クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

一緒じゃなきゃ

2009-08-31 06:07:00 | Weblog
昨夜僕は寝室に戻らず、ソファーにゴロ寝。総選挙開票番組のテレビを見ていたら、布団に入るチャンスを失った。ニャンズは、クーは何時もの時間にさっさと寝室に入ったが、ココは1ニャンで寝室に入れると「ぼくお父さんと一緒じゃなきゃ嫌だよ」と言い続け、ついに居間の僕の足元で寝ていた。何とも寂しがり屋のボンボンである。
それにしても、民主党がこんなに議席を伸ばすとは思わなかった。我が家の選挙区で当選した山花さんは、3代目の議員。41年前に没した新聞記者であった父は生前「山花氏は真面目な人だ」と語っていた。彼の祖父、父上、くそ真面目な代議士だった。住まいは、我家から最寄り駅に行く途中にあり、極一般的な一戸建てで、ポスターが貼っていなければ分からないだろう。山花さんも家庭も大切にする方のようだ。一般庶民の生活が分かる代議士。
今日はクーとココと一緒にお昼寝をする事にしようか。

幸せな日々を

2009-08-30 05:34:36 | Weblog
昨日の昼過ぎ、珍しく土曜日に休めた息子が、蕎麦汁を借りにやって来た。息子の胸には、猿の親子のようにぶら下がった孫の晃も。思わず噴き出してしまった。その時居間にいたココは、電子レンジの下に身を潜ませたが、孫の声を聞き慣れているクーは、廊下の書棚の上で寝そべったまま、顔を一寸上げるだけで「煩いの来たのね」と動じない。
さて、今日は総選挙の投票日。あと1時間少々で投票が始まる。僕達終戦直後に生まれた世代も早、還暦を過ぎた。この間の64年余日本は戦争をしていない。これは世界史上奇跡であると言われている。太平洋戦争を見ても、戦争は国民を疲弊させる。今我々はこの平和で穏やかに暮らせる事を、空気のように当たり前だと感じている。僕は子や孫が戦いに出て、犠牲となり、楽しい家庭が暗く悲しい家庭になってしまう事を1番恐れている。
今日は、クーやココが「ゴアーン」と言いながら甘えられる、幸せな日々を守ってくれる候補者と政党に1票を投じようと考えている。

マイペース

2009-08-29 06:20:49 | ネコ
ネコは自分のペースで生活する。それを人や他のネコ等に邪魔されるのを極端に嫌がる。会社でも、自分のペースで仕事をする社員を、猫型社員と呼ぶようだ。考えてみれば僕もそのような社員であった。事務所で見積書を書く時や、作業手順書を考えている時は、話し掛けられても返事をしない事が良くあった。親会社を見ていても、研究・開発部門の担当者にそのような猫人間が多くいた。打合せをしていても、自分の予定しか言わず、日時の調整に苦労したものだ。
さて、今朝のココは、クーが起きてきても、写真のようにテーブルの下で、手バツに組んだまま「クーちゃん起きたの」と言う顔をしただけで動こうとしない。クーが朝ご飯を食べ始めても。「ココ、ご飯入っているよ」と声を掛けても知らん顔。体の具合でも悪いのかと顔を見ても、普段と変わらない。食べたい時に食べ、遊びたい時に遊び、寝たい時には、気に入った場所で寝る。これが猫生活の基本のようだと僕は見た。

体長50cm

2009-08-28 06:00:05 | ネコ
今日の写真は、昨日の午前中、遊びに飽きたココが、パソコンの前の書棚に入って昼寝を始めた時に写したものである。フラッシュを光らせても、全く目を開ける気配も無く、爆睡状態であった。その姿を見て最初に感じたのは、“大きくなった”であった。今年の正月頃より見た目一回り大きい。そこで、鉛筆を取り出し、耳と耳の間の、頭の天辺がある位置に本の外箱に印を付けた。同じような印を尻尾の付け根の位置にも付けた。それで第1ラウンド終了。
昨日のココは、朝寝の時間が普段より短く、昼前に家内が帰宅し、クーが昼ご飯をねだり始めると、その声で目を覚まし、台所に走って行き、2ニャン並んでお食事タイム。それを見た僕は第2ラウンドを開始した。小型のメジャーを取り出し、先程付けた印の間を測る。なんと50㎝も。狂いは無いかと指メジャーで確かめる。僕の右手の手を大きく広げると、親指と小指の間隔は25cm。ココが食休みで臥せている時に、指を当てて測っても、メジャーと同じであった。2歳の誕生日頃と比べても5㎝以上大きくなっていた。
胴回りの横幅を測ろうと、メジャーをココの腰に当てると、直ぐに振り向き、玩具にされそうになり、測るのは不可能であったが、見た目では、横幅も一段と大きくなったようだ。

