も来るよネ。一緒に遊んだり、お写真撮ってもらえるよね。お父さんに頼むよ。それからね。お父さん「ぼく達の結婚記念日よりも、晃が生まれて今日で半年経ったお祝いだよ」って言ってるよ。
今朝もね、広いお部屋で遊んだよ。お母さんのお膝にピョンと乗っかって抱っこしてもらったんだ。それをお父さん写してくれたよ。ぼくもクーちゃんもお父さんとお母さん大好きだよ。優しくて、遊んでくれるからね。
ぼくこれからお昼寝するよ。おやすみ。

お写真見てー

おはようココだよ。元気だよ。今朝も、お目座のカリカリ食べた後、さっき迄広いお部屋で遊んでたよ。でもネ、パソコンのネズミさんおイタしたから、お廊下に出されちゃったの。つまんないニャー。
今日のぼくのお写真見てー。ぼくがお座りして、あくびしてたら、ピカッて光ってお写真撮られちゃった。お父さんは「可愛いのが写せた」ってご機嫌だけどネ。ぼくがあくびした後で、クーちゃんも大きな口開けて、あくびしてたよ。ぼく見ちゃったんだ。ぼくのがうつったのかニャー。
今朝はクーちゃんちっとも乗ってこないんだ。ぼくがいくら「かくれんぼしようよ」ってお台所のガラスたたいても、箱座りして、ぼくを見ているだけなんだよ。つまんないの。仕方がないから、お父さんのかばんをのぞいたら、小さな袋が見付かったから、くわえて出してきて、被ったり、投げたりしてたんだ。それから、駆けっこもしたよ。ぼく早いんだからネ。ぼくのお部屋と、パソコンテーブルの一番上を行ったり来たりしてたよ。テーブルの一番上に登ったら、お椅子の上に、ピョンと飛び降りるんだ。ここのお家に来た頃は出来なかったけど、今はちっともこわくないよ。ぼく猫だから。
今日は、お父さんもお母さんもお仕事だって、ぼくとクーちゃん良い子でお留守番してるからね。バイバイ。

良いのよ あの子元気ね

今朝も何時ものように、クーがご飯を食べ終わったのを見届けてから、ココを洋間に入れた。廊下の障子を開けると、掛けてきて爪とぎで爪を研ぎながら、台所のクーの様子を見る。クーもココが大人しくしていれば怒らない。ココは洋間の中を、何か目新しく、おもちゃになる物を探す。ありました。ニャンコトイレの脇にポリ袋が。これはクーとココの用便を入れる袋だ。用途とは関係なく、ココにとっては絶好のおもちゃだ。銜えてソファーに上がり、暫らく遊んでいた。本当に楽しそう。ケリケリをして、上がった袋がゆっくりと落ちるのを捕まえ、また上にあげる。遊びに夢中で、カメラのストラップは目に入らないようだ。この時ばかりと、シャッターを続けて押す。ココの動きは素早いので、フラッシュが光った瞬間、あれれとなる事も多いが、何枚かはお見せ出来る写真が撮れた。
僕の朝食タイムとなり、ココを廊下に戻し、クーを台所から開放した。パンを一口食べている時、クーの姿が突然見えなくなったが、全く気に留めなかった。するとニャンズの掛ける足音が響いて来た。ココがお姉ちゃんのクーを「待ってて」と追いかけたのだ。クーは冷蔵庫の上に飛び上がる。ココを取り押さえて、部屋に戻した。「しまった!」廊下は閉めたが襖を閉めるのを忘れていた。それで、クーがココの部屋に入り、ココと鉢合わせしたのだった。ココにしてみれば「お姉ちゃん遊んで」となるが、クーは「うるさいわね。少し静かにしたら」となり追い掛けごっこをしたようだ。冷蔵庫に上がったクーは「ミャー」と優しい声を出した。「良いのよ。あの子元気ネ」と言ったのだろう。

ゴァーン

クーが我が家の子供になったばかりの頃、ささ身や牛すじの子猫用の缶詰を与えても、ちっとも食べてくれないばかりか、手で食器を「クーちゃんこの缶詰嫌い。あっちへ行け」と蹴飛ばしていた。魚のフレークは「これ美味しいネ」とよく食べたのである。僕も家内もあきれて見ていた。残ったお肉の缶詰は、今は嫁となった知子の実家に引取ってもらった。クーがお魚しか食べない事を、夫婦は知らされたのである。それ以来クーにはお魚しか食べさせていない。
クーはお腹がすくと、僕や家内の足元に寄って来て「ゴァーン」と言う。不思議だがちゃんとご飯と聞き取れる。美味しいご飯を食べた後は、何回も舌なめずりをして余韻を楽しんでいる。
ココも食べ物にはうるさいようだ。先日安いレトルト物を食べさせようとしたら、いやいや食べていた。よそから戴いたカリカリも「これ何時ものと違う」とばかり、２、３口食べただけでそっぽを向いてしまった。クーみたいに"あっちへ行け"と蹴飛ばす事はしないが。結局今までの缶詰とカリカリに戻ってしまった。
ココの食事は、午前６時と午後５時に、銀のスプーンかモンプチのお魚の缶詰とミルク。家内が修道院から帰宅後にカリカリ少々。朝もクーがカリカリを食べる時に、少しだけ子猫用のカリカリを食べる。クーも朝晩缶詰を一口だけお相伴する。
美味しい物を食べた後のニャーンズの顔は何時見ても、幸せそうな顔である。