クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

温かな家族の中で

2007-11-30 05:48:11 | Weblog
ビートさん、今日掲載した写真を覚えていらっしゃいますか。これは、1年前の今日貴女が写されたものです。雪君とココの表情から、愛情溢れる温かな家族の情景が伝わって来ますね。
ココは鍵尻尾で、幸せの扉を開けました。リングちゃんに助けられ、入った家では、杏さんを頂点とした、猫ファミリーが作られていました。この家族の一員となり、多くのお兄ちゃん・お姉ちゃんから愛を授かり、乳幼児期の、性格形成上一番大切な時期を過ごせた事は、本当にラッキーでした。ココの大らかで、物怖じしない性格は、天分とこの猫家族の中で育まれました。申すまでも無く、ビートさんとリングちゃんからも愛情を一杯受けて、1ヵ月半過ごせました。今もココは大変大らかです。毎朝本箱の上で休むクーに「クーちゃんおはよう」と挨拶をしてから、遊び始めます。たとえクーに「ココ君煩いの」と言われても、止めません。
猫は孤独を楽しむと言われていますが、幼い頃は家族で生活し、愛情や生活の決め事を年上の猫から学ぶのだと思います。ココは本当に恵まれた家族の一員と過ごせ幸運でした。
ココの鍵尻尾は、人にも幸せの扉を開いてくれる、魔法の鍵です。ココと一緒に遊ぶ事が、僕のストレス解消法です。

しなやかなホルム

2007-11-29 05:24:43 | Weblog
1年前の今日僕はテケトさんに、ココの里親に応募する旨のコメントを書いた。僕が一番最初であるとは全く知らなかった。あの時見たココは、何ともかんとも、可愛さに溢れ、少しだけ憂いを含んだ、写真とテケトさんのコメントであった。それに参ってしまったのである。
さて、今朝も早い時間にココに起された。廊下のココのトイレで、ものすごく臭いのをされ、その臭いで完全に目が覚めた。ココは雑誌“ねこのきもち”の付録でお気に入りの、リングとハートがひもで結ばれた、おもちゃを銜えて来て「お父さんこれで遊んでよ」と。それを回すとココは、一旦部屋の隅に行き構える。自分の側に来た時に、それに向かって走り、飛び付くのだ。何回やれとねだり、ココは身を低くして構える。完全に狩の真似である。その走る姿は、身体が完全に伸び、尾も水平に。ライオン、虎、豹が狩をする姿を見ているようだ。いや、違いますね。猫の方が元祖でした。しなやかで見ていても美しいホルムであった。僕が寝そべっていた方がココには良いようである。何故なら、足や身体の下に身を潜められるし、障害物を飛び越えるのも、原野を走ることを連想し、楽しみのようであった。
先程これを書き始めると、ココがパソコンテーブルの上に、足音を立てずに、静かに上がり、このテーブルの一番上で、マッタリとしていたクーのお尻に顔をくっ付けた。クーはビックリして振り返り「シャッー」と怒ったが、怒った時にはココの姿は、テーブルを降り、カーテンの中に隠れていた。全くお茶目な可愛い坊主である。