愛するワン・ニャンのために

2009-08-27 06:10:33 | Weblog
あと4日で総選挙も投票日を向える。選挙後どのような国会・内閣になるのかは分からぬが、1市民として声を上げねばならぬのが、動物愛護法の改正だろう。ジュルのしっぽの山崎花奈さんが言っておられるように、有償・無償問わず、生後8週未満の仔犬と仔猫の譲渡禁止(母親から離す事の禁止)とブリーダー及び販売者審査の厳格化、遺棄・虐待した者への罰則の強化等。また、学校教育において、命の教育をする事も必要であるし、ペットへの虐待が人の命を粗末にし、凶悪犯罪に直結している事も、次の日本の担い手となる子供に教える必要がある。
皇太子一家、米国オバマ大統領一家が静養先に、愛犬を連れて行かれた映像が流れたが、ワン・ニャンは大切な家族の一員である事を改めて教えてくれる。
今各地でワン・ニャンの譲渡会が行われているが、その会場に動物園が積極的に係り、会場を提供し教育プログラム、啓蒙活動、譲渡受けした家族への初期教育を行って欲しい。例えば東京では、上野と多摩の動物園があり、日曜日には多くの来園者があると言う。夫々1ヶ月2回程度なら、職員に大きな負担とならないだろう。
選挙後僕達は、愛するワン・ニャンのために大きな声を出し、政治を変えようではないか。

スリッパはぼくの玩具

2009-08-26 05:56:17 | ネコ
ココはチビニャンの頃から今も何でも玩具にしてしまう。僕のスリッパも然り。糸が歩ずれたスリッパで遊んでいたが、先日家内が新しい物に交換した。その新しいスリッパで遊びたいココは「ぼくこのスリッパで遊びたいよ。お父さん脱いでよ」と執酷要求する。「脱がないとこれだぞ」とガブリ攻撃迄出して来た。この執念に根負けし、ココの寝転んでいるテーブルの下に脱ぐと、嬉しそうな顔をしながら、臭いを嗅ぎ、爪研ぎの要領で遊び始めた。このスリッパの表面は、細い紐で凸凹が付けられており、爪研ぎには絶好なようである。ココが暫らく遊んだ後を見れば、紐が1本伸びていた。おそらく、爪を紐の間に入れ、少し出たところを咥えて引張り出したに違いない。これからも「ぼくにスリッパ貸してよ」と言い、玩具になってしまう事だろう。
表面がツルツルの、1枚布の家内のスリッパでは遊ばないココである。

何が居るの?

2009-08-25 05:57:31 | ネコ
昨深夜、夜食を食べるのもそこそこに、クーが台所の奥に入り、カートンに手を掛けて中を覗き込んだり、その箱の前で座って様子をうかがっていた。後ろを付いて来たココの事は全く気にしていない。前夕も2ニャンは揃ってこのカートンの中を覗いていたが、その続きだろうか。クーに「何か居るの?」と声を掛けると「煩いのよ。お父さん」と睨まれてしまった。確かに虫が入り、出られなくなったようだ。ココは諦めが早く「クーちゃんに付き合っていられないよ」とさっさと居間に戻り、テーブルの下でゴロンと。クーの寝室への扉を開ける事が気になり、僕も寝室へ戻れず、そのうち眠くなり、ソファーにゴロンと横になって寝てしまった。
クーは2時間経ってもその場所を離れず、じっと見続ける。どれ程過ぎただろうか、クーが僕の耳元で「ミャー」と言った。扉を開けるとやっと寝室に戻って行った。それにしても執念深く、粘り強いネコである。昨夜はクーの粘り強さに脱帽した次第である。

