箱があれば

どのお宅のニャンコさんと同じように、クーとココも箱が大好きだ。昨夕の事、家内が新しいオーブントースターの荷解きを始めると、居間で休んで居たクーとココが、小走りで側に行った。二人は何が出て来るのだろうかと、興味津々で箱を見詰める。箱が空になるとココは、獲物を捕らえる時のように、逆Ⅴの字に体を反らせて飛び込んだ。クーはその姿を少し離れた所から、「あの子またやっている」と、あっけにとられたような顔で見ていた。箱に飛び込んだココは、底に敷いてある発泡スチロールで遊び、僕が蓋を閉めても全く気にせず、時折顔を出して、クーの様子を見ながら続けているのだ。今朝も起きて直ぐにこの箱に入ってから、ご飯を食べたのだった。

２年前

今朝も食事後のココは、エンジン全開で一人家中を駆け回っている。クーはパソコンの上に避難し、目を真丸にして様子を見ている。
さて、今日でココは我家の家族となって、２年１ヶ月が経った。月日の経つのが早い。パソコンの画像ホルダーを開けて、古い写真を見ていると、ココが本箱の上の登っている写真が出て来た。この時のココはまだ生後３ヶ月位だ。登る道は、クーが上がるのを見て憶えたようだが、床から180㎝の高い場所を征服していたのだ。改めて驚いた。しかしココはドジも多い。しょっちゅう足を踏み外し、床に落ちている。昨日はテーブルの上を歩いていて、置いてあった眼鏡ケースに後ろを足を引っ掛けて躓いた。見ていた僕と家内は大笑い。「ココはニャン子ですか？」と聞いてしまうのだ。すばしっこいが、ドジも多いココである。

お母さん早くして

今朝も食事を終えたクーとココは、本箱の上とオルガンの上で一休み。その後クーの後を追ってココも台所に行った。台所では、家内が洗濯機にお湯を入れている最中だ。流しに上がり、左右に分かれて、家内の仕事を見ていた。その目は「お母さん、早くしてよ。クーちゃんお水飲みたいの」と言っている。洗い桶に水が入ると、クーは美味しそうに水を飲み、ココも続いて飲んでいた。二人に聞けば「お水はネ、桶に汲みたてのが一番美味しいのヨ」と言うだろう。
水を飲んだ後のココは、エンジン全開で、部屋中を駆け回っている。

元気なチビっ子

今朝も朝ご飯を食べ終わったクーは、パソコンの上で食休み。そこにココがやって来た。軽く手を出し合い、ジャブの応酬。僕がモーニング・コーヒーを取りに行くと、ココは駆け足で付いて来て、冷蔵庫から出した牛乳に手を添え「ぼくにも牛乳頂戴よ」と言う仕草。
ブログを書き始めると、またパソコンテーブルに戻って、クーとネコボクシング再開した。クーは耳を寝かし、本気で怒っている。しかしココは全く気にしておらず、クーの攻撃を首を振ってかわしながら手を出す。クーはパソコンテーブルを飛び降り、ソファーの背から本箱の上に避難して、毛繕いを始めた。二人がボクシングを始めると、パソコンテーブルが揺れ、ブログを書く手が止まってしまう。「お二人さん勘弁してよ」僕は言いたい。(以上実況中継)
さて、２６日月曜日の午後、ココは年１回の予防接種に連れて行かれた。健康上の問題点は全くなし、体重は４㎏だったと家内が話していた。クーよりも１割方小さい。しかし、運動量はクーよりもずうっと多い。だから食欲旺盛である。今朝のようにクーを相手にするだけでなく、一人で家中を駆け回る事もしばしばある、元気なチビっ子なのだ。

ぼくも待ってるよ

息子の家族と一緒に暮らすマイクは、今日中は一人ぼっちだ。コーに追いかけられたり、尻尾で遊ばれたりする事は無いがどこか寂しそう。昼間玄関を開けると、飛んで来て、足元に擦り寄る。「ママとコー君何処へ行ったの？ぼく寂しいよ」と言う素振りを見せる。先日は頭と背中を撫ぜると、長くふさふさの尻尾を振って、嬉しそうな顔をした。
毎日夕方になると、家内がマイクの茶碗にカリカリを入れ、暖房を点けるが、茶碗には朝息子が入れたのが残っていると言う。
マイク、あと10日すると大好きなママと晃君が、赤ちゃんと一緒に帰って来るよ。赤ちゃんのマー君も君の事好きになるよ。それ迄辛抱しててね。良い子のマイクなら出来るよネ。