手当たり次第

2007-11-28 05:09:30 | Weblog
1歳を過ぎたと言うのに、ココのやんちゃは止まらない。今日の写真は、これからの話とちぐはぐだが、この写真は廊下で休みながらも、おもちゃになる獲物を探している目である。
先程も、クーを台所に追い掛けて行き、台所をうろうろしていた。ココが最初に見付けたのは、お手拭である。これを銜えて、洋間に持って来て暫らく遊んでいた。飽きてしまい、次に見付けたのが、風邪薬の袋である。それを床に落とし、意気揚々と洋間に入り「良い物見付けたよ。ぼくこれで遊ぶんだよ」と見せ付けた。焦ったのは僕である。いくらアルミ箔に包まれていても、ココの鋭い歯で噛めば、簡単に穴が開く。穴からこぼれた薬を舐めれば、命が危うくなる。僕はココを押さえ付け、袋が破けぬように慎重に取り上げた。そして台所に行き、残っていた薬の袋を引き出しに仕舞った。やんちゃ坊主は何をするのか分からない。真に手当たり次第である。孫の晃と変わらぬ。叱っても効き目はほとんど無い。台所は進入禁止としたいが、すばしっこいココは、僕や家内が入る時に、後ろから付いて来て、扉を開けた隙に、飛び込んで行く。
クーにも同じ様に、一寸したクーの隙を突いて、顔を付けたり、尻尾をチョチョイと触ったりする。クーに叱られてシャァーをされるが、一時たじろぐものの、直ぐに元の様に、ちょっかいを出すのだ。ココがクーにニアミスさえしなければ、クーの食事を食べてしまっても、好きなおもちゃを持って行かれても怒る事は無いのである。

風邪でダウン

2007-11-27 06:11:20 | Weblog
今朝ココに起され、起き上がろうとするが、節々全てに痛みが走り、ダウンした。典型的な風邪の症状だ。今日一日休養を取らねば、明日からの仕事に差し支える。しかしクーも玄関で、僕が扉を開けるのを待っている。気合を掛けて起き上がり、クーに食事を与える。猫は人の顔を良く見る。「お父さんどうしたのよ。顔色良くないよ」と。天意模倣のココでさえ食卓に座り「お父さんどうしたの」と心配げに僕の顔を見た。今朝はカメラを触るのも億劫である。写真は先月写したのを流用。お許しあれ。多分昨日の昼洋間で昼寝をした時に、冷たい風に当たり、風邪を引いたようだ。
それにしても、我が家のニャンコは元気である。クーも食事はお代わりを要求し、ココも大盛りのカリカリを食べている。寝ている僕に、遊んでよとせがみ、元気に駆け回っていた。今もひもで一人遊びに夢中になっている。
お昼は熱いきつね蕎麦でも所望し、明日からの仕事に備えよう。

丸猫

2007-11-26 11:47:29 | Weblog
今日は土曜日の代休で休みである。陽が出て、温風器が止まっても、部屋の中は温かである。2階から嫁の動かす、掃除機の音が微かに聞こえる程度で、静かである。クーはパソコンの椅子で、猫丸となって昼寝をしている。少々撫ぜても起きない。目の上の傷口にも毛が生えてきた。先程宅配便が来て、そのベルの音で、ココが起きてしまった。クーはそんな音にも動じず、昼寝を楽しんでいる。ココも温かな廊下におり、このブログを書き終えるまでは、寝ていて欲しいのだが。無理かナー。障子のガラスから「ぼく広いお部屋に入りたいよ」と言っている。ここが思案のしどころ。ココを入れれば、クーが起きてしまう。障子の上迄飛び上がり「入れてくれないとこれするよ」と、無言の威嚇。クーは出窓に退散した。出窓も陽が入り、暖房不要になっていた。ココは部屋に入ると、クーの事は無視し、おもちゃ探しに、部屋中をうろうろと歩き回った。以上今の我が家の実況である。
ココは木曜日の朝食後に、食べた物を全て吐いてしまった。その後何も食べなくなった。しかし、何時ものように、元気に駆け回っていた。昨晩魚の缶詰を与えると全て食べ、今朝はクーの残したカリカリを、4時頃1皿完食し、5時過ぎには、ココ用のカリカリも残さず全て食べた。今日食べないようであれば、病院に連れて行く事にしていたが、ヤレヤレである。しかし、何故に食べなくなったのか分からないのだ。今も僕の側で元気に遊んでいる。