信頼

2009-08-24 05:56:37 | ネコ
ネコは非常に警戒心の強い生き物で、例え滅茶苦茶飢えていても、食物は食べる前に臭いを嗅ぎ、安全な物かを確かめると言われている。人に対しても同じで、野良さんが傍に居る時、呼びながら手を出しても、ある程度距離を保ち近寄る事はしない。野良さんから生まれた仔猫も同じである。ところが、家に住むネコは、与えられた食事を警戒する事無く食べるし、家族ならば体を触られても、嫌がる事は素振りはあまり見せない。
あと1ヶ月で6年前にクーを我家に入れた、記念の日を迎える。クーが野良の赤ニャンであれば、前日に若いカップルと遊ばなかったであろうし、みんなに抱かれる事もしなかったであろう。何故なら、クーは人を怖がらなかったし、抱かれるのを嫌がらなかった、つまり人への恐怖心を持っていなかった。それらを考えると、善人の仮面を被った悪魔に捨てられたと思うのである。しかし、クーは人への信頼は失っていなかった。
クーが写真のように、テーブルの上で休むのは、夕方近く・晩ご飯の前が多い。この時家内が「クーちゃん可愛いよ」と、背中に顔を付けても絶対に怒らない。気難しいクーでも、家族には絶対の信頼を持っており、大好きなのである。それはココも同じで、今もこの文章を打ち込んでいる隣で、仰向けに寝転び、目を閉じている。さあ終わった、一寸ココのお腹を撫ぜる事にしよう。

みんな揃って

2009-08-23 05:53:10 | ネコ
今朝も我家では5時過ぎに、2人2ニャンが居間に揃って静かな朝を過した。外からはカラスが「食べ物ないよ」と叫ぶのみ。日曜日は隣の息子の住まいからも、声も足音も聞こえぬ。
居間に入ったクーは、朝ご飯を食べると、台所の入口で正座し、優雅なお嬢様座り。一方ココは、居間のテーブルの下で、仰向けに引っ繰り返っていた。家内にお腹をモフモフされても平気で、その間にクーがテーブルの上に登り横座りをし、マッタリと休むが、チョッカイを出す気配もない。
この頃居間では、クーはテーブルの上で休み、ココは下のカーペットで転がっている事が多い。写真は昨朝撮ったものだが、夫々に休んでいる。但しココはクーや僕が側に居ないと寂しくて、ウロウロと探し回るのである。

決め技

2009-08-22 05:58:46 | ネコ
今日の写真は、これから書く内容と一致しておりません。悪しからず。
ネコは夫々に獲物を捕獲する時や、相手を攻撃する時の決め技を持っているようである。我家の場合、クーは僕がクーパンチと呼んでいる、両手から出て来るパンチである。幼い頃から気に入らない事があれば、僕や家内にも容赦無く連続パンチ攻撃をする。4㎏程の体重しかないのに強烈である。ココが来る以前は、朝抱いて外の空気を吸いに出たものだが、時間が短くて彼女のお気に召さないと、下駄箱の上から僕が履物を脱ぐのを待ち構え、連続パンチで頭を攻撃されたものである。今もココとバトルをしている時に、ちょくちょくパンチ攻撃をしているのを見るが、ココもそれを心得ており、顔を左右に振りかわしている。たまにパンチが背中に当たるが、そんな事に平気なようで「ネェー、クーちゃん」と追い掛けて行くのだ。
一方ココの決め技はガブリと噛み付く事である。しかしこの技は、クーに向っては絶対に出さない。僕と家内だけにする。今朝も、寝室の人形ケースの上で寝ていたココの飛び降りる音が聞こえた。暫らくすると足首にスリスリをされ、ヤスリの舌でジョリジョリされ、間をおかずにガブリ。眠くて片目しか開いていないのが、両目が開いた。ココが言うには「ぼく、お腹が空いたよ。スリスリしただけで起きないからガブリしたんだ」との事。家内は爪切りをしている時にやられる。1本目は大人しく切らせるが、2・3本目になると「もう良いでしょ。これするぞ」と爪切りを持つ手首にガブリ。
ネコだからと甘く見ていると、時には酷い目に合うのだ。今日の写真のように静かにしている時でも、遊びたい時には、人の足首に絡み付ついてじゃれて来る事も。