お兄ちゃん

昨日、息子と一緒に、嫁が入院している病院に出掛けた。その玄関で、嫁の姉一家と落ち合う。孫のコーも一緒だ。コーとは１週間ぶりの対面。ママが居なくとも良い子にしているとの事だ。１歳下の従兄弟と元気に遊んでいると言う。コーは息子に付いて離れない。毎日忙しく働いているパパとは、数日振りの対面だから仕方がない。
病室では、お乳が飲み足りないマーが元気に泣いて、ミルクの催促をしていた。バーバが抱き上げてあやすが泣き止まず、哺乳瓶を咥えると大人しくなった。ベッドにマーを寝かせるとコーも上がり、マーの様子を優しく見守る。その顔は優しいお兄ちゃんだ。勿論２歳のやんちゃ坊主。病室でもパパとママにくっ付いて甘えていた。そんなコーがいじらしい。
嫁は今日退院し、暫らく実家で静養する。今週息子は富士山の麓の現場に通う。今週はコーにもマーにも会えないようだ。子煩悩な息子に、父ちゃんケッパレとエール送ろうか。

新聞ネコ

一昨日の朝、僕がソファーに朝刊を広げると、クーが本箱の上から飛び降り、新聞の下に潜ったり、新聞の上で箱座りをした。幼い頃は良く新聞の下に入り「隠れんぼしようよ」と言ったものだが、この朝は珍しく新聞遊びをした。横にいたココが怪訝そうな顔でクーを見るが、クーは大真面目。その後クーは新聞の下に潜ったままお昼寝を始めた。僕が新聞を取ろうとすると「何すんの。取っちゃダメ」と腕に噛み付いた。午前中の３時間程このまま寝ていた。
一方ココは、温風の通り道に置かれた、パソコンの椅子でお昼寝をしていた。

マー君

ちよまる様くるみるく様、昨日はお祝いのコメント有難う御座います。
２人目の孫が生まれて２日目の昨日、夫婦で病院に出掛けました。嫁が居る部屋に入ると、孫はママのベッドにプーさんの毛布を掛けられて寝ていました。目はパッチリと開けていました。そして大きな声で泣き、嫁が抱き上げると泣き止むのです。生まれて30時間も経っていないのに、甘える事や抱っこが気持ち良い事を憶えてしまったようです。長男のコーよりも１周り大きい、3200ｇ強で生まれました。そして、名前は真生(マサキ)と付けました。マー君です。あと数年経てば、我家は大変賑やかになるでしょう。
コーとマーが生まれたこの病院は、京王沿線でお産が出来る数少ない専門病院です。女優の浅丘るり子さんもこの病院でお産をしています。この地の若夫婦にとっては強い味方です。このような専門病院にも国は保護し、施設の充実を図るように望むものです。
ところで、お兄ちゃんになったコーは、ママが居なくても、嫁の実家で良い子で過しているようです。今度会ったら誉めてあげる事にしましょう。
コーとマー元気に育つように祈る、ジージとバーバです。(一寸鼻の下が伸びましたがお許し下さい)

氷雨の午後

昨日は１日中氷雨が降り続いた東京である。そんな午後の我家は、クーが本箱の上、ココはソファーで昼寝をし、僕も趣味誌を読む静かな時間が流れていた。その時電話が鳴った。嫁の実家からで「今入院させました。午後に生まれそうです」と。午後も仕事をしている家内にメールで連絡。それから30分も経たないうちに、また電話が鳴った。クーもココも目を開け聞き耳を立てる。「お愛でとう御座います。元気な男の子ですよ」と。お忙しいのに嫁の実家と我家の２ヶ所に連絡をして下さる心配りに感謝である。僕達に夫婦にとっては、２人目の孫だ。家内と息子に連絡。息子も仕事を切り上げ、早めに帰宅し、作業服から着替えて病院で親子の対面をした。帰って来て、携帯の画像を見せてくれた。長男の写真と見比べ「良く似てーる」と一言。子煩悩そのもの。
僕達夫婦も今日の午後対面してこよう。明日のブログでお披露目をしよう。
「神様、元気な子供を授かり感謝します。息子夫婦にこの子を育む力を与え給え。　アーメン」

タオル

ココがオルガンの椅子でお昼寝をしていた。ふと上を見ると、オルガンに掛けてあるタオルのネコの模様とそっくりの姿。思わずそのタオルをココの背中に掛けてみた。熟睡中のココは、この位の悪戯では起きなかった。
このオルガンの椅子も、ニャンズには人気がある。昨日は午前中クーがお昼寝に使い、午後は家内のオルガン練習に。家内が退くとココが寝ていたのだ。厚めの座布団が、クーもココも気に入っているようである。