一番最初の写真

2007-11-24 05:51:11 | Weblog
今日の写真は、昨年の11月23日に、カリカリ新聞のやましたさんが、神戸のビートさんのお宅で、ココを撮影した時の一番最初に写されたものである。この時撮影された写真が、テケトさんに送られて、ココの里親募集に載せられた。
ココは幸せ者で、里親募集時だけでなく、テケトさんのぐりぐら写、ビートさんのブログにも載せられている。そして、テケトさんの撮られた写真は、カレンダーに載り、この度は雑誌にも載った。感謝である。やましたさん、テケトさん共に、その写真術は、プロ並みの腕前。また、ビートさんも携帯で良くあれだけ鮮明で、楽しい写真を撮られるものと感心する次第だ。僕なんか、携帯で写真を撮ると、天地が逆さまになったり、手振れが大きくなり、使い物にならなく、後日デジカメで歳撮影した事もある。
テケトさん、やましたさんからは、神戸時代のココの写真データーを数多く頂いている。これからも時々やましたさんとビートさんが撮影された、写真をお目に掛ける事にしよう。

クータン良かったネ

2007-11-23 05:35:04 | Weblog
昨晩帰宅し、パソコン・テーブルの上でマッタリと休んでいたクーに、何時ものように「クータン只今」と挨拶をしながら、体を撫ぜた。その時家内から「クーちゃんの手術の後を良く見て。傷のかさぶた取れているかしら」と。家内も老眼で、細かい物は、眼鏡を掛けぬと見えない。僕は度の高い近視ゆえ、裸眼だと老眼鏡を掛けたのと同じようになり、細かい物が良く見える。クーの目の上を見ると、かさぶたは自然に剥がれていた。その事を家内に言うと「クーちゃん、カラー取ろうか」と言い、クーは手術以来17日振りに、煩わしいカラーから開放されたのだ。カラーを取ってもらった後のクーは大喜びで、今までのうっぷんを晴らすかのように、毛繕いを始めた。テーブルに僕達の食事が並んでも、知らん顔をして、入念に身体をきれいにしていた。その間30分以上。テレビ放送の、男子バレーボールの、1セットが終っても続けていた。
今朝は食事の後、お気に入りの本箱の上に、スイッーと上がる事が出来た。そこにやんちゃ坊主が入って来て「あれ!クーちゃんのカラー取れたよ」と一寸驚いた顔をした。そして本箱の上に登り、クーの顔に自分の顔を近づけて、鼻と鼻をくっ付けて「ミャオー」「クーちゃん良かったね」と。クーも全く嫌がらず「ありがとう」と言う仕草を返した。こんなシーンはココが来て以来始めて見た。僕も嬉しくなった。その後ココは部屋の中を駆け回ったり、おもちゃで遊んだ後、再び本箱に上がり、クーの側に近寄った。クーはまったく怒らない。カラーが取れたので、最高に機嫌が良いのだろう。
昨日ぐりぐら写のテケトさんからコメントを頂いた。それによれば、雑誌猫まるに、リングちゃんとココのキスシーンが載っているとの事。我が家では家内が今日買い求めるだろう。
今日は勤労感謝の日だが、仕事が入っている。元気に働ける事を感謝して、出勤する事にしょうか。

悪戯されても

2007-11-22 05:33:23 | Weblog
ココは1歳を過ぎたと言うのに、悪戯が大好きである。幾ら叱っても、悪戯を止めない。今朝もデジカメを床に落とされ、メモリーカードがなくなってしまった。おそらく乱雑に置いてある、インクや用紙の中に入ったのだろう。その原因を作った僕が一番悪い。そんな事は分かっていても、今朝は寒い廊下に、閉め出して探したが、見付からなかった。ココに言わせれば、楽しいおイタは、ストレスを発散出来るから止められないというだろう。
猫嫌いな人は、家具などが傷付き、家が荒れると言う。然りである。木製の家具の補修は簡単である。透明ニスを薄く塗るか、サッーと吹き付けるだけで消えてしまうし、少し深い傷は、その家具と近い色の、クレヨンで塗り、その後は前記のように、ニスを塗れば、直ってしまう。色あせてしまった時も、ニスで補修すれば、新品の時のようになる。塗装職人が入った時に頼めば、サービスでやってくれるだろう。

プーさん

2007-11-21 05:15:22 | Weblog
ココは我が家に来てから、一人でおもちゃを使って遊ぶ事の楽しさを知ったようだ。我が家には、ニャンコのおもちゃ箱が2ヶ所に置いてある。一つは、洋間に置いてあるバケツで、もう一つは、ココの部屋にあるおもちゃ入れのカートンだ。その横には、菓子の空き缶にも、おもちゃが入っている。その中身は、リングちゃんから頂戴した羽・羽、プチプチのエァーキャップで作ったトンネル、プラスチックで出来た猫ジャラシ、ファファのボールとプーさんのぬいぐるみが2個といったところである。ココはお留守番の時や、家内が食事の支度をしている時は、この部屋か廊下で遊ぶ。その日・その時の気分によって、遊ぶおもちゃは変えているようだ。お気に入りは、プーさんと羽・羽である。夜帰宅してココの所に行くと、畳の上や布団の上にプーさんが良く転がっている。もしかすると、昼寝の時に、プーさんを抱っこしているのかも知れぬ。
この部屋は、息子が結婚前に使っており、プーさんもこの時嫁が持って来たようである。嫁はプーさんが大好きで、息子一家の住まいはプーさんがいっぱい居る。
僕は20数年前、出版社で働いていた頃、岩波書店からオールカラー印刷の、くまのプーさんの絵本全15冊が発刊された時、全冊3巻セットの初版を、息子のために手に入れた。その絵本は今も洋間の書棚に置いてある。中性紙に印刷されているので、多少の紙焼けはあるものの、カラー印刷は色あせていない。今年の、孫の晃へのクリスマスプレゼントにしようと思っている。ママと一緒にこの絵本を見れば、晃もプーさんのファンになるだろう。

寒がりだニヤー

2007-11-20 05:10:06 | Weblog
おはようココだよ。元気だよ。今日のお写真一寸変かニャー。変じゃないんだからね。最後までぼくのお話し聞いてよ。
ここんところ、お日様寝んこしちゃうと、寒いよね。お父さんは早起きだから、起きて直ぐ、ヒーターのスイッチ押しちゃうんだよ。昨日の朝なんかお母さんに「起きるの早すぎるのよ」って言われたら「早起きのクーに付き合っているんだ。クーは寒がりだから、ヒーターを入れて、部屋を暖めておくんだ」だって。このお話に、聞き耳を立ててたクーちゃんは「失礼しちゃうわね。私そんなに寒がりじゃないわよ」って、お父さんをにらみ付けてたよ。でもクーちゃんは寒がりだよ。僕が来たのこ前の冬も、いつもヒーターから温かな風の来る、パソコンのお椅子で居眠りしてたよ。そして、お父さんとお椅子の取り合いしてたの見たよ。
広いお部屋には、温かくて、涼しい所がもう一つあるんだニャー。本箱の上ニャンだよ。ここはね、寒い時にはヒーターの温かな風が来るし、夏の暑い時には、涼しいクーラーの風が来る、一番良い場所だよ。何時もクーちゃんに取られちゃうんだ。今日もそうだよ。さっき登ったら「ここは私のお気に入りの場所ニャンだから、ココ君はお母さんのお椅子で寝てなさい」って言われたの。仕方がないから、ぼくはお母さんのお椅子で、ご飯の時間まで寝ようかニャー。クーちゃんは本箱の上で寝んこしちゃったよ。
ネ、言ったでしょ。今日のぼくのお話は、寒がりクーちゃんなの。だからお写真はクーちゃんニャの。昨日もお目めの上の傷を掻いちゃったから、まだカラー着けてるよ。早く取れれば良いね。今日も良い日になるといいニャー。バイバイ。